下野国赤羽村の鹿嶋大明神。

2020/10/01 - 2020/10/31

栃木県の市貝町～♪
今回は神社訪問です (*^ヮ^*)

奈良時代創建のめちゃ古な神社。
鹿嶋大明神に行きます！

※ イラストは、緋野屋様、イラストAC様のご厚意で使用させていただいております(〃'▽'〃)

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 氏家・高根沢(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0

サイクリングの途中で見つけた神社。
今回はじっくり見てきたのでー。
それで1本日記を書いちゃおうかなって♪

場所は栃木県の市貝町。
そこにある赤羽集落。
むかしむかしは赤羽村って言われてたトコロ。

お社の名前は鹿嶋神社。
昔は鹿嶋大明神と呼ばれてました。

『明神』は仏教由来の神号で。
日本では良く使われてきたコトバ。

明治になって、国から神仏分離令が出たのでー。
それでココも明神から神社に名前を改めんじゃないかなと、推測しております(*´σｰ｀)

奥に大きな杜があって。
そこまでまっすぐに参道が伸びてます。

敷地としては、旗竿地。
旗みたいなカタチの土地です (*^ヮ^*)

古くから相休の杜と呼ばれた境内地。
今でもそうなのかはわからないけど。
敷地面積は軽く3000坪を超えていたとか！
Σ(・∀・|||)ｹﾞｯ!!

参道も今はキレイだけど。
むかしはもっと木がもしゃもしゃしてて、ガチで森状態だったらしい・・・

今の状態でも十分、森なんだけどね（笑

参道脇に建つ灯篭は約70基。
平成19年に完成したそう。
妙に真新しいのは、そのせいかな(*´∀｀)

古いモノ好きの私としては。
以前の参道がどんなカンジだったのかとか、ホントに木立の中に埋もれていたのかとか。
そんなことが気になります。

ただ、この杉木立はめちゃめちゃ立派。
すっごく大きい。天高い。

悠久のときを超えて・・・
そんな形容が似合いそう。
きっと何百年も昔からあるに違いない。

よぅ知らんけど(*´艸｀*)

結構、再整備されたものが多いけど。
歴史的にはココ、相当古い神社です。

創建は769年。つまりは奈良時代。
軽く1200年以上も経っってるとか。
フツーにすごくない？(*ゝ∀・*)b

建物は当時モノではなく。
江戸時代に再建されたものだそう。

そりゃそうだよね。
奈良時代のモノが手付かずのまんま残ってたら、国宝クラスだわ(≧ｍ≦)

こちらはかつては郷社の位置づけ。
後に村社となりました。

って、まさかの格下げっ！？
それってひどない？(´；ω；`)ﾌﾞﾜｯ

でっ。ご祭神。
武甕槌命(たけみかづち)と比売神(ひめがみ)のお二方です。

比売神は副祭神として祀られることが多いので。
メインは武甕槌命です。

イザナギがカグツチを斬った際に、その返り血から生まれたのが武甕槌命。
なんとも物騒な出生ルーツ・・・(´Д｀ )

逆にそういった由来もあって。
最強クラスの剣神として人気なのも事実。
強い神さまなのです (*^ヮ^*)

玉串が金箔だ！
o(＠.＠)o ﾅﾆｰ!!

さりげに気合入ってるぞ、ココ。

お約束の土足厳禁。

こーゆートコロでは安心して腰を下ろせます。
(*´▽`人)

キザハシに腰かけて。
しばしのマッタリタイム。

ただボケーっとするのも楽しいのだ♪
ﾟ+:｡...*:のほ(*´∀｀*)ほん:*･゜ﾟ･*

拝殿のお隣。
お神輿が格納されておりました。

金ピカゴージャスではないけれど。
こーゆー渋いのも味があっていいよね！
Ｏ(≧∇≦)Ｏ

境内摂社。
大己貴命(おおなむちのみこと)。

別名は大国主神（おおくにぬしのかみ）。
出雲大社で、座って手を広げてる神さまるいるでしょ？
あの方でございます(*^ヮ^*)

斜めってるのは、台座から曲がってるのだ。
私の根性が曲がってるせいではない(≧ｍ≦)

その奥には・・・ざ、残骸・・・
Σ(・∀・；)

ココには熊野社があったらしい。
壊れっぷりが見事すぎる！

これも何かの摂社らしいんだけども。

派手に逝っちゃってます・・・

これも見事なやられっぷり(￣▽￣;)

たぶん新しくこっちに建て直し？

ま、廃墟美うんぬんはともかくとして。
摂社でも壊れっぱなしはよくないよね。
(｡ ･ω･)(｡ -ω-)ぅんぅん

廃墟美シリーズ♪

ただの巨木の跡か、ご神木の残骸かー。
神酒の太さからして、現役当時は立派な大木だったことが伺えます。

現在の御神木。
縄が細くって擦り切れそう。

出雲大社みたく、ぶっといのにしよーよ！
長持ちするよ？(≧▽≦)ノ

とりま。
今回の参拝記はこの辺で。

田舎町のお社なので、とにかく静か。
まさに『幽静』の一言。
また杜に癒されに来てみたい（*'∀'人

おしまい。