2022/06/18 - 2022/06/19
6506位(同エリア7871件中)
ぱくにくさん
2022年6月、大分空港から入って湯布院や黒川杖立、熊本市内の観光をしました。
6/17 大分空港→長湯温泉→黒川温泉→湯布院温泉
6/18 湯布院温泉→天ヶ瀬温泉→杖立温泉→黒川温泉→阿蘇山→熊本震災遺構→熊本市
6/19 熊本市(水前寺・熊本城)→熊本震災遺構→阿蘇市→原尻の滝→大分空港
この旅行記は、後半の杖立温泉から、熊本市内などを巡って大分空港に戻るまでの旅行記です。熊本は出張で結構行ってたのですが、熊本城は何故か見学したことがなくて、初めて行きました。
なお、この旅行の目的は2点。
・黒川温泉のりらっくまの湯、大分にできたリラックマストア
・震災復興した熊本城と、震災遺構の見学
になります。おおむね実現できましたが、大分と熊本の距離感をかなり勘違いしていて、最後に別府で一風呂汗を流して帰るのはできませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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一度来てみたかった杖立温泉に来ました。
温泉街があるのかと思ったら・・・大きなホテル以外は温泉街的なものはなく。
オイオイ温泉街出ちゃうじゃん、と思ったら日帰り入浴を発見。
吉兆の湯です。
1500円と高めですが、広い露天風呂を満喫しました。吉祥の湯 温泉
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天然温泉をかけ流しで使っています。
湯量が少なめだろ、という評価ではありますが、結構入れてましたよ。 -
吉兆の湯あたりの景色。
露天風呂も、こんな風景を見ながら入ることができました。 -
杖立温泉から黒川方面に向かう所にある豊作市場。
田舎の良さを生かしたお店の構えで、お土産や農産物を豊富に扱っていました。豊作市場 グルメ・レストラン
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お昼を食べられないまま黒川温泉へ。
お腹空いたので、風の舎近くのとうふ吉祥さん。
豆腐の定食も考えたのですが、ここはどこにでもある金賞コロッケで我慢す。とうふ吉祥 グルメ・レストラン
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前日に訪れたら土日祝営業で閉まっていた、りらっくまの湯。
リベンジです。おみやげどころ りらっくまの湯 お土産屋・直売所・特産品
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中身がオッサンのクマ可愛いぜ。
くまモンに負けんなよ!
何か記念に黒川温泉だけで売ってるものを買おうとしたのですが、置き場所が割と飽和状態で今回は辞めました。 -
そのりらっくまの湯のお隣のおせんべい屋さん「寺子屋本舗」さん。
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リラックマのおせんべい。
うほー。 -
りらっくまの湯だけで目的は達していたのですが、ついにランチを食べずにここまで来ていたので(この後瀬の本→阿蘇に行くともう夕方になる)、黒川温泉の温泉街に降りてランチを探しました。
味処なかさんを選択。味処なか グルメ・レストラン
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豚汁大好きな俺としては、黒豚豚汁を目にして食べないわけにはいかない、という独りよがりな理由です。
鍋で出てく具がたっぷりの豚汁。アツアツが保たれますし。美味しかったです。
そして駐車場に戻る途中から、かなりの雨に見舞われました。
あと1分遅かったらずぶ濡れでしたね。 -
やまなみハイウエイを走っている間の雲
こんな感じで、発達した雲があちらこちらで、安定しない天気でした。 -
やまなみハイウェイの阿蘇側の終点にも近い城山展望所。
(外輪山を降りる前ぐらいです)城山展望所 名所・史跡
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阿蘇の山々が見渡せるのですが、お天気悪めでキリの向こうという感じでした。
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かなり久しぶりに仙酔峡に行きました。
もう少し荒涼としたイメージがあったのですがね。仙酔峡 自然・景勝地
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かつての阿蘇山へのロープウエールートの一つ。
今はもう老朽化で運休しており(地震の前の話)、取り壊しが進んでいました。
花が咲くハイシーズン以外はこのまま廃れていくのかもとか思ってしまいました。
(熊本震災で道路が損壊したのを直したのですけどね・・) -
仙酔峡に向かう途中に仏舎利塔があります。
阿蘇山の景色をカルデラ内や外輪山から見る時、あの位置が仙酔峡なんだという参考になります。 -
そのまま阿蘇をぐるりと。
