2022年11月北海道弾丸旅行2（留萌本線）

2022/11/24 - 2022/11/25

　2022年11月24日～25日に北海道へ行ってきました。
　当初は、もう少しゆったりとした日程で、北海道のいろいろな路線に乗ってこようと考えていましたが、急用ができて1泊2日の慌ただしい日程となりました。
　苫小牧駅から電車乗り継いでこの日の宿泊地　旭川へ向かいました。
　翌朝は上り始発列車に乗って深川駅へ、深川駅からは2023年に一部区間が廃止される留萌本線へ向かいました。

エリア 留萌（るもい）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

　苫小牧駅に着いて、千歳線列車に乗り換えます。
　札幌経由手稲行きです。

　苫小牧18:42　→　南千歳19:02（2797M）

苫小牧駅 駅

　クモハ721-3015

　南千歳駅でエアポート号に乗り換えます。

南千歳駅 駅

　エアポート191号に乗ります。

　南千歳19:10　→　札幌19:44

　札幌駅到着です。

札幌駅 駅

　ライラック41号　旭川行きに乗り換えます。

　札幌20:00　→　旭川21:25

　サハ789-106　
　自由席は空いていました。

　旭川駅到着、高岡駅を出発してから15時間余り、長かった(笑)

旭川駅 駅

　旭川駅舎、初めて北海道を訪れた40年前夏には、夜行列車で旭川駅に着いて、始発列車まで駅で過ごしたことがあります。
　当時は、稚内への「利尻」号、網走への「大雪」号が走っていて夜中にも列車が停車していました。
　ちなみに、当時の記録見ると、下り急行「利尻」に乗って旭川駅に23:59に到着し、駅でしばらく休んでから、折り返し3:45発上り「大雪」に乗って砂川駅下車、廃止された歌志内線と上砂川支線に乗りに行っています。
　若かったからできたことですね。あと、夏じゃないとできませんでした。

旭川駅 駅

　大きなクリスマスツリーが

　もうそんな時期なんですね。

　駅から歩いて5分くらい、弱い雨が降っていましたが、濡れるというほどでもなくこの日の宿、スマイルホテル旭川に着きました。

スマイルホテル旭川 宿・ホテル

　チェックインをすませてエレベーターで5階へ

　シングル、テレビに冷蔵庫、電気ポットもありました。
　奥には加湿器付き空気清浄機も、使わなかったけど、エアコン入れたまま寝てしまったので翌朝、少しのどが痛かったです。使えばよかった。

　ベッド

　バス・トイレ、施設は古めなのでバスは狭かったですが、部屋は清潔な感じでした。

　宿泊料は5,200円のところ、全国旅行支援で40%オフの3,120円、それにほっかいどう応援クーポン3,000円が付きました。
　実質120円？？申し訳ない。(笑)

　夜ごはんもラーメンで。
　「ほっかいどう応援クーポン」が使える店がないかと探していたら、「クーポン利用可」という案内が見えたこの店に入りました。
　しかし、これは見間違いで別のクーポンは使えるようでしたが、「ほっかいどう応援クーポン」は使えないとのことでした。

一蔵 旭川本店 グルメ・レストラン

　そんな確認もせずに

　メニューを見ます。
　いっぱいあって、何がお勧めなのかわかりません。(笑)

　旭川ラーメンって、醤油？味噌？塩？もうパニクっています。

　べジポタラーメンというのもあったり、

　カレーもありました。

　餃子は食べようかな

　で、注文したのは味噌チャーシューと餃子と生ビール、この時はクーポンが使えるものと思っていたので、ちょうど2,000円超すくらいの注文してました。(笑)
　この日は２杯のラーメンいただいて、おなかいっぱいでした。

　ホテルに戻って爆睡、翌朝4:30に起床、5:00前にチェックアウトして、旭川駅に戻ってきました。

旭川駅 駅

　駅舎内にもクリスマスツリー

　5:18発上り始発列車の「ライラック2号」に乗ります。

　旭川5:18　→　深川5:36

　先頭の6号車自由席に乗ります。

　クハ789-204

　始発列車なので、ガラガラです。

　たった18分乗って、深川駅で下車します。

　何人かが留萌線ホームへ向かいます。

　4番ホームヘ　　

　4番ホームの駅名標

　留萌行きに乗ります。
　この列車には、2021年3月にも乗りました。

　https://4travel.jp/travelogue/11684070

　深川5:44　→　留萌6:36（4921D）
　

　キハ54 528の単行運転です。

　鉄道ファンばかりかな？
　と思っていましたが、途中駅で下車される方もいました。でも、各駅に乗下車される方かもしれないし？？

　留萌行きワンマン列車です。

　下り始発列車は、留萌駅まで途中7駅もの駅を通過します。
　快速とは称していませんが。
　最初の停車駅は石狩沼田駅です。
　この先、留萌駅までが2023年に廃止される予定です。

石狩沼田駅 駅

　次は峠下駅に停車、上り列車と交換です。
　前回乗った時は、この列車が着いた時には既に上り列車が到着していましたが、この日はまだ到着していませんでした。

　ということでいったんホームに降りて駅名標撮影

峠下駅 駅

　前方から

　まだ信号は赤、出発時間は過ぎているのに。

　駅舎内も1枚撮りました。

　出発時間が10分以上たっても上り列車は現れず、運転士さんが電話で確認しようとしたところ、上り列車がやってきました。

　何かトラブルがあったのでしょうか。

　すぐに出発しそうですので、車内に戻ります。
　結局、15分遅れくらいで出発、運転士さんからは特にアナウンスはありませんでした。原因不明のままだし。
　遅れたおかげで、あたりはだいぶ明るくなりました。(笑)

