2022/12/09 - 2022/12/11
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mariusさん
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『いまなら。キャンペーン2022プラス』を使って三泊四日で奈良と京都を観光しました。旅行委は奈良編、明日香編、京都編で3つの旅行記です。本編は奈良編です。初日と3日目です。
11月中旬くらいで大晦日・正月の食材購入を兼ねた年末温泉旅行の復活を検討。全国旅行支援復活もあり利用できる先を探しましたが候補地はどこも受け入れ枠がいっぱいでした。断念しようと思ったら奈良県が全国旅行支援は対象外でしたが『いまなら。キャンペーン2022プラス』という支援を実施しておりそちらを利用することにしました。(旅行申し込み後、全国旅行支援受け入れ再開もいくつか出てきました・・・)
奈良へは2016年に訪れていますので6年振りの訪問。修学旅行含めて奈良中心の観光で限られた時間でたくさん観光するということだったため今回は飛鳥にも訪れること、ゆっくり見たいものを時間を気にすることなく観光するということを主眼としました。
ワクチン4回目接種とマスクをして、新型コロナウィルスのコロナ禍でもあり観光客は戻りはじめたばかりでもありゆっくりと観光することができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
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JR東海ツアーズの新幹線+ホテルの「いまなら。キャンペーン」のツアーを利用。しかし、このツアーはWEBや電話で申し込めず、東京駅のJR東海ツアーズまで行く必要があり、かつ訪問には事前予約も必要でちょっと不便でした。(それゆえツアー申し込めたのかな)
東京駅8時発ののぞみで京都に到着、そのまま伊勢丹上のラーメン小路へ。6年前と全く同じでデジャブです。1時前にみやこ路快速で奈良入りです。今回、宿も6年前と同じ奈良駅直結の日航奈良です。直接、宿を予約したわけではないので会員であるOne Harmonyの特典は対象外と思っていましたが、すぐにアーリーチェックインでき助かりました。せんとくんにも再開できました。しかし、見れば見るほどせんとくんはちょっと不気味。奈良のマスコットはしかまろくんがでてきてせんとくんは消えると思ってましたが根強いせんとくん支持があるのかしら。ホテル日航奈良 宿・ホテル
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クリスマスツリーもあり、12月の雰囲気です。
ホテル日航奈良 宿・ホテル
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部屋に荷物を置いて、Welcome Drinkいただいて観光に出発です。ホテルに聖書は必ず置いてありますが、なんとホテル日航奈良には古事記が置いてありました。
ホテル日航奈良 宿・ホテル
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旅行初日から時間がたっぷりあります。最初の観光は6年前、訪れたのが夕方で拝観時間を過ぎて入ることができなかった世界遺産元興寺です。二日目に元興寺の前身である飛鳥寺に行くこともあり6年越しのリベンジ拝観です。平城京遷都に伴い飛鳥寺から移転し、元興寺となったのですが飛鳥寺は蘇我馬子の建立です。うーん日本史の教科書にでてくるものがいろいろあるのが奈良の魅力ですね。写真は本堂(極楽堂)です。
元興寺 寺・神社・教会
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国宝の五重の小塔は極楽堂の隣の宝輪館にあります。その他宝輪館には各種の文化財が展示されされています(撮影はできません)。尚、能楽堂、禅室の屋根瓦は飛鳥寺からの移転した瓦がたくさん使われているそうです。
元興寺 寺・神社・教会
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元興寺の後は興福寺に向かいます。目的は6年前に造営中だった中金堂と国宝館です。途中、五重塔が見えました、何気ない風景に古都を感じます。
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猿沢池を通って南円堂の方から向かいます。
猿沢池 名所・史跡
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逆さ富士ならぬ逆さ五重塔
興福寺五重塔 寺・神社・教会
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五重塔に比べると存在感の劣る(失礼)三重塔。でも国宝です。あまり観光客はいません。
興福寺三重塔 寺・神社・教会
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南円堂。御朱印は向かって右側の納経所です。
南円堂は重文です(本尊、四天王像といった堂内に納められている仏像は国宝ですが公開日が決まっていて通常は拝観できません)。興福寺 南円堂 寺・神社・教会
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南円堂裏側(三重塔側)
興福寺 南円堂 寺・神社・教会
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南円堂脇の手水舎です、龍です。
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北円堂です。南円堂に比べて地味な建物ですがこちらは国宝です。北円堂は鎌倉初期の再建ですが興福寺で一番古いとのこと。現在の南円堂は18世紀再建なのでそのあたりで重文なのかな。
興福寺北円堂 寺・神社・教会
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イチオシ
前回造立中だった中金堂が出来上がっていましたが残念ながら新型コロナウィルス感染防止で閉館中で拝観できませんでした。でも、より訪問客があり、人気のある国宝館は入れるのに不思議です。やっぱり入館料重視かな?
