バルカン半島9日間ツアーの旅 8 ザルツブルク、ミュンヘン

2022/12/31 - 2022/12/31

9日間のツアーがもう終盤に近い。今日はザルツブールとミュンヘン観光。ザルツブールは2回目。数年前の東欧ツアーも通りました。あの時は夕方でしたが今回は午前中、どんな風に違う姿を見せてくれるでしょう。
九日八泊パリ発着のツアー行程:
１日目、パリ、ストラスブール、シュツットガルト Stuttgart 泊。
2日目、Stuttgart, Munich 、Slovénie の首都Ljubljana
3日目、Ljubljana, スプリット(クロワチア)
4日目、スプリット、Mostar（ Bosnie-Herzégovine）、ドゥブロヴニク（クロワチア）
5日目、ドゥブロヴニク、ザダールZadar（クロワチア）
6日目、Zadar、プリトヴィツェ国立公園 Plitvice Lakes National Park(クロアチア)、ザグレブZagreb(クロアチア)
7日目、Zagreb、ハルシュタット
8日目、ザルツブルク(オストリア)、ミュンヘン、シュツットガルト
9日目、シュツットガルト、ハイデルベルク、パリ

エリア ザルツブルク(オーストリア)

今日は「モーツァルトの街」や「音楽祭の街」として名高いザルツブルクの観光。
朝食はロボットがスクランブルエッグを運んでくれたビュッフェ。

朝8時出発、8時20分ザルツブルクに到着。停車場所から徒歩数分、ミラベル宮殿前庭園に着きます。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地として知られており、マリア先生と子供達が「ドレミの歌」を歌う有名なシーンで使われています。
もともとミラベル宮殿は、17世紀にザルツブルグの大司教ヴォルフ・ディートリヒが、愛人とその子供達のために建てたもの。

庭園から川沿いに進めて数分、マルクト橋に到着。
ザルツァッハ川のクルーズ船が運航しています。ザルツブルクカードでこのクルーズ船も無料で乗れます。

マカルト橋は、旧市街と新市街の間を流れるザルツァッハ川の上に架かり、橋の欄干には、愛の南京錠がびっしりと掛けられていました。

マカルト橋から眺める旧市街とホーエンザルツブルク城。ザルツブルクを代表する風景。

マカルト橋を渡って旧市街に入ると、黄色いモーツァルトの生家が際立っています。オーストリア天才音楽家モーツァルトが生まれた邸宅です。

大聖堂に向かう途中、モーツァルト広場があります。広場の中心には1842年設置されたモーツァルトのブロンズ像が建てられていて、人気の記念撮影スポットになっています。
広場に面した8番の家は、彼の奥さんだったコンスタンツェが一時住んだ家があり、像のそばには観光案内所があります。ザルツブルク公認ガイドによるシティーツアーやガイドツアーの出発場所でもあり、賑やかでした。

旧市街を通って着いたザルツブルク大聖堂。もともとは8世紀に創建された教会で、17世紀に改築されたバロック様式のもの。ザルツブルク人気の観光スポット。

ザルツブルクの大聖堂前の広場にあるクリスマス市場。朝早いためか、まだ開いていません。

ホーエンザルツブルク城を始め、ザルツブルクの旧市街などの歴史地区全体が世界遺産になっています。城の麓にあるケーブルカーに向かいます。

ケーブルカー乗り場。
徒歩でもお城へ行けます。途中から大聖堂の写真を綺麗に撮れます。

ケーブルカーが10分おきに運行します。10数人並んでいました。往復料金は大人12.9ユーロ、6～14歳の子供は7.4ユーロ。博物館付きの方が3ユーロほど高い。

あっという間にザルツブルク最も人気の観光スポットホーエンザルツブルク城に到着。
ザルツブルク城塞は1077年に建設を始め、幾度もの増築を繰り返し、17世紀頃完成しました。

