馬場花木園散歩　１１月の花（２０種）　２０２２年

2022/11/01 - 2022/11/30

「withコロナ」で感染を予防しながら日常生活を送る。
毎日、散歩で訪れる馬場花木園の花レポートも３年目。
いつまでコロナ禍が続くやら。
今回は2022年１１月の花をレポートする。

馬場花木園　2022年１１月の花。（ ２０種の花を掲載）
ホソバヒイラギナンテン、ツワブキ、リュウノウギク、イソギク、ハナイソギク、ナンテン、センリョウ、マンリョウ、ソヨゴ、サガギク、ミカエリソウ、白いムラサキツユクサ、サザンカ、ヒメツルソバ、ニホンズイセン、キチジョウソウ、マユミの実、ヤブツバキ、ワビスケ、クロガネモチ

生き物
カワセミ、アキアカネ、コサギ、シジュウカラ、モンシロチョウ、キタテハ

過去の、馬場花木園散歩　毎月の花（２０２０年1月～２０２１年１２月）はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/40122

エリア 鶴見(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 徒歩

馬場花木園

秋も深まって来た。

馬場花木園 公園・植物園

ホソバヒイラギナンテン（細葉柊南天）

黄色の小花が黄金に輝く。

ホソバヒイラギナンテン

ヒイラギナンテンより葉が細い。

ツワブキ（石蕗）

大きな黄色の花を。
キク科ツワブキ属。キク属では無いが。

ツワブキ（石蕗）

「蕗」の名がつくのは葉の形がフキに似ているところから来ている。

リュウノウギク（竜脳菊）

竜脳のような香り。

リュウノウギク

野菊の1種。茎がひょろりとして頼りない。

イソギク（磯菊）

小さい黄色の小花が集まって。

イソギク

菊の花で衣装を飾った菊人形にもよく利用される。

ハナイソギク（花磯菊）

イソギクと、園芸種のイエギクの交雑種。
蕾から。

ハナイソギク

イソギクより遅れて、小花が開いた。

ナンテン（南天）

難転、難を転ずる縁起木。

ナンテン

乾燥させた実から咳止めの効果が期待できることから、薬用植物としても扱われている。
南天の実を使った飴、「南天のど飴」は有名。

センリョウ（千両）

正月飾りの縁起物。

センリョウ

マンリョウの実が葉の陰にかくれるようにつくのに対し、センリョウは葉より高くつく。

マンリョウ（万両）

これも正月の縁起物。
いかにもたくさんのお金をほうふつとさせる名前だ。

マンリョウ

千両（センリョウ）と よく似ているが、万両(マンリョウ)の方が実が大きい。
マンリョウ（万両）はサクラソウ科、センリョウ（千両）はセンリョウ科で種類は違う。

ソヨゴ（冬青）

赤い実は縁起が良い。

ソヨゴ

５月の花は白。

サガギク（嵯峨菊）

糸のように細い管状の花弁。

サガギク

嵯峨天皇の時代に大覚寺大沢の池に自生していた野菊を品種改良した。

ミカエリソウ（見返草）

見返り美人？

ミカエリソウ

名の由来, 花がきれいでみんな振り返って見るとか。

白いムラサキツユクサ（紫露草）

白花でもムラサキ。

白いムラサキツユクサ

ピンクもあるとか。

サザンカ　赤も白も

さざんか さざんか さいたみち　♪

サザンカ　白

サザンカ　

ツバキより開花が早い。

サザンカ　

ツバキと違って、花弁がバラバラになって散る。

ヒメツルソバ（姫蔓蕎麦）　

コンペイ糖のような花。

ヒメツルソバ

マラヤからロックガーデン用に日本に導入された多年草。

ニホンズイセン(日本水仙)

清楚な白い花。
冬の訪れか。今年は開花が早い。
学名（Narcissus）の「ナルキッソス」は、水に映った自分に恋して死んだ、ギリシャ神話の美少年ナルシスからきているといわれている。

ニホンズイセン

白い花に、黄色いお猪口を乗せる。

キチジョウソウ（吉祥草）

吉祥とはめでたいことをいう。
花をつけたときには吉事がある。

キチジョウソウ

花は葉に隠れて目立たないので、花を見られると吉となる。

マユミ(真弓）の実　

赤い実が顔を出す。

マユミ(真弓）の実　

梅か桜か花の様だ。

マユミ

春には白い花を咲かせていた。

ヤブツバキ（薮椿）

椿の代表、咲き始めた。

ヤブツバキ

やぶに生えるツバキ。

ワビスケ（侘助）

ツバキの一種。「茶花」の代表的な存在。
バックには茶室。

ワビスケ

花びらを開ききらず、筒型に咲く。

ワビスケ

茶道の境地といわれる（わび）と（好き）でできた名前。
千利休の庭男の名前「侘助」にちなむという説もある。

落ちた花

ワビスケ（侘助）

赤も遅れて咲きだした。

ワビスケ

ワビスケ

ワビスケ

紅葉に囲まれて。

クロガネモチ（黒金餅）

高い木に赤い実をたくさんつける。

クロガネモチ

モチノキ同様、樹皮から「とりもち」を作ることができる。

クロガネモチ

高さ10mから20mに達する。

カワセミ（翡翠）

清流の宝石と呼ばれる青い鳥。

カワセミ

11月に成って連日のようにやってくる。

カワセミ　連続写真

池の小魚を捕食するので、池に飛び込む瞬間を狙う。

カワセミ　連続写真

飛び込む瞬間はシャッターが間に合わず、池から出てくるところは何とか撮れる。

トンボは

アキアカネ？

コサギ（小鷺）

ダイサギよりも一回り小さい白鷺の一種。
時々やって来る。

コサギ

黒いくちばしが冬も黒く、足の指が黄色。 全長：61cm 。

シジュウカラ（四十雀）

四十の雀と書いてシジュウカラ。たくさん群れるから、という説や、スズメ40羽分の価値があったことから名付けられたという説も。

シジュウカラ

水浴びしていた。

モンシロチョウ

キタテハ

ツワブキと。

キタテハ

イソギクと。