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二日目の最後の観光は大河内山荘へ行きました。<br /><br />大河内山荘は、百人一首で有名な小倉山の南面に、大正から昭和前期にかけて活躍した俳優、大河内傅次郎(おおこうちでんじろう)氏が私財を投じて造った山荘と庭園です。<br /><br />大河内山荘は世間に広く知られている観光地ではありません。でも、以前から噂を聞いていて、一度訪れたいと思っていたのです。<br /><br />個人の別荘なので、その規模はたかが知れているだろうと思っていたのですが、いざ行って見ると、これはもう個人の別荘の域を超えています、予想していたよりずっと広い素晴らしい庭園と山荘でした。<br /><br />嵐山の竹林の道に入り口があるため、天龍寺、竹林の道とセットで訪れるのが便利です。<br /><br /> ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~<br /><br /><旅行のスケジュール><br />          ★印がこの旅行記で取り上げた場所です。<br /><br />9月5日(月) 新幹線のぞみ209(東京8:21発)で京都へ <br />        伏見稲荷大社<br />        東福寺        <br />          <星のや京都泊><br />              <br /><br />9月6日(火) 渡月橋<br />        天龍寺<br />        竹林の道<br />       ★大河内山荘            <br />       ★新幹線のぞみ236号(京都16:30発)で東京へ

京都への旅<5> 大河内山荘

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2022/09/06 - 2022/09/06

1952位(同エリア4500件中)

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ニッキー

ニッキーさん

二日目の最後の観光は大河内山荘へ行きました。

大河内山荘は、百人一首で有名な小倉山の南面に、大正から昭和前期にかけて活躍した俳優、大河内傅次郎(おおこうちでんじろう)氏が私財を投じて造った山荘と庭園です。

大河内山荘は世間に広く知られている観光地ではありません。でも、以前から噂を聞いていて、一度訪れたいと思っていたのです。

個人の別荘なので、その規模はたかが知れているだろうと思っていたのですが、いざ行って見ると、これはもう個人の別荘の域を超えています、予想していたよりずっと広い素晴らしい庭園と山荘でした。

嵐山の竹林の道に入り口があるため、天龍寺、竹林の道とセットで訪れるのが便利です。

 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

<旅行のスケジュール>
     ★印がこの旅行記で取り上げた場所です。

9月5日(月) 新幹線のぞみ209(東京8:21発)で京都へ 
        伏見稲荷大社
        東福寺        
          <星のや京都泊>
              

9月6日(火) 渡月橋
        天龍寺
        竹林の道
       ★大河内山荘            
       ★新幹線のぞみ236号(京都16:30発)で東京へ

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
新幹線 JRローカル 私鉄
旅行の手配内容
個別手配
  • 大河内山荘の入り口は竹林の道に面しています。<br />竹林の道の終点あたりに入り口がありました。<br />

    大河内山荘の入り口は竹林の道に面しています。
    竹林の道の終点あたりに入り口がありました。

    大河内山荘庭園 名所・史跡

  • まずはチケット購入。<br />入山チケットは1000円と安くはありませんが、お抹茶券と絵葉書がついてきました。<br />夫と私、絵葉書は別の図柄です。<br />いいですね、これ。<br />

    まずはチケット購入。
    入山チケットは1000円と安くはありませんが、お抹茶券と絵葉書がついてきました。
    夫と私、絵葉書は別の図柄です。
    いいですね、これ。

  • 入ってすぐ、道は二手に分かれていました。<br />順路を示す立て札が立っているので、それに従って右へ。<br />

    入ってすぐ、道は二手に分かれていました。
    順路を示す立て札が立っているので、それに従って右へ。

  • 最初からこんな林の中を抜けて行きます。<br />別荘にしては相当な規模の予感。<br />

    最初からこんな林の中を抜けて行きます。
    別荘にしては相当な規模の予感。

  • 林が切れて、突然開けた場所に出ました。<br />本来の順路は敷石の示す方向です。<br />でも、右手に「お抹茶席」の貼り紙が。<br />天龍寺→竹林の道と続けて回って来て少し休憩したかった私たちは、先にお抹茶をいただくことにしました。<br />順路から一旦離脱し、ここで右手へ。<br />

