2022年夏休み　～函館街中巡り（ややマニアックなセレクトです）～

2022/08/11 - 2022/08/13

2022年の夏休みは北海道観光でした。

8/4 北海道移動
8/5 北竜ひまわり→留萌→増毛
8/6 美瑛・富良野
8/7 帯広
8/8 帯広→上川・旭川→美瑛
8/9 東川・美瑛・旭川→千歳→札幌
8/10 小樽・札幌
8/11 札幌・サッポロビール園→函館
8/12 函館・七飯・北斗
8/13 青森
8/14 青森から帰宅

この旅行記は、札幌から函館に移動し、函館市内や近隣エリアの観光です。函館は何度も行ってるため、函館の代表的な名所は控えめに、あまり見たことのないエリアを散策してみました。

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

函館での宿泊は、新函館北斗駅前の「ホテル・ラ・ジェント・プラザ函館北斗」にしました。

かなり前に予約していて、市内のホテルと比べても（竹刀までの交通費を考慮しても）格安だったので。

大浴場がしっかりあってよかったです。
今回はクルマがないので、新函館北斗駅近郊では２０時ぐらいには食べる所どころか、ロクに買える場所もなくなるので、食事だけは遅い時間は問題でしたね。

ホテル・ラ・ジェント・プラザ函館北斗 宿・ホテル

新函館北斗にせっかく宿泊しているので、駅の周りを少し観光します。

新函館北斗駅内。

北斗市観光交流センターの中に、某漫画のケンシロウの像ができていました。

北斗市観光交流センター 名所・史跡

北海道北斗市の公式キャラクター・ずーしーほっきーの像。

カール・レイモンゆかりの地。

チェコ生まれのソーセージ職人で、日本滞在中に函館で日本人の女性と結ばれたソーセージおじさん（失礼）。

畜産からハム・ソーセージづくりまでを一貫して行う工場を、北斗市（旧大野町）に建設した縁が、この地とはあります。

函館元町のレイモンの家は、この工場が強制買収された時に得られたお金で建てられたものだそうですよ。

旧渡島大野駅の油庫。

明治44年に建築された、駅構内の照明用ランプや機械設備などに使用する油類を保管していた倉庫とのこと。

新函館北斗駅が開ける前の渡島大野駅のホームにあったものが移設されています。

函館観光のため、函館ライナーで市内に移動します。

はこだてライナー 乗り物

函館駅に到着。

函館山は霧の中です。
（この後どんどん晴れてきます）

函館駅前の旧棒二森屋アネックス館。

2019年1月に棒二森屋が閉店した後も、「函館駅前ビル」として一部商業施設が営業されていましたが、この場所を再開発するとのことで閉業の案内が出ていました。

棒二森屋 百貨店・デパート

いつもは函館での朝食を、函館駅前の朝市で食べるのですが・・・

今回は行ったことがなかった「函館自由市場」を訪れてみました。

函館自由市場 市場・商店街

地元向けの市場という触れ込みで、確かに海鮮に限らず色々なお店が営業していました。

何軒かあるレストランの中から、市場亭さんを選んで朝食。

市場亭 グルメ・レストラン

ホッケ焼きの定食と夏にぴったりの麦茶。

食事も観光地化された朝市に比べるとリーズナブルと読んだのですが、感覚的にはほかのお店も含め、朝市と変わらないかなと思いました。

ここから先も、なるべく行ったことのないマイナー函館を巡ることにしました。

北海道初の郵便局・箱館郵便役所跡の碑です。

この碑がある場所が、旧函館西警察署庁舎の前。

旧函館西警察署庁舎（函館市臨海研究所） 名所・史跡

ここは、江戸時代に松前藩が船舶・貨物への徴税を行うために番所を設けた場所であり、１８５４年にペリーが上陸した場所でもあります。

１８７２年に先の郵便局が開業
１９２６年に函館水上警察署が建造

今は水産・海洋関連の研究施設として再開発されています。

旧函館西警察署庁舎から少し海側に出ると、日本初の西洋式帆船・函館丸のレプリカが展示されていました。

箱館丸（レプリカ） 名所・史跡

函館丸から再び山手側に行き、太刀川家。

江戸末期から米穀店、漁業、回漕業を営んでいた商家で、１９０１年に建築された家屋。

今はゲストハウス・レンタルバンケットとして使われています。
昔ながらの商家でパーティーができるという激レア体験ができます。

Tachikawa Family's House 宿・ホテル

ペリー会見所跡。太刀川家から、路面電車の道路に出たあたりです。

松前藩の家老とペリーが会見をした場所です。

この場所も今は看板のみ、周辺のお店も廃れ感満載なのですが、当時はこの辺りが栄えていたんですね。

ペリー会見所跡 名所・史跡

