2022/06/13 - 2022/06/13
1321位(同エリア6774件中)
西のマーガレットさん
- 西のマーガレットさんTOP
- 旅行記105冊
- クチコミ160件
- Q&A回答0件
- 123,476アクセス
- フォロワー24人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
神戸に用事があって、そのついでにちょっと京都に行ってきました。三十三間堂は久しぶりです。夫は修学旅行以来だと言っています。私も本当に久しぶりです。2泊3日なのですが本来の用事があり、京都に滞在できるのは1日しかないので、三十三間堂の近くを巡り、午後は、少し離れた藤森神社が紫陽花が見頃のようなので、南の方へ足を延ばしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
新幹線で京都駅に降り立ち、ホテルに荷物を預けてから、バスで三十三間堂まで来ました。久しぶりです。
三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会
-
右端が拝観受付です。まだ観光客は少ないです。以前とだいぶ変わっているような気がするのですが、、、もう遠い昔なので忘れてしまいました。
-
内部は撮影禁止です。中央にひときわ大きな中尊(国宝)、その左右に500体ずつの観音立像、合わせて1001体のご本尊は圧巻です。中尊は湛慶(運慶の長男)82歳の時の作だそうです。1001体の観音様の前面に風神・雷神像、観音二十八部衆像がずらりと置かれています。すべて国宝。鑑賞に大変な時間を要しました。満足しました。
-
後白河上皇・院政庁「法住寺殿」址碑があります。三十三間堂の正式名称「蓮華王院」は長寛2年(1164年)に法住寺殿の一画に平清盛が造進しました。
-
長いお堂は和様の入母屋本瓦葺の総檜造りで120m。正面の柱間が33あるところから三十三間堂と通称されています。国宝だらけですごい迫力でした。
-
お堂の正面です。この階段に修学旅行生がずらりと並んで写真撮影をしていました。
-
前庭には紫陽花が咲いていました。
-
建物をぐるりと回ると太閤塀が現れます。
三十三間堂 太閤塀 名所・史跡
-
豊臣秀吉ゆかりの桃山期の気風にあふれた重文・建造物だそう。
三十三間堂 太閤塀 名所・史跡
-
南側
-
西側。このお庭では弓の競技「通し矢」が行われました。
-
お堂に向かって右から左に矢が飛ぶので、柱を傷つけないように右半分に鉄板が張ってあります。
-
三十三間堂を出て、南大門まで行ってみます。途中に、後白河法皇ゆかりの寺、法住寺があります。
法住寺 寺・神社・教会
-
並びに養源院があります。
-
南大門
-
大きすぎて全景が撮れません。
-
太閤塀が見えます。
-
南大門を背にして、左側が三十三間堂、右側が法住寺や養源院
-
養源院に入ります。
養源院 寺・神社・教会
-
養源院は、説明書によると、次のように書かれています。もともとは浅井長政21回忌に、豊臣秀吉側室の淀が父長政追善のために文禄3年(1594年)に建立したものであった。その後火災にあい焼失したが、元和7年(1621年)に妹で2代将軍徳川秀忠の正室お江により、伏見城の遺構を用いて再建された。廊下の天井は、伏見城落城の際、自刃した鳥居元忠ら800人の武将たちの血のりの染みた板を使ったため「血天井」と言われている。
養源院 寺・神社・教会
-
門を抜けて本堂へ続く道は青紅葉が美しい。
-
徳川家の葵の紋があるのは、歴代将軍の位牌を祭る菩提所だから。ご住職の奥様らしき方が襖絵や血天井などについて詳しく説明してくださいます。内部は撮影禁止です。俵屋宗達の杉戸絵・襖絵があります。杉戸絵は血天井の英霊を慰めるために描かれたもので、白象や唐獅子、麒麟などが大胆なタッチで描かれています。後水尾天皇の女御となったお江の末娘、和子が宮中の御祈願所となる護摩堂を併設したため、養源院は、浅井家、豊臣家、徳川家、天皇家と関係があるお寺なのだそうです。
-
お昼を食べるところを探してブラブラ歩いていると、道の間から八坂の塔が見えました。
-
