2020/11/16 - 2020/11/16
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レイジーガーデナーさん
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2020/11/16
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2017年秋、数十年ぶりの京都訪問で
古都の魅力を再認識。
コロナ禍が若干、収まっていた2020年
11月、久々に行くことができました。
京都情報を検索していた際、たまたま京都の
観光地人気ナンバー1は清水寺、第2位は
嵐山とのランキングに遭遇。
ほほー。そうでしたか…。数少ない過去の
京都旅行では、いつも嵐山ファースト
だったワタクシめ。
あらためて、修学旅行の自由行動で清水寺に
行きそびれた件を突き付けられました(笑)。
というワケで、長年の懸案を解決すべく、
やっと本腰で取り組んだ旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
2020年11月16日月曜、たまたま大安(笑)、
8:37発の新幹線「つばめ」で出発。
玉名あたりで朝食タイム。写真を見ると
いつもの駅のパン屋さんでなく、新幹線の
改札そばのコンビニで買ったもよう。
一段落してスマホを見ると、この朝、
宇宙飛行士の野口さんが初の民間機(米)で
3回目の宇宙飛行に飛び立ったとのニュースが。 -
9:25博多着。乗車時間48分ですが、
感覚的にはあっという間。
出発時は曇っていた空が、福岡に
入ったころから晴れてきました。(^^)博多駅 駅
-
博多発9:39「のぞみ」に乗り換え。
以前の旅行記でも書きましたが、乗り換えなしの
便もありますが、30分弱の差で料金的には
グッとオトクになります♪
この頃はコロナ禍が、かなり収まっていた
時期で、地元では県内の感染者数3人、京都は
11人。が、指定席の車内はガラガラです。 -
京都駅着12:22。快晴です♪
前回2017年は航空機利用で、伊丹空港から
京都へ移動したことを思うと、いきなり
目的地着のJRの便利さを改めて実感します。
以前は、飛行機のほうが断然早いのに、
JRの運賃がこんなに割高では不利
なのでは?と不思議でした。
が、年々、離陸時のドキドキ感が強くなって
きた今日この頃(笑)、地上を走る安心感と
到着後の利便性に気づき、だんだん
鉄道推しになってきました。^m^京都駅 駅
-
今回、JRとのセットプランで予約した
「アルモントホテル京都」に到着。
京都駅八条口から歩5分ですが、「へえ、あの
ホテルがここに!」などと初めての街並みを
ナビを頼りに歩いてたら、なぜかホテルの
裏口に到着し10分強かかりました(汗)。アルモントホテル京都 宿・ホテル
-
無事、正面玄関に回り込み(笑)、入って
すぐのロビーは広々としてキレイ。
お掃除も行き届いていました。
こちらを選んだのは、駅近、新しい、大浴場
アリで、朝食のクチコミが高評価。それでいて
低価格と願ったりの条件が揃っていたから。 -
ロビー一角のライブラリ―コーナー。昨今、
ビジネス並の料金で、おしゃれなホテルが
次々と誕生しているのは、嬉しい限り。
個人的にはスマホより大画面の方が見やすい
ので、翌朝はここのPCコーナーで行き先の
情報を再チェックしてから出かけました。 -
前回の旅ではバスの混雑ぶりに閉口したので、
今回は地下鉄とタクシー併用でプランニング。
早速、ホテルから八坂の塔までタクシーの
手配を頼みます。
やってきた個人タクシーの運転手さんは、
高齢の方でしたが、安全運転かつ歌舞伎
役者顔負けの粋な節回しでガイド。
橋を渡る際には「ここが鴨川で、私が産湯を
使ったところ」と、どこまでが冗談か不明
ですが(笑)、根っからの京都人だそう。
先日は奥さんと福岡旅行に行き、明日からは
金沢に行く予定とウキウキした口調で、
ご夫婦で存分に余暇を楽しんでいる様子。
笑顔と陽気な語り口が伝染し、私たちも
すっかり楽しい気分になりました。
で、さんざん映像だけは見慣れているけど、
一体どこにあるの?と思っていた
「八坂の塔」に初見参。
コレコレ! この景色だワとテンションが
上がります。 -
しかし、八坂の塔近くでランチ予定だったお店は
定休日をチェックしていたのに、お店の前まで
行くと、まさかの披露宴で貸切中との表示!(>_<)
仕方なく周囲を回るもスイーツ系のカフェや
