2023/01/29 - 2023/01/29
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行き当たりばったりさん
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さて、船が出航しました。
今回の旅行の2大目的の一つ、軍艦島へ向かいます。
その前に長崎に点在する最近登録された
「明治日本の産業革命遺産」を紹介していきます。
世界に誇る日本の造船技術の礎がここにありました。
また、江戸時代、海外との唯一の接点ゆえの文化的な光景も垣間見てきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日の軍艦島クルーズのチケット発券は
長崎港フェリーターミナルの窓口にて。
今日来て明日帰る弾丸ツアーなので、フェリーターミナルでもお土産を物色。
ここにはコインロッカーがあるので、ここに先程買ったカステラとここで買ったお土産を預ける。 -
これが今日の船。
マルベージャ号‥
今日の船は自由席なので、いい席はすぐに埋まる。
マルベージャ…
懐かしいですね。
新婚旅行でスペイン行った時、オプションのモロッコへの船に乗る時に泊まったのが、コスタ・デル・ソルのマルベージャだった。
もう25年前の話です。 -
早く乗船できればいい席が取れる。
比較的早かったので、10人目くらいに並べた。 -
港にはこんな船もとまってるんですね。
これで港内クルーズで世界遺産を海からツアーなんていいですね。 -
情報筋によると、右舷に陣取ると出航直後の造船所の世界遺産がよく見えると聞いたので、迷わず右舷へ。
その後また選択肢があり、陣取るところを船の上にするか中にするか…。
下の室内と上の屋根だけのどちらにしようか悩んだ結果、結局上の屋根だけの席にした。
道中、厳しい寒さになるのはわかっていたのに、なぜ上にしたかというと、乗り込んだ時に窓を見たら、窓ガラスがかなり曇っていて、いい写真撮れなさそうだったので、寒さ覚悟で上にした。 -
これがチケット。
-
さあ、出航です。
海も穏やか。
絶好のクルーズ日和です。 -
出航して、方向転換も終わらないうちに、出島ワーフのところにこんなおじさんが…。
-
アンパンマン掲げてます。
この人、長崎の名物おじさんなのかな?
一応、手振っておいた。 -
出航して、すぐ。
さっそくの見どころ。
白い船の向こうのクレーンですが、
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の一つ。
三菱重工長崎造船所の「ジャイアントカンチレバークレーン」です。
(英名: Nagasaki Shipyard/ Mitsubishi Giant Cantilever Crane )
かなりデカいクレーンです。
そして、このクレーンを見たとき、明治のころから変わらず動いていて、それが評価され世界遺産にまでなったことに結構感動した。
モノを大切に使う日本人の心意気と言うんでしょうか?
イギリス人に言わせれば「作った俺たちの技術力だろ?」というんでしょうかね…?
どっちでもいいです。 -
このジャイアント・カンチレバークレーンは1909年に作られた日本で初めての電動クレーン。
高さ62m、アームの長さ75m。
船内放送では造船所内の機械工場で作られたタービンや、船舶用プロペラといった製品や機材を吊り上げ・吊り下げし、船に積み込み、設置する役目を担っているそうです。
100年以上たった今も現役で、状態もよく稼働している世界遺産です。
こんな長きにわたって現役の世界遺産と言えば、個人的にはスペインのビスカヤ橋を思い出します。
また、歴史を振り返ると、長崎は原爆も落ちているのに、このクレーンは大丈夫だったんですね。
ちなみに明治日本の産業遺産ではないですが、我が街の中心、毎日通勤で使う春日部駅の東口駅舎は、1899年の開業から124年の歴史を終えて、仮ですが、2023年2月に新駅舎の運用が始まりました。
駅舎は当時に比べればだいぶ姿は変わったのですが、ずっと同じところにあり、駅自体もホームは石作りで、1899年からずっと変わらない。
身の回りにも明治の遺構が残っています。
しかし、それも数年後の高架化でなくなります(しみじみ)。 -
JP NAVYの軍艦も修理に来ています。
-
長崎はやはり国防の面で重要なところなのでしょうね。
