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永平寺から福井市内に戻り、帰宅するまでの短い時間ですが、<br />福井駅周辺を再度散策しました。<br />

福井旅行2020⑧(福井駅周辺散策・福井市:福井城、養浩館庭園、福井市立郷土歴史博物館)

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2020/10/27 - 2020/10/29

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旅行記グループ 福井訪問

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赤い彗星

赤い彗星さん

この旅行記のスケジュール

2020/10/27

この旅行記スケジュールを元に

永平寺から福井市内に戻り、帰宅するまでの短い時間ですが、
福井駅周辺を再度散策しました。

旅行の満足度
3.5

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  • 福井駅のすぐそばにある福井城址。<br />現在まで残っている遺構は、本丸跡の石垣と本丸を囲む堀だけで、<br />本丸跡には、福井県庁が建っています。<br />城跡は、学校や自治体施設として使用されている事が多いですね。

    福井駅のすぐそばにある福井城址。
    現在まで残っている遺構は、本丸跡の石垣と本丸を囲む堀だけで、
    本丸跡には、福井県庁が建っています。
    城跡は、学校や自治体施設として使用されている事が多いですね。

  • 本丸跡には、福井藩初代藩主:結城秀康公の石像が建てられています。<br />徳川家康の次男で、豊臣家に人質を兼ねた養子に出され、豊臣家の跡継ぎが生まれた際には、結城家の養子になった知勇兼備の武将と伝わっています。

    本丸跡には、福井藩初代藩主:結城秀康公の石像が建てられています。
    徳川家康の次男で、豊臣家に人質を兼ねた養子に出され、豊臣家の跡継ぎが生まれた際には、結城家の養子になった知勇兼備の武将と伝わっています。

  • 江戸時代初期の福井城の本丸復元図。<br />巨大な天守や本丸御殿を備えた、立派な城郭だったようです。

    江戸時代初期の福井城の本丸復元図。
    巨大な天守や本丸御殿を備えた、立派な城郭だったようです。

    福井城址 名所・史跡

    福井駅のすぐ近くにある城跡 by 赤い彗星さん
  • 福井城天守の図面です。<br />結城秀康により、4層5階の30Mの高さを誇る天守が建てられていました。<br />柴田勝家の建てた北ノ庄城にも、5階とも7階とも云われる巨大天守が建っていたと伝わっていますし、一度見てみたかったですね。

    福井城天守の図面です。
    結城秀康により、4層5階の30Mの高さを誇る天守が建てられていました。
    柴田勝家の建てた北ノ庄城にも、5階とも7階とも云われる巨大天守が建っていたと伝わっていますし、一度見てみたかったですね。

  • 現在は建物は残っていませんが、天守台や石垣が残されています。

    現在は建物は残っていませんが、天守台や石垣が残されています。

  • 昭和23年に起きた福井震災で崩れた天守台の石垣が、そのまま残されています。<br />天守台だけではなく、本丸の石垣も至る所で崩れたそうです。<br />天守が残っていたとしても、震災で倒壊してしまった可能性が高いですね。

    昭和23年に起きた福井震災で崩れた天守台の石垣が、そのまま残されています。
    天守台だけではなく、本丸の石垣も至る所で崩れたそうです。
    天守が残っていたとしても、震災で倒壊してしまった可能性が高いですね。

  • 福井城天守台に残る井戸、福の井。<br />北ノ庄城時代から使用されていた由緒ある井戸のようです。<br />福井震災で井戸枠が歪んだために、発掘調査を行ったうえで復元整備されました。

    福井城天守台に残る井戸、福の井。
    北ノ庄城時代から使用されていた由緒ある井戸のようです。
    福井震災で井戸枠が歪んだために、発掘調査を行ったうえで復元整備されました。

  • 天守台から見える御廊下橋の方面に向かってみます。

    天守台から見える御廊下橋の方面に向かってみます。

  • 天守台横に復原された山里口御門。<br />かつて本丸西にあった二ノ丸が、山里丸と呼ばれていたために、山里口御門と名付けられた櫓門です。寛文9年(1669)の大火で、天守と共に焼け落ちてしまいましたが、その後門は再建されました。<br />櫓部分は入場可能で、山里口御門の復原に関する説明版などが展示されています。