ラーメン、高級寿司店などで撃沈。路地から
車道まで戻り、あきらめの境地で昭和感
漂う食堂に入ります。
奥に細長い、こぢんまりした店内には
先客が2組。注文を取りに来た年配の
女性はとても静かな物腰です。
食堂のオバちゃんといえば、威勢よく
「ハイ、いらっしゃい!」というのは
勝手な思い込みでした(汗)。 -
私たちに続いて、やはりランチ難民なのか
観光客風の家族連れが2組入り、満席に。
ややあって、先客も食後ではなく待機中と
判明。談笑していた一行は次第に口数が
減り、お子さんの「オムライスまだぁ?」
という声が聞こえます。
午後1時台後半の満席の店内の静かな
緊張感といったら!(爆)
だれか1組でも、「まだですか!?」と
怒りの声を上げるのではと気が気では
ありません。
やがて、静かだった厨房からフライパンに
卵を流し入れるジューッという音がして、
「今、作り始めた?」と小声で会話。
入店前、「こういうお店が実は美味しい
のよね」と盛り上げようとしていた私も
絶望感に打ちひしがれ、黙り込みます。
すると、先客に料理が届き始め、こちらは
まだまだと再度、あきらめの境地に至った
あたりから、各テーブルに次々と料理が
到着。さすがはプロの早業です。
あらまあ♪ 空腹は最高の調味料と言いますが、
子どものころデパートのファミリー食堂で
食べた記憶が蘇る懐かしい盛り付けと
味わい。美味しいじゃないですか!(爆)
注文のイカフライ定食、ハンバーグ定食は
ともに1430円(税込)。
食事を終えて帰るころには、電話で仕出し
の予約らしき、まとまった数の注文も。
地元の方に愛されているお店なんですね。
会計時に「美味しかったです。こちらは
かなり長いんですか?」と尋ねてみると
先ほどの女性が静かに微笑み、「60年に
なります。いまは息子が…」と振り返り、
厨房の男性がにっこり会釈されます。
あー、京都の人はむやみに威勢よく話したり
せず、女性はやはり、おしとやかなんだ~。
わずかな会話ながら、やわらかな京ことばと
静かな笑顔にすごーく癒された気分。
運転手さんといい食堂の方といい、地元の
人々とのふれあいは、発見多々。
いいなあと再認識です。(^^)新月 グルメ・レストラン
-
再び、八坂の塔が見える路地へ戻ります。
ここにはタクシーは乗り入れできず、
八条口裏手のホテルからは1180円。
相棒に忖度した、できるだけ歩かないプラン
ですが、ここから目的地の清水寺まで
イヤでも歩かなきゃいけません(笑)。
和服姿の人って、以前はほとんど訪日客かと
思っていましたが、話し声からして、みな
日本のお嬢さんたち。とってもキレイです。 -
ずんずん坂を上った突き当りに、八坂の塔
こと「法観寺 八坂の塔」がありました。
とにかく人が多い!
でも、長年、写真や映像で見るだけだった
塔を目の当たりにすると、思った以上の
大きさと迫力に、それなりの感慨です。法観寺 (八坂の塔) 寺・神社・教会
-
聖徳太子ゆかりのお寺だと初めて知りました。
詳しくは、こちらの看板をどうぞ♪
(丸投げですか!) -
以後、延々と続く坂道と石段を上り続け、
「修学旅行の時、こんなに石段上ったっけ?」
「うーん、十代だから平気だったんじゃない?」
などと話すうちに、やっとこさ到着(笑)。
「音羽山 清水寺」の正門にあたる
「仁王門」です。清水寺 寺・神社・教会
-
姉は修学旅行で来たものの、詳細な記憶は
ほとんどないとのこと。
私はといえば同じく修学旅行時、小グループの
自由行動で、この門にたどり着いたところで
時間切れになった因縁の場所。(^^ゞ
なにせ花の女子高生(笑)、三年坂にズラリと
並ぶお店に「あ、これカワイイ♪」「これ、
おいしそ~」など各自、目を輝かせては
寄り道するうちに制限時間いっぱいに。
すごすごと宿舎に帰ったのでした。 -
こちらは、仁王門横の「西門」。
清水寺の公式によると、同寺の始まりは
奈良時代後期の778年とされ、創建以来、
10回以上もの大火に見舞われた、と。
現在の仁王門は応仁の乱で焼失した後の
西暦1500年前後、西門は1633年に
再建されたものだとか。
西門から見る日没が絶景とのことですが、
帰りは登るだけの気力も脚力もなく
見上げただけでした(笑)。
仁王門も西門も重文指定です。 -
仁王門を上った先で拝観料、大人400円を
納めます。
途中、鐘楼や三重塔、経堂など次々と重文の
建物があるのですが、人は多いし時間も
押しているしで、さっと見ては
清水の舞台を目指します。
いよいよ、舞台がある本堂に到着。
正確には舞台手前くらいの位置かも?