    林が切れて、突然開けた場所に出ました。
    本来の順路は敷石の示す方向です。
    でも、右手に「お抹茶席」の貼り紙が。
    天龍寺→竹林の道と続けて回って来て少し休憩したかった私たちは、先にお抹茶をいただくことにしました。
    順路から一旦離脱し、ここで右手へ。

  • ここでお抹茶のサービスが受けられるようです。<br />外にも席が設けてあるけれど、陰に入りたい私たちは建物の中へ。

    ここでお抹茶のサービスが受けられるようです。
    外にも席が設けてあるけれど、陰に入りたい私たちは建物の中へ。

  • 暑い日だったので、冷たいお抹茶にしました。<br /><br />隣には一人旅の外国人男性が座り、英語メニューをもらっていました。<br />大河内山荘は知る人には高く評価されている名園ですが、それほどメジャーな観光地ではありません。<br />外国人でここを訪れるとは、よく調べていますね。<br />

    暑い日だったので、冷たいお抹茶にしました。

    隣には一人旅の外国人男性が座り、英語メニューをもらっていました。
    大河内山荘は知る人には高く評価されている名園ですが、それほどメジャーな観光地ではありません。
    外国人でここを訪れるとは、よく調べていますね。

  • お抹茶をいただいて一息つき、順路へ戻ります。<br />いざ、庭園散策へ。<br /><br />松の木の間を上る階段。<br />松の木の背が低いため、ちょっと奇妙な感じのするアプローチです。<br />

    お抹茶をいただいて一息つき、順路へ戻ります。
    いざ、庭園散策へ。

    松の木の間を上る階段。
    松の木の背が低いため、ちょっと奇妙な感じのするアプローチです。

  • 小さな萱葺き門がありました。<br />絵葉書にもなっていた「中門」です。<br />石灯籠と仏像のレリーフがいいバランスに配置されています。<br />

    小さな萱葺き門がありました。
    絵葉書にもなっていた「中門」です。
    石灯籠と仏像のレリーフがいいバランスに配置されています。

  • 門をくぐると上り階段が続きます。<br />小径に覆いかぶさるようなカエデの木。<br />カーブしているので、先は見えません。<br />

    門をくぐると上り階段が続きます。
    小径に覆いかぶさるようなカエデの木。
    カーブしているので、先は見えません。

  • この先どんな眺めが待ち受けているのか、探検するようなわくわくする気持で石段を上りました。

    この先どんな眺めが待ち受けているのか、探検するようなわくわくする気持で石段を上りました。

  • 大きく開けた所に出たと思ったら、建物がありました。<br />別荘として使われていた「大乗閣」です。<br />

    大きく開けた所に出たと思ったら、建物がありました。
    別荘として使われていた「大乗閣」です。

  • 実は、最後に立ち寄った記念館で建物の平面図を見ました。<br />突き出している部屋は「寝殿」と名づけられ、カギ型になった左手の部屋は「書院」と名づけられていました。<br />寝殿造りや書院造りで建てられているということなのでしょう。<br /><br />寝殿から書院にかけては周りに廊下が張りめぐらされています。<br />玄関は左手、書院の向こう側にあり、内部には茶室や水屋などもあります。<br /><br />非常に興味深い建物です。<br />この山荘には映画の共演俳優たちも招かれたそうです。<br />

    実は、最後に立ち寄った記念館で建物の平面図を見ました。
    突き出している部屋は「寝殿」と名づけられ、カギ型になった左手の部屋は「書院」と名づけられていました。
    寝殿造りや書院造りで建てられているということなのでしょう。

