馬場花木園散歩　５月の花（４６種）２０２２年

2022/05/01 - 2022/05/31

「withコロナ」で感染を予防しながら日常生活を送る。
毎日、散歩で訪れる馬場花木園の花レポートも３年目。
いつまでコロナ禍が続くやら。
今回は2022年５月の花をレポートする。

馬場花木園の2022年５月の花。（４６種の花を掲載）
ヒメサユリ、ニッコウキスゲ、カルミア、シャリンバイ、ジャーマンアイリス、カキツバタ、フタリシズカ、ヒトリシズカ、タニウツギ、アサギリソウ、ヤグルマギク、シロタエギク、ヒルガオ、ガマズミ、ユキノシタ、ハクチョウゲ、タイツリソウ、ヒメユズリハ、サクラの実、ウメの実、アンズの実、松の花、クリンソウ、エゴノキ、マユミ、ヤマボウシ、トベラ、ノコギリソウ、イセナデシコ、クレマチス、ヤエドクダミ、ヤエオダマキ、シロバナヤエウツギ、ヒメツキミソウ、ヒメキスゲ、サツキ、マツバギク、カンパニュラ、デルフィニウム、シモツケ、シモツケソウ、キンギョソウ、イワタバコ、トキソウ、ツキヌキニンドウ、バイカウツギ

飛来したチョウ
アサギマダラ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、アゲハチョウ、ジャコウアゲハ、ヒメジャノメ

過去の、馬場花木園散歩　毎月の花（２０２０年1月～２０２１年１２月）はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/40122

