2010/05/23 - 2010/06/03
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mugifumiさん
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旧ユーゴスラビア4カ国の旅の3日目、午前中に前日の宿泊地ロブランからフランシスコ会修道院やシーオルガンなどが有名なザダールに向かい、午後からは世界遺産の聖ヤコブ大聖堂や聖バルバラ教会など多くの教会があるシベニクを見学しました。
この旅行記は、これらの模様を「旧ユーゴスラビア4カ国12日間の旅No3<ザダール、シベニク>」として楽しくお伝えしたいと思います。
<巻頭写真は、ザダールの海岸です。>
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<ロブランのホテルでの朝食>
<Mugiko>
おはよう!バスタブがないためかシャワーも浴びなかったようね。
でも、ガラス張りので湯量も豊富なので、とても使いやすかったわ。
<Mugio>
ああぁ、僕も「朝しゃん」することにしたよ。
次の楽しみは朝食だね。
<Mugiko>
「ぶつぶつ」と文句を言う割には、たっぷりといただくようね。
<Mugio>
ベーコン、卵などタンパク質は多いけれど、野菜が全くないんだ。
また、味の方も、「ごく普通」といったところだね。
<Mugiko>
これからザダールまで4時間以上バスに揺られるのだから栄養をつけないとネ。
<Mugio>
7時30分の出発では、早すぎてトイレに入っている時間もないよ。
<Mugiko>
またまた文句? -
<整備された道路>
<Mugiko>
でも、8時出発になったからよかったわよ。
バスが走るコースは、わかりやすく言うと、アドリア海を挟んでイタリアの反対側を海沿い(クバルネル湾)に走ってザダールにむかうようね。
遠いで途中でトイレ休憩が必要ね。
休憩したところは、Aさんのメモによれば「Senj」という街みたいね。
<Mugio>
この画像は、ロブランのホテルを出発してから30分ぐらい走ったところだけれど、日本の高速道路のようなものが写っているね。
<Mugiko>
そうね。こういう光景を見ると、戦争から立ち直って基盤整備画が進んでいると感じるわね。 -
<カプチーノ>
<Mugio>
この飲み物は、トイレタイムにいただいたカプチーノだね。
<Mugiko>
ローマでカプチーノの味を覚えて病みつきになったの?
ところで、これから向かうザダール(Zadar)というところがどんな街か知らないけれど「ヒッチコックも愛した夕日の街」という
話を聞いたわ。
<Mugiko>
ザダールまでは、ここから2時間以上かかるというけれども、途中に何か面白いものはないの?
<Mugio>
それがね、「これだ!}というものがない、というのが正直なところだけれど、ザダールのレストラン到着までに見えたものを記事にしておくよ。 -
<ザダール到着1時間前に見えた景色>
-
<同じく30分前の景色>
-
<ザダールのレストラン付近>
<Mugiko>
ザダールは、とても美しい街ね。どんな歴史や文化、そして」見所があるのかしら? -
<ザダールは港町?>
<Mugio>
まいったな!勉強していないから分からないのさ。
「地球の歩き方」によると、「ザダルは、ダルマチア地方の中心都市として栄えた港湾都市」で「町の起源は、紀元前9世紀のリビリニア人の集落までさかのぼり、ローマ帝国の支配を経て、中世にはヴェネチア共和国と競うほどの勢力を誇っていた。」そうだから大したものだよ。
また、街の見所は、聖ドナト教会を中心とした旧市街のようだね。 -
<野菜サラダ>
<Mugiko>
さあ、お待ちかねの昼食よ。
<Mugio>
レストラン名が「GASTRO」となっているなっているけれど、どこかで聞いた名前だね。
<Mugiko>
体育館のような建物のレストランで、メインのボロネーゼは、普通の味でした。 -
<パン2種類>
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<パスタボロネーゼ>
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<デザートのアイスクリーム>
<Mugiko>
昼食が済むと、ザダールの旧市街観光です。
地元のガイドMRダボールさんが案内してくれるそうです。 -
<石畳の通り>
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<聖ストシャ教会>