    寝殿から書院にかけては周りに廊下が張りめぐらされています。
    玄関は左手、書院の向こう側にあり、内部には茶室や水屋などもあります。

    非常に興味深い建物です。
    この山荘には映画の共演俳優たちも招かれたそうです。

  • 別の角度から。<br />

    イチオシ

    別の角度から。

  • 嵐山を背景に、巧みに計算された借景庭園。<br />別荘というより、公園のような規模です。<br />

    イチオシ

    嵐山を背景に、巧みに計算された借景庭園。
    別荘というより、公園のような規模です。

  • すばらしい緑の濃淡。<br />絵の具を何色使っても表現できないぐらいです。

    イチオシ

    すばらしい緑の濃淡。
    絵の具を何色使っても表現できないぐらいです。

  • そして、ここからの眺めがまた素晴らしいんです。<br />京都市北部が見渡せます。<br />遠景は左に比叡山、右に大文字山。<br />街中に緑の丘が連なっているのは双が丘(ならびがおか)。<br /><br />手前には桜の木が植栽されていて、春には桜の雲に古都の山が浮かんで見えるように計算されているそうです。<br />

    そして、ここからの眺めがまた素晴らしいんです。
    京都市北部が見渡せます。
    遠景は左に比叡山、右に大文字山。
    街中に緑の丘が連なっているのは双が丘(ならびがおか)。

    手前には桜の木が植栽されていて、春には桜の雲に古都の山が浮かんで見えるように計算されているそうです。

  • ちょっと中途半端な写真になってしまいましたが、右の部屋が「書院」、左手が玄関です。<br />

    ちょっと中途半端な写真になってしまいましたが、右の部屋が「書院」、左手が玄関です。

  • 奥の茶室の方。<br />9月初めなのに、すでに黄色からオレンジに色を変えているカエデもあります。<br />

    奥の茶室の方。
    9月初めなのに、すでに黄色からオレンジに色を変えているカエデもあります。

  • では、順路へ戻って奥へ進みます。<br />上り坂。<br />順路は今度は丸っこい飛び石になって続きます。<br />

    では、順路へ戻って奥へ進みます。
    上り坂。
    順路は今度は丸っこい飛び石になって続きます。

  • 暑い日でしたが、カエデが涼し気な陰を作っていました。<br />この山荘庭園には松、桜のほか、カエデがたくさん植えられています。

    暑い日でしたが、カエデが涼し気な陰を作っていました。
    この山荘庭園には松、桜のほか、カエデがたくさん植えられています。

  • 小径は石畳になってさらに奥へ。

    小径は石畳になってさらに奥へ。

  • 石の五重塔が巧みに配置されていました。<br />大河内傅次郎氏が気に入って手に入れたものなのでしょうか?<br />あくまで想像ですけど、悦に入って眺めている様子が目に浮かぶようです。<br /><br />

    石の五重塔が巧みに配置されていました。
    大河内傅次郎氏が気に入って手に入れたものなのでしょうか?
    あくまで想像ですけど、悦に入って眺めている様子が目に浮かぶようです。

  • カエデのトンネル。<br />上の方から人の声がします。<br />まだ上があるようです。<br />

    カエデのトンネル。
    上の方から人の声がします。
    まだ上があるようです。

  • 持仏堂。<br />このお堂が大河内山荘の始まりだということです。<br /><br />27歳の時に関東大震災を経験した大河内傅次郎氏は世の無常を感じて信仰心を深め、34歳でここに持仏堂を建て撮影の合間に通っては念仏を唱え瞑想したと言います。<br />その中で、やがて庭づくりに芸術性を見い出し、64歳で亡くなるまで30年間にわたって、庭師と共にこつこつと大河内山荘庭園を造り上げたということです。<br />

    持仏堂。
    このお堂が大河内山荘の始まりだということです。

    27歳の時に関東大震災を経験した大河内傅次郎氏は世の無常を感じて信仰心を深め、34歳でここに持仏堂を建て撮影の合間に通っては念仏を唱え瞑想したと言います。
    その中で、やがて庭づくりに芸術性を見い出し、64歳で亡くなるまで30年間にわたって、庭師と共にこつこつと大河内山荘庭園を造り上げたということです。