草千里展望所です。
昔来た時は完全にキリの中でしたので、見たのは実質はじめてかな。草千里展望所 名所・史跡
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沼のほとりに牛がいたりで、そこまで歩いていくことができます。
草千里ケ浜 自然・景勝地
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阿蘇山上の駐車場。
阿蘇山の噴火警戒レベルが高く、この先は火口に通じる道路もロープウエーも立ち入り禁止となっていました。 -
ロープウエーの乗り場売店も営業していませんでした。
阿蘇山西駅ロープウェー乗り場売店 グルメ・レストラン
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阿蘇中岳から噴煙が上がる様子はかなり近くに見えました。
(低い位置の白いのが噴煙です)
かすかにマッチを擦ったような硫黄のにおいがしました。
硫黄ダメな自分が辛うじて気づくぐらいなので、普通の人は分からないと思います。ただ、風向き次第ではもろに来そうですが。阿蘇中岳火口 自然・景勝地
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阿蘇山の周遊道路を戻り、国道57号線まで来ました。
数鹿流崩之碑展望所。
奥に見える山が、熊本地震で最大級の斜面崩落を起こしています。数鹿流ヶ滝展望所 自然・景勝地
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旧阿蘇大橋。
その山体崩落で橋が落ちたと当初は思われていましたが、実際にはこの写真の目の前の谷が断層で、地震で大きく断層がずれたことで橋ごと崩落したのだそうです。
道路の一部は斜面に引っかかって崩落せず、そのまま震災遺構として残されています。阿蘇大橋 自然・景勝地
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その旧阿蘇大橋の代わりに架けられたのがこちらの新阿蘇大橋。
上を走る道路は国道325号線です。
断層が大きくずれても崩壊しないように工法が工夫されています。新阿蘇大橋 名所・史跡
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新阿蘇大橋を渡った先にポケットパークがありました。
そこからはるか下に見える橋が阿蘇長陽大橋。
阿蘇の外輪山が唯一切れている場所を、国道57号や阿蘇と熊本を結ぶ県道が通っていたのですが、そこが断層でもあって軒並み崩れたのが、この地域の交通が長い間復旧できず苦しんだ要因です。
地震で断層の存在が分かったようで、これはもう仕方ないですね。
(原発のような建物なら、言い訳にならないけど・・)新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュール 自然・景勝地
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宿泊は熊本駅前のルートインにしました。
ホテルルートイン熊本駅前 宿・ホテル
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夕食を食べに、熊本駅の肥後よかモン市場へ。
昔の記憶で空港近くの西原村にあるジョイフル(ファミレス)に行ったんですが、もうつぶれてしまっていて食べれずじまいでここまで来ました。
熊本駅、新幹線開通前は何もなかったのに・・・
(熊本の市街地は熊本城に近い下通とか)肥後よかモン市場 市場・商店街
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熊本の味覚を揃えたお土産屋さん熊本銘品蔵。
この日は見るだけにして、翌日買い揃えました。
(クルマの中の暑さ対策です)熊本銘品蔵 グルメ・レストラン
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食事は馬肉の菅乃屋。
昔から気になっていたのですが、空港近くのお店がずっと閉店で食べれずじまい。
何気に15年越し以上かもしれない。
ラストオーダー15分前ぐらいで、ギリギリセーフ。馬肉料理 菅乃屋 熊本駅店 グルメ・レストラン
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4種類の馬肉と、馬肉餃子、ご飯セット、麦茶です。
これで2000円ぐらいかな。
名店のイメージですが、結構手軽に食べられました。 -
翌日、ホテルにクルマを置かせていただき、AMで熊本市内を観光です。
路面電車で向かった先は・・・熊本市電 KCT 乗り物
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熊本を独裁する勢いのくまモンが案内する・・・
(10年前は熊本と言えばスザンヌだったのにね) -
水前寺公園です。
熊本が阿蘇の伏流水に恵まれた水の美味しい場所だということを、この時に知るのでした。
