2022/10/05 - 2022/10/05
149位(同エリア214件中)
ちゃんさん
部分開業、そして佐賀県側の着工見込みが立たない中、ついに西九州新幹線・武雄温泉~長崎間が開業しました。万々歳の雰囲気ではないにしても、地元ではかなり盛り上がりを見せています。
各駅下車、続いては長崎県側の新大村と諫早をチェック。両駅とも思っていた以上に利用されていて、特に新大村は長崎県にとっても重要な駅なのでは? と感じられました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線
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嬉野温泉駅を出発して県境の長いトンネルを抜けると、眼下に大村湾が見えてきます。トンネルだらけの西九州新幹線で、数少ない車窓のポイントです。
これまで大村湾といえば大村線の車窓でしたが、こちらは高速道路から見下ろした時の印象に近いですね。大村湾 自然・景勝地
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立派な屋根が覆う新大村駅に到着。乗降客は少ないものの、試し乗りというより、日常の利用客といった風情です。https://www.youtube.com/watch?v=6-1zAs6Qs3Y
西九州新幹線 乗り物
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ピンク色と薄紫色のホームドア。嬉野温泉の深緑とガラリと違っていて、誤って下車するのを防ぐ効果があるかも。
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新大村駅は新幹線開業を期に設けられた新設駅で、在来線の大村線にも駅が設置されました。
「乗り換え改札」はなく、一度駅の外に出るパターン。歩く距離は伸びますが、途中下車不可の切符でも一旦駅の外に出られる楽しさはあります。 -
駅のトイレには、男子側にもおむつ替え台あり。個室内ではなく、洗面所にオープンな状態で据えられていました。狭い個室であちこちぶつけながら替えるよりは、いいかも。
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駅の設備は必要最小限で、嬉野温泉駅よりもコンパクトな作りです。
さくら口とさざなみ口の二つの出口があるように見せかけて、さざなみ口は一旦さくら口へ出て、地下道を渡った反対側の出入口になります。 -
そしてみどりの窓口の営業時間も、嬉野温泉駅と同様の最小限度。券売機も自由席のみで、現金オンリーです。
嬉野温泉駅より「出発駅」となる可能性が大きい駅だけに、尚 解せない対応です。事前に切符を買いに来るのに、「休憩時間」を気にしなきゃいけないなんて。 -
在来線の駅は無人駅で、ICカード用の簡易改札機がポツンと置いてあります。在来線用の券売機は、別に1台、ホーム上にありました。
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平均して1時間に2本程度の列車があり、1時間に1本の新幹線の倍の本数です。もともと長崎都市圏といえる地域で、流動は活発。
しかも従前、大村線には特急が走っていなかったので、新幹線という選択肢が「純増」したことになります。JR大村線 乗り物
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電気式ディーゼルカー・YC1が、モーター音を響かせて出発していきました。平日昼間でも、結構な混雑です。
シーサイドライナー 乗り物
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さくら口に出てきました。駅舎部分はコンパクトながら、駅前広場は広く、立派に整備されています。
出入口に大屋根があるのも、いいですね。雨の日でも密にならない居場所になるし、イベント開催だってできます。 -
丸いモニュメントの中に人が立つと、大村市章が完成するという仕掛け。一人旅じゃなかったら、家族に撮ってもらってたな。
かといって通行人には頼めない、41歳のおっちゃんです。 -
新駅ながら路線バスの乗り入れがあり、乗り換え結節点としても気合いを入れて整備されます。今日のところは、乗降客の姿は見られませんでした。
長崎空港と大村インターへは、予約制の乗り合いタクシーが新設されています。これがバス路線化できるくらいに育てば、名実ともに結節点になるのですが。 -
駅前では区画整理が進行中。空港も新幹線も高速道路にも近く、アクセスという面では抜群の立地です。予想図には、どんな街が描かれているのでしょうか。
長崎、諫早と違い、大村から博多方面へのJRは、以前から乗り換えを要しました。乗り換えの回数は変わらぬまま所要時間が大幅に短縮され、市としては大いに期待しているものと思います。 -
区画整理地以外は既存の住宅地で、街はずれではありません。
いきなり新幹線の駅前となった地域住民の方々、どんな気持ちなんでしょう。便利になった、なのか、固定資産税上がりそう、なのか。 -
高架をくぐって、さざなみ口側に出てきました。
新幹線駅の真下にある踏切って、本邦唯一では? 知らんけど。 -
周辺整備に合わせて小さな公園ができていました。せっかくだから遊具は新幹線モチーフにすれば良かったのに、と思うものの、防音壁が高くて見えそうもありません。
在来線の列車は、迫力の走行シーンを見られそうです。 -
住宅地に建つ、祝賀看板。
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ホームから見た、さざなみ口の街並みです。ありふれた平野に広がる住宅街は、長崎では貴重な風景でもあります。
諫早に長く住んでいたヨメさん曰く、大村はこのあたりで唯一の、自転車で暮らせる街。まとまった敷地で戸建て住宅が建てづらい長崎市から、14分で大村市が結ばれたということは、県全体の人口減を食い止める効果もあるかもしれません。 -
さざなみ口の駅前広場では、施工業者さんと市による完成検査の真っ最中でした。
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駅へ直接出入りできそうに見えて、あるのは地下道の入口のみ。在来線を高架化する予算もなく、新設の踏切もなかなか設けられない中での、苦肉の策です。
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しかし地下道はきれいで明るく、防犯カメラもあちこちにあって、安心して歩ける雰囲気でした。
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今度は長崎県第3の都市・諫早へ。新大村から諫早までは、わずか6分です。
もともと特急利用客が多い駅で、諫早~長崎間の特急利用も盛んだったので、乗り降りする人は数十人単位で見られました。諫早駅 駅
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サラリーマン風の人もカメラを向けていて、開業直後らしい光景。
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ホームの柵には木質系の材が使われていて、やさしい手触りでした。
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諫早はより長崎都市圏といえるだけに、朝夕を除いて1時間に1本というのは寂しい気も。昼間にも長崎~新大村の区間列車を走らせたいところですが、まぁ無理か。
コロナ禍から需要が回復して、全線で30分間隔の時間帯が広がっていくことを願うばかりです。 -
改札内も、かなり広く作られています。
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出口の名前は東口・西口とシンプルなもの。PRのため愛称を付ける自治体も多いけど、東西南北の分かりやすさも嫌いじゃないです。大きな駅だと、富山駅もそうでした。
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新幹線の酒樽、素敵!