  • 石段を上ってさらに歩きます。<br /><br />

    石段を上ってさらに歩きます。

  • やがて苔の庭に出ました。<br />ここにもカエデの木が多く目につきます。<br />

    やがて苔の庭に出ました。
    ここにもカエデの木が多く目につきます。

  • 少し歩くと別の建物が見えてきました。<br />この辺りから、驚きを超えて私は感動すら感じ始めました。<br /><br />これが個人の別荘?<br />そんな域を完全に超えています。<br />

    少し歩くと別の建物が見えてきました。
    この辺りから、驚きを超えて私は感動すら感じ始めました。

    これが個人の別荘?
    そんな域を完全に超えています。

  • 滴水庵(てきすいあん)という建物。<br />茶室のようでした。<br /><br />絵になります。<br />

    イチオシ

    滴水庵(てきすいあん)という建物。
    茶室のようでした。

    絵になります。

  • 茅葺屋根、木の皮を編んだ雨戸の戸袋。<br />ひなびた味わいがあります。<br /><br />なんでも、よそのお寺から移築されてきた建物らしいです。<br />

    茅葺屋根、木の皮を編んだ雨戸の戸袋。
    ひなびた味わいがあります。

    なんでも、よそのお寺から移築されてきた建物らしいです。

  • 中へ入ることはできませんが、内部をのぞき見ることができます。

    中へ入ることはできませんが、内部をのぞき見ることができます。

  • 壁の色は変わっているけれど、畳はきれいにしてありました。<br />

    壁の色は変わっているけれど、畳はきれいにしてありました。

  • 滴水庵から見た眺めには感激しました。<br />苔が青々として美しい。<br />個人のお庭としては最高レベルの美しさと広さです。<br />

    イチオシ

    滴水庵から見た眺めには感激しました。
    苔が青々として美しい。
    個人のお庭としては最高レベルの美しさと広さです。

  • ちょうどここで母娘と思しき女性二人連れと一緒になりました。<br />二人とも静かに味わいながら眺めていらっしゃいます。<br /><br />いつも感想をあれこれお喋りしながら見学する私ですが、お二人の邪魔をしないよう言葉を控えて静かに歩きました。<br />

    ちょうどここで母娘と思しき女性二人連れと一緒になりました。
    二人とも静かに味わいながら眺めていらっしゃいます。

    いつも感想をあれこれお喋りしながら見学する私ですが、お二人の邪魔をしないよう言葉を控えて静かに歩きました。

  • 自然石を使った踏み石の一つ一つが吟味されているように感じます。

    自然石を使った踏み石の一つ一つが吟味されているように感じます。

  • 道は上へ、上へ。<br />

    道は上へ、上へ。

  • 嵐峡展望台という場所へやって来ました。<br />嵐山が見渡せます。<br />正面に見えるのは「大悲閣千光寺」。<br />ここからは見えませんが、間には保津川が流れています。<br /><br />大悲閣の下の方には昨日泊まった「星のや京都」があるはずなんですけど、それもここからは見えませんでした。<br />

    嵐峡展望台という場所へやって来ました。
    嵐山が見渡せます。
    正面に見えるのは「大悲閣千光寺」。
    ここからは見えませんが、間には保津川が流れています。

    大悲閣の下の方には昨日泊まった「星のや京都」があるはずなんですけど、それもここからは見えませんでした。

  • 嵐山の左手には岩田山という低い山があって、モンキーパークがあります。モンキーパークにエサをもらいにやって来るのは岩田山に住む野生のニホンザルです。飼育されているサルではないので結構凶暴で、昔は食べ物の袋を持っていた人が力づくで奪われるのを見ました。<br />今は食べ物の持ち込み禁止で、人間の方が檻に入ってエサやり体験をするらしいです。<br /><br />「星のや京都」でも、部屋へ食事を運ぶところを狙ってサルが出て来たことがあるとスタッフが言ってました。おそらく岩田山のサルが遠出してやって来たのでしょう。<br />

    嵐山の左手には岩田山という低い山があって、モンキーパークがあります。モンキーパークにエサをもらいにやって来るのは岩田山に住む野生のニホンザルです。飼育されているサルではないので結構凶暴で、昔は食べ物の袋を持っていた人が力づくで奪われるのを見ました。
    今は食べ物の持ち込み禁止で、人間の方が檻に入ってエサやり体験をするらしいです。