紅葉には早めの時期でしたが、そこそこ
美しい眺めが見られ、嬉しい誤算です。 -
ついに、清水の舞台!
が、数年来の改修工事が翌2021年終了予定で、
ご覧のように白いシートで覆われていました。
当初は改修後に訪れるつもりでしたが、この頃は
まだノン気に、じきにコロナ禍も収まり訪日客で
大賑わいになるかもと、1年前倒しにしたのでした。
考えることは皆さん同じようで、ほぼ日本人
ばかりですが、ものすごい混雑ぶり(笑)。 -
舞台から振り返ると、そこが本堂正面。
自然と手を合わせます。以下、公式では、
1633年再建の木造建築です。本尊の千手観音菩薩をお祀りしています。日本古来の伝統工法による丈夫な構造で、多くの参詣者で賑わう舞台を支えています。(国宝)
とあります。 -
お線香を購入し、コロナ禍の収束を祈ります。
-
清水の舞台左前方に、よく似た建物が見えます。
順路に従えばたどり着けそう。
舞台と本堂を見たので「さ、帰ろう♪」と
いう姉に待て待て、と(爆)。
確か、水が落ちてる名所(笑)があったけど、
まだ見てないよ~と引き留めます。 -
順路を進み、↑上の写真の手前に建つ
「阿弥陀堂」(重文)に到着。
江戸時代初期の1631年の再建で、入母屋造り、
檜皮葺の建築様式とあります。 -
阿弥陀堂も比較的最近の改修なのか、
新しい建物のように、きれい。
鮮やかな朱色を見ていると、神社の
ような錯覚を覚えます。 -
先ほど、清水の舞台から見た建物
「奥の院」(重文)に着きました。
現在の建物は本堂と同時期の1633年の再建で、
2017年に修復が完了。本堂と同様の懸造りの
舞台がある、と同寺公式の解説の要約です。(^^ゞ
なるほど~。よく見る、清水寺の定番とも
言うべき写真は、この奥の院からの
アングルだったんだ…。
ここも当然、写真を撮る混雑が甚だしく、
ようやく記念写真を撮りました。清水寺 寺・神社・教会
-
奥の院を後にして振り返ると、本堂と
奥の院、両方の舞台が見えました。 -
奥の院から先は、順路の坂をどんどん
下って行きます。
見上げると夕日をを浴びた紅葉が
幾重にも重なって、キレイ♪ -
かなり日も陰ってきて、実際の写真は暗く
なったのですが、清水寺の紅葉と思うと
ありがたく?ついつい、もう1枚(笑)。 -
坂道の途中にお地蔵様。
-
坂を下り終え、さらに進むと途中に茶店や
お手洗いなどの建物があり、その先右手に
「音羽の瀧」が見えてきました。
写真正面は、先ほどの本堂と清水の舞台で、
音羽の瀧は奥の院の真下になります。 -
恥ずかしながら、音羽の瀧をちゃんと認識
したのは、京都に行きたいと思い始めた、
ここ数年のこと。
以前は清水寺=清水の舞台、以上!でした(大汗)。
以下、 音羽の瀧は公式によると―
清水寺の開創の起源であり、寺名の由来となった瀧です。こんこんと流れ出る清水は古来「金色水」「延命水」と呼ばれ、清めの水として尊ばれてきました。3筋に分かれて落ちる清水を柄杓に汲み、六根清浄、所願成就を祈願します。
とあります。 -
驚いたのは、屋根の付いた前方の壇の位置に
多くの人が上がり、次々とピースサインで
写真を撮っていたこと。
え? あんなトコに上ってイイの?と古い
人間の私はビックリでしたが、公式の
写真にも上って柄杓で水を汲む人の姿が
写っていて、全然OKなんですね。
ただ、コロナ禍につき、だれも水を汲む
人はいませんが。
それにしても、大勢の人が写真の順番を待つ
衆人環視の元で記念写真を撮る勇気はなく、
池の手前で写して終わりにしました。(/ω\) -
音羽の瀧まで無事、見られて心底、安堵と
