馬場花木園散歩　４月の花（５９種）２０２３年

2023/04/01 - 2023/04/30

コロナ禍も終わりが近づき日常生活が見えてきた。
毎日、散歩で訪れる馬場花木園の花レポートも４年目に入った。
今回は2023年４月の花をレポートする。

馬場花木園　2023年４月の花。（５９種の花を掲載）
ヤエザクラ、サトザクラ、ウコンザクラ、ヒメリンゴ、ハナズオウ、ニホンサクラソウ、原種チューリップ、シボリツバキ、ハナカイドウ、ホウキモモ、キバナカタクリ、ヤマブキ、ヤエヤマブキ、カントウタンポポ、ミツバツツジ、ツツジ、ドウダンツツジ、ハラン、シャクナゲ、ボタン、タイツリソウ、リナリア、シャガ、コデマリ、ハナミズキ、ニリンソウ、オキナグサ、タイワンクマガイソウ、ミヤコワスレ、セイヨウジュウニヒトエ、スズラン、ミズバショウ、ウワズミサクラ、ツリガネスイセン、ムサシアブミ、エビネ、シラン、クレマチス、タツナミソウ、ハルジオン、ハナダイコン、ヒメシャガ、アヤメ、イチハツ、アイリス、ジャーマンアイリス、オダマキ、ムラサキツユクサ、オヘビイチゴ、ヒナゲシ、ベニサラサドウダン、モチツツジ花車、カラタネオガダマ、シロツメグサ、フジ、シャクヤク、ヒナギク、タニウツギ、キンギョソウ

過去の、馬場花木園散歩は以下。　
毎月の花（２０２０年1月～２０２１年１２月）
https://4travel.jp/travelogue_group/40122
毎月の花（２０２２年1月～）
https://4travel.jp/travelogue_group/42648

