12日目：ザダルへ移動中にスプリト立ち寄り

2022/07/08 - 2022/07/08

在仏の日本人夫婦です。普段の生活ではコロナ以前にほぼ戻っている感じです。
フランスではマスクを着用している人はほとんど見かけなくなりました。
ワクチンパスなるものも22年夏現在では必要ありませんので、自由に移動ができます。
今回の旅行は、私や妻がまだ行ったことがなかった旧ユーゴスラビアの国々にとても興味があり、ボスニアヘルツェゴビナまで車で行ってきました。全走行距離は4800kmでした！

旅はいよいよ後半戦。旅行前にはスプリトで数泊滞在してブラチ島など島巡りをしてみたかったのですが、出発前にホテルを色々と見ていたらとても高く、結局決めきれずに旅行に出ました。後半になってくるとその時の我々の気分や体調がどうなっているのか？予めガチガチに決めてしまうとあーすればよかったと後悔のもとにもなるので、最後までガチガチに決めないというのが我々の旅のスタイルでもあります。（ザックリとした予定は決めますけどね）

ボスニアに入って改めてホテルを検索しても高いまま。
スプリトの町にそこまで固執していたわけでもないので、ボスニアからは少し遠くなるザダルで3泊することに決定。
地図を見るとモスタルからザダルに行く丁度中間にスプリトがあるので、ランチを兼ねて少しだけ滞在することにしました。

今はフランスに住んでいますが、以前10年以上イタリアに住んでいたので、
ローマ時代に作られたディオクレティアヌス宮殿を中心とした旧市街の雰囲気は懐かしいなぁという思いで、今回の旅行ではそれほどメインにはなり得なかったので、スプリト滞在しなくて結果良かったとは思います。でもブラチ島は行きたいので、また行きます！

本旅行記はスプリトで3時間位ショートストップした写真とランチをお伝えします。

1泊目バーデンバーデン（ドイツ）
2泊目アウクスブルク（ドイツ）
3,4泊目ブレッド（スロベニア）
5,6泊目プリトヴィツェ（クロアチア）
7,8,9泊目サラエボ（ボスニアヘルツェゴビナ）
10,11泊目モスタール（ボスニアヘルツェゴビナ）
12,13,14泊目ザダル（クロアチア）
15,16泊目ロヴィニ（クロアチア）
17泊目イゼオ（イタリア）
18,19泊目シャモニー・モンブラン（フランス）

エリア スプリット(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボスニアヘルツェゴビナからクロアチアに入国する際は、入った時と同じく1台づつ止めてパスポートに出国と入国のスタンプを押してもらいます。
クロアチア入国で前方の車が執拗に調べられている…　トランクを開けさせられ、係員が数人出てきて調べています。私達は何もやましいものは無いのですが、これは時間かかって面倒くさそうと思いつつ、順番が周ってきました。パスポート見せて何も聞かれずあっさりとクロアチア入国。調べられていた車はアルバニアナンバーでした。クロアチアはここではEUとして最前線の国境なのでここで入れてしまえば他のEU諸国に流れてしまうので、EU加盟国以外のナンバーは厳重に調べるのでしょうか？

今日の天気予報はスプリトは曇天。ザダルは晴天となっています。
暑い中の街歩きは堪えますので曇天で助かりました。
事前に調べて入力した旧市街に一番近い港の駐車場に無事駐車。旧市街をプラプラと歩きました。

イタリアのローマやシチリア島のシラクーサの様な雰囲気の町。
作った人が古代ローマ人ですからね。私達が今住んでいる北フランスには無い雰囲気ですが、昔住んでいたイタリアを思い出しながら散策しました。
ホテルが強気で高い値段で提示しているが分かるくらい沢山の観光客で溢れていました。耳によく入ったイタリア語。イタリアからの観光客がとても多かった気がします。そういえば今回の旅行はフランス語をあまり耳にしなかったし、フランスナンバーもあまり見かけませんでした。それに輪をかけて日本を含めた東アジアの人達を本当に見かけませんでした。

たまたま12：00にディオクレティアヌス宮殿の中央にある中庭に沢山の人が集まって何かが始まる雰囲気。大音量の音楽とともにジュリアスシーザーが登場し少し笑いありのちょっとした劇が始まりました。全く前知識なく見たのですが、短い時間で終わるこの催し物。市が観光用に行っているのであればとても素晴らしい事だと思います。思わず大きな掛け声と拍手を送りました。

海と城壁の間には沢山のレストランが軒を連ねています。
そろそろ小腹が空いたしランチ時間になったのでどこにしようかなぁと見ながら散策は続きます。どこも同じようなメニューで美味しいんだろうけど、
どこもなんだかピンと来ません。

そのまま歩いていたら偶然市場がある所に出て、
市場の前にあるレストランに突然私達の鼻センサーが鳴り出しました!

外で食べているカップルに美味しい？って聞いたら親指をたてて満面の笑み。ここで食べること即決です！

魚介類のフライ専門店でした。
この様なシンプルな料理って中々フランスで食べられないのでテンション上がります。

2人前から注文できるミックスフライを注文。特に小魚のフライが本当に美味しかった。とても素朴な雰囲気で皆さんにもお勧めできるレストランです。「Zlatna ribica」というお店。店員さんの感じもよく、また行きたい所です。

食後スプリトを後にして敢えて下道でザダルまで移動。
スプリトを出るまでが渋滞が激しくて大変でした…
途中、給油で立ち寄ったガソリンスタンドからの景色。
天気予報通り、ザダルに近づくほどに晴天になってきます！


今回の旅行記はここまで。