　次の停車駅は大和田駅です。遅れを取り戻すべく、少しスビード出していたみたいです。
　大和田駅では、乗客が一人ありました。
　先ほどの上り列車に乗ってきた人かと思っていたら、上り列車はこの駅通過でした。結構、荷物たくさん持っていらっしゃいましたが、どうやってこの駅に来られたのでしょうか。

大和田駅 駅

　貨車駅です。

　もしかして駅寝？

　次は終点　留萌駅です。
　大和田駅から留萌駅へ向かう途中、カラスの群れが。線路沿いに死んでいた獣を狙っていたようです。もしかすると、先ほどの上り始発列車と接触したのかもしれません。

　まもなく終点　留萌駅です。

　留萌駅到着です。
　この先、かつては増毛駅まで線路が延びていました。

　遅れて到着し、既に折り返し深川行きの出発時間を過ぎているので、急いで急いで。(笑)

　反対ホームは現在使われていません。

　留萌駅舎、これが見納めになるのか、もう一度来られるのか。
　雪がないときの訪問は、これが最後でしょう。

　駅舎内

　駅名標

　縦書きの駅名看板と

留萌駅 駅

　留萌市へようこそ、また、鉄道が走らない市がひとつ増えます。

　折り返し深川行きになります。

　留萌647　→　深川7:49（4922D）

　こちらは閉鎖されたこ線橋

　かつては幌延駅までの羽幌線が分岐していました。

　ずっと先に羽幌線ホームがあったと記憶しています。
　羽幌線には一度しか乗れませんでした。（国鉄末期の1987年3月に廃止）

　駅舎内のうどんそば屋さん、一度食べてみたいです。

　整理券を取って乗り込みます。

　今度は最後尾に立ちます。
　留萌駅を後にします。

　かつての広大な構内を思い浮かべながら、留萌駅を後にします。

　大和田駅停車、貨車駅

大和田駅 駅

　大和田駅停車

大和田駅 駅

　雨も上がったようです。

　上り列車は各駅に停車します。
　藤山駅停車

藤山駅 駅

　藤山駅停車

　駅舎

　藤山駅を後にします。

　幌糠駅停車、次の峠下駅がシールで上書きされています。

幌糠駅 駅

　こちらも貨車駅舎

　幌糠駅を後にします。かつては列車交換可能駅だったようです。

　幌糠駅と次の峠下駅の間に、かつて東幌糠駅がありました。
　先ほどの駅名標のシールの下にはこの駅が記載されていました。
　このあたりに駅があったようです。
　なお、駅舎も待合所もない駅でした。

　前方へ、まもなく峠下駅停車

　峠下駅停車、沿線では唯一の列車交換可能駅です。

峠下駅 駅

　峠下駅を後にします。

　この駅も列車交換可能駅とはいえ、あたりに民家なく秘境駅の雰囲気たっぷりです。
　この先、峠越えに差し掛かります。

　峠トンネルを超えて

　明日萌駅もとい恵比島駅停車

　明日萌駅の駅舎、恵比島駅の旧駅舎で、テレビドラマ『すずらん』のロケに使われました。

　こちらが貨車駅舎

　恵比島駅停車

恵比島駅 駅

　恵比島駅を後にします。

　かつてはこの駅から留萌鉄道線が分岐し、国鉄深川駅までの直通列車も走っていたとのことです。（1969年営業休止、1971年廃止）

　真布駅停車

真布駅 駅

　短いホームの真布駅を後にします。

　廃止直前に2両編成の列車がもし走ったとしても、1両分しか乗り降りできませんね。

　沿線唯一の街らしい風景になって

　石狩沼田駅停車です。
　沼田町は、富山県出身の沼田氏が開拓したことから付けられた町名です。

石狩沼田駅 駅

　名所案内、夜高あんどん祭りは、富山県から伝えられたものです。

　駅名標、この駅から高校生がたくさん乗り、やっと朝の列車らしくなりました。

　石狩沼田駅を後にします。

　北秩父別駅停車です。

北秩父別駅 駅

　簡易ホームの北秩父別駅を後にします。

　北秩父別駅を後にします。

　いつもこれくらい乗っていれば。
　留萌線深川－石狩沼田間は2026年3月末に廃止される予定です。
　この高校生たちは、卒業するまで列車通学できるけど、今後はどうなるのでしょうか。

　深川・留萌自動車道と交差します。
　列車より自動車道走るバスのほうが断然速いでしょうね。

　秩父別駅停車

　チップは別

秩父別駅 駅

　秩父別駅を後にします。

　田園地帯が広がります。

　次は北一已駅停車、駅名標撮り損ねました。

　前回撮った駅名標はこちら。
　https://4travel.jp/travelogue/11684070

　「きたいちやん」駅ですが、どうしても以前の「きたいちゃん」駅と読んでしまいます。

北一已駅 駅

　北一已駅を後にします。
　ホームにいる人、駅名標撮ってる

　いつか機会があったら、レンタカー借りて札沼線と合わせて駅めぐりしたいと思っていますが、実現できるかどうか。

　函館本線が近づいてきました。

　合流して、まもなく終着　深川駅です。

　深川駅到着、折り返し留萌行きとなります。
　この列車には、札幌駅からの特急にも接続しているので、たくさんの方が待っていました。
　廃止まで、まだ4か月余りありますが、だんだん混雑してくるのでしょうね。

　こ線橋から

　こ線橋から、今乗ってきた留萌線列車

　側線を挟んで右の6番線も留萌線ホームとなっていますが、使われているのかどうか。

　また、かつて深川期からは深名線というローカル線も走っていました。（1995年廃止）

　到着は少し遅れましたが、札幌行き特急出発までにはまだ時間があります。

深川駅 駅