    「星のや京都」でも、部屋へ食事を運ぶところを狙ってサルが出て来たことがあるとスタッフが言ってました。おそらく岩田山のサルが遠出してやって来たのでしょう。

  • 順路はまだ続きます。<br />今度は砂利の径。<br />

    順路はまだ続きます。
    今度は砂利の径。

  • そして最高の絶景ポイントはここ、「月香」と名づけられたあづまやがある展望台です。<br />ここからは京都市内が一望できます。<br /><br />「ふとん着て寝たる姿や東山」と詠われた、なだらかな形状の東山三十六峰。左手には仁和寺の五重塔、右手には京都タワーまで見えます。<br />

    イチオシ

    そして最高の絶景ポイントはここ、「月香」と名づけられたあづまやがある展望台です。
    ここからは京都市内が一望できます。

    「ふとん着て寝たる姿や東山」と詠われた、なだらかな形状の東山三十六峰。左手には仁和寺の五重塔、右手には京都タワーまで見えます。

  • いい眺め。<br />中でも比叡山(左の峰)と大文字山(右の峰)は、私にとっては特に懐かしいです。比叡山の麓にある高校に通い、大文字の送り火は家から毎年見ていましたから。<br />

    いい眺め。
    中でも比叡山(左の峰)と大文字山(右の峰)は、私にとっては特に懐かしいです。比叡山の麓にある高校に通い、大文字の送り火は家から毎年見ていましたから。

  • この先は帰路になり、一気に下って行きます。<br />

    この先は帰路になり、一気に下って行きます。

  • 下りは上りの順路と一ヶ所で交差しているだけで重なることはないため、上りと下りで違う風景が楽しめます。<br />

    下りは上りの順路と一ヶ所で交差しているだけで重なることはないため、上りと下りで違う風景が楽しめます。

  • あんな径こんな径。<br />通路の敷石もいろいろです。<br />

    あんな径こんな径。
    通路の敷石もいろいろです。

  • 下まで下りて来て、出口近くに記念館がありました。<br />

    下まで下りて来て、出口近くに記念館がありました。

  • 私も夫も大河内傅次郎という映画俳優さんを知りませんでしたが、ここでビデオや年表、写真を見て、その生涯を知ることができました。<br />特にビデオは短時間で大河内傅次郎氏のことがわかるので、良かったです。<br />

    私も夫も大河内傅次郎という映画俳優さんを知りませんでしたが、ここでビデオや年表、写真を見て、その生涯を知ることができました。
    特にビデオは短時間で大河内傅次郎氏のことがわかるので、良かったです。

  • もともと俳優志望ではなかったという氏ですが、伊藤大輔監督との出会いが人生を変えました。<br />監督とコンビを組んで数々の映画を撮り、俳優としての人気を不動のものにします。<br />右の写真は一番の当たり役となった丹下左膳。<br />左の写真は伊藤大輔監督、カメラマンとの3ショットだったかな?<br />

    もともと俳優志望ではなかったという氏ですが、伊藤大輔監督との出会いが人生を変えました。
    監督とコンビを組んで数々の映画を撮り、俳優としての人気を不動のものにします。
    右の写真は一番の当たり役となった丹下左膳。
    左の写真は伊藤大輔監督、カメラマンとの3ショットだったかな?

