2022/08/04 - 2022/08/04
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nanochanさん
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以前訪れた遠州地方北部の「水窪」の東隣に「春野」という集落があります。春野も山深い里ですが「日本一きれいな川」といわれる気田川(けたがわ)が流れ、天狗伝説の残る「秋葉山」などいろいろと見どころのある所です。今回は、そんな春野を訪れてみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
1<鹿島橋>
天竜川にかかる「鹿島橋」を渡り、平野部から「北遠」と呼ばれる山間部へと向かいます。 -
2<鳥羽山隧道>
鹿島橋を渡ると、すぐにトンネル。この山の上に徳川家康が築いた「鳥羽山城」があることから「鳥羽山隧道」と呼ばれています。このトンネルを抜ければ「昭和のまち」二俣です。 -
3<まさに、二又>
二俣の市街地を北上していくと、山東という場所で道が二又に分かれます。左側の国道152号を行けば、水窪方面に至り、右側の国道362号を行けば、春野方面に至ります。今回は、右方面に進みます。 -
4<道の駅 いっぷく処横川>
約10分で「道の駅 いっぷく処横川」に到着。名物を頂きます。
道の駅 いっぷく処横川 道の駅
-
5<しいたけソフトクリーム>
北遠地方は、原木椎茸栽培が盛んなエリア。その名産を生かしたものが、椎茸の粉末をバニラに混ぜ込んだ「しいたけソフトクリーム」。興味本位で食べてみましたが、意外と美味しかったです。 -
6<春野町入り口>
道の駅 いっぷく処横川から約10分ほどで、春野町の入り口に到着。ここには、「秋葉大天狗の高下駄」のオブジェがあります。幅は約2m、長さは約3m、高さは1mほどと巨大です。この高下駄は、春野町に流れる気田川に残された天狗の足跡から計算して作られたとか…。そんな足跡どこにあったんだ? -
イチオシ
7<かわいい子天狗>
高下駄の上にちょこんと乗っている子天狗。表情がとてもかわいい。 -
8<一草橋(ひとくさばし)>
高下駄のオブジェから5分ほどで赤い吊り橋が見えてきました。これは「一草橋」。 -
9<パワースポット?>
この橋の中央で愛を叫ぶと願いが叶うという「パワースポット」だそうですが、汚れすぎで説得力がないような…。 -
10<滝>
一草橋のすぐ近くに小さな二つの滝。特に名前はないようですが、勢いよく水が流れ落ちていました。
-
11<天狗広場>
一草橋から約5分で「天狗広場」に到着。天狗広場 公園・植物園
-
イチオシ
12<日本一の天狗面>
天狗広場で一際目立つのがこの「天狗面」。比較物がないので分かりづらいですが、顔の長さが8m、幅が6m、鼻の長さも4mもあり、日本一の大きさです。 -
13<迫力満点>
下から見上げると、大迫力。春野が「天狗の里」と言われるのは、秋葉神社があるから。秋葉の山に住む「三尺坊大権現」は天狗の姿をしていて、江戸が大火に見舞われるたび、秋葉の山から江戸に出向き火事を鎮めました。このことから秋葉神社は「火伏の神」として広く信仰を集めることになり、春野は「天狗の里」と言われるようになりました。 -
14<秋葉大天狗の高下駄>
天狗面の横の小屋の中には、木製の「天狗の高下駄」がありました。窓の大きさと比べるとその大きさが伝わると思います。 -
15<欄干のミニ天狗>
天狗広場のすぐ近くの宮川橋の欄干には「ミニ天狗」。どこまでも天狗推しです。 -
16<気田川(けたがわ)>
宮川橋から見た気田川。清流で知られ、鮎釣りの名所です。第二東名の森町インターができてアクセスしやすくなり、近年はキャンプや水遊び、カヌー、ラフティングなどアウトドアレジャーもさかんです。 -
17<白井鐵造記念館>
天狗広場には、もう一つの春野町の名所「白井鐵造記念館」があります。白井鐵造記念館 美術館・博物館
-
18<白井鐵造(しらいてつぞう)>