建仁寺のすぐ隣のお蕎麦屋さん「蕎麦や 竹花」
-
九条ネギのつけそばを注文
-
麺がとても細いのにびっくりしました。九条ネギが柔らかくてお蕎麦もおいしい。
-
店内。外国人の方々も入店していました。
-
建仁寺北門前の道路。向こうは祇園、花見小路。左手に以前行った「豆寅」が見えましたが、予約もしていないし、時間もかかるのでお蕎麦にしました。
-
建仁寺北門から入ります。
建仁寺 寺・神社・教会
-
本坊に入ります。風神雷神図屏風(国宝)のレプリカです。だから、写真撮影OK。俵屋宗達晩年の最高傑作とされています。
-
〇△□乃庭。なんと読むのかと思っていましたが、そのまま「まるさんかくしかくのにわ」と読みます。単純な3つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を地(□)水(〇)火(△)で象徴したものと言われているそう。
-
丸窓から
-
潮音庭、三尊石と座禅石
-
方丈は重要文化財。花頭窓がおしゃれです。
-
「大雄苑」と称される枯山水の方丈前庭
-
大雄苑
-
続いて法堂へ。大雄苑そばの下足箱のスリッパに履き替えて進みます。法堂前でスリッパを脱いで、花頭窓が並んでいる廊下を通り中に入ります。
-
法堂内部 天井の双龍図は平成14年に創建800年を記念して小泉淳作画伯によって描かれたものです。
-
法堂全景
-
茶碑が建てられています。その奥にはお茶の木が。建仁寺の開山栄西は、宋からお茶の種を持ち帰り、日本に広めました。
-
三門 大正12年に静岡県の安寧寺から移建したものだそうです。「御所を望む楼閣」という意味で「望闕楼(ぼうけつろう)」と名付けられました。
-
建仁寺境内にある塔頭寺院、霊源院に向かいます。織田信長の直筆書状が置いてあります。一休さんや今川義元もここで修業しました。
-
霊源院入り口
建仁寺 霊源院 寺・神社・教会
-
霊源院玄関
-
玄関脇の紫陽花の咲く中にかわいいお地蔵様が見えました。
-
お庭は撮影OKです。この枯山水庭園は2020年に造られたもので、「鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)」と名付けられました。その意味は、鶴は深い谷底で鳴いてもその鳴き声は天に届く。つまり、賢人は身を隠してもその名声は広く世間に知れ渡るというたとえで、聖者(釈迦)の教えは世界に広まるという意味だそうです。
-
枯山水庭園 中央の突き出した石は鶴を表しているそうです。
-
こちらの石は亀を表しています。鶴と亀の石があるところは日本をイメージしているそうです。
-
本堂の東側はインドと中国をイメージしたお庭。仏教がインドから中国、日本へ伝わったことを表すお庭です。紫陽花だと思っていたお花は「アマチャ」でした。
-
お庭に降りてOKと言われたので、近くで写真を撮りました。これがアマチャ。ガクアジサイとよく似ていますが、調べてみると仲間のようです。ただ、アマチャの葉は細長く、紫陽花は丸みを帯びているのだそう。また、アマチャの葉は「甘茶」として飲用可能だけれども、紫陽花の葉には毒があるそう。間違えると大変ですね。
-
すべてアマチャ。
-
そういえば、葉が細長い気がします。
-
養源院では説明をしてくださる方がいて、教えてもらわなければ、ガクアジサイだと信じて疑わなかったことでしょう。玄関前のもアマチャでしょうか。
-
インドから来た赤い石、の説明で撮った写真でしたが、実際は左側にあり、写真では撮れていない石でした。こっちの方が赤かったので間違えてしまいました。
-
この辺りは中国をイメージしたお庭。
-
たくさんの人が寝っ転がって天井の龍図を写真撮影しています。これも撮影OK。
-
私も寝そべって撮影しました。中国の現代アーティスト陳漫(チェンマン)さんが描いたそうです。
-
六波羅蜜寺の前を通ります。時間があれば中まで入ることにしていたのですがありません。午後は藤森神社の予定です。
六波羅蜜寺 寺・神社・教会
-
六波羅蜜寺。空也上人も「東京出張」からお帰りになっていました。
-
六波羅蜜寺
-
お会いしたかったな。京阪電車に乗って藤森神社に向かいます。
-