  • 私生活では役者姿とまったく違う雰囲気ですね。<br /><br /><br />大河内山荘は見ごたえがありました。<br />有名観光地に勝るとも劣らない満足感と感動が得られます。<br />庭園好きにはお勧めです。<br /><br />この後、時間があれば常寂光寺や二尊院へも行ってみたかったのですが、天龍寺と大河内山荘をゆっくり見学したため、その時間がなくなってしまいました。<br />脚も疲れたので、これにて嵐山、嵯峨野の観光を終了とします。<br />

    私生活では役者姿とまったく違う雰囲気ですね。


    大河内山荘は見ごたえがありました。
    有名観光地に勝るとも劣らない満足感と感動が得られます。
    庭園好きにはお勧めです。

    この後、時間があれば常寂光寺や二尊院へも行ってみたかったのですが、天龍寺と大河内山荘をゆっくり見学したため、その時間がなくなってしまいました。
    脚も疲れたので、これにて嵐山、嵯峨野の観光を終了とします。

  • 竹林の道を歩いて戻る途中、通常の道と並行して人力車専用路があることに気づきました。写真は人力車専用路への入り口です。<br /><br />たしかに、観光客が増え人力車を利用する人も増えた今、こうして分けておかないと、人力車は前へ進めませんよね。<br />

    竹林の道を歩いて戻る途中、通常の道と並行して人力車専用路があることに気づきました。写真は人力車専用路への入り口です。

    たしかに、観光客が増え人力車を利用する人も増えた今、こうして分けておかないと、人力車は前へ進めませんよね。

  • 天龍寺の入り口を見下ろす「稲」というお店で遅いお昼ご飯にしました。<br />ざる湯葉うどん。<br />胡麻豆腐とわらび餅もついています。<br /><br />食べていたら、急に雨が降り始めました。<br />私たち、観光を終えていたから良かったものの、間一髪でした。<br />

    天龍寺の入り口を見下ろす「稲」というお店で遅いお昼ご飯にしました。
    ざる湯葉うどん。
    胡麻豆腐とわらび餅もついています。

    食べていたら、急に雨が降り始めました。
    私たち、観光を終えていたから良かったものの、間一髪でした。

  • しとしと雨が降る中、JR嵯峨嵐山駅まで傘を差しながら歩きました。<br /><br />歩いている途中、「ロバのパン屋」の音楽が流れて来ました。私が子どもの頃、家の近所にパンを売りに来ていた移動販売の「ロバのパン屋」。思い違いかもしれませんが、最初の頃は鈴をつけた馬が馬車を引いていたような記憶もあります。<br />現在の販売車は赤と白のモダンなデザインの軽自動車になっていましたが、その音楽が、前奏から女の子の歌までまったく昔聞いていた音楽のままです。<br />「ロバのおじさんチンカラリン、チンカラリンロンやって来る~」<br />懐かしい~♪<br />でも、近所の人も「あら、懐かしい」って言っていたから、この辺りでも久しぶりだったようです。<br /><br />JR嵯峨嵐山駅から電車に乗って京都駅へ。<br />JRだと、乗り換え無しで京都駅へ直通です。<br />

    しとしと雨が降る中、JR嵯峨嵐山駅まで傘を差しながら歩きました。

    歩いている途中、「ロバのパン屋」の音楽が流れて来ました。私が子どもの頃、家の近所にパンを売りに来ていた移動販売の「ロバのパン屋」。思い違いかもしれませんが、最初の頃は鈴をつけた馬が馬車を引いていたような記憶もあります。
    現在の販売車は赤と白のモダンなデザインの軽自動車になっていましたが、その音楽が、前奏から女の子の歌までまったく昔聞いていた音楽のままです。
    「ロバのおじさんチンカラリン、チンカラリンロンやって来る~」
    懐かしい~♪
    でも、近所の人も「あら、懐かしい」って言っていたから、この辺りでも久しぶりだったようです。

    JR嵯峨嵐山駅から電車に乗って京都駅へ。
    JRだと、乗り換え無しで京都駅へ直通です。

    嵯峨嵐山駅

  • モダンな建物の京都駅は何度か利用しています。<br />京都が誇る駅ビルなのではないでしょうか?<br />斬新なデザインは何度見ても素晴らしい。<br />変化に富んでいて遊び心一杯、見どころ一杯。<br />こんな建築大好きです。<br /><br />でも京都の街に合っているかと言うと、そうは思えません。<br />京都駅の北と南の景色が分断されてしまいましたからね。<br />

    モダンな建物の京都駅は何度か利用しています。
    京都が誇る駅ビルなのではないでしょうか?
    斬新なデザインは何度見ても素晴らしい。
    変化に富んでいて遊び心一杯、見どころ一杯。
    こんな建築大好きです。

