いまなら。最終日は奈良ではなくて京都です。

2022/12/12 - 2022/12/12

「いなまら。キャンペーン」を利用した奈良旅行。
東京に戻る最終日は1日京都観光して帰途に就きました。

京都にもこれまで何度かいっていますが何故か訪ねたことのなかった仁和寺に行こうと計画。あとは奥さんと私で1つずつピックアップ。いずれも行ったことがありますが奥さんは八坂神社、私は千体の千手観音をゆっくり見たいと思い三十三間堂、以上３つの寺社の観光です。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5

毎日お世話になった日航奈良ホテルの朝食。とても種類が多くて良かったです。毎日、柿の葉寿司を1切れいただきました。

ホテル日航奈良 宿・ホテル

ホテルはレイトチェックアウトが可能でしたが京都観光のため9時半くらいのみやこ路快速で京都に入りました。前回、同じようなパターンで京都に入りましたがその際は駅の有料ロッカーに荷物を預けましたが今回は伊勢丹のクロークに預けました。奥さんが友の会会員なので無料でした。会員でなくても5000円の買い物で無料ですので帰りにお土産買って食事をすればあっという間に5000円です。
駅前からバスに乗り仁和寺のバス停留場は二王門のほぼ正面にあり便利です。

仁和寺 寺・神社・教会

京都駅からはバスに乗って約40分で仁和寺到着。古典で『仁和寺のある法師…』で仁和寺は知っていましたし、いずれは訪ねようと思っていましたが勝手に鄙びた寺くらいの想像で訪れていませんでしたし、今回も事前学習していなかったので、えー、こんな立派な門があるんだ、と驚きでした。いつもながら事前学習は大切ですね。いつも反省していますが繰り返しています…
写真は二王門の裏手ですが、市内方面のバス亭は門を出て右手になります。

仁和寺 寺・神社・教会

二王門には二体の金剛力士像（仁王像）が両脇で仏敵の侵入からお寺を守っています。吽形です。

仁和寺 寺・神社・教会

阿形です。

仁和寺 寺・神社・教会

仁和寺のパンフレットです。境内がわかりやすく描かれています。
中央一番下が二王門です。門から入ってすぐ左で拝観料を払い御殿を見学します。
尚、ご朱印もこちらでいただきます。

仁和寺 寺・神社・教会

御殿の入口・大玄関です。尚、ご朱印もこちらでいただきます。御殿の他、金堂の納経所でもいただけます。切り絵の他にも種類が多く、全部集めるとなると…10種類以上。また、季節の限定（期間限定）ご朱印もあります。

仁和寺 寺・神社・教会

仁和寺でも折角なので切り絵のご朱印をいただきました。令和4年秋季限定です。金堂と紅葉、金色の寺社印がいい感じ。ある意味、記念品ですね。
しかし、仁和寺に限らず拝観料と御朱印授与料で結構な金額になり、一度にたくさんのお寺を回る際は出費も覚悟が必要ですね。

仁和寺 寺・神社・教会

建物を繋ぐ回廊には風鈴がありました。

仁和寺 寺・神社・教会

回廊から勅使門裏側

仁和寺 寺・神社・教会

北庭から五重塔えを見ます。仁和寺はフォトスポットがたくさんあります。
境内（敷地）も広く立派なお寺ですが、仁和寺はその名が示す通り仁和4年（888年）に建立されたものですが応仁の乱で衰退、その後再建が江戸幕府3代将軍家光の認可により復興したものです。

