シニアの２０２２年　紅葉の季節ですねっ［１８］　紅葉ライトアップ№４　平等院

2022/12/03 - 2022/12/03

いつもは車でしか行かない宇治に、「瑞光照歓」ー錦秋のあかりーと名付けられた平等院ライトアップを見るために電車に乗って訪れました。ライトアップまで時間があったので宇治橋通りを散策しましたが、今年になって一番の冷え込みで少し寒かったです。
平等院のライトアップは全く風もなく、素晴らしい幻想的な池に映る建物を見ることができました。先日の東福寺よりも良かったかな。今年の紅葉狩りはこれで打ち止めだろうなー？

エリア 宇治(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

京阪電車宇治線宇治駅です。

宇治川両岸の紅葉はすでに散り初めでした。

永禄年間から十五代続く宇治茶の御茶師上林春松家です。

宇治橋通りの横丁には、おしゃれな店が増えています。

ここは宇治で現在超有名なパン屋さん「たま木亭」のご主人の実家のパン屋さんです。

辻利の喫茶で一休みしました。ここは京都などで行列ができる店など、幅広く店舗展開をしています。

中庭。

連れ合いはわらび餅を注文。

僕はせん茶です。手作り最中が付いてきます。

まだまだ時間があるので、宇治川の散策です。
これは奇祭で知られた縣神社の鳥居です。御祭神木花開耶姫命（このはなさくやひめのみこと）は、良縁、安産の守護神として敬われています。

どのような奇祭かは各自お調べください、おもしろいですよ。一度見学に行きたいと思っていますが、真っ暗な真夜中に行われるのでなかなか機会がありません。
。

個々もお茶の店、中村藤吉平等院店です。

宇治川の岸「あじろぎの道」には、まだ一部綺麗な紅葉が残っていました。

「あじろぎの道」の紅葉です。

「あじろぎの道」から中の島に渡る「橘橋」。

「喜撰橋」と塔の島に立つ「十三重の石塔」です。

喜撰橋

川向うは紅葉で有名な「興聖寺」で、架かる橋は「観流橋」です。結構な水流が宇治川に流れ込んでいます。

中の島には宇治川の鵜飼で有名な鵜がゲージに入れられています。

対岸に渡ることのできる「朝霧橋」。

既に6時入場の方々が平等院の入り口に並んでおられます。僕たちは7時の入場です。

平等院前にできた綺麗なスターバックスです。まだ入場までに時間があるので、ここで時間待ちです。なかなか綺麗でおしゃれなスターバックスですよ。

暗くなってきました、入場の時間です。正面入り口です。

入口から少し歩くと、このような幻想的な素晴らしい光景が広がります。

逆さ「鳳凰堂」が「阿字池」に美しく反射され素晴らしい眺めになっています。

今日はラッキーにも、風が全くなく「鳳凰堂」の池への映りはこれ以上ないほどの好条件です。

国宝「鳳凰堂」は関白藤原頼道の建立による藤原摂関時代をしのぶ唯一の遺構です。

真正面からの映像。

阿弥陀堂内部に阿弥陀如来座像が鎮座されています。

阿弥陀如来座像が鎮座する周りの長押には雲中供養菩薩像52躯が掲げられ、天井からは66個の鏡がつるされ燈明の光を反射させていたそうです。まさに当時の人々の思い描く極楽浄土そのものですね。

黄葉も池に映り綺麗です。

鐘楼

ミュージアム鳳翔館です。内部撮影は禁止されていますが、ミュージアム鳳翔館には、国宝の梵鐘、鳳凰一対の他、阿弥陀堂を飾る雲中供養菩薩像26躯が展示されています。
兎に角中でも様々な楽器を持つ雲中供養菩薩像26躯の優美さ、可愛らしさはどのような仏像の追随をも許さないほど愛らしいものです。これが彩色され阿弥陀堂内部に飾られていたのを想像するだけでうっとりしますよね。

鳳凰殿の屋根上の鳳凰一対です。

鳳凰堂に渡る橋です。昔特別拝観でこの橋を渡り阿弥陀如来を拝んだことがあります。

平等院の夜間ライトアップを十分に堪能しました。先日の東福寺よりもライトアップが上手く、インパクトがありました。

宇治橋たもとに設置された「紫式部像」。

帰り際宇治橋から上流を見ると、朝霧橋がライトアップされていました。
今年の紅葉狩りもこれで最後になりますね。