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 静岡県袋井市にある3つの古寺では、数年前から「風鈴まつり」という夏のイベントが開かれています。猛暑が続く中、涼とスイーツ、特別御朱印を求め3つのお寺を訪ねました。今回はそのpart1「可睡齋」編です。 <br />

Petit Voyage! 東海道53次ぶらり旅2022⑦「遠州三山風鈴まつり」part1~袋井宿(可睡齋)~

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2022/08/19 - 2022/08/19

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 静岡県袋井市にある3つの古寺では、数年前から「風鈴まつり」という夏のイベントが開かれています。猛暑が続く中、涼とスイーツ、特別御朱印を求め3つのお寺を訪ねました。今回はそのpart1「可睡齋」編です。 

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
  • 1<遠州三山風鈴まつり><br /> 袋井市にある「油山寺」「可睡齋」「法多山」は、遠州三山とよばれる古刹で、どの季節に訪れても心が癒やされるところです。夏は暑くて参拝客が少なかったのですが、数年前から始まった「風鈴まつり」により、参拝者が増加したそうです。

    1<遠州三山風鈴まつり>
     袋井市にある「油山寺」「可睡齋」「法多山」は、遠州三山とよばれる古刹で、どの季節に訪れても心が癒やされるところです。夏は暑くて参拝客が少なかったのですが、数年前から始まった「風鈴まつり」により、参拝者が増加したそうです。

  • 2<参拝ルート><br /> 回るコースは、「可睡齋」→「油山寺」→「法多山」の順です。バスの便はあまり良くないので、自家用車で回ることをお勧めします。

    2<参拝ルート>
     回るコースは、「可睡齋」→「油山寺」→「法多山」の順です。バスの便はあまり良くないので、自家用車で回ることをお勧めします。

  • 3<愉しみ><br /> いろいろな風鈴を見たり、音を楽しんだりする他に、「限定御朱印」をいただくことと「限定スイーツ」を食べることも楽しみです。<br />

    3<愉しみ>
     いろいろな風鈴を見たり、音を楽しんだりする他に、「限定御朱印」をいただくことと「限定スイーツ」を食べることも楽しみです。

  • 4<寺と徳川家康とのかかわり><br /> 門前には、「徳川家康公深きゆかりの禅寺」と彫られた石碑。ここ可睡齋の住職であった仙隣等膳和尚は、家康が今川の人質だった幼少期に教育に関わった人物で、その後の浜松城主時代の家康とも深い交流がありました。

    4<寺と徳川家康とのかかわり>
     門前には、「徳川家康公深きゆかりの禅寺」と彫られた石碑。ここ可睡齋の住職であった仙隣等膳和尚は、家康が今川の人質だった幼少期に教育に関わった人物で、その後の浜松城主時代の家康とも深い交流がありました。

    可睡斎 グルメ・レストラン

  • 5<可睡齋の名の由来><br /> ある時、家康が和尚を城に招きます。幼少時を懐かしむ話の途中、何と和尚はうつらうつらと居眠りを・・・。家来が「無礼な!」と和尚を起こそうとしたとき、家康は、にっこりと微笑み「よいよい、和尚、睡る可し(ねむるべし)」と言ったことから、寺は「可睡齋」と呼ばれるようになりました。

    5<可睡齋の名の由来>
     ある時、家康が和尚を城に招きます。幼少時を懐かしむ話の途中、何と和尚はうつらうつらと居眠りを・・・。家来が「無礼な!」と和尚を起こそうとしたとき、家康は、にっこりと微笑み「よいよい、和尚、睡る可し(ねむるべし)」と言ったことから、寺は「可睡齋」と呼ばれるようになりました。

  • 6<可睡齋の境内><br /> 可睡齋は、境内約10万坪(東京ドーム10個分以上)、建造物数は25棟、拝観箇所も40ほどある大きなお寺で、全部見ようとすると半日はかかります。

    6<可睡齋の境内>
     可睡齋は、境内約10万坪(東京ドーム10個分以上)、建造物数は25棟、拝観箇所も40ほどある大きなお寺で、全部見ようとすると半日はかかります。

  • 7<急な階段><br /> 仁王門に至る急な階段を上ります。

    7<急な階段>
     仁王門に至る急な階段を上ります。

  • 8<仁王門><br /> この仁王門は、伊東忠太氏設計によるもの。彼は、明治神宮や平安神宮、築地本願寺などの建築を手がけた明治・昭和期を代表する名建築家。大の妖怪好きであったため、屋根にはそれらの姿も。

    8<仁王門>
     この仁王門は、伊東忠太氏設計によるもの。彼は、明治神宮や平安神宮、築地本願寺などの建築を手がけた明治・昭和期を代表する名建築家。大の妖怪好きであったため、屋根にはそれらの姿も。