藤森駅で降りて、歩くこと10分くらいでしょうか、藤森神社に到着です。
藤森神社 寺・神社・教会
-
初めてきました。藤森神社は、学問・勝運と馬の神社です。
藤森神社 寺・神社・教会
-
拝殿。藤森神社は、菖蒲の節句発祥の神社のよう。各家に飾られる武者人形には藤森の神が宿ると伝えられ、菖蒲は尚武に通じ、尚武は勝負に通じると言われ、勝運を呼ぶ神として信仰を集めているのだそうです。
-
藤森神社の花手水
-
紫陽花苑は2つあります。300円で両方入場できます。
-
まずは第1紫陽花苑へ。
-
今が一番の盛りの頃で、来て正解でした。
-
ぎゅっと詰まって咲いている感じです。
-
綺麗な青色
-
満開の紫陽花の中に小径が作ってあります。
-
こちらはピンク色
-
白色のガクアジサイです。星が飛んでいるよう。
-
白、赤、青と色とりどり
-
向こうに東屋が見えます。
-
白だけど、さっきの白い紫陽花とは異なる種類です。
-
ピンクに黄色が入っている。
-
まさに星が散ったような咲き方です。
-
青にも微妙に色の違いがあります。何枚も撮ってしまいます。
-
東屋でちょっと休憩もできます。
-
白いガクアジサイ
-
紫色の紫陽花
-
写真撮影している方があちこちに。
-
青と紫とピンク色。紫陽花の色は土壌によると聞いたことがありますが、最近では品種改良が進み、思う色が出せるようになったようです。そうじゃないと、この狭い空間に色違いは咲かないでしょうね。
-
中の花は青色、がく部分は白ピンク
-
このタイプはあまり見たことがありません。
-
ようやく出口に近づきました。
-
続いて第2紫陽花苑へ入ります。あの太鼓橋を渡って、ここまで来ました。途中はあまり咲いていなかったです。
-
この辺りはよく咲いていましたが、第1に比べると規模が小さいです。
-
向こうの赤い橋よりこちら側がよく咲いていました。
-
白い紫陽花
-
緑の葉の中で美しく咲き誇る紫陽花。
-
柏葉紫陽花、私が唯一知っている紫陽花の名前です。葉が柏葉に似ていることからついたようです。紫陽花で有名な神社だけあって、花を十分に楽しみました。
-
また歩いて、今度は京阪電車の墨染駅に向かいます。藤森駅よりこちらの方が近いです。疲れたので、墨染駅そばのカフェに入って一休み。
-
コーヒーとスコーンで元気をチャージして、東福寺へ。
-
時間が遅かったので、閉まっていましたが、それは想定内です。
東福寺 寺・神社・教会
-
開いている門もありました。
-
周囲を散策します。
-
青紅葉が美しいです。秋の紅葉も素晴らしいでしょうけれど、私は青紅葉の方が好きです。力強い生命力にあふれているから。
-
駅に向かいながら写真を撮ります。
-
東福寺も広い広いお寺ですね。
-
雪舟のお庭があるようです。
芬陀院 (雪舟寺) 寺・神社・教会
-
向こうから車が出てきて門が一瞬開きました。
-
この門は中央門
-
ホテルまで帰ってきました。今晩の宿はダイワロイネットホテル京都駅前です。
ダイワロイネットホテル京都駅前 PREMIER 宿・ホテル
-
京都駅から地下通路で直結。徒歩数分でしょうか。雨に濡れることもありません。
-
フロントでチェックインすると手前の機械で支払いをします。
-
部屋の中へ
-
室内はシックにまとめてあります。
-
広くはありませんが、私達には十分です。
-
バスルームはトイレとは別です。
-
洗い場があり、とても清潔です。
-
歯ブラシがありました。
-
夕食は、すぐ近くの新阪急ホテルに入っている「美濃吉」へ。
美濃吉 グルメ・レストラン
-
店内は落ち着いた雰囲気。予約せずに行きましたが、5分くらい待ってすぐに席に案内されました。お客さんはそこそこ入っていました。
-
バッグや荷物が汚れるといけないからと、そっとかけ布をしてくれました。
-
季節の懐石弁当
-
どれも
-
これも
-
美味しくいただきました。 明日は用事を済ませに神戸へ行きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
東山・祇園・北白川(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 京都&神戸
0
120