フルムーングリーンパス1都9県早回りもいよいよ3日目<br /><br />この日は中国山中を超えて初めての鳥取県（米子）、島根県（出雲）に。

フルムーングリーンパス1都9県早回り　4

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2022/02/23 - 2022/02/27

1167位(同エリア2171件中)

エリア

出雲市(島根)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

グルメ: 4.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: タクシー新幹線 JR特急私鉄

旅行の手配内容: 個別手配

旅も3日目がスタート
「さくら540号新大阪行き」8:11発岡山8:54到着。
この旅二度目の岡山で乗り換えは「やくも」
「やくも5号」9:05で一路米子を目指します。

車窓を眺めているといつの間にか分水嶺を超えて鳥取県に。
車内放送では大山の案内がありますが雪雲に煙って残念ながらあまりよく見えませんでした。
中国山中を高梁川の上流に向かってぐねぐねと進む「やくも」
先頭のグリーン車にはほかに1名だけ。JR西のジレンマにも思い至りますね。
しかしこの伯備線、ひとの営みと言うのがひしひしと感じられますね。
総社、高梁、津山と来ていよいよ山間部は雪です。

写真は反対の「やくも」との交換。
「やくも5号」米子11:17定刻到着。
ホームには境港線の鬼太郎列車。これは砂かけ婆。
初めての鳥取県に脚を踏み入れこちらでも昼食を。

地方都市にありがちな活気に欠ける街を歩きながら目指す店に向かいます。
ランチは駅から徒歩で15分ほどの旧市街地で営業されている鶏料理の店「さんぽう」さん。
名物と聞いたドライカレーの小サイズを頂きました。

玉子チャーハンに甘みの強いスパイシーな鳥そぼろのようなものが乗っています。
生野菜サラダに胸肉のから揚げが付いて￥1Ｋ強。

まぁ確かにオリジナリティは感じられる料理ですかね。
米子では米子城址を遠くに望み、さびれたシャッター商店街を歩いて駅に戻りました。
続いて「スーパーまつかぜ5号」米子12:41発
気動車の2両編成！この車両もグリーン車の設定がないので普通の指定席で車窓に流れる中の海、宍道湖を眺めているうちにいよいよ出雲市13:27定刻に到着。
（ちなみにこの車両は在来線です）
出雲市駅でコインロッカーに荷物を預けてタクシーで出雲大社に向かいます。
帰路は一畑電車狙いなので実質2時間強の散策。
一度は来てみたかった出雲大社。
コロナ禍の平日ということもあり観光客は極めて少なく落ち着いてゆっくりと散策できました。
神社を一巡した後、近くにある歴史博物館に。

古代の出雲大社にはいろいろな説があり、この写真のものが有名ですが実は…この説以外にも主に3つほどああるのですね。

見てくれは最大級のこの写真のものが有名ですが、実際はもう少し小さいものが現実的だったのではなかろうか、などと思いました。この模型の右隣りに複数の説が採り上げられています。
島根県は銅鐸と銅剣の宝庫。
国宝とされる出土品が大量に展示されているのは圧巻。
博物館マニアとしては垂涎の展示物でした。こんなにひとが少ない中でゆっくり観れるなんてまさに眼福です。

こちらは社殿前で発掘された古代の柱の遺構。実物だそうです。
凄いなぁ。
さて出雲大社での時間もあっという間に。
歩いて一畑電車の出雲大社前駅に戻ります。
この電車もICカードは使えず。切符を購入しましたが10キロ足らずで￥500にはちょっとビックリ。
ローカル私鉄の経営を考えると仕方がないんでしょうね。

ちなみにこの車両は何となく見覚えがあるような気がしましたが京王線の旧5000系とのこと。
当時とはカラーリングが異なっていますが多分学生時代の通学に使用していた車両のはず。懐かしい。
さて、17時前に出雲市駅に戻ってきました。
実は…この旅のハイライトのひとつ。サンライズ出雲18:51乗車。
その前に…駅の南側にある駅前温泉「らんぷの湯」でひとっ風呂。
￥700くらいだったかな。
タオルは別途購入。露天風呂もある小さなスーパー銭湯みたいな感じ。サウナは超高温でビビりました。サンライズ車中にもシャワーがありますが乗車前にこちらで入浴できるのは我ながらナイスプレーだったかと。
温泉の泉質は結構よかったけど設備的にはまぁ価格相応に簡素ですかね。

できればタオルは用意して伺った方が良いかと思われました。
温泉をサクっと切り上げて乗車前に軽く腹ごしらえ。
折角ですから「献上そば　羽根屋本店」で名物出雲そばの割子そばをずずっと頂きました。
もちもちした手打ちそば。風味豊かで美味しいですね。
駅のコンビニで夜食、ツマミ、酒を買い込んでいよいよホームに。
入線は発車5分前くらいともったいぶって登場。
キターーーーーー！！
今回は執念の10時打ちでサンライズツインをゲット！
ベッドはそこそこ硬いけどそんなの関係なくもう興奮ですね。
枕元に酒を並べ、真っ暗な車窓を眺めラウンジでPCを操作したりと過行く時間を惜しみながら楽しみました。
ちなみに酒はクラフト地ビールと「天穏」のカップ酒しまねっこバージョン。幸せ過ぎる。

中国山中の揺れに身を任せ、倉敷辺りで入眠。
岡山での接続の揺れを感じ、0時過ぎの大阪でトイレ。

気付けば5時過ぎの静岡駅でした。
さて、4日目。東京に戻ってきましたよ。