  • 9<いっぱいの風鈴><br /> 仁王門をくぐると、境内いっぱいの色とりどりの風鈴。境内全体で2,000個もあるんだって。

    9<いっぱいの風鈴>
     仁王門をくぐると、境内いっぱいの色とりどりの風鈴。境内全体で2,000個もあるんだって。

  • 10<風鈴参道><br /> 風鈴の涼やかな音を聞きながら、参道を進みます。

    10<風鈴参道>
     風鈴の涼やかな音を聞きながら、参道を進みます。

  • 11<青空と風鈴><br /> この日は気温30度以上の暑い日でしたが、風鈴の揺れる姿とチリンチリンという音で体感温度が少し下がった感じ。「日本人でよかったな…」なんて思ったりします。

    イチオシ

    11<青空と風鈴>
     この日は気温30度以上の暑い日でしたが、風鈴の揺れる姿とチリンチリンという音で体感温度が少し下がった感じ。「日本人でよかったな…」なんて思ったりします。

  • 12<秋葉総本殿><br /> 「火防(ひぶせ)の神」といえば、「秋葉神社」が有名ですが、明治期の神仏分離令により、秋葉神社が解体され、その御神体(秋葉総本殿三尺坊大権現)がここ可睡齋に移されました。そのため、可睡齋の境内には、1300年の歴史を持つ火防の総本山があるのです。<br /> ちなみに、現在の秋葉神社の御祭神は、イザナギ・イザナミの子で火の主宰神「火之迦具土大神(ヒノカグツチノオオミカミ)」です。

    12<秋葉総本殿>
     「火防(ひぶせ)の神」といえば、「秋葉神社」が有名ですが、明治期の神仏分離令により、秋葉神社が解体され、その御神体(秋葉総本殿三尺坊大権現)がここ可睡齋に移されました。そのため、可睡齋の境内には、1300年の歴史を持つ火防の総本山があるのです。
     ちなみに、現在の秋葉神社の御祭神は、イザナギ・イザナミの子で火の主宰神「火之迦具土大神(ヒノカグツチノオオミカミ)」です。

  • 13<天狗像><br /> 秋葉総本殿の「御真殿」に向かう階段の途中の両脇には、2体の天狗像が睨みをきかせています。

    13<天狗像>
     秋葉総本殿の「御真殿」に向かう階段の途中の両脇には、2体の天狗像が睨みをきかせています。

    秋葉総本殿可睡齋 寺・神社・教会

  • 14<烏天狗><br /> これは、羽団扇(はうちわ)を持つ右側の烏天狗(からすてんぐ)。羽団扇には、魔物を追い払う力や天候・火を操る力、空を飛ぶ力など、いろいろな神通力があるとされています。

    14<烏天狗>
     これは、羽団扇(はうちわ)を持つ右側の烏天狗(からすてんぐ)。羽団扇には、魔物を追い払う力や天候・火を操る力、空を飛ぶ力など、いろいろな神通力があるとされています。

  • 15<天狗の面><br /> 御真殿内部には、数々の天狗の面や、掛け軸が飾られていました。

    15<天狗の面>
     御真殿内部には、数々の天狗の面や、掛け軸が飾られていました。

  • 16<天狗下駄><br /> 巨大な天狗下駄がありました。この一本歯の下駄は、山歩きにはとても適していて、上りはつま先と歯を山の斜面に付け、下りは逆に踵と歯を付けると安定して歩けるとか。そんなわけで、この下駄を履いて修行する山伏もいるそうです。

    16<天狗下駄>
     巨大な天狗下駄がありました。この一本歯の下駄は、山歩きにはとても適していて、上りはつま先と歯を山の斜面に付け、下りは逆に踵と歯を付けると安定して歩けるとか。そんなわけで、この下駄を履いて修行する山伏もいるそうです。

  • 17<家康公 出世六の字穴><br /> 境内の見どころの一つが「家康公 出世六の字穴」。武田信玄との戦いで敗れた家康がこのほら穴に逃げ込み、追っ手から逃れたという言い伝えがあります。この手の話は遠州地区にいくつもあるので、本当かどうか・・・。

    17<家康公 出世六の字穴>
     境内の見どころの一つが「家康公 出世六の字穴」。武田信玄との戦いで敗れた家康がこのほら穴に逃げ込み、追っ手から逃れたという言い伝えがあります。この手の話は遠州地区にいくつもあるので、本当かどうか・・・。

  • 18<本堂拝観><br /> 拝観料(500円)を払って諸堂の拝観をしました。廊下の天井にぶら下げられているのは、魚の形をした大きな板「魚板(ぎょはん)」。これを鳴らして雲水(僧)に食事や起床の時刻を知らせます。魚が目をつぶらないことから、居眠り禁止の意味もあるとか。手前は、同じ用途に使う金属製の「雲板(うんぱん)」。