いうか、満足しました♪
帰路、名残惜しく、工事中の本堂の舞台の
様子などを見上げながら進みます。
このあたりも、紅葉が楽しめます。 -
仁王門の横に建つ西門まで
帰ってきました。
あ、出口ではなくて、グルっと一周して
入り口に戻るようになっているんですね。
石段を上っている人々は、この後、絶景と
される夕日を堪能されたことでしょう。 -
旅に出る前、あれこれ検索中に、たまたま
出て来た京都の観光地の人気ランキング。
その1位が清水寺で「あら、まあ!」
って、オドロクのも今さらですが(笑)。
なのに、前回の旅でも無鄰菴と南禅寺
界隈に浸り過ぎて、清水寺は時間切れ。
今回、姉から「他はイイから、とにかく
清水寺を最初にしなさい!」と温かい
お言葉をいただき(笑)、40数年ぶりの
悲願?達成となりました。
って、正直ふだんは清水寺のことは
忘れてるくせに、達成感だけは一人前。^m^
帰路はのんびり、三年坂のお土産店を覗いたり、
器のギャラリーで真剣に購入を迷ったり。
そぞろ歩きの時間を楽しみます。 -
行きに、とにかくやっつけようと必死で上った
三年坂。帰りの下りもけっこう急な勾配で
足元要注意です。
あれ? この写真だと、すごくなだらかに
しか見えませんね(汗)。三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
-
実は、いつも拝読している京都の達人、
た*よろさんの旅行記で「三年坂で
転ぶと三年以内に死ぬ」という地元の
言い伝えを見てしまって(笑)。
なんと、本当に、そのいわれの解説が
看板となって立てられていました。
確かに、この急な石段や坂道で転んだり
したら、打ち所が悪ければ三年どころか
即死だってありそう。
脅しと言うより、「足元には気をつけて」と
いう、昔の方のありがたーいアドバイス
なのかもしれませんね。 -
清水寺からもと来た道を戻り、途中から
二年坂へ入って、高台寺を目指します。
えーっと、この道でいいはずだけど…と
思い始めた頃、目の前に高台寺が。
清水寺からは思ったより近く感じました。
早速、石段を上ると、ちょうど夕日が
沈むころで、しばし見とれます。
漠然とイメージする「ザ・キョウト」的な
夕景に思いがけず遭遇でき感動です。 -
高台寺内の「スロージェットコーヒー」。
いわゆる寺カフェ初体験です。
(その後、閉店し現在は「茶筅 French cafe CHASEN 高台寺」に変わっています)
お寺の雰囲気に配慮した外観で、
内観は木をふんだんに使った
和モダンという感じでした。
写真を明るくしていますが、実際には
かなり暗くなってきているので、
高台寺拝観はムリそう。
ただ、遅い昼食以降ずっと歩きっぱなし
だったので、高台寺内のカフェが好評との
記事に、休憩&給水ポイントの候補と
していました。
写真は、給水後(笑)に撮ったものです。 -
カフェは営業終了が近い時間なのか、人気の
スイーツメニューはすでに売り切れ。
とりあえず注文できるモノということで
抹茶ソフト480円を選び、肝心の給水は
セルフサービスのお水で一息。 -
紅葉が見られるテラス席が人気らしく、
そこそこ埋まっていましたが、徐々に
人も減っていって…。 -
カフェを後にして、高台寺の外観だけ
でもと前方に進みます。
すると、まもなく団体バスが到着するので
個人の方はその前にお入りください、と
アナウンスが流れます。
へえ、夜間開園があるんだ。せっかくだから
見てみる?と話していると、広い駐車場に
バスが到着するのが見えました。
混雑する中での見学は避けたいので、