足の節約で市電を使い、大町駅から一駅・末広町駅へ。

函館市電 (路面電車) 乗り物

末広町駅の脇から登れる日和坂。

中腹で元町公園の方に曲がり、基坂に出ました。

日和坂 名所・史跡

基坂は広い坂道で、両脇の歩道にはこのような彫刻があったり、花が植えられて綺麗に整備されていたりします。

もう１枚、貴婦人の像。映えますね。

旧イギリス領事館。基坂の中腹にあります。

函館市旧イギリス領事館 名所・史跡

建物の中の見学は有料なのですが、イングリッシュガーデンを見たり、領事館内のカフェやお土産屋さんに立ち寄る範囲では無料です（多分！）

基坂の突き当たりは、元町公園を経由して、改装された旧函館区公会堂。

基坂 名所・史跡

坂を登った海側の景色です。

坂の上からの景色で言えば、八幡坂には勝てないかな・・・

ペリーの来航記念碑も、函館山をバックにして建っています。

ペリー提督来航記念碑 名所・史跡

中華会館。

戦前から国内に唯一残る中国清朝建築様式の建造物は、ここだけなのだそうです。
行った時は臨時休館でした。（今でも休館のようです・・・）

中華会館 名所・史跡

元町でめっちゃ並んでいるお店がありました。

アンジェリック ヴォヤージュ。
函館の港や町が見下ろせる、生チョコのお店だそうです。

アンジェリック ヴォヤージュ 本店 グルメ・レストラン

海沿いに行き、新島襄海外渡航の地碑。

同志社大学を創設する新島襄が、国禁を犯してアメリカへ密航を企てた岸壁に建っています。

新島襄海外渡航の地碑 名所・史跡

その日の近くに、新島襄の名前の付いたカフェがありました。

ただ、閉館しているようでしたね。
場所もいまいちよくないかな。人通りも多くないし。

Cafe dining Joe グルメ・レストラン

新島襄海外渡航の地碑からは、ＧＬＡＹがライブをした緑の島が見えます。

緑の島に渡る橋の名前は、新島橋というそうです。
小橋大橋じゃないのか・・・

緑の島 公園・植物園

新島襄海外渡航の地碑から見て、緑の橋の反対側が海上自衛隊の函館基地隊。

建物の前には、護衛艦はまゆきの主錨が展示されていました。

このへんは、あまり人が来ない函館。

幕末の箱館開港時に設けられた、函館運上所の跡が自衛隊の所にあります。

平たく言えば当時の税関です。

北海道第一歩の地碑。

自衛隊の少し東側で、函館に最初に上陸した場所。

北海道第一歩の地碑 名所・史跡

少し角度を変えてもう１枚。

結構周囲は整備されていますが、さらに整備されているのはその東側の赤レンガのエリアなので、あまり混んでいません。

北海道第一歩の地碑 名所・史跡

新島襄ブロンズ像。

西波止場のすぐ西側の海を見渡せる広いエリアにあります。
奥が緑の島です。

新島襄ブロンズ像 名所・史跡

赤レンガ倉庫エリア。

函館名物のラッキーピエロ。

ラッキーピエロ ベイエリア本店 グルメ・レストラン

赤レンガ倉庫。

１９１０年に建造された倉庫がリノベーションしてしっかり残されています。

金森赤レンガ倉庫 名所・史跡

この日は、はこだて文具の博覧会が行われていて、少し見学しました。

西波止場。

この後書く「はこだて海鮮市場」が整備されるまでは、函館で一番お土産が揃うお店でした。

函館西波止場 お土産屋・直売所・特産品

金森赤レンガ倉庫。

函館を離れる日から始まる、あるイベントの準備をしておりました。

金森赤レンガ倉庫 名所・史跡

どんなイベントだったのかは・・・ご想像にお任せします。

扱い雑過ぎるだろｗ

赤レンガ倉庫の北側の橋が、七財橋。

それほどの標高差はないのですが、橋の上から見る函館山を借景にした赤レンガ倉庫や、函館の海がきれいなのです。

七財橋 名所・史跡

赤レンガ倉庫の一つ、BAYはこだて。

BAYはこだて お土産屋・直売所・特産品

BAYはこだての中に、はこだてわいん 葡萄館西部店がありました。

函館のほぼ隣（厳密には接しているのか知りませんが）、「七飯町」でワイン造りに取り組んでいる会社さんのお店です。

さて、本店に行きたくなってきましたよ。

はこだてわいん 葡萄館西部店 グルメ・レストラン

BAYエリアのはこだて海鮮市場 本店。

少し前だと西波止場が一番大きなお土産屋さんだったのですが、こちらのお店が整備されたら、一気に最大級のお土産屋さんになりました。

はこだて海鮮市場 本店 グルメ・レストラン

函館に来るとかなりの確率で食べているのが、函館ラーメンのあじさい。

麺厨房あじさい 紅店 グルメ・レストラン

そして必ず食べるのがワンタンメン。

さっぱり塩味の中に、ちょっとエスニックな感じの味付けがして、とてもおいしくて癖になります。

