バルカン半島9日間ツアーの旅 5 世界遺産の街ドブロヴニクのぼったくり

2022/12/28 - 2022/12/28

バルカン半島ツアーの五日目。海洋都市ドブロヴニクを半日観光しました。このツアーで一番観光時間が長い日になります。
ツアー日程:
１日目、パリ、ストラスブール、シュツットガルト Stuttgart 泊。
2日目、Stuttgart, Munich 、Slovénie の首都Ljubljana
3日目、Ljubljana, スプリット(クロワチア)
4日目、スプリット、Mostar（ Bosnie-Herzégovine）、ドゥブロヴニク（クロワチア）
5日目、ドゥブロヴニク、ザダールZadar（クロワチア）
6日目、Zadar、プリトヴィツェ国立公園 Plitvice Lakes National Park(クロアチア)、ザグレブZagreb(クロアチア)
7日目、Zagreb、ハルスタート、ザルツブルク(オストリア)
8日目、ザルツブルク、ミュンヘン、シュツットガルト
9日目、シュツットガルト、ハイデルベルク、パリ

エリア ドブロブニク(クロアチア)

朝ホテルのバルコニーから眺める景色。目の前がアドリア海。

正面見える島がLapad 半島。人気のリゾート地です。

海岸に止まってるいる船。内部見学可。ドブロフニックは海洋都市。多くのクルーズの寄港地です。

8時ホテルからバスが出発し、約10分で降車。West Habour から眺めるロブリイエナツ Lovrjenac.城塞。 ここは人気のアメリカドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影地。

ロブリイェナツ要塞 史跡・遺跡

ドブロフニックは元々人気のリゾート地だが、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』上映が、さらに人気を増して、世界各地からドラマファンが殺到します。

写真があまりうまく撮れていないが、実際の目で見た海水が非常に綺麗で、透明です。

すぐ近くにあるドブロブニクの表玄関　ピレ門。ローカルバスの乗り場やツーリストインフォメーションはこの横にあり、4時間のフリータイム後、ここで集合になります。

ピレ門 史跡・遺跡

高い城壁に囲まれた旧市街のメインの入り口。旧市街全体が世界遺産に認定されています。

ピレ門をくぐると、左手に城壁への入り口があります。有料。登らなかったが、他に登った団員の話では一周回って2時間かかったそうです。一方通行、出入り口が三箇所。

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

ピレ門から入ってすぐに右手に見える大きなオノフリオの大噴水。 １５世紀に１２キロ離れたところから水を引いてきた給水施設。

オノフリオの大噴水 広場・公園

真っ正面のプラッツァ通りを直進します。

プラッツァ通り 旧市街・古い町並み

ルジャ広場。何かイベントの準備をしています。

ルジャ広場 広場・公園

Gradski Zvonik (Dubrovnik, Croatia). City bell tower.
ピレ門からプラッツァ通りを進んで行く突き当たりに時計塔があります。このあたりが旧市街の中心部。

時計塔の左手にあるスポンザ宮殿 Palaca Sponza 。昔の税関と保税倉庫跡です。 今は１２世紀からの文章を保管して展示している資料館となっています。

スポンザ宮殿 城・宮殿

Palais sponza スポンザ宮殿内部。無料。がらんとしています。

内戦で無残に破壊された 旧市街の写真や犠牲者の写真がずらりと掲げられていて痛ましい。

時計塔の右手手前にある聖ヴラホ教会 Crkva Sv Vlaho (Church of St Blaise)。
街の守護聖人ヴラホの教会。入場無料。

聖ヴラホ教会 寺院・教会

さらに右手に進むと、総督邸 Lector's Palace があります。ドブロフニックがラグーサ共和国時代総督の住居。任期中総督は外へ出られないそうです。今は文化歴史博物館となっています。

総督邸 史跡・遺跡

時計塔をくぐると見えるアドリア海に面した旧港、クルーズの発着場。
この旧港沿いにレストランも立ち並び、 ツァヴタットやロクルム島へのフェリーや観光船の発着場でもあります。

旧港 旧市街・古い町並み

旧港からピレ門の方に戻ります。大噴水向かい側にあるフランシスコ会修道院。1520年に建てられ、世界で3番目に古い薬局があります。

フランシスコ会修道院 寺院・教会

豪華絢爛な教会。

一旦教会を出て、細い路地に入ります。入り口近くに簡易テーブルが置いてあって、おじさんが座っていました。ドブロブニクカードあるかと聞かれ、ないと答えたが、いいや、どうぞ入ってと爽やかに言ってくれました。回廊を一周します。他にはだれもいません。