拝観は次の機会にすることに。高台寺 寺・神社・教会
-
目に入った門から出ようとすると突然、
真横から大音量で鐘の音がゴーンと
鳴り響き、どきっ。
思わず目をやると暗がりの中、お坊さんが
力を込めて鐘をつく姿が。
あと数分で午後5時という頃。
これほど間近で鐘の音を聞くのは初めて。
驚きつつも、京都だなあと実感します。 -
団体さんの小グループが次々と石段を
上ってきて、すれ違います。
夜の拝観がこんなに賑わうんですね。
紅葉シーズンだからかな? -
下りきって振り返ります。
ここが正門かと勘違いしかけましたが、
正門は別の場所で、この坂は「台所坂」
という名称でした。
真っ暗な写真を明るくしたので不自然
ですが(汗)、実際には闇の中に点々と
ともる灯りがとても風情がありました。
豊臣秀吉の正室、ねねが秀吉の菩提を弔う
ために創建した高台寺は、庭の美しさでも
有名。次はぜひ拝観したいものです。 -
坂を下って突き当たった小路は「ねねの道」。
親切?に下げられた提灯を見て、あ!と
思いました(笑)。
この路地は電線地中化工事が行われて以来、
京都らしい風情ある道として人気だそうです。
しかし、石段と坂道で半日、鍛えられた足は
すでに限界。最寄り駅までとタクシーを
探しますが、一帯は車の乗り入れ禁止
エリアのよう。ねねの道 名所・史跡
-
しばらく歩いて、ちょうど人力車の車夫さんが
大勢、待機する場所に出くわし、タクシーが
拾える道を尋ねます。
とても親切な受け答えでしたが、当然
「よかったら人力車に」となります(笑)。
小1時間の料金が2人で7000円と聞き、
ビビった私は敬遠しますが、歩き疲れた
姉は「私が出すから!」と。
で、やむなく人力車初体験に(笑)。
しかし、優しい気配りに加え、名所旧跡から
グルメ情報まで親切で詳細なガイドはさすが。
結局、1周回って元に近い場所に戻り(安全面
からタクシーが拾えるような道は走れない
キマリだとか…って棲み分け?)再び
歩くハメに(爆)。
が、「しばらく座っていたので足が
ラクになった!」と姉は負け惜しみ。
私も意地になって割り勘にしましたが
内心、予定外の大出費にトホホ~(涙)。
とはいえ、こんな経験は今後ないだろうし、
まあ、いい思い出になりました(笑)。
写真は、「日本一短い路地」と案内された場所。
メモってないけど、後で検索したらスグわかる
はずと思ったのに、名前が見つかりません。
ご存知の方は教えてくださいね。 -
建仁寺で人力車を降り、車夫さんが教えて
くれた花見小路通りを一路北上。
通りには、いかにも高級な構えの料亭や
お茶屋さんが並び、足は痛むものの、
これまた貴重な経験です。
やがて四条通りに突き当たり、ここまで
来ると最寄り駅は近すぎてタクシーは
乗車拒否かも?と、さらに歩きます。
いまになって思うと、このあたりでさっさと
タクシーを拾い、京都駅まで行けば1000円
前後で済み、効率的でした(泣)。
なにせ、この時は予期せぬ出費で、贅沢は
ならぬ!といっぱいいっぱいの気持ちで。
それでも、華やかな南座前に差し掛かると、
嬉しくなり、つい記念写真(爆)。さらに
行くと懐かし?の東華菜館が目の前に。
鴨川の河原はカップルごとに等間隔で座る
のが有名だそうですが、写真をPC画面で
見て初めて、あ、ホントに並んでる~と
笑ってしまいました。四条大橋 名所・史跡
-
もう少しで高島屋があるから、と姉の
好きなデパートで釣り(笑)、やっと到着。
百貨店入り口は動線がテープで仕切られ、
検温カメラに複数のスタッフ立ち合いと、
超厳戒コロナ態勢!