エリア 鶴見(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 徒歩

鯉のぼりでスタート　

こどもの日です。
古民家の前に、鯉が泳いでいる。

ヒメサユリ（姫早百合・姫小百合）

名前が良い。
恥じらい深く可愛らしく。

オトメユリ（乙女百合）とも言う

ニッコウキスゲ（日光黄萓）

尾瀬の群落を思い出す。

正面から

鮮やかな黄色。

カルミア（ 花笠石楠花）

金平糖のような星形の花。

まさしく金平糖

シャリンバイ（車輪梅）

梅に似ているかな。

シャリンバイ

葉が枝先に車輪のように放射状に集まり、花が梅の花に似ている。

ジャーマンアイリス（超巨大輪）

大きくて鮮やか。

ジャーマンアイリス

カキツバタ（杜若）

「いづれあやめかかきつばた」

カキツバタ

『万葉集』など歌にも詠まれ親しまれている。

フタリシズカ（二人静）

二人静かに。
源義経を愛した白拍子の静御前の亡霊が舞う能の二人静に由来する。
２本の花穂を静御前とその亡霊の舞い姿にたとえた。

フタリシズカ

花言葉「いつまでも一緒に」。
三人の時も。

ヒトリシズカ（一人静）

一人で静かに。
花言葉は「隠された美」。
源義経の妾であった静御前は、源義経に愛されたにも関わらず正妻にはなれなかった。

ヒトリシズカ

静かにひっそりと咲いていた。

タニウツギ（谷空木）

鮮やか、ベニウツギとも。

タニウツギ

田植えの時期に花が咲くのでタウエバナとも呼ばれる。

アサギリソウ（朝霧草）

朝霧が煙っている。

ヤグルマギク（矢車菊）

白妙菊の中に鮮やか。
ヨーロッパ原産。ドイツの国花。

ヤグルマギク

放射状に広がる花の形が矢車のように見える。

紫や青も

シロタエギク（白妙菊）

白い葉が美しい。

ヤグルマギクの後ろに

花壇や寄せ植えの引き立て役に。

ヒルガオ（昼顔）

昼に咲く、朝顔と似た花。

海岸にはハマヒルガオ（葛西臨海公園で）

ヒルガオとは葉の形が違う。
ヒルガオは、スペード型で細長い。
ハマヒルガオは、ハート型で丸い。

ガマズミ（蒲染）

春には白色の花が咲く。

ガマズミ

ガマズミ

秋には赤い実が成る。

ユキノシタ（雪の下）

大の字が可愛い。

ユキノシタ（雪の下）

大がいっぱい。

ハクチョウゲ（白丁花）

白い花が丁字咲き。（５裂咲き）。

７裂か

５，６，７裂、そろい踏み

タイツリソウ（鯛釣り草）

鯛を釣った。

タイツリソウ

ケマンソウとも。
寺院のお堂を飾る装飾品の華鬘（けまん）から。

ヒメユズリハ（姫譲葉）

ユズリハの姫。

桜の実　

河津桜の実。
寒緋桜の実も同じように。
ソメイヨシノの木は全てクローンで実が成らない。

ウメの実　

小梅の実　
写真では分からないが実は小さい。

アンズの実

もう少ししたら熟す。

松の花　

松にも花が。

松の花　（散歩道で）

松にも花が。
根元の茶色の部分を「雄花（おばな）」、先端の赤色の部分を「雌花（めばな）」。

クリンソウ（九輪草）

花の付き方が、仏塔の屋根の「九輪」に似ていることから。

クリンソウ

花が9輪つくからでは無い。

クリンソウ

仏塔の屋根の「九輪」に見えるかな？

エゴノキ（ 野茉莉）

星形の花が下向きに鈴なり。

エゴノキ

下から見た。

マユミ（檀・真弓）

4弁の白い花。

マユミ

秋には紅葉、実が7熟す。

ヤマボウシ（山法師）

比叡山の延暦寺の山法師が白色の頭巾を。

ヤマボウシ（山法師）

山帽子とも言う。

トベラ（扉）

白い花が香る。
トベラ（扉）は、節分の時にオニ除けとして扉に挟む風習があった。

トベラ

海岸近くに生える丈夫な低木。

ノコギリソウ（鋸草）

小さな白い花がたくさん。
葉の縁に細かいギザギザの切れ込みが入って、それがノコギリの刃のように見える。
羽衣の故事からハゴロモソウ（羽衣草）とも。

ノコギリソウ

ノコギリソウ属の学名「アキレア（Achillea）」は、アキレス腱で有名な、ギリシャ神話に出てくる半神半人の戦士「アキレス」から名付けられた。

イセナデシコ（伊勢撫子）

花弁が長～い。
江戸時代から伊勢（松坂）藩で栽培されていた伝統植物。
別名、大阪撫子、御所撫子と言う。

３色そろい踏み

クレマチス　

鉄線（テッセン）、「風車（カザグルマ）が似合う。

クレマチス

風車が回っている。

ヤエドクダミ（八重毒痛み）

スカートを広げて。

ドクダミもオシャレをする

皆で踊ろう。

一重と一緒

一重が男性、八重が女性。

ヤエオダマキ（八重苧環）

こちらもスカートをはいてドレスアップ。

ヤエオダマキ

お姫様みたいに。

シロバナヤエウツギ（白花八重空木）

やっぱり八重咲は可愛らしい。

シロバナヤエウツギ

ヒメツキミソウ（姫月見草）

昼にも見られる鮮やかな黄色。

ヒメツキミソウ

ツキミソウと違って昼にも見られる。

ヒメキスゲ（姫黄萓）

こちらも姫。
ユリに似た小さい黄色の花。

ヒメキスゲ

サツキ（皐月）

ツツジの後にはサツキが池の周りに。

サツキ（皐月）

サツキ

サツキはオシベが5本、ツツジは5本以上。

マツバギク（松葉菊）

葉が松の葉のよう、菊に似た花。

マツバギク

カンパニュラ　

小さな鐘。
釣鐘型の花を横向きや上向きに。

カンパニュラ　

風鈴草（フウリンソウ）やベルフラワーとも呼ばれている。

デルフィニウム　

Delphiniumは、ギリシア語でイルカ。

シモツケ（下野）

東屋をバックに、ピンク色。
栃木県である下野（しもつけ）の国で最初に見つかった。

シモツケ

ピンクや白。

シモツケソウ（下野草）

こちらは草。
シモツケは木。

シモツケソウ

こちらも小さな花が集まって咲く。

キンギョソウ（金魚草）

金魚を連想させる？

イワタバコ（岩煙草）

日陰に生えていて、葉のかたちがタバコに似ている。
星形をした紅紫の花を下向きに。

イワタバコ

日の当たらない湿った岩場などに多い。

トキソウ（朱鷺草）

朱鷺色の花が優しく。
花の色がトキの羽根の色に似ている。

トキソウ

ラン科トキソウ属の野生ラン。

ツキヌキニンドウ（突抜忍冬）

赤いスイカズラ。

ツキヌキニンドウ（突抜忍冬）

ツキヌキ（突抜）は、花に一番近い葉が2枚ひっついて1枚になり、その真ん中を突き抜けるように茎が伸びて花をつけることに由来する。

バイカウツギ (梅花空木）

白いさわやかな花。
中国名は「山梅花」。良いネーミング。

バイカウツギ (梅花空木）

梅の花に似ている？

アサギマダラ（浅葱斑）

渡り蝶がやって来た。
1000km以上も海を越えて旅をする渡り蝶。

アサギマダラ

昨年は10月にやってきた。
翅を広げた大きさが10センチの大きな美しい蝶。

アオスジアゲハ（青条揚羽）

鮮やかな青条のアゲハチョウ。

アオスジアゲハ

無尾でアゲハらしく無いが。

ツマグロヒョウモン（褄黒豹紋）

豹紋のタテハチョウ。

アゲハチョウ（揚羽蝶）

アゲハ（揚羽）のランデブー。

ジャコウアゲハ（麝香鳳蝶）

ジャコウの香りがするそうだ。

ヒメジャノメ（姫蛇目）

目玉模様の小さなチョウ。