Petit Voyage! 2022鉄分補給②「エヴァ列車発進！天浜線編」～二俣本町駅→第３村駅～

2022/01/05 - 2022/01/05

　2021年11月から2022年1月末日まで、静岡県浜松市の遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道がタイアップして「人類乗車計画」というキャンペーンを実施しています。具体的には①「エヴァ・ラッピング列車」の運行　②記念乗車券の発売　③スタンプラリー　④エヴァンゲリオンのパネル設置　⑤遠鉄百貨店「EVASTORE」でのエヴァグッズ販売　⑥天浜線天竜二俣駅「てんはまや」でのエヴァグッズ販売などが行われています。その中でも一番は、やはり「エヴァ・ラッピング列車」の運行でしょう。
今回は、第２弾「天浜線エヴァ列車」の紹介です。

エリア 天竜(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 自家用車

１＜二俣本町駅＞
　エヴァ列車の撮影と乗車のために、駅前に駐車できる「二俣本町駅」にやってきました。列車の到着まであと５分。ギリで間に合いました。

二俣本町駅 駅

２＜二俣本町駅＞
　二俣本町駅は、天竜浜名湖鉄道の本社や転車台、鉄道歴史館などがある「天竜二俣駅」(「第３村駅」)の一つ西隣の無人駅。駅の半分は、駅舎ホテル「IN MY LIFE」となっています。さあ、プラットホームに急ごう。

３＜プラットホーム＞
　長～いプラットホーム。天浜線の前身は国鉄「二俣線」。第二次世界大戦中に、東海道本線の爆撃による通行不能に備え、バイパス路線として敷設されました。戦後は、蒸気機関車が客車や貨車を引っ張っていましたが、現在は、一両だけの列車がのんびりと走っています。

４＜エヴァ列車　到着＞
　ガタン、ゴトン。「来た、来た！」お待ちかねの「エヴァ列車」がやってきました。このラッピング列車は、遠州鉄道と天浜線のコラボ企画「人類乗車計画」（下記URL）の一環で、昨年11月から運行しています。
https://www.tenhama.co.jp/akadencollabo.tenhama.co.jp/

５＜カラーリング＞
　遠鉄のエヴァ列車は、２号機・８号機のレッドとピンクのカラーリングでしたが、こちらは、初号機の紫と緑のカラーリング。なかなかいいですね。窓には「碇ゲンドウ」と「冬月コウゾウ」の姿が見て取れます。

６＜エヴァ列車　乗車＞
　乗車しました。カメラを持って車内を撮影をしている人や子ども連れの人たちが多く見られます。

７＜エヴァ列車　車内１＞
　ほんの２分で終点「第３村駅」に到着です。「この列車は、車庫に入りますので速やかに降車願います」のアナウンス。えっ、今から車内を撮ろうと思っていたのに・・・。大急ぎで撮ります。これは、眼帯をしてるからシン・エヴァに出ていた「式波・アスカ・ラングレー」ですね。痩せすぎで貧血が心配・・・。

８＜エヴァ列車　車内２＞
　荷物置き場上の広告スペースには、シン・エヴァの名シーンがずらっと続きます。

９＜エヴァ列車　車内３＞
　ドア付近には、等身大の「葛城ミサト」と「赤木リツコ」。こちらもシン・エヴァの時の姿。「発車しますので、直ちに降車願います」のアナウンスで、写真を撮っていた人たち（自分も）は、慌ただしく降車しました。

１０＜ガックリ・・・＞
　天竜二俣駅では、５分近く停まる列車もあるのですが、エヴァ列車の停車時間は僅か1分程度。ほとんど車内の写真は撮れませんでした。

１１＜エヴァ列車　発進！１＞
「パーッ」という発車音を残して、エヴァ列車は出発。列車正面は初号機の顔が、前部ドア付近には初号機の上半身が描かれています。

１２＜カシウスの槍＞
　列車の中央部には、シン・エヴァに登場していた「カシウスの槍」。「ロンギヌスの槍」と対となる存在で、「生」と「ATフィールド」を司ると言われています。

１３＜名残惜しい…＞
　自分と同様、写真をあまり撮れなかった人たちが、名残惜しそうに列車を見送ります。
　

１４＜綾波！？＞
　「えっ？　綾波！？」コスプレーヤーさんがいました。服の下は、もちろん水色のセーラー服。

１５＜エヴァ列車　再び？＞
　「あっ、また来た」の声で振り返ると、構内で入れ替え作業のためにこちらにやってくるエヴァ列車の姿が。

１６＜エヴァ列車　撮影＞
　未練たらしくホームにいてよかった。エヴァ列車の全体を撮影できました。後部には、パイロット姿のシンジ君がいたんだね。
　後で知りましたが、反対側には、シンジとカヲルの2人で動かす「１３号機」が描かれています。

１７＜第３村の表示＞
　エヴァ列車が本当に車庫に行ってしまったので、期間限定でエヴァグッズを販売している駅の売店「てんはまや」に向かいます。この「第３村」の表示は、1月３1日まで。自分の目で見たい方は、急いだ方がいいよ。

天竜二俣駅 駅

１８＜駅構内＞
　前方は「二俣本町駅」方面。いい天気です。

１９＜2つの信号機＞
　並んだ2つの信号機。シン・エヴァ劇場版に出ていたような・・・。
　

２０＜駅のポスター＞
　シン・エヴァのモデル地になったことで、天浜線は多少潤ったと思いますが、施設の老朽化が進み経営は大変なようです。国の登録有形文化財にも登録されている「転車台」や「洗車機」の修繕のため、現在1000万円を目標にクラウドファンディングを実施中。詳しくは、下記URLへ。
※https://www.tenhama.co.jp/events/18592/

２１＜てんはまや１＞
「てんはまや」は、天竜二俣駅にある売店で、普段はオリジナルグッズや鉄印帳、駅弁などを販売しています。オンラインショップもあります。
https://shop.tenhama.co.jp/

２２＜てんはまや２＞
　現在は、遠鉄とタッグを組んだ『人類乗車計画』発動中とあって、エヴァ関係グッズが大部分を占めていました。

２３＜第３村駅＞
　三密を避けて駅の外へ。駅表示も「第３村」、力が入っています。

２４＜昭和の町　二俣＞
「二俣」は、天竜川が山間部から遠州平野に出る場所に位置する林業で栄えた地。林業が廃れ、水運が自動車に代わり、町は歩みを止めました。現在の二俣は「昭和」の空気が感じられる町。タイムスリップできます。

２５＜切符購入＞
　二俣本町駅に戻る列車に乗るため、切符を購入します。駅員さんが売る「硬券」だったらいいんだけど、残念ながら自動券売機のペラペラ切符でした。

２６＜帰還列車＞
　懐かしい「湘南カラー」のラッピング列車が到着。やはりたくさんの子供連れが降りてきました。こんなちびっ子にもエヴァは愛されているのでしょうか？　何はともあれ、慌ただしい「天浜線エヴァ列車」撮影＆乗車でした。

　Petit Voyage! 2022鉄分補給②「エヴァ列車発進！天浜線編」は、以上です。最後までごらんいただき、ありがとうございました。
　次回は、「ゆるキャン▲２ロケ地めぐり」④浜名湖編をアップする予定です。よろしければ、ごらんください。