    天守台横に復原された山里口御門。
    かつて本丸西にあった二ノ丸が、山里丸と呼ばれていたために、山里口御門と名付けられた櫓門です。寛文9年(1669)の大火で、天守と共に焼け落ちてしまいましたが、その後門は再建されました。
    櫓部分は入場可能で、山里口御門の復原に関する説明版などが展示されています。

  • 門を通り過ぎて御廊下橋方面に向かうと、枡形の配置になっています。

    門を通り過ぎて御廊下橋方面に向かうと、枡形の配置になっています。

  • 平成20年に復原された御廊下橋。<br />明治期に撮影された写真を基に、忠実に復元されたそうです。

    平成20年に復原された御廊下橋。
    明治期に撮影された写真を基に、忠実に復元されたそうです。

  • 旧二ノ丸方面から眺めた本丸跡。<br />本丸跡には、県庁舎や県警本部などが建てられています。

    旧二ノ丸方面から眺めた本丸跡。
    本丸跡には、県庁舎や県警本部などが建てられています。

  • 福井市立郷土博物館前に建っている松平春嶽像。<br />福井藩16代藩主として、幕末の四賢候の一人に挙げられ、動乱の時代に見識の高さを知られていた君主でした。

    福井市立郷土博物館前に建っている松平春嶽像。
    福井藩16代藩主として、幕末の四賢候の一人に挙げられ、動乱の時代に見識の高さを知られていた君主でした。

  • 福井藩主松平家の別邸であった養浩館庭園に到着。<br />庭園への入場口は、東口と西口がありますが、今回は西門入口からの入園です。

    福井藩主松平家の別邸であった養浩館庭園に到着。
    庭園への入場口は、東口と西口がありますが、今回は西門入口からの入園です。

    名勝 養浩館庭園 名所・史跡

    福井藩主松平家の別邸跡の庭園 by 赤い彗星さん
  • 養浩館庭園は、大きな池と数寄屋造りの屋敷を中心に作庭された回遊式林泉庭園です。庭園の建物は戦争により焼失しましたが、昭和後半から、発掘調査や戦前の古写真を基に整備され、平成5年に復原が完了し、一般公開されました。

    養浩館庭園は、大きな池と数寄屋造りの屋敷を中心に作庭された回遊式林泉庭園です。庭園の建物は戦争により焼失しましたが、昭和後半から、発掘調査や戦前の古写真を基に整備され、平成5年に復原が完了し、一般公開されました。

