2022/03/28 - 2022/03/28
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nanochanさん
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3月末に、以前から行ってみたかった磐田市の「獅子ヶ鼻展望台」に行ってきました。ここは天竜川の河岸段丘である磐田原台地の一角にある奇岩・巨石で有名な観光スポットで、展望台のある「獅子ヶ鼻公園」のほかNPO日本トレッキング協会認定の約5kmのトレッキングコースもあります。今回は、展望台の紹介です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
1<天竜川>
静岡県西部を流れる天竜川の堤防道路を北上し、目的地の「獅子ヶ鼻公園」を目指します。獅子ヶ鼻公園は、桜の名所でもあります。 -
2<天浜線 敷地駅>
途中立ち寄った天竜浜名湖鉄道の「敷地駅」。駅より「郵便局」の方が前面にでています。天浜線は、多くの駅がこんな感じで、歯医者や郵便局、レストランなどが併設されているユニークな鉄道です。敷地駅 駅
-
3<レトロな建物>
「獅子ヶ鼻公園」まであとわずかです。すぐ横の建物は、昔の役場でしょうか。レトロでいい感じ。 -
4<珍地名>
珍地名を発見。「百古里」と「虫生」は、なかなか読めないでしょう。「森」は珍地名ではないですが、「清水の次郎長」の子分「森の石松」の出身地です。 -
5<敷地川>
敷地川の河畔の「ソメイヨシノ」も満開になっていました。 -
6<獅子ヶ鼻岩>
山の上に「獅子ヶ鼻岩」(丸印)が見えてきました。何となく「口」らしきものがあるのがわかります。 -
7<ハナモモ>
獅子ヶ鼻公園に続く道にきれいな「ハナモモ」が咲いていました。ハナモモは、花を観賞するために改良されたモモ。春にあでやかなピンクや赤、白の花を咲かせます。NHKの「こころ旅・とうちゃこ」で、火野正平さんがこの道を通りました。 -
8<駐車場到着>
山道を5分間ほど走り駐車場に到着。花見客が何組かいました。獅子ヶ鼻公園 公園・植物園
-
9<トイレ>
獅子ヶ鼻公園ということで「獅子」がデザインされたトイレです。 -
10<鼻水?>
なかなか迫力ある獅子で、夜は目が光るそうな。何だか鼻水をたらしてるみたいでちょっと面白い。 -
11<浜松市街地>
駐車場から西を眺めると、対岸の浜松の市街地が見えました。 -
12<茶畑>
こちらは、東側の風景。茶畑が一面に広がっています。今は新芽が出る頃、あと一月で茶摘みです。 -
13<岩室廃寺遺跡>
駐車場の近くに「岩室廃寺遺跡」がありました。平安時代、この地には「空海」が開いたとされる山岳密教寺院がありましたが、時代とともに廃れ、現在は廃寺となっています。山中には、金堂や五重塔など多くの伽藍があったそうですが、信長により焼かれてしまいました。 -
14<観音堂>
唯一現存しているのが、この「観音堂」。廃寺ということでボロボロの姿を想像していましたが、きれいな状態に保たれていました。堂内に札所の幟旗(のぼりばた)がいくつもあったので、住職はいなくても管理されてるみたいです。 -
15<堂内>
全体に格子で覆われていて、戒壇部分(内部)には入れないようになっています。ご本尊は「聖観世音菩薩」。 -
16<石仏>
堂内にいくつか石仏が置かれていました。山中にあったものを集めたようです。素朴な感じの仏様ばかりで心が癒やされました。 -
17<小屋組>
天井は失われたようで、小屋組がよく見えました。見るからに丈夫そうで、長い年月を耐え抜いたわけが分かります。 -
18<ガケに注意1>
さて、獅子ヶ鼻岩に向かいましょう。最初は舗装されていて歩きやすいですが、このあと山道になっていきます。昨年か一昨年の台風でたくさん倒木があったようで、危険を知らせるウマがいくつかありました。 -
19<歴史の広場へ>
分岐点に到着。「獅子ヶ鼻岩」の様子がよく見える「歴史の広場」にまず向かいます。 -