白井鐵造を知っている人は、ごくわずかでしょう。実は、この人は宝塚歌劇団の演出家・理事長を務めた、いわば宝塚の育ての親。日本最初の本格的レヴュー「パリゼット」の主題歌「すみれの花咲く頃」の作詞家でもあります。彼は、ここ春野の出身です。 -
19<白井鐵造記念館>
記念館は小ぶりながら、ちょっとお洒落なたたずまい。入館料は無料。 -
20<館内>
館内には、愛用品だったグランドピアノや書斎机、ステレオなど約600点の資料が展示されています。 -
21<ポスター>
約70年ほど前のポスター。時代を感じます。 -
22<拓本>
「パリゼット」の主題歌である「すみれの花咲く頃」の拓本もありました。15分ほど見学をした後、次の場所に向かいました。 -
23<旧王子製紙製品倉庫>
次に訪れたのは、春野中学校の横にある「旧王子製紙製品倉庫」。このレンガ造りの建物は、日本初の木材パルプ工場(旧王子製紙)の製品倉庫として明治22年に建築されたもの。建築史上貴重な遺産として県の有形文化財となっています。 -
24<看板>
昔は工場をはじめ多くの建物があったようですが、今はこの建物だけ。内部は公開されていないので、外観だけ見学します。 -
25<正面扉>
正面扉のガラスの一部は当時のもののようで、表面がでこぼこした味わいのあるものです。 -
26<内部>
内部には資料がありますが、パイプ椅子やホワイトボードがあることから、隣接する春野中学校の施設の一つとして使われているようです。 -
27<Mr.K出身地>
外に「Mr.K出身地」の看板が。Mr.Kとは、1960年代当時、米国日産の社長であった「片山豊」のこと。彼は、ダットサンの北米市場拡販の強力なイメージリーダーカーとして、初代「フェアレディ『Z』」を開発しました。彼も、ここ春野の出身です。 -
28<K’z ROAD>
片山豊の100歳の誕生日を祝して、春野の大自然の中の一般道に設定されたコースが「K’zロード」です。現在でも、旧車好きが集まる「オールドカーin K'z ROAD」が年1度行われています。 -
29<ホタル>
水窪町の商店街のシンボルは「カモシカ」でしたが、ここ春野町の商店街のシンボルは「ホタル」でした。てっきり天狗かと思いましたが、ホタルも名物のようです。 -
30<日本一きれいな川>
帰り道で気田川の横にある「日本一きれいな川」の植え込みを見付けました。日本一の清流といえば四国の「四万十川」を思い浮かべますが、気田川も負けないほど美しい川です。 -
31<天狗村>
春野の観光案内所「天狗村」に寄りました。しかし、「天狗村お食事処」は、よりによって木・金休業!!山鹿カレーやいのしし丼、山女魚そばなど名物を食いたかったなぁ…。 -
32<くまの親子>
春野の土産を販売しているお店「くまの親子」は営業していたので、立ち寄ってみました。くまの親子 グルメ・レストラン
-
34<お土産>
春野の特産品の一つが、奥深い山の斜面で栽培された「春野茶」。香り高く、後味にやさしい渋みを残すのが特徴です。そんな春野のお茶を使った名物が「緑茶入り生どら焼」。洋風饅頭の「気田川」も買ってみました。 -
35<緑茶入り生どら焼>
このどら焼きの中には、お茶を練り込んだ生クリームと粒あんがたっぷり。しっとりして、お茶の香りも感じられる逸品でした。 -
35<御城印>
春野町にある山城「犬居城」の御城印があるということで、まだ登頂していないのに購入。いつか行くから許して~。300円。 -
36<不動川>
近くにある気田川支流の「不動川」がきれいだというので見に行きました。川底の小石や魚影がはっきり見える清流でした。土日には、親子連れがたくさん水遊びに訪れるそうです。
Petit Voyage! 2022⑤「天狗と清流の里・春野」は、以上です。最後までごらんいただきありがとうございました。次回は、パート2として「秋葉山参拝編」をアップする予定です。
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