公園の池は、この後加勢川の流れになり、3kmぐらい離れた場所(国道57号バイパス沿い)にも池を作っています。最初、水前寺公園はそっちかと思ってました・・・水前寺成趣園 名所・史跡
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出水神社。
藤孝・忠興など細川家の細川歴代藩主や、忠興の奥方であるガラシャなどを祀っています。出水神社 寺・神社・教会
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東海道五十三次をモチーフにした庭園とのことで、富士山をイメージした山もありました。
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細川藤孝と、熊本藩(細川家)初代藩主の細川忠利の像です。
加藤清正の末裔が転封された後に入城しています。 -
古今伝授の間。
細川藤孝が八条宮智仁親王へ、当時の日本の学問の最高峰である「古今和歌集」の解釈の奥義を伝授した部屋を再現しています。古今伝授の間 名所・史跡
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お次は修復を終えた熊本城へ。
熊本城のお堀になっている坪井川です。 -
石垣を見ると一部崩れているところもあり、地震の大きさを感じさせます。
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肥後熊本藩初代藩主・加藤清正の像。
清正の像はどこに行ってもこの格好w加藤清正公像 名所・史跡
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熊本城下の入口あたりに、「桜の馬場 城彩苑」という、お土産や軽食などのお店が集まる場所ができていました。
桜の馬場 城彩苑 名所・史跡
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時期的に、アジサイも咲いて彩りを添えていました。
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南口の券売所から入り、新しく整備された通路を通って熊本城の天守閣まで行きます。
途中はこんな感じで、地震で崩れた石垣が見られます。熊本城 名所・史跡
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天守閣が近づいてきました。
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ついにお城の正面です。
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お城の周りの景色。
やはりあちらこちらで崩れた石垣があり、崩落防止の仮処置が行われていました。
熊本城、今は特別公開の位置づけで、公開の目的には、今しか見られない被害状況をありのままに伝える意味も込められているようです。 -
お城の中は、熊本城下街や熊本城の歴史、お隣鹿児島が主役を張った西南戦争の影響などが展示されていました。
こちらは、城下町の川の流れを変更した説明。
今の白川が、今でいうと下通のあたりから蛇行して熊本城下の方に曲ってきていて、そのあたりで洪水が起きていたことから、白川の流れをまっすぐにして坪井川と分離し、坪井川は熊本城のお堀の一部にした、そんな感じだったかと。 -
西南戦争では、熊本城に立てこもった政府軍に対し、薩摩藩が2か月間お城を囲い込んだ、内戦の舞台にもなりました。
この頃から、昨日の友は今日の敵みたいなことしてんのよね、日本の権力を欲しがる連中は・・・と思ってしまう、歴史上日本最後の内戦。 -
熊本は地震の大きな被害に遭ったばかりですが、明治22年にもM6クラスの地震に襲われていて、熊本城も被害を出しています。
そもそもで言えば、江戸時代に熊本城を治めていた細川氏も、熊本の地震でたびたび熊本城が傷んでいくのに頭を悩ませていたという展示も、熊本城内にあります。
熊本は地震と無縁みたいな扱いされていたけど、歴史はそんなことを言ってなかった、という話です。 -
天守閣からの景色です。
新しく整備されたお城へのアクセス通路も見えています。 -
もう一度、帰りに桜の馬場 城彩苑に立ち寄りました。
熊本を席巻する、目が死んでるクマもいましたよ。桜の馬場 城彩苑 名所・史跡
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お城近くの熊本県物産館。
工事中で仮店舗での営業でした。熊本県物産館 お土産屋・直売所・特産品
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宿泊していたホテルが熊本駅近辺のため、熊本駅で最後お土産(主にテレワーク時の内食)を買いました。
駅にできた肥後よかモン市場。
新幹線ができると、中心駅はこうなるという見本。
熊本駅、中心部とは別人のさびれ具合だったのに。肥後よかモン市場 市場・商店街
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この後、次の予定地の南阿蘇まで少しドライブです。