エリア 鶴見(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 徒歩

4月は遅咲きの八重桜が満開

ヤエザクラ（八重桜）
池の周りは八重桜がいっぱい。

馬場花木園 公園・植物園

ヤエザクラ

池の周り。

ヤエザクラ

池の周り。

ヤエザクラ

池の周り。

ヤエザクラ

池畔のあずまや。

ヤエザクラ

青空と。

サトザクラ（里桜）

園芸品種の多くを総称してサトザクラという。多くは江戸時代後期に日本で作出された。

サトザクラ（里桜）

ツツジをバックに

サトザクラ（里桜）

ウコンザクラ（鬱金桜）

ウコン色(鬱金色)と呼ばれる淡黄緑色。

ウコンザクラ

ウコンザクラ

ヒメリンゴ（姫林檎）

春には可愛い白い花が咲く。

ヒメリンゴ（姫林檎）

ハナズオウ（花蘇芳）

紅紫色をした蝶形の花。

ハナズオウ

ニホンサクラソウ（日本桜草）

日本に自生する桜草。

ニホンサクラソウ

桜に遅れて咲いてきた。

原種チューリップ　

素朴で可愛い。

原種チューリップ　

シボリツバキ（絞り椿）

いっぱいに咲いてきた。

シボリツバキ（絞り椿）

ハナカイドウ（花海棠）

淡いピンクの花。
中国では古く牡丹と並び称されて人気の高い花で美人を表す。

ホウキモモ（箒桃）

箒のように細く縦に伸びる。

キバナカタクリ（黄花片栗）

アメリカ生まれで、紫の日本カタクリより背が高く美人。

キバナカタクリ（黄花片栗）

ヤマブキ（山吹）

山吹色の花を枝一面に。

ヤマブキ（山吹）

ヤエヤマブキ（八重山吹）

豪快に八重咲。

ヤエヤマブキ（八重山吹）

カントウタンポポ（関東蒲公英）

大きなタンポポ。

カントウタンポポ（関東蒲公英）

頭花を包む総包の外片に突起があり、外片が反り返らないのが本種の特徴。

ミツバツツジ（三葉躑躅）

赤紫が鮮やかに。

ミツバツツジ（三葉躑躅）

ツツジ（躑躅）

色とりどりに。

ツツジ（躑躅）

ドウダンツツジ（灯台躑躅）

白い花が星空の様に咲く。

ハラン（葉蘭）の花　

葉に隠れて壺型の花が咲く。

ハラン（葉蘭）の果実

ハラン（葉蘭）

この根元に花や果実が隠れている。

シャクナゲ（石楠花）

鮮やかな花色。

シャクナゲ

濃い赤から薄いピンクへ変わっていく。

ボタン（牡丹）

美人の代名詞、花色は多彩。

ボタン（牡丹）

座れば牡丹。

ボタン（牡丹）

絞りも。

タイツリソウ（鯛釣り草）

赤やピンクの花を吊るす。

タイツリソウ（鯛釣り草）

釣り竿のように伸びた花序に、釣った魚が吊り下がっている。

リナリア（姫金魚草）　

小さいキンギョソウ。

シャガ（著莪）

美しい花を咲かせる。

シャガ

コデマリ（小手毬）

小さな白い花が手毬の様に。

コデマリ

「優雅」「上品」といった花言葉が似合う。

ハナミズキ（花水木）

桜の後に白やピンク。

ハナミズキ

ニリンソウ（二輪草）

1本の茎から2輪の花を咲かせる。

ニリンソウ

白い可憐な花が風に吹かれて。

オキナグサ（翁草）

おじいさんみたい？

オキナグサ

白髪に覆われている様。

タイワンクマガイソウ（台湾熊谷草）

台湾生まれ。
今年も咲いてくれた。

タイワンクマガイソウ

後ろ姿は。

ミヤコワスレ（都忘れ）

恋しい都も忘れられる。
承久の乱に敗れて佐渡に島流しされた、順徳上皇が、庭に咲いた可憐な花に目を留め「恋しい都も忘れられる花」と表現した。

セイヨウジュウニヒトエ（西洋十二単 ）

西洋生まれ
日本のジュウニヒトエより背が高い。
薄い青紫の花が幾重にも重なったさまが十二単？

スズラン（鈴蘭）

純白の花が恥じらう。

スズラン（鈴蘭）

俯いて。

ミズバショウ（水芭蕉）

尾瀬の花が見られる。

ミズバショウ（水芭蕉）

夏を待たずに咲く。

ウワズミサクラ（上溝桜）

白いブラシの様なおかしな桜。

ウワズミサクラ（上溝桜）

桜とは思えない。

ツリガネスイセン（釣鐘水仙）

風鈴がそよぐ。

ツリガネスイセン

葉がスイセン(水仙)に似ている？

ムサシアブミ（武蔵鐙）

武蔵国で造った馬具の一種で、馬に乗ったときに足を載せる鐙に似ている。

ムサシアブミ

可笑しな花姿。

エビネ（海老根）

地上性のラン。

エビネ

根茎の節多く、エビの背に似ている。

シラン（紫蘭）

これも地上性のラン。

シラン（紫蘭）

知らん間に園内のあちらこちらに。

クレマチス（鉄線）

つる植物の女王。
カザグルマとも。

クレマチス（鉄線）

大きく堂々と。

タツナミソウ（立浪草）

波立っている。
ネーミングが良い。

タツナミソウ（立浪草）

紫も。

タツナミソウ（立浪草）

白も紫も。

ハルジオン（春紫苑）

町中に溢れている。

ハルジオン

春に咲く紫苑。

ハナダイコン（花大根）

ムラサキハナナ（紫花菜）とも。
大根ではない。

ヒメシャガ（姫射干）

シャガの姫、可愛い。

アヤメ（文目）

水辺に花開く。
菖蒲、文目、綾目とも。

アヤメ

アヤメ

網目模様。

イチハツ（一初）

名前の通り初めに咲く。

イチハツ

別名は「トビオグサ(鳶尾草)」、花の特徴がトンビに似ている。

アイリス　

中央に黄色い筋がはっきりと。

ジャーマンアイリス　

大きなヨーロッパ生まれ。

ジャーマンアイリス　

オダマキ（苧環）

紫の美しい姿。

オダマキ（苧環）

ムラサキツユクサ（紫露草）

紫に、ピンク、白も。

ムラサキツユクサ（紫露草）

色は多彩。

ムラサキツユクサ（紫露草）

色は多彩。

オヘビイチゴ（雄蛇苺）

黄色がいっぱい。

オヘビイチゴ

実は食べられない。

ヒナゲシ（雛罌粟）

虞美人草ともポピーとも。
「ひなげし」と言うと、アグネス・チャンの「ひなげしの花」を思い出す。
丘の上　ひなげしの花で　♪

虞美人草は

三国志の時代、楚国の武将 項羽には、虞姫（ぐひ）とい美しい妻がいた。敵対している漢の国が楚国に攻め込んできた際、虞姫は項羽の足手まといにならないよう、自害してしまった。
その虞姫の亡骸のそばに、ヒナゲシの花が咲いていたことから、虞美人草と言われるようになった。

ベニサラサドウダン（紅更紗満点星）

紅い満天の星。

ベニサラサドウダン

紅い更紗ドウダン。

白のドウダンツツジ（灯台躑躅）

モチツツジ花車（黐躑躅花車）

花の形が風車に似ている？

モチツツジ花車

カラタネオガダマ（唐種招霊）

バナナの香りが漂う。

カラタネオガダマ（唐種招霊）

花の寿命は短く1～2日で散るが、次々と開花するので、10日前後は楽しめる。

シロツメグサ（白詰草）

四つ葉のクローバーは？

シロツメグサ

白い詰草。
名前は1846年（江戸時代末期）、オランダから将軍家にガラス製の花瓶が献上された際、箱の中に乾燥したこの草が詰められていた。

四つ葉のクローバーを探して見よう。

フジの花

今年の藤は早い。日本各地でGWを待たずに終わろうとしている。撮りためた、フジの花を。

フジの花

長～く

フジの花

フジの花

下から。

フジの花

フジの花

ツツジと。

シャクヤク（芍薬）

ボタンに遅れて「立てば芍薬」。

シャクヤク（芍薬）

ボタンと並んで高貴な美しさを。

シャクヤク

ヒナギク（雛菊）

いっぱいに広がって来た。
デイジーとも。

ヒナギク（雛菊）

イギリスでは花弁が多いことから少女たちに恋の花占いによく使われることから「愛の物差し」とも呼ばれる。

タニウツギ（谷空木）

谷間に淡紅色の花。
沢や谷間の水が流れているそばによく自生し、そこからタニウツギ。

タニウツギ（谷空木）

田植えの時期に花が咲くのでタウエバナとも呼ばれる。

キンギョソウ(金魚草)　

金魚に見える？

キンギョソウ

英名は「snapdragon」、花の形が龍がかみついている姿に似ている。