11日目：クラビカとコチュサの２つの滝

2022/07/07 - 2022/07/07

在仏の日本人夫婦です。普段の生活ではコロナ以前にほぼ戻っている感じです。
フランスではマスクを着用している人はほとんど見かけなくなりました。
ワクチンパスなるものも22年夏現在では必要ありませんので、自由に移動ができます。
今回の旅行は、私や妻がまだ行ったことがなかった旧ユーゴスラビアの国々にとても興味があり、ボスニアヘルツェゴビナまで車で行ってきました。全走行距離は4800kmでした！

モスタル2日目の日中は終日クラビカの滝とコチュサの滝に泳ぎ行きました。
クラビカの滝は、事前に調べていて、滝壺で泳げる滝？何それ！行ってみたい！となり、
コチュサの滝（KOCUSA)はモスタルに来てググっていたら偶然見つけた滝になります。


1泊目バーデンバーデン（ドイツ）
2泊目アウクスブルク（ドイツ）
3,4泊目ブレッド（スロベニア）
5,6泊目プリトヴィツェ（クロアチア）
7,8,9泊目サラエボ（ボスニアヘルツェゴビナ）
10,11泊目モスタール（ボスニアヘルツェゴビナ）
12,13,14泊目ザダル（クロアチア）
15,16泊目ロヴィニ（クロアチア）
17泊目イゼオ（イタリア）
18,19泊目シャモニー・モンブラン（フランス）

エリア その他の都市(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

クラビカの滝（Kravica waterfall)、旅行を計画している時から楽しみにしていた場所です。迫力ある滝の景色もですがその滝壺で泳げるって素敵じゃないですか？安全を考えて色んな規制が増えているなか、こういう場所があるんだ、と驚きました。数年後行ったらもう泳げないということもあり得るかもしれません。後日アップしますが、クロアチアのクルカ公園は今年2022年から遊泳禁止になってしまいました。

事前に色々と見ていたら殆どの人達はクロアチアのドブロブニクやスプリトからのツアーで訪れるようで、多くのツアーが10：00頃の到着と知り、9：00には到着するように行きました。モスタルから距離にして42kmと遠くないですが、ヘアピンカーブ連続の山越えの道で思った以上に時間はかかりましたので、9：15頃到着。
駐車場代金込の入園料一人20マルク（約10ユーロ）払って入場。
整備された下り坂をひたすら降りていきます。途中下の方に滝が見えてきましたよ！

10分弱で到着。景色もいいけど、水の音が良い！
すでに何人か泳いでいましたが、空いています。ヨシヨシ。

滝の周りにはカフェやレストランがありそのベンチに荷物をおいている人もいましたが、私達は滝壺沿いの木陰になるベストポジションをゲットし、そこを基地に。滝から少し離れた所の草の上でゆっくりしている人達もいます。

早速滝壺に入ります！

そんなに冷たくない！最初の一瞬勇気が必要ですが、入ってしまえば本当に気持ち良いです！極楽極楽。

ヨーロッパって本当に日光浴が好きな人が多いですよね！


海と違ってベトベト感がゼロなのがとても良いです。
簡易更衣所がありますが、タオルで水を拭くだけで充分です。水着も天気が良いのですぐに自然乾燥します。

11：00頃になると続々と沢山の人達が上から降りてきました。
まとまった人数で降りてくるのでどこかの町からエクスカーションで来ているのでしょう。皆泳ぐ感じでも無いですが、足を浸かりに沢山の人達が水際で遊ぶので底の砂が舞い上がって水が少し濁り始めました…

もう少しゆっくりする予定でしたが、
人が増えて来たので2つ目の滝、コチュサの滝（KOCUSA)に行くことにしました。日本語で検索しても出てこない滝ですが、英語やフランス語だと出てきます。口コミの評判もよく、有名じゃないけどクラビカより良いというコメントと、滝に面して素敵なレストランあり、とあったので、ランチと午後まったりはコチュサの滝に決定しました。

クラビカの滝から20km弱、それほど離れた場所ではありません。

こんな所に滝があるの？と不安になりながら車で近づくと、
唐突と滝が現れました。コチュサの滝です。
入場料は掛からず、小さなお土産屋さんとレストラン、工事中のカフェがあるだけのとても簡素な滝。でもここが本当にとても素敵な所でした。
移動してきて本当に良かった！

クラビカの滝より滝の数は少ないし、高さも低めなのですが、
自然そのものを感じ、何しろ人が少ない！

まずは事前にグーグルで評判が高かった滝壺すぐ横にあるレストランで
腹ごしらえ。このレストラン、今回の旅行で3本指に入る美味しさ、雰囲気の良さ、気持ちいい店員さん、全てが５つ星を付けたくなります。

英語メニューは一切無いのですが、店員さん皆英語が上手でした。
仔羊の炭火焼とベイクドポテト。焼き具合が絶品。

レストランのテラス席から見えるこの絶景。

食後はこの滝で午後ずっと過ごしました。途中マイナスイオンを浴びながら、BGMは滝の音でしっかりと昼寝。幸せ。

ここで泳ぐ気満々だったのですが、
足場がゴツゴツした石が多いのと、水が冷たいので、
足をつけただけにしましたが、それでも大満足。
何人か泳いでいるというより浸かりに行っている人達がいました。

何度か大型観光バスから大勢の人が降りてきたのでなんだろう？と思ったら、胸にぶら下げているフォルダーをみて推測するに、近くにあるカソリックの巡礼地「メジュゴリエ」に来た人達が立ち寄っている感じでした。
バスはクロアチアナンバーだったので皆さんクロアチアからお参りに来ているのか。

本当にまだあまり知られていない滝だと思います。
何年か後に再訪したら有料になっているかもしれません。
今日も午前と午後とも優雅にすごしました。感謝の毎日です。

モスタルに戻って一泊したら、翌日はまたクロアチア。
本当はスプリトに何泊か泊まりたかったのですが、ホテルがとても高くて高くて…　断念してザダルにしました。
具体的な旅行の計画をし始めたのが6月に入ってから。実際にモスタル以降のホテル（日程も…）を決めたのは旅行が始まってから。体調や気分、そして一番重要なのが予算！を決めながら旅後半の予約を途中途中でしていきました。

次の旅行記からまたクロアチアに戻ります。