福井の旅。三国湊散策とサンセットビーチの夕陽。

2022/05/01 - 2022/05/03

今年のGWは福井県の永平寺、大野城、三国湊、恐竜博物館等の有名どころを廻ってきました。福井県には30年前に一回訪れただけなのでほぼ初見の状態だったこともあり、どこの場所も新鮮で、興味深く、十分に福井観光を楽しめました。
二日目の午後は三国湊散策とサンセットビーチの夕陽を楽しみました。三国湊では見たい景色があり少し遠くまでレンタルサイクルを漕いで行って見ました。パンフレットみたいな景色とはいきませんでしがなかなかいい景色でした。

エリア 東尋坊・越前松島・三国(福井)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

二日目の午後は、「三国湊」を散策し、夕方は「三国サンセットビーチ」の夕陽を楽しみました。

「東尋坊」から「三国湊」へ向かいます。無料の公営駐車場に車を置いてまちあるき開始てす。

まずは資料館「マチノクラ」へ寄ってみます。(200円）入り口がわかりにくく、ガラスドアを開けると係りの人が出てきました。ここで「竹下景子が歩く三國湊」ガイダンスムービーを一人で見ることができまた。これを見るとまちあるきが一段と楽しくなります。「三国湊町家館」でレンタルサイクルを借りる事に。これで遠くまで行く事ができました。（まちあるきではなくなってしましたけど）

最初に近くの「旧岸名家」を見学。係りの方が親切に説明して頂けます。対面家からは三味線の音が聞こえとて雰囲気のある場所です。

土間に当時の「笏谷石(しゃくだにいし)」の廊下が家の中を貫いています。石のデコボコが時代を感じさせます。

畳の間の奥に「水琴窟(すいきんくつ)」があります。
水をたらして筒に耳を当てると涼やかな音聞くことができました。耳を当てなくても聞こえればなお嬉しい。

「旧森田銀行本店」残念ながら休館日で中を見学する事は出来せんでしたが、当時の面影を残す貴重な建物であることが分かります。

「三國湊座」の看板がかなり朽ち果てており、字が読めませんね。

「三国祭り」が5月19日から開催との事。

丁度「山車蔵」の扉が開きメンテナンス中の様です。中を覗かして頂きました。

歌舞伎「矢の根」の一幕でしょうか？ビニールが若干邪魔ですが、町を練り歩く姿を見たいものです。

「思案橋」「行こうか戻ろか。迷う男たちの姿が目に浮かぶ」この先には何があったのでしょうか？

「見返り橋」もありました。「思案橋で廓へ行くか悩んで、遊んだあと名残を惜しんで見返えった場所」との事。なるるほどね。結局はいったんだ。

町並み、海の匂い、三国町は思っていた以上にとても素敵な場所です。

元置屋の建物を利用した「料理茶屋 魚志楼 」で食事をします。

国の有形登録文化財の建物の中で食事をするのはとても贅沢です。

「人気なのは？」と聞いてみたら「甘海老天丼が出ていますよ」との事でしたが、お刺身が食べたく「おまかせ丼」(海鮮丼）を注文。

お刺身も新鮮でご飯の量もちょうどよくとても美味しく頂きました。(1760円）

食後はえちぜん鉄道の終着駅「三国港駅」までチャリで急ぎます。

「眼鏡橋」と「えちぜん鉄道」の写真を狙っていましたが残念ながら間に合わず。

煉瓦造りのアーチ橋で、トンネルは一つしかありませんが、名前は「眼鏡橋」。とてもレトロな橋です。

駅舎もとても趣があります。

三国港市場から逃げ出した蟹が屋根に登っていました。越前ガニってこんなに大きいんですね。

「三国湊駅」に近くには海鮮丼、蟹で有名な「お食事処田島」があり大変賑わっていました。

途中「まな板石」を横目に「金鳳寺」へチャリを漕ぎます。

「金鳳寺」は小高い丘に（日和山）にあります。お寺の門には見えません。

山門は石でできており、鐘の周りには石像が並び、どこか中国風の不思議なお寺です。

チャリを飛ばして「みくに龍翔館」が見えるところに行って見ます。

「三国湊のパンフレット」を見てこの景色を見てみたいと思い今回は福井を選びました。観光案内の方に撮影場所を聞き、チャリで向かいます。対岸の「汐見公園」だと思っていましたが、橋を二つ渡ったところとの事。聞いて良かった。

対岸のそれらしいところに着きました。大体こんな景色が見える場所です。

横のビルが大変邪魔です。パンフレットの写真と角度が違うのか？パンフレットはレタッチで削除しているのか？

どの角度からでもビルがなくなる事はないはずなのできっと修正されているんだろうね。

家に帰って自分でできる事はやってみましたが、力及ばず綺麗には消せませんでした。

ここは「酒まんじゅう」が有名。特に「にしさか」の酒まんじゅうが美味しいとの事。

丸い温泉饅頭かと思ってましたが、かなり大きいサイズです。固くなったらに「天ぷら」にするのがいいとの事。ビーチで食べる事にします。

きれいな海が広がる三国サンセットビーチは夕日の沈む水平線として名高い場所です。

九頭竜川側には緩やかな曲線の美しい三国突堤があり、夕陽撮影に最高のロケーションだと思います。

三国突堤を挟んで川と海それぞれの水の色が全然違います。

先ほど買った「酒まんじゅう」をいただきます。ビニールを開けると甘酒の匂いがします。焼印がついた皮も美味しく「酒まんじゅう」を楽しみました。

意外と少なく２名ほどの方がサーフィンやってました。

突堤では多くの釣り人、ビーチではカップルや家族連れがビーチを楽しんでおり、まったりとした時間を過ごせます。

まだ夕陽には時間があるので「三国温泉ゆあぽーと」で待機します。

「三国温泉ゆあぽーと」でお湯に入ると疲れで寝てしまいそうなので、レストランだけでも利用できる事を確認して２Fのレストランへ。

「三国温泉ゆあぽーと」のテラスから眺めるビーチは全体が見渡せるので、夕日鑑賞にはここでもいいかもしれません。

だんだん日が沈んできたので「三国温泉ゆあぽーと」を出てビーチへ方面へ。

周りが黄金色に染まってきました。

あたり一面オレンジに染まり水平線しずむ夕日はとてもきれいな景色です。

突堤をシルエットに夕陽がとても美しく感動です。

もう少しで太陽が沈んでしまいます。

マジックアワーの時間ですが、昨日入店を断念した「ヨーロッパ軒」に行きたいので福井市に戻ります。（ヨーロッパ軒は20:00で閉店）ビーチを後に福井市に戻ります。

何とか間に合いました。19:45分頃に「ヨーロッパ軒」到着。3名しか並んでおらず本日は並びます。

やっぱり「名物ソースカツ丼」ですね。

評判通り肉が柔らかくソースもさっぱり。結構がっつり系でしたが食べきりました。美味しかったです。