長崎は自衛隊の船がこれだけ修理に来ているし、佐世保はUS NAVYがあるし、多分、米軍の船も長崎で修理するんでしょうね。
今日は海自だけでしたが、その船も結構間近で見られます。 -
軍艦、いくつも来ていますね。
-
続いてもまた唐突に表れる世界遺産。
三菱重工長崎造船所の第三船渠
(英語名:Mitsubishi No.3 Dry Dock)
こちらは1905年完成。
当然、現役。
そしてこの「No.3 DOCK」という文字は陸からは見えません。
もしかしたら対岸のグラバー園から超望遠で見えるかもしれませんが…。
船だからこそ見える世界遺産の一面です。 -
満潮時にこの壁の奥まで船を入れて、門を閉めて排水し、船を水から離して船底を含めた修理や整備を今も現役で行っています。
このドックも1905年から今も現役で稼働しているドックです。
隣には第一、第二船渠もあり、そちらも見る限り現役で稼働しるようでした。 -
海から見たときの第三船渠の全体としてはこんな感じ。
陸から全体を見るには写真上の道路から見えそうですね。 -
こちらが世界遺産登録こそされていない第二船渠。
ただ、第三より前の番号ということはできたのも第三船渠より前で、1896年から稼働しているそうです。
緑の台に赤白のクレーン(ガントリークレーン)がありますが、このクレーンは1936年に完成し、ここで戦艦武蔵を作ったそうです。 -
さらに古い第一船渠。
なんと1879年には稼働していたそうです。
ここのガントリークレーンは1912年完成だそうです。 -
ここは戦艦「武蔵」を作ったドックらしいです。
-
この特徴的な船は
なんとNTT所有の船だそうです。
NTTが船を持って何をするのかというと…。
海底ケーブルを敷く船だそうです。
さらにその後テレビでこの船が紹介され、船室の屋根の上には電波塔があり、ケータイの電波をかなりの広範囲まで電波を飛ばせるらしい。
陸の基地局が使えなくなった時の海上基地局として機能するらしいです。
以前、KDDIのCMで同様の船が出ていたが、国内最大の通信会社も船を持っているんですね。 -
船がだんだん外海に入ってきました。
出航の時と比べて波が高くなってきました。 -
突然のどアップですが、こちらも隠れキリシタンの歴史のある島だそうで…。
「高鉾島」というのですが、ここは江戸時代の禁教後に初めて殉教の舞台となった島で、宣教師をかくまっていた2人の島民が役人に捕らえられ、斬首されるという事件が起こりました。
この事件は一般の領民であるキリシタンが処刑された最初の出来事でした。
こんな小さな島でもこのような歴史があるんですね。 -
その直後、きれいな白い教会が見えてきました。
-
調べてみたら、
「カトリック神ノ島教会」という教会だそうです。
少し下がったところにマリア像がありますね。
調べたら、「岬のマリア像」というそうで、航海の無事を祈るマリア様だそうです。
陸で撮った写真を見ると、教会から結構離れているみたいです。 -
反対を見ると、先ほどの世界遺産となったドックとは比較にならないほど巨大なクレーンがある造船ドックが出てきた。
ここは帰りにじっくり見ましたので、帰りの旅行記にて。 -
さらに波が高くなりました。
この辺りから、かなり船が揺れます。
座っていてもお尻がずれるほどです。 -
また教会が見えてきました。
こちらも調べてみたら、沖之島のカトリック馬込教会という教会だそうです。
やはり隠れキリシタン(潜伏キリシタン)の施設が世界遺産になるくらいなので、教会が点在しています。
各島に一つはあるんでしょうね。 -
ここはもう船がだいぶ揺れて、水平に、かつ手ブレさせずに写真撮るのがかなり苦労します。
-
大きな島が見えてきました。
この島も炭鉱で栄えた島で、「高島」と言います。
この島にも明治の産業革命遺産があります。 -
ここの「高島炭鉱」が明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録されています。
この高島は1695年に炭鉱が発見され、端島とともに石炭採掘で大いに盛り上がったが、昭和61年に閉山された後はこれといった産業がなくなったが、今はリゾート地として活気を取り戻しつつあるそうです。
明日、ここの島に上陸するクルーズを予約しています。
それでは次の旅行記でいよいよ軍艦島です。
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