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開運おみくじのQRコードを読み込んでみたところ、
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諫早市の新幹線開業キャッチフレーズが現れ、
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悪くない運勢が現れました。
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そして諫早は、島原半島、雲仙方面への玄関口でもあります。
新幹線への期待は寄せる一方、もともとあった乗り換えが、さらに1回増えたことを懸念する声もあるようです。 -
「新幹線のりば」の案内は、テープ等で塞がれることなく、開業前から掲げられていました。「2022年秋 新幹線開業」の朱文字を加えることで、PRを兼ねてたんです。
朱文字は開業とともに消すのかと思ってたけど、しばらくは残すようです。 -
屋根がアーチを描くゆったりした自由通路には、みんな大好きスタバまで。地方のターミナル駅というより、首都圏の大手私鉄の主要駅のような雰囲気です。
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お土産屋の役割は、ファミマが担ってます。
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「つながりまして おめでとうございます」のキャッチフレーズは、あちこちで見られました。
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長崎県内では「西九州新幹線」ではなく、「九州新幹線 西九州ルート」の呼称も健在。長崎ではずっと使われてきた呼び方だったので、今も馴染み深いのかもしれません。
それ以前は「九州新幹線 長崎ルート」が30年以上使われてきた呼称でしたが、佐賀県への配慮から2005年に「西九州ルート」へと変わっています。 -
じゃーん! 巨大ターミナルビルに生まれ変わった諫早駅が、つに全貌を現しました。駅前広場も完成して、県庁所在地の駅クラスの風格です。
とはいえ、すべてを商業施設で埋めるほどの商圏ではなく、手前が駅機能、真ん中はホテル併設の駅ビル、奥はテナントとマンションになっています。 -
駅舎は吹き抜けがのびのび高く、気持ちいいです。
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ピアノがうまければ、さらに気持ちいいでしょうな。
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真ん中の、オフィス・ショップ・ホテル棟へのエントランス。1年前に来たところほとんどテナントが埋まっておらず、心配しました。
iisa ショッピングモール
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満床ではないものの、ほぼテナントが埋まったようで一安心です。
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飲食店と並んで、歯科かぁ~。遠来の旅行客としては、選べるくらいの飲食店が並んでくれていると ありがたいのですが。
駅内クリニックって、地元の利用客としては便利ではあるんですけどね。 -
昨年案内図を見ていて、3階に工務店が入っているのを見て驚いたのですが、実際行ってみるとオフィスビルのようなフロア構成になっていて納得しました。
8区画中、5区画が入居。あと一息! -
駅前にあったバスターミナルは、駅ビル1階に移転してきました。
駅直結で便利になった反面、外で待たされることも… by ちゃんさん県営バス諫早ターミナル 乗り物
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雨の日も傘要らずで乗り換えができるようになり、便利。
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長距離バスはもちろん、市内バスも頻繁に発着します。全国共通交通系ICカードも利用OK。
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県営バスの、諫早~長崎シャトル高速バスは健在。所要時間は45分。30分毎に走り、必ず座れるのが魅力です。
諫早駅を出ていくバスは乗客ゼロで心配になりますが、途中のバス停からの乗客がメインなのかもしれませんね。長崎県営バス 乗り物
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バスの乗降場は、ロータリーを囲むように配置されていて…
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道路側まで乗り場があります。屋根はあるし、一般的な駅前のバスターミナルのスタイル。
ただ移転前のバスターミナルは全乗り場が屋内にあり、風雨に当たることなくバスを待てました。吹きさらしになったことへの、苦情はないのかな。 -
そのバスターミナルは長い歴史を終え、閉鎖に。おつかれさまでした。
ペデストリアンデッキが西友とバスターミナルを結び、それなりに都会感のあった駅前風景は過去のものとなりました。 -
駅舎3階にはかなり目立たない位置に、屋上庭園があります。
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駅に出入りする新幹線・在来線を眺められるビュースポットになっているので、待ち時間にはぜひどうぞ。
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