2022/10/10 - 2022/10/18
494位(同エリア991件中)
ねずみんさん
2022年、コロナ感染者が落ち着き、外国からの観光者も増えてきました。9月で仕事の契約が終了した私。自由な時間が増えました。今年も京都を楽しむことにしよう。行ってみたいところが分散されているので1泊や2泊では慌ただしい。そうだ、仕事が契約終了し時間があるのでゆっくり京都を楽しむことにしよう。ホテル3か所を予約。3泊・3泊・2泊の京都8泊9日。いつどこを訪ねるかはざっくり決めて、お天気や自分のその時の気分で決めよう。今回は夫と行きましたが、行きたいところはそれぞれ違うので、昼間はお互いに好きな所に行き、夜は一緒に食事をするという、半分一人旅のような気分でした。
8泊9日の3日目は、いつか行ってみたいと思っていた【天橋立】に行きました。同じ京都でも、天橋立は思った以上に遠かった。自然いっぱいの天橋立、お天気は曇りで晴れ間がなかったけれど、行ってよかった。
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京都滞在8泊のうち、天橋立には行くと決めていたが、日にちは決めていなった。昨夜ご飯を食べに京都駅に来た時に、今日の切符を購入。(往復9580円)
「8:38発特急はしだて」ホームに入ってきた電車は、まず車内を綺麗に整えてくださいます。 -
同じホームには「はるか」が停まっていた。キティちゃん仕様でかわいい。
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乗車率5パーセントかというくらいガラガラの車内。
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ただただ車窓を眺めぼんやりとした時間を過ごす。同じ京都だけど市内から天橋立まで思った以上に時間がかかるということを知る。2時間も電車に揺られてやって来ました。遠かったなあ。宮地駅10:30到着。
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宮地駅のインフォメーションで天橋立の歩き方」散策マップ」をいただく。
観光船の発着時間など丁寧に教えて下さました。観光船と笠松公園のセット割1200円を購入。 -
まずは駅から5分ほどの「天橋立ビューランド」へ。リフトに乗ってお山の上を目指します。リフト往復850円。
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ほぼ誰も乗っていない貸し切り状態のリフトに揺られて6分。ビューランドに到着。
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日本三景天橋立といえば有名なのが「股のぞき」。
「天橋立ビューランドに入園したらまずは最初に股覗きをしてみてください。
通常その景観は龍が降臨する姿を望めます。そのままでも十分美しい天橋立をお楽しみいただくことができますが、股のぞきをすることで、天と地が逆さになり、龍が天へ舞い上がる様に見えます。そのため、天橋立ビューランドからの景観は「飛龍観」と呼ばれています。」(ホームページより) -
股のぞきはやってみたけど、うまく写真に撮れず。
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ビューランドは昭和風の遊園地になっている。ミニSLや観覧車などもある。家族連れで楽しめそう。
これは地上4階くらいの高さの展望デッキ。 -
風が強くて揺れます。
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展望デッキからの天橋立。晴れていたらよかったな。
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ズームしてみると、船が行き来しているのが見えた。
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リフトで下りるのはちょっと怖かった。ちょこんと座っているだけだし風が強くて揺れるし。でも天橋立が迫ってくるようで迫力があります。
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観光船に乗る前に、【知恩寺】に行ってみた。日本三文殊のひとつ。智恵を授かる文殊さんとして有名で、受験や資格試験などの受験生やその家族がお参りに来られるそう。
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「三人寄れば文殊の知恵」のことわざでも知られる“智恵の仏様”文殊菩薩が本尊として祀られている。
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「すえひろ扇子おみくじ」は小吉でした。「家庭・・・家族に対して寛大でいることができれば家庭円満です」了解です!
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扇子を広げると吉凶がわかる一風変わったこのおみくじは、珍しいので記念に持って帰りたいような気もしますが、境内の松の木に結び付けるのが習わしです。
境内のいたるところに結びつけられた扇子がまるで花が咲いたよう -
智恩寺の北側のボート乗り場付近にある「知恵の輪燈籠」
船の安全航行のための灯篭で、この灯籠の輪を3回くぐれば文殊様の智恵が授かるという言い伝えがあるそうです。どうやって輪の中をくぐる? -
12:00観光船に乗って、天橋立の向こうに行ってみよう。駅のインフォメーションで買った割引チケットで乗船。
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ほどよく空いていた船内。松並木で繋がる両岸の文珠地区と府中地区を片道12分で走る。
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カモメのえさやりをする人がいるので、わんさかカモメが寄ってくる。ばさばっさと羽音を立ててすごく近くまで飛んでくるよ、ちょっと怖いな。ヒッチコックの映画「鳥」を思い出してしまった。
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船から降りて、数件の土産物屋は閉まっている。なんかさみしいなあ。選択の余地なく、開いていたお土産屋さんの一角のうどん屋さんでお昼ごはん。お土産屋はおじいちゃん、うどん屋はおばあちゃんが切り盛りしている。明るい店内。いい感じ。
「きつねぎうどん」九条ねぎと甘いおきつねさんの入ったうどん。これがホントに美味しかった。横浜で九条ネギたっぷりのうどん、あ、お蕎麦でもいい、どこかで食べられないかな。それくらい気に入りました。 -
【丹後一宮 元伊勢 籠神社】うどん屋さんを出て、道路を渡るとすぐにある。天照大神が伊勢神宮へ移られる前に御祭りされていたことから、元伊勢・丹後一宮とも呼ばれています
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石造狛犬として日本一の名作といわれる魔除けの狛犬。重要文化財。