20<滑り台?>
広場に続く階段の横には、コンクリート製の滑り台のようなものが…。幅が狭いので大人は無理だけど、小学生くらいまでならOKかな。 -
21<何の花?>
ピンクの花が咲いていました。花に疎いので名前が分からないのが悲しい…。 -
22<ガケに注意2>
谷底向かって木が倒れています。「ガケに注意して遊びましょう。」って、こんなとこで遊んでいいのっ?? ってツッコミたくなりました。 -
23<忠魂碑>
「歴史の広場」っていうので、何か歴史に関係するものがあるかと思ったけど、この忠魂碑だけ。ここも、ちょっとツッコミたくなりましたよ。 -
24<撮影ポイント>
歴史の広場の一番奥に表示を発見! -
25<なるほど!>
おおっ、あれが「獅子ヶ鼻岩」か!!そう言われれば、何となく動物の顔に見えなくもない。 -
26<拡大してみた>
ズームすると、突き出した鼻と少し開いた口、目らしきものが見える。獅子(ライオン)と言えばそのようにも見えるが、亀の顔にも…。 -
27<獅子ヶ鼻広場へ>
獅子ヶ鼻岩の上が展望台になっているので、そちらに向かおう。 -
28<オオシマザクラ>
いくら花に疎い自分でも、これくらいは分かる。ズバリ「オオシマザクラ」に間違いない。このサクラは、花と葉が同時に出るので、全体が黄緑っぽく見えるのが特徴。 -
29<山道>
山中はこんな感じの道が続きますが、結構アップダウンがあります。 -
30<ソメイヨシノ>
これもまかせろ!「ソメイヨシノ」に間違いない。江戸時代の掛け合わせ品種で、日本全国に広がった。DNAが同じのため、ほぼ同時期に一斉に咲き一斉に散る。 -
31<休憩所>
サクラを愛でながら、獅子ヶ鼻広場に到着した。休憩所は、机も椅子も石造りというより「ほぼ岩」。巨石・奇岩をウリにした公園だからかな? -
32<崖崩れ>
ここにも台風の爪痕が!ガケが崩れて、柵までこの有様。この公園、けっこうスリルがあります。 -
33<獅子ヶ鼻広場>
ここも、広場という割に狭い。ガケの先端にあるのは何だ? -
34<忠魂碑>
こちらも、忠魂碑でした。どうして両方のガケの上に建立したのかな?まあ、何か理由があるのでしょう。 -
35<一本松>
ガケの先端には、姿勢を低くする一本松が。強風に耐えるようこんな姿になったのでしょう。よくこんな所に根を張ったもんだ。 -
36<隆起>
獅子ヶ鼻岩の岩石。小さな小石が見られる「礫岩」のようです。海底・川底にあった岩石が隆起してできたものでしょう。タモリであればもっと詳しく解説してくれます。きっと。 -
37<撮影スポット>
丸印が、先ほどいた歴史の広場の撮影スポット。今、自分は獅子の頭の上にいることになります。 -
38<転落注意!>
この柵は、大丈夫だろうか?落ちたら、一巻の終わりです。 -
39<絶景です1>
おおっ、よく見えるぞ!! 磐田市豊岡地区ののどかな田園風景がよく見えます。敷地川ぞいのサクラもきれいです。 -
40<新東名高速道路>
遠くに目をやれば、新東名高速道路も見えました。 -
41<ガケに注意3>
西側には、また「ガケに注意」の看板。分かってるっちゅうのに…。 -
42<絶景です2>
柵の強度を確かめてから、恐る恐る身を乗り出し写真撮影。眼下に「敷地野外ステージ広場」と満開のサクラがよく見えました。 -
43<ゴルフ場>
こちらは北東方面。山の上に「豊岡カントリークラブ」が見えます。 -
44<第2展望台>
こちらは、北側の景色。丸印は「見晴し台」という第2展望台です。ここよりさらに高いところにあります。 -
45<パノラマ>
獅子ヶ鼻展望台からのパノラマ写真。画面をクリックしてごらんください。 -
46<コケました 涙>
撮影中、帽子を飛ばされ、崖下に落ちる前に取ろうとしてコケました。指2本と左ひざ、右手首を岩にひどくぶつけました。骨折せず良かった……。 -
47<下り坂>
いてててて。またコケないよう、慎重に石段を下ります。 -
48<吊り橋>
獅子ヶ鼻公園内のルートは、山道、石畳、吊り橋と色々変化にとんでいて飽きません。 -