<Mugiko>
先ほどあなたがザダル(横文字表記をみると、「ザダール」ではなく「ザダル」が適切な表現のようです。)、の説明をしていたけれど、地形は旧市街地が海に細長く突き出ている長方形の形になっているみたいね。
私たちは、正面(Kamena vrata)から入って、石畳の通りを歩いてシロカ通りの左奥にあるフランシスコ修道院に向かったのよ。
<Mugio>
その通りだけれど、まず目に入ったのは、シロカ通りにある「聖ストシャ大聖堂」だったね。
<Mugiko>
聖ストシャ大聖堂は、12世紀に建てられたダルマチア地方最大の大聖堂で、1202年の十字軍の攻撃や、第2次世界大戦の爆撃で被害を受けたが、その後、修復されたそうね。
<Mugio>
そういう話を聞くと本当に戦争は嫌だね。
次は「フランシスコ会修道院」だね。 -
<フランシスコ会修道院>
<Mugiko>
フランシスコ会修道院は、旧市街の北西部にあり、修道院の中にある教会は、1283年に建てられたゴシック様式の教会だそうね。
<Mugio>
ここで1358年にベネチア共和国とハンガリー王国の間でザダル条約が締結され、この条約でダルマチアは、ハンガリー国領になったという話だよ。 -
<修道院付近>
<Mugiko>
クロアチアでは、宗教美術品を収蔵・展示している教会が多数あり、正門に近い「聖マリア教会・修道院」には、隣に建物に宝物館があり、「ザダルの金と銀」という名で親しまれているそうよ。
このようにザダルの教会には、質、量とも素晴らしい宝物館があるということのようね。
フランシスコ修道院にも、ゴシック様式の聖フランシスコ教会があり、その宝物館には、12世紀に造られたロマネスク様式の十字架が収められているそうね。
<Mugio>
ということだけれど、私たちは、修道院や教会の中に入らなかったので、これらの宝物を見ることができなかったという残念な話をしたいの? -
<聖マリア教会・修道院>
<Mugiko>
この近辺には、フォラム(Forum)というローマ時代の広場があり、シロカ通りを挟んで修道院と教会が集まっているという感じだったわ。 -
<聖ドナト教会>
<Mugio>
聖ドナト教会は、正面から見てシロカ通りの左側、聖マリア教会の先にあり、フォラムの「恥の柱」の奥にあるということだね。
地球の歩き方では、フォラムのことを次のように説明しているよ。
<ザダルの紀元前のもので、ローマに神に捧げられた神殿が建っていた。現在のフォラムは、基礎を除いてほとんどの部分が破棄されてしまったが、2本の柱だけが残っていて、そのうちの北西に立っているのが恥の柱である。
恥の柱は、中性に軽犯罪を犯したものが縛られた柱で嘲笑の的にされたという。>
<Mugiko>
この画像は、聖ドナト教会の礼拝堂と鐘楼ね。
恥の柱は写っていなようね。
人々がいる基礎のようなところで何か販売しているのかしら? -
<旧市街の海岸付近の光景>
<Mugio>
さて、次は旧市街の北西部にある海岸だけれど、ここを歩いていると不思議な音が聞こえてくるという話を聞いたよ。 -
<シーオルガン>
<Mugiko>
これがこの画像に見える海岸で、ここでは海岸に風が吹くと、地面に埋められた装置が反応してメロディを奏でる仕組みになっていて「シーオルガン」と言うらしいわ。
シーオルガンは、階段状になっているはずだけれど、撮影しなかったの?
<Mugio>
仕方がないよ。添乗員のWさんに「おんぶに抱っこ」で訪問したのだから、どこを見ても訳が分からない!というのが正直なところさ。
<Mugiko>
あらっ!開き直ったの?しょうがないわね。
-
<聖クルシェヴァン門>
<Mugiko>
ところで、今までの見学先は、実際に見学した順番と違うので説明しておくわね。
ザダルでは、ドボールさんという地元の方が案内してくださって、まず、フランシスコ修道院、その次にシーオルガン、フォラムと聖ドナト教会、聖ストシャ大聖堂という順番だったみたいね。
そして聖クルシェヴァン門・海の門といわれる城壁の門を見てフレータイムとなり、その後、バスで次の訪問地シベニクに向かったということね。 -
<海の門>
<Mugio>
上の画像「聖クルシェヴァン門」は旧市街の内側から、この画像の「海の門」は外に出て海側から撮影したものだね。
同じ門なのに名前が二つあるのは、建設した年代が違う門が二重構造になっているかららしいよ。
◆ シベニク -
<シベニク到着時の様子>
-
<聖フランシスコ教会?>
<Mugio>
ザダルは、ダルマチア地方北部の中心都市だけれど、シベニクは、ザダルから海岸沿いに南に下るという感じかな?
