D-7 これはまたすごいことに！驚異の洞窟巡り！！

2022/05/11 - 2022/05/11

天気予報は雨だし早めに本土へ帰ろうかと思い、港へ行くと、あら、観光案内所があります。

何気に寄ってみると、「海は滅多にない凪なので国賀観光定期船に乗るのがお薦めですよ」、と。そういえばこの旅では遊覧船には一度も乗っていなかった！と早速その案にのることにしました。

そして結果は、もう大変満足いたしました！


写真は洞窟内へ入る遊覧船

エリア 島根

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

美味しく朝ご飯を頂きます。

一品料理も揃っています。宿泊客は10名弱いました。観光客は、ニ卓ほど。あとはお仕事関係の方々です。

今日は雨模様なので予定を変更して午前中のフェリーで帰ろうかと考えながら港へ。

隠岐汽船のフェリーにはお世話になりましたーって帰る気まんまん！

フェリーしらしまは2343トン。定員856名。1995年就航。全長99.5m、全幅16mです。

因みに現在世界最大の豪華客船「シンフォニーオブザシーズ」は22万8000トン、全長362m、全幅65m。

タクシーもいたんだね。

あれ？観光案内所がある、とちょっと寄ってみたところ、「雨はパラついているけれど、海は滅多にない凪。ぜひ遊覧船に乗って行ってください！」とのお薦め。

フェリーチケット売り場のそばのロッカーに荷物が入らなかったのですが、窓口で預かってくれました。

西ノ島町観光協会 名所・史跡

まず町のバスに乗り、210円、後払い。

観光船乗り場に到着。係の方が待っていてくれて、支払いを済まして一緒に乗船。出港。早！

国賀海岸めぐり定期観光船 乗り物

1番前に座りました。乗客4人、船長1人、そして係員さんの6人のみです。

雨がパラパラ降っています。ここは日本海へと抜ける「船引運河」です。1915年に開削される前は船を陸に上げ引っ張っていたので船引運河とつけられたそうです。

あの先が日本海です。

日本海へ出ました。

すぐに白い岩の案内があり、

亀のような形の岩。

ゴジラみたいな岩。

船内写す暇がなく、奇岩が続きます。

あー、洞窟があるー！

ここにも洞窟。

そして見えてきたのが、

こ、こ、ここは！魔天崖を海から見てるってことでしょうか。

日本で1番高い絶壁です！

魔天崖を海からみる。

2日前に歩きながら降りて来た魔天崖。上からの写真を載せていなかったので、これです。

それを海から見るとこうなる。

あれが257m！

ほぼ垂直の崖です。日本にこんなところがあったとは！！

手前にある洞窟のある岩が龍宮。

あの洞窟に入ってくれるらしい。えー、マジですか！な感じで動画を撮っていると、

さあ、行きますよー、って。え、待って！大丈夫？

岩すれすれ！！

ガリッ！って岩に擦れた音がしました！！！ちょっと大丈夫？

洞窟は狭くなっているため、一度止まってバックで出てきました！

いやーびっくりした！

あの、知床で事故った遊覧船カズ1号は確か19トン、定員65名。この遊覧船はその半分の10トンと言っていたような、、記憶曖昧。にしてもこんな大きな遊覧船でぎりぎりの洞窟へ入って、バックで戻ってくるとは！お見事です！