仁和寺 寺・神社・教会

仁和寺の庭園は202１年に国指定名勝に登録となったそうです。

仁和寺 寺・神社・教会

北庭越しに五重塔。
庭や桜で有名な仁和寺ですが、国宝の仏画もあります（毎年10月1日～10月15日まで限定展示なので、なかなか見れないですね）

仁和寺 寺・神社・教会

白洲も良く手入れがされています。

仁和寺 寺・神社・教会

ちょうど3週間くらい前に北低庭と南庭に面した宸殿で藤井竜王と広瀬八段が竜王戦第二局を戦ったばかりでした。

仁和寺 寺・神社・教会

宸殿の廊下から南庭にある左近桜です。

仁和寺 寺・神社・教会

封じ手の書面にはお二人のサインがありました。

仁和寺 寺・神社・教会

襖絵

仁和寺 寺・神社・教会

襖絵、多分白書院かな。間違っていたらすみません。

仁和寺 寺・神社・教会

南庭越しに勅使門。右の屋根は二王門です。

仁和寺 寺・神社・教会

中門です

仁和寺 寺・神社・教会

中門をくぐって金堂です。

仁和寺 寺・神社・教会

ふと見上げると屋根の端（矢印のところ）に何やら人の形をしたものが置いてあります（左右で対になっています）

仁和寺 寺・神社・教会

これです。人が何かに乗っています。

仁和寺 寺・神社・教会

乗っているのは亀とのこと。人は黄安仙人（中国・前漢の時代の道教の仙人）とのことです。
亀は3000～4000年に一度、水面に顔を出すといわれ、黄安仙人はその亀を3～4回見たとのことで「永遠の象徴」ということだそうです。

仁和寺 寺・神社・教会

経蔵です

仁和寺 寺・神社・教会

五重塔です。木々に被らず全景をカメラに収めるスポットが限られていました。五重塔は青空に映えますね。

仁和寺 寺・神社・教会

仁和寺からバスで40-50分。八坂神社です。
前回メチャ混みで御朱印諦めていたので再挑戦できてちょうどよかったです。

八坂神社 寺・神社・教会

八坂神社 寺・神社・教会

神社は拝観料が無いので嬉しいです。

八坂神社 寺・神社・教会

八坂神社からもバスで三十三間堂へ。
ただ、千手観音はじめ本堂内は撮影禁止でしたのでお見せできる写真は外観のみです。奈良編にも書きましたが今回他の観光客が少なくどこでもゆっくり観光できて満足感が高い旅行でした。本堂内でも1000体の十一面千手千眼観世音はもちろん雷神風神、二十八部衆といった国宝を、ところどころ廊下を戻って見直すことができたのは良かったです。通常は後ろから他の観光客もおりどんどん先に進むしかないわけですが今回は自由に観覧できました。

三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会

コロナ禍での旅行で、我慢している方も多いと思いますし、全国旅行支援の中ではあるものの多少の不謹慎さは承知していますが、マスク、会話を控え、消毒の励行は行っており自分としては有意義な旅行でした。

三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会

本堂を見終わった後は敷地内を散歩。

三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会

1月の通し矢も本物を見てみたいものです。
創建当時は五重塔もある寺で、外観は朱色だったが、1249年に火災で焼失し、1266年に本堂のみが再建されたのこと。

三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会

だから東大門側のこの回廊は朱色なんですね。

三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会

さて、夕方5時には観光も終わり京都駅へ。今回は電車を利用。
伊勢丹地下でお土産を買って、11F京懐石とゆば料理 松山閣さんへ。予約してあったので待たずに夕食の席へ。お店は豆腐料理か湯葉料理か悩んで、前回の京都旅行では嵐山の豆腐料理を食べたぼで湯葉料理にしました。佐々木蔵之介さんの実家の佐々木酒造のお酒を注文しました。
湯葉料理ですが正直期待外れでした。味もそうですがお店の女性の応対が今一つでちょっと残念でした。東京へののぞみが20時でしたのであまり長居せず９Fのクロークに預けていた荷物を受け取りプラットホームへ。自宅へは22時半過ぎに到着。効率的かつ有意義な奈良＋ちょっぴり京都旅行でした。

京懐石とゆば料理 松山閣 JR京都伊勢丹店 グルメ・レストラン