興福寺 中金堂 寺・神社・教会
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イチオシ
五重塔。本当に立派ですが、2023年から2029年まで120年ぶりの大改修が予定されているとのこと。知らなかったのでラッキーでした。
興福寺五重塔 寺・神社・教会
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五重塔の黒い影は夕暮れの古都にとても似合います。
興福寺五重塔 寺・神社・教会
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さて、東金堂を見て、国宝館に行きました。6年前はかなり混み合っていて、かつ阿修羅像人気もあってゆっくり館内を見れなかった記憶がありますが、今回はゆっくりと、館内後戻りしたりして堪能しました。写真撮れないのでじっくりと瞼に焼き付けました。八部衆はインドの神ですがそれが仏教に取り入れられたとのことですが元々仏教の教えの神ではないのでとても興味深いです。やはり、阿修羅はイケメンでした。阿修羅像も良かったですが千手観音菩薩立像もすばらしかったです。
しつこいですが観光客が少なく好きなだけ見ることができて満足しました。興福寺東金堂 寺・神社・教会
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イチオシ
興福寺では南円堂と東金堂のご朱印いただきました。東金堂では切り絵のご朱印です。御朱印は東金堂の前の勧進所でいただきます、御朱印料は1000円くらいでした。しかし、たくさんお寺や神社回ると結構、かかりますね。6年前は混んでいることもあり御朱印は諦めましたが今回はあまり並ぶことなくいただけたのであちこちでいただきました。ただ、切り絵型は大きさも大きく御朱印帳に収まらないのがネックです。サイズの合うフレームを買って飾りたいと思います。
興福寺東金堂 寺・神社・教会
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ここから3日目の東大寺、春日大社観光です。12月11日 日曜日は奈良マラソン2022が開催されていました。交通規制で奈良駅からバスも使えず、かつ東大寺には横断歩道が使えず遠回りを余儀なくされました。国立博物館の前を通って東大寺に向かいました。
奈良国立博物館 美術館・博物館
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あちこちに鹿がいっぱいます。奈良公園だなあ、とテンションも上がります。
奈良公園 公園・植物園
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結構鹿は海外からの観光客に人気がありますね。
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南大門まであちこちで鹿が待ち構えていました
東大寺 寺・神社・教会
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コスプレランナーを見ながら遠回りをしてやっと南大門に到着です。
東大寺 寺・神社・教会
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南大門には、仁王像があり左に阿形像、右に吽形像が向かい合っています。こちらは吽形像で定覚および湛慶の造立とのこと。
東大寺 寺・神社・教会
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こちらは阿形像。大仏師運慶と快慶が造立。写りが荒く写真では口の
形がわかりにくいですね。阿形が口を開けており、吽形が口を結んでいます。
「阿」には「物事の始まり」、「吽」には「物事の終わり」の意味だそうです。なるほど2対ペアになっているのは意味があるんですね。東大寺 寺・神社・教会
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東大寺ミュージアムの前に大仏の手の実物大模型がありました。大仏を見てもその大きさに圧倒されますが近くで掌を見るとやはりその大きさに驚きます。
今回事前に戒壇堂が保存修理及び耐震化工事の為休館でした。四天王像を楽しみにしていたので残念と思っていたらミュージアム内に安置されていました。
撮影禁止で写真が無いのですが、興福寺の八部衆、千手観音に並んで東大寺の四天王立像、三月堂不空羂索観音立像、三月堂の各天仏像が私のベスト3文化財です。因みに私の一押し四天王は広目天です。戒壇堂では4隅に配置されている四天王がミュージアムでは4体が並んで鑑賞でき比較しやすいです。四天王はこちらです↓
https://hirotravel.com/kansai/toudaiji/page_thumb2.html東大寺ミュージアム 美術館・博物館
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中門の左の入り口から大仏殿に向かいます
東大寺 中門 名所・史跡
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コロナ禍でもあり、まだ午前中は観光客は少ないです。大仏殿は江戸時代の再建ですが高さは約49m、世界最大級の木造建築です。最大級?他にもどこかに最大級があるのかな。
東大寺 寺・神社・教会
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大仏殿前の八角燈籠です
東大寺 寺・神社・教会
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東大寺創建当初からのものです。日本最大、最古の灯籠として国宝なのですが結構観光客に素通りされています。8面には獅子と奏楽の天人(音声菩薩=おんじょうぼさつ)が彫られており天平文化を今に伝えています。
東大寺 寺・神社・教会
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イチオシ
大仏殿に入った時間も10時過ぎであまり混み合っておらずゆっくりと大仏様の光明に包まれました。
東大寺 寺・神社・教会
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東大寺 寺・神社・教会
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イチオシ
大仏の手前の花瓶の蝶です。足を見るとなんと8本あります!!!