  • 庭園に入場してから、急速に日が落ちてきました。<br />通路にも明かりが灯っています。

    庭園に入場してから、急速に日が落ちてきました。
    通路にも明かりが灯っています。

  • 養浩館庭園は、大きな池に屋敷が接地しています。<br />この角度から見ると、湖上に建てられた建物のように見えます。

    養浩館庭園は、大きな池に屋敷が接地しています。
    この角度から見ると、湖上に建てられた建物のように見えます。

  • 屋敷入口は、東門入口近くにあるので西門入口から入園すると、庭園を横断するように反対側に向かって歩いて行く必要があります。

    屋敷入口は、東門入口近くにあるので西門入口から入園すると、庭園を横断するように反対側に向かって歩いて行く必要があります。

  • 屋敷に到着。色付いた紅葉も風情があっていいですね。

    屋敷に到着。色付いた紅葉も風情があっていいですね。

  • 中庭を突っ切って御座ノ間に直接向かう事も出来そうですが、きちんと玄関から座敷に向かうことにします。

    中庭を突っ切って御座ノ間に直接向かう事も出来そうですが、きちんと玄関から座敷に向かうことにします。

  • お茶屋入口。<br />大きな玄関で靴を脱いで、座敷に上がります。

    お茶屋入口。
    大きな玄関で靴を脱いで、座敷に上がります。

  • 一見、板の間の部屋のように思えますが、ここは湯殿と座敷を繋ぐための廊下の扱いのようです。<br />

    一見、板の間の部屋のように思えますが、ここは湯殿と座敷を繋ぐための廊下の扱いのようです。

  • 御湯殿と名付けられた建物内の右隅の小さな個室はお風呂です。<br />湯に漬かる湯船は無く、蒸し風呂の浴室です。

    御湯殿と名付けられた建物内の右隅の小さな個室はお風呂です。
    湯に漬かる湯船は無く、蒸し風呂の浴室です。

  • 養浩館庭園の屋敷同様、他の大名屋敷の蒸し風呂浴室も、<br />普通に居間に設置されたりしているのを見かけます。<br />湯船のお風呂や厠は、屋敷の隅に位置しているのがほとんどですが、<br />蒸し風呂に入った後、水浴びをしたりはしなかったのかな。

    養浩館庭園の屋敷同様、他の大名屋敷の蒸し風呂浴室も、
    普通に居間に設置されたりしているのを見かけます。
    湯船のお風呂や厠は、屋敷の隅に位置しているのがほとんどですが、
    蒸し風呂に入った後、水浴びをしたりはしなかったのかな。

  • 屋敷から眺めた大きな池。<br />藩主も日常の責務から離れて、寛いで過ごせたでしょうね。

    屋敷から眺めた大きな池。
    藩主も日常の責務から離れて、寛いで過ごせたでしょうね。

  • 廊下から眺めた御座ノ間。

    廊下から眺めた御座ノ間。

  • 座敷全体は、各部屋が横に連なるように建てられています。<br />色々な角度で、どの部屋からも庭を眺める事が出来るように設計されているようです。

    座敷全体は、各部屋が横に連なるように建てられています。
    色々な角度で、どの部屋からも庭を眺める事が出来るように設計されているようです。

  • 御座ノ間は、複数の部屋で構成されています。<br />襖を開けているとかなりの広さを感じます。

    御座ノ間は、複数の部屋で構成されています。
    襖を開けているとかなりの広さを感じます。

  • 板戸に描かれた雄鶏。

    板戸に描かれた雄鶏。

  • すっかり日も落ちて、西門入口方面への通路は、淡い明かりで照らされています。

    すっかり日も落ちて、西門入口方面への通路は、淡い明かりで照らされています。

  • 屋根は杮葺、約10万枚のスギの杮板で葺かれているそうです。

    屋根は杮葺、約10万枚のスギの杮板で葺かれているそうです。

  • 福井市立郷土歴史博物館横に復原された福井城舎人門遺構。<br />福井城の外堀に設けられていた門で、発掘調査により確認された石垣や土居と共に復原されました。

    福井市立郷土歴史博物館横に復原された福井城舎人門遺構。
    福井城の外堀に設けられていた門で、発掘調査により確認された石垣や土居と共に復原されました。

  • 福井城舎人門遺構と月。

    福井城舎人門遺構と月。

  • 福井市立郷土歴史博物館。<br />冬場を除けば、19時まで開いている施設です。<br />今回旅行するまで知らなかった、昭和23年の福井震災に関する展示もあります。

    福井市立郷土歴史博物館。
    冬場を除けば、19時まで開いている施設です。
    今回旅行するまで知らなかった、昭和23年の福井震災に関する展示もあります。

    福井市立郷土歴史博物館 美術館・博物館

    福井の歴史がたっぷり詰まった博物館 by 赤い彗星さん
  • 福井県の古墳から発掘された古代の石棺。<br />博物館内は、所々撮影可能なスポットがあります。

    福井県の古墳から発掘された古代の石棺。
    博物館内は、所々撮影可能なスポットがあります。

  • 江戸時代に架けられた九十九橋の模型。<br />石材と木材が使用されていました。

    江戸時代に架けられた九十九橋の模型。
    石材と木材が使用されていました。

  • 江戸時代初期の福井城の模型。<br />福井市立郷土歴史博物館をもって、今回の福井旅行は終了。

    江戸時代初期の福井城の模型。
    福井市立郷土歴史博物館をもって、今回の福井旅行は終了。

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