    でも京都の街に合っているかと言うと、そうは思えません。
    京都駅の北と南の景色が分断されてしまいましたからね。

    京都駅

  • 京都タワーも見えにくくなってしまいましたしね。<br />まあ、最初はがっかりしたものの、それを補って余りある長所があるので、今はイイと思ってるんですけどね。<br />

    京都タワーも見えにくくなってしまいましたしね。
    まあ、最初はがっかりしたものの、それを補って余りある長所があるので、今はイイと思ってるんですけどね。

  • 以前なら、目一杯観光して夜遅く家へ帰ったものですが、私たち、そろそろ疲れやすい年齢です。<br />お土産を買って、16時半の新幹線で帰路に着きました。

    以前なら、目一杯観光して夜遅く家へ帰ったものですが、私たち、そろそろ疲れやすい年齢です。
    お土産を買って、16時半の新幹線で帰路に着きました。

  • 車内で京都駅で買ったお弁当を食べました。<br />「京華弁当」<br />せっかくだから京風のお弁当にしました。<br />だし巻き卵や薄味の肉じゃが、しぐれ煮、ちりめんじゃこなど。<br />

    車内で京都駅で買ったお弁当を食べました。
    「京華弁当」
    せっかくだから京風のお弁当にしました。
    だし巻き卵や薄味の肉じゃが、しぐれ煮、ちりめんじゃこなど。

  • 東京駅からは高速バスで帰ることにしました。<br />時間はかかりますが、座ったまま家の近くまで帰れるので、楽ですから。<br />

    東京駅からは高速バスで帰ることにしました。
    時間はかかりますが、座ったまま家の近くまで帰れるので、楽ですから。

    東京駅

  • お土産には「阿闍梨餅」を買いました。<br />京都には新しい名物菓子もできていたけれど、やっぱり私はこれです。<br />お土産をあげた人も、皆さん喜んでくださいました。<br /><br /><br />新型コロナから回復したばかりで、旅行するまでに体力が回復しているか心配でしたが、無事に行って来られました。<br /><br />次男が「星のや京都」への宿泊をプレゼントしてくれたことから計画した今回の京都旅行。二日間と短い旅行でしたが、伏見稲荷大社と東福寺、天龍寺と大河内山荘の観光、憧れの「星のや京都」への宿泊。<br />生まれ故郷の京都への旅は懐かしく楽しかったです。<br />昔の友人たちに会う時間はありませんでしたが、充実した二日間でした。<br /><br />ただ、10年前ならもっと精力的に観光したはず。<br />でも、私はもういくらも歩けません。<br />今回、一日目2万歩、二日目は1万5千歩歩き、旅の翌日は足腰がぎくしゃくしていました。<br />そろそろ欲張らず、年相応のゆっくりした観光をすべきだと痛感しました。<br /><br />(京都への旅、終わり)<br />

    お土産には「阿闍梨餅」を買いました。
    京都には新しい名物菓子もできていたけれど、やっぱり私はこれです。
    お土産をあげた人も、皆さん喜んでくださいました。


    新型コロナから回復したばかりで、旅行するまでに体力が回復しているか心配でしたが、無事に行って来られました。

    次男が「星のや京都」への宿泊をプレゼントしてくれたことから計画した今回の京都旅行。二日間と短い旅行でしたが、伏見稲荷大社と東福寺、天龍寺と大河内山荘の観光、憧れの「星のや京都」への宿泊。
    生まれ故郷の京都への旅は懐かしく楽しかったです。
    昔の友人たちに会う時間はありませんでしたが、充実した二日間でした。

    ただ、10年前ならもっと精力的に観光したはず。
    でも、私はもういくらも歩けません。
    今回、一日目2万歩、二日目は1万5千歩歩き、旅の翌日は足腰がぎくしゃくしていました。
    そろそろ欲張らず、年相応のゆっくりした観光をすべきだと痛感しました。

    (京都への旅、終わり)

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