函館駅の北側。

ラ・ジェント・ステイのお隣に商業施設「ハコビバ」ができています。

ハコビバ ショッピングモール

古き良き昭和の横町を再現したつくりになっていますが、コロナ下だから違う理由か、あまり活気を感じませんでした。

インバウンド向けに作ったのかなぁ、という気もします。

函館駅から新函館北斗行のバス（３３番系統）に乗り、南藤代（だったかな）のバス停で降りて、はこだてわいん葡萄館の本店（七飯町）に向かいました。

はこだてわいん葡萄館 グルメ・レストラン

赤レンガ倉庫のお店より広くゆったりしていて、ボトルのワインから旅行者向けには良い小さなワインまで売っています。

試飲は無料でできました。
これが目的で、バスで行ったんです、というのは割と本当・・・

はこだてわいん葡萄館から徒歩１０分のハセスト藤城店。

１時間に１本のバスを待つ間に、やきとり弁当を買って、ホテルに帰っておやつで食べようと思ったのですが・・・

やき弁大人気で２０分待ち。
それを待つとバスが来てしまい、次のバスは１時間後。

なんでこんなに大人気なんだよ、やき弁・・・

なお函館のふるさと納税で、返礼品として「やき弁の串」をこないだ選びました。
いい時代ですね。

ハセガワストア 藤城店 グルメ・レストラン

一旦バスで新函館北斗駅に戻った後、少しホテルで休憩・歩いた汗を流すためにお風呂に入った後、もう一度函館に出ました。

目的は函館山の夜景です。

函館駅に到着。

写真は旧函館駅の所在地の碑です。

函館駅 駅

やき弁リベンジ！

駅前のハセストに行きました。

ハセガワストア 函館駅前店 グルメ・レストラン

函館駅前のハセストはイートインスペースがないので、函館駅の待合スペースで食べました。

さて、函館山に行きます。

函館山までは、行きも帰りもバスで行こうと思います。

安いし、相対的に混んでないし。
おまけにロープウエー乗り場まで登っていく必要もない。

ロープウエーで行く人が多いと思うのですが、実は混んでいる時ほど狙い目の行き方なのです。

函館バス　函館山登山バス 乗り物

函館山ですよん。

前日雨がザーザー降ったこともあって、８月という季節なのに空気が澄んでいて、遠くまできれいに見渡せました。

函館山 自然・景勝地

ノーマルに函館山の展望台に行ったのですが・・・

既にこれだけの人がいました。

コロナ下でさらに混雑する展望台で待つのはダメだろという判断をして、ここで夜景を待つのはやめました。

函館山展望台 名所・史跡

あまり言いたくないのですが、ロープウエーを降りて展望台に上がるのではなく、ロープウエー駅と同じフロア（展望台はおりて右ですが、降りて左に行く）に出口があり、そこにも展望台があるのです。

そこで夜景を見ることにしました。

ロープウエーも、ガンガン人が登ってきますね。

この日は、湯の川温泉で花火が上がる予定で、その時間まで待ってみることにしました。

湯の川の花火も知っていて、行かなかったのもコロナ下で混雑を避けるため。
あとは、函館山からどう見えるのかも興味がありました。

それなりに湯の川までは距離もあるので、そりゃ大きく見えませんね。

花火が打ちあがるとこんな感じです。
ただ、写真よりは何をしてるか分かりました。

もう１枚どうぞ。

函館山展望台から、ロープウエーを待つ列。

ここまで並んでいるぐらいなので、コロナで観光客は全く戻っていないというのは真実のようですね。。。

で、この列に並ぶぐらいなら

サクッと函館山登山バスで帰っちゃうのが得策です。

どんどんバスは来ますし、ロープウエーに比べれば密になりません。
（座って帰ろうと待つ人も割といるので。座るとさらに密にならないです）

バスで赤レンガ倉庫近くまで行き、ラッピで夜食です。

ラッキーピエロ マリーナ末広店 グルメ・レストラン

ラッピはハンバーガーが有名かつ個性的ですが、実は自分はカツ丼が大好きです。

安くて味付けも良くてボリュームもあります。

ボリューム忘れててポテトも麦茶のおつまみに買ったんですが、全く必要なかったですね・・・

青森に移動する朝。

函館に出て朝市で朝食をと思ったのですが、めんどくさくなってホテルで朝温泉入ったりのんびり過ごしました。

朝食は、荷物を持って新函館北斗駅のカフェで。

ベントー カフェ ヨンイチ ガーデン グルメ・レストラン

色々なミニ丼があって、それを組み合わせてお弁当にできます。

カニとサーモンで北海道らしく。

北海道新幹線。

青函トンネルの中、速くなってた気がする。きのせいか？

北海道新幹線 乗り物

新青森駅に到着。

この後、レンタカーで半日観光しました。

新青森駅 駅