    18<本堂拝観>
     拝観料(500円)を払って諸堂の拝観をしました。廊下の天井にぶら下げられているのは、魚の形をした大きな板「魚板(ぎょはん)」。これを鳴らして雲水(僧)に食事や起床の時刻を知らせます。魚が目をつぶらないことから、居眠り禁止の意味もあるとか。手前は、同じ用途に使う金属製の「雲板(うんぱん)」。

  • 19<仏様><br /> 所々に仏様。うん、いい。

    19<仏様>
     所々に仏様。うん、いい。

  • 20<僧堂(座禅堂)><br /> ここは、僧堂。雲水たちが畳一畳で寝泊まりをしたり、座禅をしたりする修行の場です。一般の人も、宿泊体験の中で朝5時から雲水たちと一緒に座禅ができます。

    20<僧堂(座禅堂)>
     ここは、僧堂。雲水たちが畳一畳で寝泊まりをしたり、座禅をしたりする修行の場です。一般の人も、宿泊体験の中で朝5時から雲水たちと一緒に座禅ができます。

  • 21<アマビエ><br /> コロナ禍だけあって、アマビエ雛もありました。

    21<アマビエ>
     コロナ禍だけあって、アマビエ雛もありました。

  • 22<大東司(とうす)><br /> 可睡齋の見どころはいくつもありますが、ここ「大東司」はその中でもイチオシ。「東司」とはトイレのことで、中央には威圧感ある仏像が立っています。

    22<大東司(とうす)>
     可睡齋の見どころはいくつもありますが、ここ「大東司」はその中でもイチオシ。「東司」とはトイレのことで、中央には威圧感ある仏像が立っています。

  • 23<烏蒭沙摩明王像(うすさまみょうおうぞう)><br /> この像は「烏蒭沙摩明王」という古代インド神話の炎の神で、煩悩や欲望を焼き尽くします。禅宗においては、清浄を司る「東司の仏様」として祀られています。リアル「トイレの神様」ですな。

    23<烏蒭沙摩明王像(うすさまみょうおうぞう)>
     この像は「烏蒭沙摩明王」という古代インド神話の炎の神で、煩悩や欲望を焼き尽くします。禅宗においては、清浄を司る「東司の仏様」として祀られています。リアル「トイレの神様」ですな。

  • 24<用を足します><br /> この男女兼用の水洗トイレは、昭和12年に完成。水洗トイレが珍しかった当時は、このトイレを一目見ようと大勢の人が押し寄せたそうです。烏蒭沙摩明王に見守られながら、用を足させていただきました。合掌。

    24<用を足します>
     この男女兼用の水洗トイレは、昭和12年に完成。水洗トイレが珍しかった当時は、このトイレを一目見ようと大勢の人が押し寄せたそうです。烏蒭沙摩明王に見守られながら、用を足させていただきました。合掌。

  • 25<何だ、何だ?><br /> 何やら、この先に楽しそうなものがありそうな・・・。

    25<何だ、何だ?>
     何やら、この先に楽しそうなものがありそうな・・・。

  • 26<赤富士風鈴><br /> 廊下の先には、見事な「赤富士風鈴」がありました。日本庭園とマッチした「映えスポット」です。

    イチオシ

    26<赤富士風鈴>
     廊下の先には、見事な「赤富士風鈴」がありました。日本庭園とマッチした「映えスポット」です。

  • 27<一休み><br /> 諸堂拝観者には、この期間中ぜんざいとお茶のサービスがあります。涼しい部屋で赤富士風鈴を眺めながら、一休みしました。

    27<一休み>
     諸堂拝観者には、この期間中ぜんざいとお茶のサービスがあります。涼しい部屋で赤富士風鈴を眺めながら、一休みしました。

  • 28<可睡齋  御朱印><br /> 風鈴まつり限定の御朱印。中央に、先ほど見た赤富士風鈴の朱印が押されています。いろいろと見応えのあった可睡齋でした。さあ、2か所目の油山寺に向かいましょう。<br /><br /> Petit Voyage!2022⑦「遠州三山風鈴まつり」part1「可睡齋」は、以上です。次は、part3の「油山寺」訪問記をアップする予定です。では、また。

    28<可睡齋 御朱印>
     風鈴まつり限定の御朱印。中央に、先ほど見た赤富士風鈴の朱印が押されています。いろいろと見応えのあった可睡齋でした。さあ、2か所目の油山寺に向かいましょう。

     Petit Voyage!2022⑦「遠州三山風鈴まつり」part1「可睡齋」は、以上です。次は、part3の「油山寺」訪問記をアップする予定です。では、また。

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