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お邪魔します。
眞名井神社(元伊勢籠神社の奥宮で、豊受大神、天照大神をはじめとする神々が祀られている。境内には「天の眞名井の水」という御神水が滾々と湧き出ている)をお参りする。 -
笠松公園へはケーブルカーで行ってみよう。
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途中の二股に分かれるところで上から来たケーブルカーとすれ違う。乗車時間4分。
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笠松公園のスカイデッキから眺める。自然に作られた延長3.6kmの砂嘴(さし)、幅は広いところで約170m、狭いところでは約20m、約8千本の松で松並木を作っています。
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天橋立の一筋の松並木が宮津湾と阿蘇海を分けた景観は天に架かる橋のようであり、空に浮かんだ雲が海面に写った景観を逆さに見ると、空と海とが逆転し、まさに天に架かる橋のように見える。
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「神が宿る冠島沓島」籠神社ご祭神の彦火明命と市杵嶋姫命が天降り夫婦となった神聖な島として古代から特別視されてきました。この島に宿る神様は海を行き交う船をお守りし、人々の暮らしが豊かになるよう見守っている。
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笠松公園から登山バスが出ており、一般車禁止の山道を走って「成相寺」に来てみました。予備知識まったくなし。バス往復と成相寺参拝で800円。
階段の途中には「一願一言地蔵」があり、一つだけ願えば叶えてくれるというお地蔵様がいる。 -
成相寺は日本三景天橋立を眼下に望む景勝地にあり、日本古来の山岳宗教の修験場で、日本全国にある五つの「聖の住む所」の一つ。もっと山の上にあった本堂は山崩れのためこちらに移転。1774年の建築。
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飛騨の伝統的な彫刻職人、左甚五郎作と言われる「真向きの龍」
江戸時代に雨乞いのため、龍の彫刻を成相寺に奉納することになり、宮津に滞在中の左甚五郎に依頼。甚五郎は快諾したものの、見たこともない龍の彫刻に思い悩む。そんな中夢で龍の住む場所を教えられた。早速教えられた道をたどり滝壺に降り立ち祈ること3日間、滝壺から龍が姿を現し、見る間に空へと立ち上り雲の中に消えていったという。 -
「鉄湯船」当山の湯屋にて湯船として使用していたもので、直接入るのでなく湯釜で沸かした湯を入れ、かかり湯をするために用いられた。のちに薬湯を沸かしてけがや病気の人を治療したと言われている、。
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バス停近くに建つ五重塔。夕日の映えるそうだが、最近修復されたのか本堂に比べて色彩鮮やかだった。(あとで調べたら、平成になってからの建築だそう)
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笠松公園からおりる時はリフト。下りのリフトは2回目なので、天橋立の景色を楽しむ余裕ができた。
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さーて、船で戻れば数分だけど、せっかくなので歩いてみよう!全長3.6キロ、歩くと50分だそう。
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松林の中をただ歩く。同じような景色なので進んいる気がしない。すれ違う人も後ろから来る人のいない。ただただ歩くのだ。
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天橋立は丹後半島の東側から流出した砂礫が海流のよって運ばれ、野田川からの流れがぶつかることにより堆積して出来たと言われている。
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どこまでもこの景色。ときどき自転車で行き来する人がいるだけ。同じような松の木々の間を歩く。途中に「あと〇キロ」と看板がある。それを見なければ同じところにいるような錯覚に陥る。不思議な静かな散歩道だ。
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与謝蕪村の句碑「 はし立や 松は月日の こぼれ種 」
天橋立に訪れた際詠んだ句。蕪村は当地をこよなく愛し、当時の地名である与謝郡から与謝蕪村を名乗るようになったそう。 -
今にも倒れそうな松の木。
腐植土による富栄養化や高い水位の影響で根がまり育たないまま幹だけが高く育ってしまうい倒れやすい状態になっているそう。松の根を踏み荒らすことのないよう自然の景観を守らなければならない。 -
与謝野寛・晶子の句碑。
与謝野晶子は幾度も夫の寛と天橋立を訪れている。右の大きな句碑は与謝野寛「小雨はれみどりとあけの虹ながる与謝の細江の朝のさざ波」そして与謝野晶子「人おして回旋橋のひらく時くろ雲うごく天の橋立」 -
ようやく廻旋橋まで歩いてきました。案内の通り50分かかりました。同じ松林の同じような景色の砂の道をひとりでテクテク歩いたのは、毎日の生活の中では感じることのない時間だった。
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この橋は一見何の変哲もない普通の橋に見けるけど、船が通るたびに90度旋回する珍しい橋で、天橋立と文殊堂のある陸地をつなぐ橋。多いときには日に50回ほど廻るそう。
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橋を渡り、知恩寺前のカフェでひとやすみ。アイスカフェラテ550円。
店内はひろくゆったりとおかれたにテーブル、窓が大きく明るい。(カフェ・ドゥ・パン/Cafe du Pin ) -
カフェの目の前の運河は船が行き来するのが真近に見え、回転する回旋橋も見ることができる。
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宮津16:01の特急で京都駅に戻る。帰りの車内も空いていた。早く観光客が戻ってくるといいね。
ほんとに天橋立は遠いんだな~。終点まで乗っていればいいので寝たっていいのに、なぜかうとうとすることもできず、だんだん暗くなる車窓を眺めていた。ほとんど田園風景。京都駅18:07着。すでにあたりは真っ暗です。京都駅は仕事帰りの人と観光客でごった返していた。天橋立は人もまばらでのんびりしていたんだなあ。 -
今夜は遠出したし、疲れもあるので、京都伊勢丹地下でお弁当を買い、ホテル部屋食です。美濃吉のお弁当と下鴨茶寮の茶わん蒸し。ホテル2階にある電子レンジで温めて、美味しくいただきました。(お弁当1700円・茶わん蒸し460円)
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