バルカン半島9日間ツアーの旅 4ボスニア

2022/12/27 - 2022/12/27

バルカン半島ツアーの旅四日目。ボスニアのモスタル観光。世界遺産の古い橋(2004再建された)があります。どんな橋でしょうか。
九日八泊パリ発着のツアー行程:
１日目、パリ、ストラスブール、シュツットガルト Stuttgart 泊。
2日目、Stuttgart, Munich 、Slovénie の首都Ljubljana
3日目、Ljubljana, スプリット(クロワチア)
4日目、スプリット、Mostar（ Bosnie-Herzégovine）、ドゥブロヴニク（クロワチア）
5日目、ドゥブロヴニク、ザダールZadar（クロワチア）
6日目、Zadar、プリトヴィツェ国立公園 Plitvice Lakes National Park(クロアチア)、ザグレブZagreb(クロアチア)
7日目、Zagreb、ザルツブルク(オストリア)
8日目、ザルツブルク、ハルスタート、ミュンヘン、シュツットガルト
9日目、シュツットガルト、ハイデルベルク、パリ

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

朝8:30、ホテルを出発。

10:30、車窓からの風景。素敵な村です。もうボスニア国境に近い。

10:50、クロアチア国境を通ります。一旦停車し、全員パスポートチェック。約30分かかりました。

11：20、田園地帯をちょっと走り、ボスニア国境に着きます。

しばらくして税関か警察官かの人が悠々と来て、簡易部屋のような所でパスポートチェック。1時間半くらいかかりました。遅れているのはこんなのも理由の一つでしょう。13:10、やっと発車できました。

13:20、頭上に石の城塞跡が見えます。Blagaj Fortress 或いはOld Town of Blagaj (Stari grad Blagaj,)というローマ時代と中世オスマン時代の要塞の残骸として残っているようです。
人15ユーロ追加でオプションとして案内してくれるとガイドさんが提案したが、反対する人がいて実行できませんでした。
正直遥々こんな遠いし不便なところまで来たからにはなるべく多くの場所を観光したいので残念です。次回また来る機会(希望)が少ないから。

13:50 、モスタルに到着。駐車場近くにある聖ペーター教会 St. Peter Kirche、
１５３３年に建てられた最初のカトリック教会で、1990年紛争によって破壊され、十数年後に建て直された教会です。
鐘楼「モスタル平和の鐘の塔」は高さ１０７メートル。７５メートル地点にある展望台があり、エレベーターで登れます(有料)。

旧市街に向かう途中、戦争の傷跡でしょうか。痛々しい。
ボスニア・ヘルツェゴビナはボシュニャク人とクロアチア人が主体のボスニア・ヘルツェゴビナ連邦と、セルビア人中心のスルプスカ共和国の二つの構成体からなる共和制連邦国家です。
1992年3月にボスニア・ヘルツェゴビナはユーゴスラビアから独立を宣言。当時、同国には約430万人が住んでいたが、そのうち44%がボシュニャク人（ムスリム人）、33%がセルビア人、17%がクロアチア人と異なる民族が混在していた。ボシュニャク人とクロアチア人が独立を推進したのに対し、セルビア人はこれに反対し分離を目指したため、両者間の対立はしだいに深刻化。独立宣言の翌月には軍事衝突に発展した。(Wikipedia より)
1995年12月、戦闘が終息した。

駐車場から徒歩数分で旧市街に着き、両サイドにカフェやお土産屋さんがびっしり並んでる賑やかな通りに入ります。

通りが古い橋と繋がっています。

2005年に多民族・多文化の共生と和解の象徴として、ボスニア・ヘルツェゴビナ初の世界遺産となった旧市街の古橋地区。今は多文化が交錯する旧市街が観光客がカフェや土産物店巡りを楽しんでいます。

スターリ・モスト(古い橋)。
旧市街の中心部に流れるネレトヴァ川に架かる1566年に建設されたオスマン時代の古い橋。紛争中の1993年砲弾により崩壊されたが2004年、川底から橋の欠片を引き上げ、ユネスコの支援を受けたトルコ企業が創建当時の技法で再建しました。

橋の上は非常にツルツルして滑ります。転びそうでした。雨で濡れてもいないのに。

橋から見た美しい深緑色のネレトヴァ川。

橋のふもとにスターリモスト博物館があります。

橋を渡った向こう側にも、たくさんのお土産やさんが軒を連ね、ところどころで小さな子供が物乞いしてきます。思わず小銭を探そうとポケットに手を入れたが、スリに財布の所在を知られたら危険と感じて辞めました。

可愛いお土産屋。

川面から約24m、全長約30mのアーチ型の石橋の写真をよく撮れるポイント。橋の東岸にはイスラム教徒、西岸にはカトリックを信仰するクロアチア人が主に住んでいます。

川の流れを眺めるレストラン。

ラベンダーの香りに惹かれ入りました。

中庭にトイレあり、有料。

コスキ メフメド パシャ モスク（Koski Mehmed pasha's mosque）。
モスタル旧市街地にあるイスラム教のモスクです。観光客でも内部を見学することができ、有料。中庭からスターリモスト橋が真正面に見えて良い写真を撮れます。

こちらは博物館になっています。このあたりは観光客も少なく、雰囲気がちょっと違うため、写真だけ撮って折り返ししました。

橋を渡って来た道に戻ります。

猫ちゃんが多い。

隣にある観光案内所も閉まっています。

博物館だが、閉まっています。

クリヴァ チュプリヤ　Crooked Bridge (Kriva Cuprija)。
スタリモスト橋を建築する前にミニチュア版として建築された橋。メイン通りから眺めました。

15:20、集合時間までまだ時間があるので、ちょっとカフェで休憩。巨大なチョコパンケーキ、食べきれませんでした。3ユーロ。アイスとホットチョコがそれぞれ2ユーロで全部10ユーロ。ユーロ現金を払いました。お釣りがある場合現地通貨になります。カードは使えない団員さんもいました。

鶏肉野菜スープ。美味しい。3ユーロ。

同じツアーの団員さん4人がステーキにパエリア、串焼きとビール4杯で全部40ユーロ未満。それに美味しいと絶賛。驚きです。

教会の方へ向かいます。すでに暗くなりました。

弾痕が残っている壁。犠牲者の家族がそれを見る度にどんな気持ちが湧いてくるでしょう。

16:00、教会近くの駐車場に戻り、バスに乗ってクロアチアのドブロフニックへ。

車中ひたすら「プリンセス・シシー」の映画鑑賞。この旅はバス乗車時間が多く、3部作を全部観ました。

19:40、モスタルからバスで約3時間、クロアチアのドブロフニックに着きました。海岸に面したホテルにチェックイン。ロケーション絶好です。

部屋からの眺め。港にクルーズ客船が停泊しています。

チェックイン後、ホテルを出て海岸を散歩します。海岸の絶景が広がります。いつかまた飛行機で直接来てのんびりと観光したいところです。