49<吊り橋>
周りに木々があって眺望があまり良くないのが残念です。しかし、真ん中辺にソメイヨシノが咲いていました。紅葉の時期もきれいでしょう。 -
50<見晴し台へ>
吊り橋を越えて、道標に従い「見晴し台」に向かいます。気がつくと、右くるぶしにも痛みを感じるようになりました。見ると靴下に血がにじんでいます。ここもぶつけていました。 -
51<ガケに注意4>
本日4回目の「ガケに注意」です。おまけに「椅子にも注意」です。これも台風で倒れたのでしょうか? -
52<木の根にも注意>
おっと、次は「木の根のトラップか」。これ以上コケるわけにはいきません。慎重に進みます。 -
53<突然、アスレチック>
突然、視界が広がり「アスレチック広場」に出ました。本当にいろいろと驚かされる公園です。 -
54<やってみた1>
誰かいたら絶対にやらないけど、自分一人だったので子供に戻って「ロープリフト」をやってみました。案外楽しい。 -
55<やったみた2>
調子に乗って、滑り台も。下がったはいいが、また上がってこなくてはならず、後悔することに。 -
56<やってみなかった>
まだまだアスレチックはありましたが、ひざとくるぶしが痛むため、スルーしました。 -
57<サクラ並木>
道を進むと赤い鳥居とサクラ並木が見えてきました。この先に神社があるようです。 -
58<ヤマザクラかな?>
あまり自信はありませんが、葉の色からきっと「ヤマザクラ」だと思います。 -
59<伏見念力稲荷神社>
サクラの先にあったのは「伏見念力稲荷神社」。小ぶりな神社で、人は常駐していない感じです。御朱印があれば、いただきたいなぁ。 -
60<念力>
「伏見稲荷神社」と言えば、超有名な京都の神社で、全国に無数に末社がありますが、ここもそうでしょうか?しかし気になるのは「念力」の文字。何だか、パワースポットの匂いがプンプンするぞ。 -
61<行の方へ>
ここには、修行をする方がみえるようで、「行の方はゴザをお使いください」の文字が。やはり、ただの神社じゃないようだ……。 -
62<参道>
神社を通り過ぎると、かわいらしい狛狐が並ぶ反対側の参道がありました。こちらは、西側にある崖を登ってくる人用の参道ですが、台風による倒木で下で閉鎖されていました。 -
63<見晴し台が見えてきた>
西参道を2~3分進むと視界が開け、「見晴し台」が見えてきました。 -
64<見晴し台>
見晴し台は巨石の上にありました。文字通り、見晴しが良さそうです。 -
65<絶景1>
獅子ヶ鼻岩よりも高い場所にあるだけあって、さらに遠くまで見通せます。 -
66<絶景2>
こちらは西方面。遠くに、浜名湖北側にある「湖西連峰」が見えました。 -
67<獅子ヶ鼻展望台>
先ほどいた獅子ヶ鼻展望台が、少し下に見えます。 -
68<第2展望台>
よく見ると、こちら側に向いた展望台がありました。後で知りましたが、台風によるガケ崩れにより使用できなくなったそうです。スリルいっぱいの公園です。 -
69<落石危険>
駐車場に戻ろうとすると、真新しい「落石危険立入禁止」の標識が。その奥にはまたまた「ガケに注意」の標識。スリル満点の公園です。 -
70<狛狐>
しかたなく、「念力稲荷」の参道を通り駐車場へ。よく見ると、小ぶりでもなかなか立派な狛狐さんでした。 -
71<サクラ並木>
道を間違え、きれいなサクラ並木の道へ。ここは、NPO日本トレッキング協会認定の「獅子ヶ鼻トレッキングコース」でした。 -
72<茶畑>
一面に広がる茶畑。 -
73<駐車場>
ちょっと道を間違えましたが、無事に駐車場に戻ってきました。 -
74<帰路へ>
先ほど獅子ヶ鼻展望台から見た「敷地野外ステージ広場」前のきれいなサクラ並木を通って帰途につきました。
Petit Voyage! 東海道53次ぶらり旅2022①「獅子ヶ鼻展望台」~磐田宿~は、以上です。最後までごらんいただきありがとうございました。
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