2日前に上から見た通称「通天閣」という岩はこちら。

天通閣の間は岩の崩落で今は通ることができません。それにしても大きな岩だから崩落がなかったら通り抜けるのは楽々だったことでしょうね。

仏像の形をした岩。

像のような岩。

荒々しい岩と岩の間を回って、

再び波と周りチェックしてから、

え？あそこ？あんなに細い！！

今度はなんとこの小さな洞窟をぬけます！！

抜けた先の白い岩が滝のように見えます。

次にこの洞窟。

小さく見えますが入口の方が狭いんだそうです。ええ？

しかも中でくの字になった洞窟、ええええ？

ギリギリのところを、抜けてくるらしいです、えええええええ？

キャプテンのアナウンスを聞くたびに驚く！！

洞窟に入る前には、ぐるりと回って必ず出口の状況を確認します。

さあ、入って行きます。はらはら。

洞窟は本来は真っ暗で何も見えません。

この岩が迫ってくる感！

岩と船の間の隙間が5センチくらい。

船のヘリと、海の下の岩がもうギリギリです。

最奥で一瞬ライトを消します。真っ暗です。すぐにライトをつけて、

そのままくの字の洞窟を少しずつ切り替えて、やっと出てきました！

はぁ

素晴らしい3度の洞窟巡り。

あまりに卓越した技術と度肝を抜かれるような体験でした。

大変満足いたしました！

降りてみたら思ったより若い船長さんでした。てっきり老練な船長さんかと思ってました。

係員さんがしきりと誉めていましたが、乗客4人も感動の奇岩巡り、洞窟巡りとなり感謝、感謝。

あまりの体験にふらふらと港を離れてしまいました。キャプテンと記念撮影でもしてもらえば良かったのに。

感動のまま、バスの時間まで1時間あるので近くにあった魚屋さんのレストハウスに行きます。

お店の横に簡易な食事処。お客さんが来ると開ける、みたいな気楽な感じ。

お刺身定食に。

ご飯は鮑ご飯。これは作って冷凍しておくのだそうです。

今日はこれしか上がらなかったからとはまちのみのお刺身。

とても美味しかったです。
もずくも！

バスで別府港へ戻ります。途中、黒木神社で下車。

黒木御所跡・碧風館 名所・史跡

西ノ島ふるさと館にも寄りました。

最後にフェリー乗り場近くでソフトクリームを食べて、お土産を買って、西ノ島満喫！

さて、3時台のフェリーに乗船。

日本海は凪。全く波がありませんでした。

島根県松江市美保関町にある七類の港に到着です。島根半島にある港です。

隠岐汽船のフェリーには何度もお世話になりましたー。ありがとう。

米子駅行きのバスが待っています。乗客は3人。

あの旅の初日、美保関に行くバスから見た、境港への橋を渡ります！境水道大橋！やった！な気分。

橋の上から、右は島根県、左は鳥取県。下は川ではなく、境水道と言うらしい。

しかもあの隠岐汽船のフェリーが境港に到着の場合はこの橋の下を通るらしい。へええ。あんな大きな船が。

境港駅を通り過ぎます。聞いてはいましたが、水木しげるさんのふるさと。妖怪がいっぱい。

JR境港駅でもあるけれど境港って言う港でもあるらしい。

鳥取県米子空港です。実は前回の出雲大社への旅はこの空港を利用しましたが、レンタカーでそのまま島根県へ行ってしまいました。

米子鬼太郎空港 (米子空港) 空港

米子駅到着。初めての鳥取県への第一歩です。

本日のお宿は駅から5分くらい。

スーパーホテル米子駅前 宿・ホテル

チェックインはマシンです。

廊下。

まさかの頭の上に2段ベッド。落ち着きませんねえ。それに窓がちっさ。

バスルーム。狭い。

夕食に出かけます。米子駅周辺は、お店の跡地が駐車場になっているところが多々見られ、なかなか寂しい状況になってます。

ずっと新鮮で美味しい海の幸ばかりだったのでイタリアンにしてみました。

バーニャカウダ。

なんだか忘れた。味はちょっと。

とりあえずあまり感じが良くなかったのでここで精算。

しょうがないコンビニでデザートでも買って帰りましょう。
初めての鳥取県だったのに残念な夜になりました。

スーパーホテルなので、天然温泉がウリです。

お風呂はほとんど独り占め。良いお湯でした。

明日がこの旅の最終日になります。
今日は思いもかけない初体験ー洞窟巡りに、驚きと感動とでその他のことは淡々と過ごしてしまいました。

この旅行記へのコメント （2）

• かれんさん 2022/07/21 10:25:07

  Siniさん　おはようございます。

  良い旅をされましたね。知床の事故以来、外海にでる観光船に乗るのは、勇気がいりますね。私も　観光船や遊覧船に乗るのが大好きです。小樽の「青の洞窟」を巡る船に乗りましたが、少し波が荒かったですが、痛快でした。海が凪っていて　良かったですね。今　コロナの第７波とかで、やはり　もう少し旅行に行くのは　避けようと思っています。コロナが収まったら　私も旅行に行きたいです。その時は　また記事を書きますから　良ければ　見てくださいね。この度は「いいね！」をありがとうございました。

  Siniさん からの返信 2022/08/17 19:52:37

  Re: Siniさん　おはようございます。

  かれんさん、こんばんは！
  
  お返事遅くなり失礼しました。
  
  なかなか収まらない陽性者数でも結局はなんの規制もなく夏が終わりそうですね。このまま秋に突入、海外旅行はどうなるのでしょうか？
  
  この洞窟巡りは本当にはらはらドキドキ楽しかったです。全くこんな遊覧船とは思っていなかったのでビックリでした。
  
  次に機会があれば遊覧船にまた乗ってみたいです。小樽の遊覧船も乗ってみたいです。
  
  コメントありがとございます♪
  
  Sini