メンヒスベルクの丘の上にある城塞は一度も陥落したことがないそうです。
城塞内の博物館の開館時間は10～4月9:30～17:00、5～9月8:30～20:00（イースターとクリスマスの週末は18:00まで、12月24日は14:00まで）。10:15集合であまり時間がないため、博物館見学は諦めました。

一番高い所にある見張り台からザルツブルクの全容を堪能できます。

絶景です。

城壁内部から中庭に出ました。

中庭ではクリスマスマーケットが開催されるがまだ開いていません。朝早すぎてしょう。

観光客がまだ少ない。

敷地内にはレストランやカフェもあり、この階段側のカフェではステキな景色を楽しみながら休憩出来ます。

ケーブルカー乗り場へ向かいます。

ケーブルカーを出ました。乗馬クラブでしょうか。

大聖堂前のクリスマス市場がオープンしました。

ゲトライデ通り。モーツァルトの生家がある素敵な歩行者専用道路

様々なお店の看板がみもの。かつては文字を読めない人のために何のお店か一目瞭然に分かるように工夫を凝らして作ったそうです。

旧市街にあるクリスマス市場。

世界遺産に登録された旧市街。建物が優雅で上品。

橋向こうの新市街へ。

観光バスの停留所へ向かいます。橋を渡り、城塞の方へ振り返ります。

新市街にあるブルーの屋根の三位一体教会。その手前にあるビンクの建物がモーツアルトの博物館。

モーツァルトが17歳の時から家族と一緒に住んでいた家です。モーツァルトは音楽家としては天才中の天才だが、家計面では全くの素人で、余裕のあまりない中、病になり、35歳の若さで無くなったとガイドさんが嘆いていました。

モーツァルトの住居。残念だが、見学する時間がありませんでした。

観光バス停留所向かいの免税店。ちょっとだけ買い物してトイレを利用。

10:30、バスに乗り、ドイツのミュンヘンへ。車窓からの風景が素敵。

約2時間、ミュンヘンに到着。徒歩数分で市の中心部にある「マリエン広場」へ。広場に面して建っている古めかしい重厚な建物が「ミュンヘン新市庁舎」です。19世紀末から20世紀初頭にかけて建築されたネオゴシック様式が荘厳な雰囲気を醸し出しています。鐘楼の中には仕掛け時計が造られており、32体の人形による歴史劇を見ることができます。塔の一番上は展望台となっています。

観光案内所もあります。

広場の右手にある旧市庁舎。おもち博物館になっています。

ビールの聖地・ミュンヘン。中にも王者であるビアホール『ホフブロイハウス』。5ユーロ払ってガイドさんが案内してくれました。
マリエン広場から徒歩数分。ハードロックの向かい側にあります。グーグルマップあれば自分でも来れますが。

ホーフブロイハウス（Hofbräuhaus）。
ドイツで一番有名なビアホールで、観光名所になっています。1300人が入れるという巨大なホールに観光客がいっぱい。いろんな言語が飛び交っています。創業400年以上の歴史と伝統を誇るビアホールはオリジナルラガービールが有名。

人混みに押されて前へ進みます。空席を見つけるのが難しい。二階は空いているが、雰囲気がやはり違うので、一階に戻りました。

ホールの真ん中にバンド演奏あります。賑やかで熱気溢れています。もちろんマスクをしている人はいません。心配して出て別のレストランを探すツアー団員もいたが、有名店はどれも予約が必要だそうです。

もうウィルスなんか忘れて、知らない人と長いテーブルの相席となり、みんなと同じソーセージの盛り合わせや肉料理、じゃがいも料理にしました。普通付け合わせのキャベツがここでは別オーダーになります。勘定の時5ユーロのお釣りが渡してくれず、「チップでいいでしょ。」と言われました。まあいいけど、ちょっとこの言い方、、、

ビアホール『ホフブロイハウス』の中庭。ここも人がいっぱいです。静かに食事するには向いてないが、旅の一環として違う雰囲気を味わうことも楽しい。

15:30、ミュンヘンを後にし、今晩宿泊先のシュッツガルトへ。17時頃の夕焼けが美しい。
明日はハイデルベルク観光。