今となれば懐かしいような光景ですが(笑)
これほど厳しいと逆に安心でした。
デパ地下での夕食調達は、ランチの
ボリューム感がまだ消えやらず結局、
サンドイッチを購入。
その後、京都駅行きの地下鉄に乗るには、
さらに先の四条駅まで歩かねばならぬと
気づき、すぐ見つかると思ったのが遠い…。
足の痛みで、すでに大むくれの姉に焦り、
「あ、こんなところにリンツが!」など
チョコレートショップを見てムダに
はしゃぐワタクシめ…。
車夫さん推薦のパン店「ル・プチメック」が
あるという大丸まで歩くのはムリと思って
いたのに、大丸もとっくに通り過ぎて、
やっと地下鉄入り口が見つかりました。
午後7時前の四条通りは、平日だからか
人通りも少なく、意外と静かでした。四条通 名所・史跡
-
ようやく、昼も夜も静かな雰囲気の
ホテルに帰還です。
ところが夕食後、大浴場手前のラウンジへ
行くと、こんなに宿泊客が!?と驚く
ほどのまさかの大混雑(爆)。
これはコワい、と少し時間を遅めに
ずらして後で入浴。
やれやれ、おやすみなさーい。アルモントホテル京都 宿・ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2022/09/01 13:25:14
- 清水寺
- レイジーガーデナーさん、こんにちは~
コロナ渦の良いタイミングで京都へ行らした旅行記を
楽しませていただきました^^
飛行機とJRに関して仰ってましたけど、確かに飛行時間は短くても
少なくとも1時間前には空港に着きたいとか思うと結局トータルの
時間はそれほど変わらなかったりもしますよね。
だったら駅弁を食べながら車窓の風景を眺める、に私も1票~☆
ところでレイジーガーデナーさんも修学旅行は京都だったのですね。
私もそうでした。九州や関東から手ごろな距離感なのでしょうね。
小グループの自由行動も同じで、懐かしい~(^^♪
「これ可愛い、これ美味しそう~」と寄り道していたうら若き乙女の
レイジーガーデナーさんご一行は、清水寺の門の前で時間切れ~、に
大うけしてしまいました! さもありなん、ですよねぇ…(´艸`*)
ようやく積年の思いを晴らすことができたのですね。
インバウンドがいない今のうちに、と考えるのは皆さん同じで
日本人観光客が沢山いらしたようですね。
でもコロナ渦明けは海外から一斉に観光客が押し寄せそうですから
やはりこの時期の訪問は正解だったかもしれませんね。
奥の院から見る紅葉の清水寺のお写真、美しいですね~☆彡
そして恥ずかしながら、私が音羽の瀧をちゃんと認識した
(というより初めて知った)のは、レイジーガーデナーさんの
この旅行記を拝読した時でありま~す^^;;;
寺名の由来となった瀧があり、3筋に分かれて落ちる清水が
お清めの水として尊ばれていたのが由来だったのですね~!
池の手前でお写真を撮られたレイジーガーデナーさんの
奥ゆかしさが印象的でした。
三年坂の恐ろしい言い伝えも初めて知りましたが、是が非でも
転ばぬように気を付けてしまいますね。
電線地中化工事が行われているという「ねねの道」は
風情がありそうで素敵ですね。
日本ももっとそういう場所を増やしてほしいなと思います。
タクシーを拾えず、人力車に乗られたということで私もホッとしていたら
元の場所に近い所に戻って来られたということで、私もガクッ(笑)
でも京都情緒を味わわれ、楽しい体験をされ良い思い出になりましたね。
お値段もそれなりだけれど、ヴェネツィアのゴンドラ同様
その価値は十分あったと思います(^_-)-☆
沢山歩かれた一日目、お疲れさまでした。
続編も楽しみにお待ちしております♪
今日から9月、訳もなく焦るsanaboでした!
- レイジーガーデナーさん からの返信 2022/09/01 15:23:17
- Re: 清水寺
- sanaboさん、こんにちは♪
台風襲来で、こちらは蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
またまた古い旅行記を夏休みの宿題よろしく(笑)、月末の皆さまお忙しい時期にアップしてしまい恐縮です。いつもながらの楽しいコメント、本当にありがとうございます。
sanaboさんも修学旅行は京都にいらしたんですね! きっと、計画バッチリのsanaboさんのこと、ちゃんと事前の予習&行動計画は完璧だったのではと拝察しています。
私たち、うっかりグループは嵐山で感激に浸り過ぎ?で時間が押し、そこへ三年坂の誘惑が重なり、ホント笑い話そのものの結末でした。^m^
音羽の瀧は数年前、たまたま目にした旅番組で知り、あー、清水寺は舞台だけじゃなかった、と(笑)。お寺の名前にちなむ事実に、本末転倒というか初めて、きちんと認識しました。お仲間がいて嬉しいです~♪
>ヴェネツィアのゴンドラ同様その価値は十分あったと
素敵なたとえ、ありがとうございます! 確かにこの時は、人力車なんてゼイタク!と気落ちしていましたが、後になるほど、私的にはなかなかできない体験だけに、よかったなあと思うようになりました。
とか言って、さらにお婆さんになったころ、浅草あたりでヨッコラショと人力車に乗ってたりするかも?(爆)
コロナ禍もやっと第7波がピークアウトしそうですが、この夏は酷暑と大雨の繰り返しで参りましたね。東京は早くも涼しそう、とうらやんでいますが、夏の疲れが出るころだけに、くれぐれもご自愛くださいますよう。
ではでは!(^^)/
レイジーガーデナー
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