東大寺 寺・神社・教会
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大仏殿の奥に奈良時代の東大寺配置模型がありました。当時は東塔、西塔と2本の100m級の七重の塔があったとのこと。落雷等で焼失したようですが現在塔のない東大寺ですが残念です
東大寺 寺・神社・教会
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七重の塔、100メートル超というと東京タワーの約三分の一の高さですね
東大寺 寺・神社・教会
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この日は東大寺と春日大社の予定しか入れていませんのでゆっくりと時間を気にすることなく回ることができました。手向山八幡宮の鳥居の手前を左に折れて鐘楼へ。
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鐘楼へ向かう猫段です。この階段で転ぶと来世は猫に生まれ変わるとのことからのネーミングです。奥さんともども転ばずに登り切りました。
東大寺 寺・神社・教会
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奈良マラソンの交通規制で朝から歩き続けていたのでちょっと足が疲れてきました。猫段を上がり切ったところにある土産物屋さんでお茶をいただきました。私は甘酒、奥さんはお薄(おうす)をいただきました。
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お店を出ると鹿の親子。完全に鹿は周りに溶け込んでいます。
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鐘楼です。続いて二月堂、三月堂に向かいます
東大寺 寺・神社・教会
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日本3大名鐘の1つだそうです。建物はもちろん鐘も国宝です。この大鐘は重量26トンもあり奈良太郎とも呼ばれています。大晦日は一般の人も鐘を突くことができるそうです。
東大寺 寺・神社・教会
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二月堂と三月堂(法華堂 右)旧暦の三月に法要があることから三月堂と呼ばれます。二月堂は同じくお水取りが旧暦の二月にあるからです。
法華堂は8世紀中頃の建立で東大寺最古の建物ですが、二月堂と比べると地味(すみません)な建物ですが、執金剛神立像(国宝)が安置されています。秘仏ということで12月16日のみ公開されます。
本尊は不空羂索観音立像、その他秘仏を除き9体の乾漆像と、執金剛神像を含む5体の塑像が奈良時代の作品で天平仏の宝庫ですので拝観は必須です。堂内に安置される国宝の仏像としては、乾漆不空羂索観音立像、乾漆梵天帝釋天立像、乾漆四天王立像、乾漆金剛力士立像、塑造日光佛月光佛立像となっているほか重文もいくつかあります。 -
イチオシ
二月堂に向かいます。右の階段をあがります。
東大寺 寺・神社・教会
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手水舎です。龍が装飾されています。
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手水舎の左(二月堂北の茶所前)にある手水場です。二月堂と彫ってあります
東大寺 寺・神社・教会
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吊り燈籠です
いつかお水取りの時に訪れたいものです東大寺 寺・神社・教会
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二月堂からの眺め
東大寺 寺・神社・教会
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二月堂から奈良市街方面
東大寺 寺・神社・教会
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登廊
東大寺 寺・神社・教会
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東大寺のあと、春日大社です。ここは6年前の記憶もしっかりしていますが奥さんがあまり覚えてないというので再訪です。
春日大社 寺・神社・教会
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左がご神木の大杉です
春日大社 寺・神社・教会
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ご神木
春日大社 寺・神社・教会
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燈籠は全部で3000基。燈籠が日本で一番多い神社とのことです。
春日大社 寺・神社・教会
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以上初日と三日目の奈良市内編でした。
春日大社 寺・神社・教会
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