フルムーングリーンパス1都9県早回り　7

2022/02/23 - 2022/02/27

５日間のフルムーングリーンパスもいよいよ最終日。
金沢を巡って漸く帰路につきました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

慣れない巨大なベッドで目覚めると外は雨の荒天。
日課のジョグに出ようかと装備の上フロントまで行くと「雨ですよ、傘をお貸しします」とのことで雨の中、近くのJR高山線笹津駅まで散歩してみました。
高山線はほぼ1.5時間に1本程度の運行、各停は途中の猪谷までなんですね。

ここでも鉄分をしっかり補給して、人っ子一人見当たらない田舎道を戻ります。

朝食。ホテル内「和」の食事処「樂味」にて。

土鍋で炊いたご飯が美味しい。
昆布締めの白エビの甘みに刮目。

ラウンジから神通川を望みます。

このラウンジではコーヒー、ソフトドリンクが無料。
哀しいかな私にはその価値がまったくわかりませんでしたが、重厚なオーディオが設置されており前の晩は村治佳織のアルバム、この日の朝はバッハのチェロ組曲がこの空間に流れていました。

これがダム全景。
言われなければわからない。

こちらは本来ならバー、なんですけどまん防期間中という事もあり営業休止中でした。

こうして館内をぐるぐる巡ることができるのですがホテルの至る所に絵画やアートが展示されておりそういう感覚に包み込まれている感がハンパありません。俗な感想で申し訳ないスが…

さて11時チェックアウトまでのんびりと過ごさせていただき富山駅に戻ります。
11:30発のホテルのバスで富山駅まで送っていただきいよいよ金沢に
「かがやき509号」富山12:32発、金沢12:51到着

丁度お昼の時間帯でもあったので富山駅で笹寿司を購入して車内で頂きます。食べ終わるとほぼ同時に金沢到着と慌ただしい事この上なく。

ちなみにこのかがやきのグリーン車で思わずハッと二度見してしまう有名人が乗車されていました。
へー。

金沢自体はほぼ5年ぶり２回目。
金沢駅で荷物をコインロッカーに預けましたが、この駅はコインロッカーが遠くて何となく観光客にあまり親切ではない印象。
北電バスもICカード使えないし現金払いで兼六園に。

日曜なのにひともまばらでした。
本当に人が少ない。賑わい過ぎもいかがなもの、ですが日曜に空いているってのもある意味心配です。
この庭園は以前同様、丁寧にメンテナンスされていて気分が良い。
所謂「雪つり」も実用を兼ねて見られたのは良かった。

園内のお茶屋さんで抹茶で一服。

本来なら入れないくらい混雑しているものと思われますが、園内お茶屋さんもこの通りです。

兼六園を巡り、金沢城を通り抜けてまだ行ったことのなかった「ひがし茶屋街」まで足を伸ばします。

そしてここからさらに徒歩で駅まで。とにかく歩け歩けの５日間でした。

最後の新幹線は「かがやき512号」金沢発16:48

もうやけくそ？で思い切ってグランクラスを別途料金でブッキングしました。(笑)
金沢から大宮まで乗車料金だけはフルムーンパス、グリーン車料金とグランクラス料金は＠￥20K弱は別途。

グランクラスも５年前に金沢からの帰路で使って以来二度目。
席数も少ないからか意外と混雑しており８割方は埋まっていましたね。
しかし快適、２時間少々ってのがチトもったいなかったかな。なんて貧乏性な。(笑)

プレモルにちらし寿司とちょっとした軽食。
これは分とく山の野崎氏監修とされてました。

旅の最後はオールドパーのミニチュアボトルでハイボール。

疲れたけど楽しい5日間。


ちなみに最後に定量的な記録を。
JR行程だけで約5170キロ
新幹線は延べ９回乗車（ひかり×2、さくら×3、こだま×1、はくたか×1、かがやき×2）
サンライズ出雲×1、しらさぎ×2、やくも×1、スーパーまつかぜ×1
定価料金は恐らく約34万円。約4倍以上乗りまくった計算。
また、事前情報通りにダイヤが乱れたりすると手数料などナシで即発券し直しできるのでこれも旅程をフレキシブルに変更できるので便利でした。
冬は遅れがちとも聞くサンダーバード、しらさぎを利用する際は抑えておいた方が良いかも。

眺めた城は岡山、鹿児島（鶴丸）、広島、米子、福井、富山、金沢
利用した地方交通機関は岡山市電（1.8キロ）、鹿児島市電（2.2キロ）、桜島フェリー、広電（2.6キロ）、広電バス、一畑電車（13.2キロ）、富山地鉄（1.7キロ）、北鉄バス
初めて足を踏み入れた県が岡山、鹿児島、山口、広島、鳥取、島根、福井、富山。
これで残す未踏県は徳島県だけ、となりました。まさしく、リーチ！

グリーン車の価格改定も囁かれている昨今、この超絶お得キップがいつまでも続くことを祈っています。(笑)