結構歩いたこともあり、ドライブのお供が欲しかったこともありで、駅のシアトルズベストでカフェラテをテイクアウトして、次に向かいました。 -
市内から国道57号(一部大きな被災エリアも通過)を走り、熊本地震の震災遺構、旧東海大学阿蘇キャンパスを訪れました。
この建物が、南阿蘇の震災遺構の中核拠点になっています。
近辺で国道の橋が落ちたり山が丸ごと滑ったり、被害が大きかった場所です。
写真の中央、色が変わっているところは・・・熊本地震震災ミュージアム(旧東海大学阿蘇キャンパス) 美術館・博物館
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自身で実際に動いた断層の跡です。
一部の場所は、断層を地震の時のまま残しています。
この場所まで断層が伸びていることは、地震で動いて初めて判明したのだそうです。 -
断層は校舎も貫いていて、校舎も激しい揺れと断層のずれで損壊しました。
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ONE PIECE 熊本復興プロジェクト「麦わらの一味ヒノ国復興編」の一環で、キャンパス跡地に建てられたロビン像。
ONE PIECEの作者が熊本出身ということで、この運動になったとのことです。 -
校舎の後ろに回ると、大規模崩落した山も見えます。
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後ろから見た校舎。
校舎の建物が切れているところは、断層だった場所です。 -
南阿蘇を出て、次は阿蘇の赤牛のお店が揃う宮地駅近辺で、食事を探しました。
国道57号からダイレクトに入れるお店を探していて、色々直前で見つけては入り損なって、結局前から知っていた宮地駅目の前のお店「阿蘇 あか牛 レストラン藤屋」さん。阿蘇 あか牛 レストラン藤屋 グルメ・レストラン
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お客さんが入ってなくて、「しまった、大丈夫か・・・」と思ったけど、もう選びなおす時間もなく。
ダメでも仕方ないと思って頼んだステーキとハンバーグのセット。
・・いやいや、メチャクチャ美味しかったです。
赤牛は比較的安いので、肉をガッツリ食べた方がいいと思います。 -
観光の最後は、旅サラダで見て、行くことを決めた原尻の滝です。
すぐそばに道の駅があり、そこから平坦な道を歩くと滝が見られます。道の駅 原尻の滝 道の駅
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揺れるつり橋のたきみばしの上から見てみましょう。
たきみばし 名所・史跡
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幅120メートル、高さ20メートルの滝。
9万年前に起きた阿蘇山の大噴火の大火砕流が固まってできた滝で、今も少しずつ岩が削られているようです。
九州のナイヤガラ(東洋のナイヤガラと呼ぶ人もいますが、それは吹割の滝でしょう!!)と呼ばれているようです。確かに滝の構造は似てますね。原尻の滝 自然・景勝地
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なお、「北米の原尻の滝」ことナイアガラの滝はこんな感じですね。
はい、似てると思います。(水量だけ無視すれば)
ナイヤガラも、実は平地にあるんですよ。しかも両岸は観光地でかなりの都会というおまけつきで、歩いて国境を渡れる場所でもあります。
詳しくはこちらをどうぞ。
コロナ明けたらもう一度行きたいなぁ。
https://4travel.jp/travelogue/11260112 -
川沿いまで降りることができます。
足元に注意して正面から撮影。 -
少し引いて撮るとこんな感じですね。
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滝の上流は緒方川の流れ。鳥居は二宮八幡社 一の鳥居です。
もう少し水量が多い時であれば、九州のナイヤガラは本領発揮するのかもしれませんし、そんなことになったら水害が起きるのかもしれません・・・ -
熊本から大分空港までの距離を完全に勘違いしていて(200km近くあるのよ)、最後別府で温泉に入って汗を流して帰るのは叶わず、空港までまっすぐ帰りました。
空港の「なゝ瀬」さんで夕食です。なゝ瀬 グルメ・レストラン
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とり天、馬肉、赤牛、豊後牛など名物をしれっと食べつくした最後は、こちらも大分名物の関アジなめろう丼です。
羽田には車があるので、最後麦茶はナシになります。 -
大分空港内の売店で、かぼすジュースやドレッシングなど大分の味を少し買いました。
ただその後、ふるさと納税で大人買いしたんで、意味なかったですかね。大分空港内売店 旅人 お土産屋・直売所・特産品
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