入って右手にある博物館。一室のみで外からも見えます。

１４世紀に建てられたというロマネスク調の回廊が美しい。中庭は１６６７年の地震の影響が少ないそうです。

ピレ門を出て、右折。ビーチへ向かいます。ミンチェタ要塞 Tvrdava Minceta が高く聳えています。城壁の一番高いところ。

ミンチェタ要塞 史跡・遺跡

途中、左手にスルジ山へのローブウェイ乗り場がありました。

スルジ山 山・渓谷

右手の城門に入ります。

ドブロブニク旧市街の東にあるRevelinレヴリン要塞。

海洋都市として発展してきたドブロブニク。侵略を防ぐための城壁が堅牢。

このあたりの眺めが絶好。

右手に見えるプロチェ門 Vrata od Ploca。メインゲートピレ門の反対側にある東側の門になります。城壁の内側からバニェビーチへ行く場合はこの門をくぐることになります。

プロチェ門 史跡・遺跡

ビーチの方は進みます。海が見えた右手にある階段を下ります。

城壁に囲まれた旧市街全体が見えます。空が青だったらもっと綺麗に見えますよね。

階段を上がります。広い歩道に猫ちゃんが寄ってきて、しばらく猫ちゃんと遊びました。

歩道の海側にレストランがたくさんあります。オフシーズンのためか、営業していません。

やっとバニェビーチの上にやってきました。

バニェビーチ ビーチ

あの見えた島がLokrum でしょうか。

バニェビーチBanje beach 。
海水は非常に綺麗で透明感があり、オフシーズンとあって、ビーチには誰も人はいませんでした。ビーチ後方Banje Beachという名前のレストランも営業していません。しばらく砂遊びしました。

旧市街写真を撮る絶好の場所だが、曇った空が残念です。

集合時間まであと20分。城壁の内側へ入ります。

ドミニコ会修道院 Dominikanski Samostan (住所 Ul. Svetog Dominika 4, 20000, Dubrovnik, Croatie)。
プロチェ門の近くにあり、閉まっています。建築が１２２５年に始まり１４世紀にやっと完成したゴシック様式の教会。

ドミニコ会修道院 寺院・教会

旧市街全体が世界遺産。 メインの通リだけでは無く、細い路地の散策も趣きがあります。

ピレ門を出て、バス停留所に着きました。

こ猫ちゃんがずっとじっとしていて、可愛いと触ったら、いきなり引っ掻いてきました。血が出て急いて近くにある噴水で手を洗いました。4時間のドブロフニック旧市街観光がこんなことで締め括りました。

バスに乗り、約1時間後、車窓から城壁が見えました。後ほど調べた内容: ストンの城壁 (クロアチア語: Stonske zidine) は、ラグーザ共和国の一部であるダルマチアにあるストンの街を取り囲み、保護していた一連の防御的な石の壁で、もともとは 7 km (4.3 マイル) 以上の長さでした。現在は南クロアチアです。建設は 1358 年に開始され、壁のフィールド ゲート (Poljska vrata) には、1506 年にさかのぼるラテン語の碑文があります。今日、これは世界で最も長く保存されている要塞システムの 1 つです。

ストン城壁 史跡・遺跡

ストンの城壁は「ヨーロッパの中国の万里の長城」として知られています。

ストン城壁から約20分弱でクロアチアのペリシャツ橋 Peljesac Bridge を通過します。この橋は2018年半ばから開始され、2021年7月竣工、今年2022年7月26日に開通したばかり。クロアチアの北部とドブロフニックの間にはボスニア領土があり、通過するには国境検問を二度必要で時間がかかりました。橋の完成により、時間が短縮され、国境検査の煩雑からも解放されました。橋の工事にはEUが85%出資し、中国の会社が建設しました。

空が晴れ、車窓からの景色が美しい。

2時間おきにサービスエリアで休憩があり、パンや水などちょっと買い物してそのレシートでトイレ利用。
18時、ザダル近郊のホテルに到着。

夕食はホテルのビュッフェ。一人十ユーロ。

焼きサバを二匹食べました。なぜ二匹？それは他の団員親子二人がお昼ドブロフニック旧市街のレストランで同じ焼きサバ料理18ユーロ一皿を二匹頼んだが、勘定の時180ユーロとなり、メニューの値段はグラムあたりだと言われました。もう一人のツアー客も同じ鯖の塩焼きとビール一本で75ユーロ取られました。ガイドさんが最初からぼったくりに気をつけてと念を押したけどね。

今晩のホテルがこのツアーで一番質素かな。周辺には徒歩10分ほどのところにスーパーがある以外何もない。食事後、同じフロアの団員さんの部屋でスーパーで買ったワインを飲みながら、話しに花を咲かせました。
明日はザダル観光。幻想的な海のオルガンと世界遺産の自然公園が待っています。