【開業初日】JR九州の歴史が動くその時をまたぐ3泊4日の旅（4日目・西九州新幹線編）

2022/09/20 - 2022/09/23

2022年9月20日から23日まで、西九州新幹線開業前後の記録と久々の鹿児島・長崎を目的に九州に3泊4日で行ってきました。1日目は鹿児島空港から九州入り、2日目は鹿児島市内観光と福岡への移動、3日目は西九州新幹線開業前夜の記録、そして4日目は開業初日の西九州新幹線に乗って帰る、という流れとなります。本旅行記では、4日目の様子をお届けします。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルニューオータニ佐賀の朝食です。

ホテルニューオータニ佐賀 宿・ホテル

再び佐賀駅まで歩いていきます。時間がないので急いでいます。

特急「みどり・ハウステンボス15号」になんとか間に合いました。

佐賀駅 駅

あえて真ん中にデッキを設けてA室、B室と分けられるようにしているのが「みどり・ハウステンボス」で使用されている783系の最大の特徴です。「ハウステンボス」用の編成はさらにリニューアルされてかなり凝った内装となっています。

特急ハウステンボス 乗り物

あっという間に武雄温泉駅に到着です。

武雄温泉駅 駅

武雄温泉駅は新幹線と在来線の構内が完全に分かれているので、今回のようにあえて接続のない列車や普通列車などで来た場合などは途中下車不可の乗車券であっても一度改札を出ることになります。

ここからはいよいよ西九州新幹線「かもめ17号」に乗車します。途中諫早駅のみに停車する速達タイプです。

新幹線建設前の3番線が新幹線ホームと向かい合わせの10番線に転用され、特急「リレーかもめ」との対面乗り換えが可能となっています。

駅名標は現状こうなっています。

車両は東海道・山陽新幹線で使用されているN700S系をベースに6両編成としています。実は東海道・山陽新幹線を含めN700S系に乗るのは今回が初めてです。

西九州新幹線 乗り物

特急「リレーかもめ17号」が885系6両編成で到着し、大量の客が乗り換えてきます。今回指定席は取れなかったので、早めに来ておいて正解でした。

わずか20分ほどで終点の長崎駅に到着しました。自由席はデッキ・通路まで混んでいました。

長崎駅 (長崎県) 駅

長崎駅は終点側にホームがかなり伸びているので、いろいろなアングルで撮影できます。

この日から長崎駅を発着する在来線列車のほぼ全てを担当しているYC1系ハイブリッド車とも並びます。

昼食は駅で購入した「ながさき鯨カツ弁当」（1,296円）です。本日はブルーインパルスも飛行するので、見ながらいただきましょう。

あいにく雲が多く時折雨も降る天気でしたが、しっかり飛んできました。

ビデオカメラで動画も撮影しましたが、手違いで取り込み前に消してしまったのが惜しいです…

前日までは特急と普通列車で分けていた発車標が、旧線経由と新線経由で分けられるようになっていました。

お土産を購入して再び駅に入ると、ちょうど新しいD&S列車「ふたつ星4047」の出発式典が行われていました。

往路（長崎駅行き）は長崎本線経由、復路（武雄温泉駅行き）は大村線経由で運転されるのが特徴です。今回は並行在来線の経営分離が行われなかった（一部区間を上下分離した上で全区間をJR九州が引き続き運行）ため、このような列車の設定が可能となりました。

各駅に停車する「かもめ86号」に乗車します。駅や列車の行先表示は博多駅行きと表示されます。

こちらも特に諫早駅まではかなり混んでいましたが、偶然にも途中で隣の席が空きました。自由席車両（4～6号車）は黄色い座席が特徴的です。

約30分ほどで武雄温泉駅に到着すると、向かい側には特急「リレーかもめ86号」が787系8両編成で停車していました。

帰りも指定席を取れていないことは言うまでもないので、ここでも1本見送ります。

武雄温泉駅の周辺でも、イベントが行われていました。

特急「リレーかもめ37号」がこちらも787系8両編成でやってきました。

折り返し特急「リレーかもめ40号」となるので、これに乗車します。

この日から肥前山口駅は江北駅に改称し、787系も長崎本線系統では新幹線の定員に合わせて8両編成に組み換えられています。

約1時間で博多駅に到着です。

博多駅 駅

折り返し特急「かささぎ109号」肥前鹿島行きとなります。新幹線に接続しない肥前鹿島駅または佐賀駅発着の列車を改称する形で新たに運行されています。

ここからは地下鉄に乗車し、中洲川端駅・天神駅周辺でお土産を購入したり夕食をいただいたりします。

福岡市地下鉄 空港線 (1号線) 乗り物

地下鉄天神駅直結のビルに入っている「味の正福」さんで今回の旅行最後の夕食としましょう。

味の正福 アクロス店 グルメ・レストラン

品切れのメニューも多かったので、「今日の一押し煮魚定食」（1,250円）を注文しました。今回は鯖を使用していました。

時間がなくなってきたので、福岡空港へ向かいましょう。JR九州の303系が来ましたが、ここでJRの車両に乗るのは実は初めてです。

荷物検査でかなり並んでいましたが、優先レーンに回されたことで何とか間に合った形にはなります。福岡空港の荷物検査ではパソコンを出すように書かれているので要注意です。

福岡空港 空港

福岡19:50発のNH270便で羽田に帰ります。今回はスマートU25とANAからメールで配布されたスカイコインのおかげで直前購入でも15,000円台の負担で済みましたが、現在の年齢的に今後スマートU25を使える期間はそう長くはなく、今後どうするかは課題と言えます。

今回の機材はB767-300ER（機体番号JA618A）です。行きの羽田→鹿児島でもB767に乗りましたが、今回は左側の非常口座席を指定しました。

出発も到着も少しずつ遅れましたが、羽田空港に到着です。関東は結構雨が強く降っていました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

私自身は千葉県内に住んでいるので、羽田からの交通手段も考える必要があります。今までは電車利用でしたが、今回は夜遅いこともあり、津田沼駅行きの高速バスを利用してみました。

京成とJR、両方の津田沼駅に停車し、運賃は1,250円です。