アドリア海のほぼ真ん中に位置するという感じだね。
<Mugiko>
ザダルを出発した時刻がはっきりしないけれど、16時30分にはシベニクに到着できたわ。
<Mugio>
シベニクの見所は、なんと言っても世界遺産の聖ヤコブ大聖堂だから、私たちが見学するところも大聖堂のみとなっているみたいね。
バスを降りてから20分くらいで到着したけれど、その間に気になったものもあったね。 -
<シベニクの街を歩く>
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<何を売っているの(aqua)?>
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<聖バルバラ教会>
<Mugiko>
やみくもに「バチバチ」とシャッターを切ればよい、というものじゃないわよ。
<Mugio>
でも、そのおかげでこの小さな街にある聖フランシスコ教会、昇天教会、精霊教会、聖イヴァン教会、聖バルバラ教会などの中で、
15世紀に建てられた聖バルバラ教会や聖フランシスコ教会などを撮影できたよ。
<Mugiko>
そんなことを言っていると、皆さんから離れてしまって迷い子になってしまうわよ。
さぁ、本命の【聖ヤコブ教会】に到着よ。 -
<聖ヤコブ大聖堂>
<Mugo>
まず、建物の外の様子を見学したけれど、聖ヤコブ大聖堂の説明が必要だね。
<Mugiko>
それじゃ、私から説明しておくわね。
この大聖堂は、1431年から1535年にかけて建築された建物で、100年以上という長い年月委のため途中に何度か建築責任者が替わったそうね。
そのため、当初は数多くのヴェネチアとこの地の職人たちがゴシック様式のものを建立したということのようね。
その後、1441年から巨匠ジョルジョ・オルシーニから市からこの仕事を委嘱され、彼は、身廊と後陣加えて大聖堂を拡大し、円天井を載せる準備を整えたそうよ。 -
<ライオンのドア>
<Mugio>
今の話は、ウキペディアからの引用だと思うけれど、バカに細かい説明だね。
<Mugiko>
ここからが大切なのよ。
「また、外側と礼拝堂に置かれた71の小さな人間の顔を含む様々な石造彫刻による装飾を付け加えた。」
そして、「1475年から造営作業に従事したトスカーナの巨匠ニッコロ・ディ・ジョヴァンニ・フィオレンティーノ(フィレンツェのニッコロ)は、ルネサンス様式で建築を継続し、円天井、聖ミカエル、聖ヤコブ、聖マルコの像など外部の彫刻、さらに、屋根とファサードの上部を完成させた。」という部分よ。
<Mugio>
つまり、聖ヤコブ大聖堂は、ゴシックとルネサンス様式が融合した大聖堂で、NHKの世界遺産で説明しているように、「キリスト教の聖堂に初めて普通の俗世間の人間が描かれた。」ということがいいたいわけね。
詳しくは、地球の歩き方や、ウキペディア、NHKのネット情報などを見て勉強したいと思ったね。
-
<ダルマティナッツ像>
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<礼拝堂天井の美しい彫刻>
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<71人の小さな顔>
<Mugiko>
そのとおりね。
でも、折角だから付け加えておくと、もう一つ大きな特徴があるのよ。
それは、レンガや木の補助を全く使わないで建てられた石造りの教会として世界一大きいということね。
ところで、これらの情報で壁を市民の顔で埋め尽くしたのは、「ダルマティナッツ」とか「ジョルジョ・オルシーニ」という人物の名前が出てくるけれど同じ人間みたいね。 -
<聖イヴァン教会>
<Mugio>
この後は、シベニクのホテルに向かったけれど、途中、先ほど触れた聖イヴァン教会(15世紀)を見ることができたよ。 -
<ホテルイヴァン>
<Mugiko>
18時20分頃ホテルイヴァン(Hotel Ivan)に到着したけれど、ホテルで夕食だそうよ。
<Mugio>
このホテルは、シベニクのビーチに位置するスパホテルで、プールやフィットネスセンターもあるということだよ。
<Mugiko>
食後、ビーチで美しい夕日を見せてくれるそうだから、夕食は少なめに食べてね。 -
<魚料理の夕食>
<Mugiko>
恥ずかしいくらい品のない盛りつけ方ね。
それに時間がないから少量にして!といったのに、ずいぶん沢山持ってきたわね。 -
<サラダ>
-
<夕日に輝くビーチ>
<Mugio>
ビーチに案内していただいたAさん!誠にありがとうございます。
◆◇◆ 旅行記No.3の終了 ◆◇◆
これにて旧ユーゴスラビア4カ国の旅No.3の終了です。
この続きは、クロアチアのトロギール、スプリット、そしてボスニアのネウムに寄り、再びクロアチアに入り、オレビッチ、宿泊地のコルチュラ島を見学した旅行4日目の模様ですが、「旧ユーゴスラビア4カ国の旅No.4<トロギール、スプリット、コルチュラ島など>としてお届けしたいと思います。
◇◆◇ 旅行記No.3の終了 ◇◆◇
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