水着持参も暖房ON★マイルで行く2度目の西表島は雨でも登る・走る・牛を見る〈第3日目 カンピレーの滝〉

2022/02/21 - 2022/02/21

夜中ずっと降っていた雨が止みません。宿のレンタサイクルで出かけようと思っていましたが、待機を余儀無くされていました。もうすぐ10時になっちゃうし、これ以上遅くなると浦内川自然研究路が歩けなくなっちゃうモンで、仕方無いからバスで行こうと意を決して外へ出てみると、走れなくはない程度の降りに(この辺り、普段Uberやってて急な雨に当たる事も結構有ったので)。眼鏡さえ曇らなければ濡れるのは構いません。GUで3990円(＋税)で手に入れたマルチブロックマウンテンパーカーが優れモノって判ってたしね☆
って事で急遽出発♪
浦内川ジャングルクルーズは前回来島1週間前に連絡して運航時刻を確認し(「バスで来るなら10時の便はギリだから、途中からでも電話してくれたら待つよ」とさえ言ってくれて)たのに、行ってみたら2月中は休業となっていてショックを受けた所です。今回はそのリベンジとなりました。

因みに表紙の写真はマリュドゥの滝です。カンピレーの滝では有りません。紛らわしくて申し訳無し_(._.)_

エリア 西表島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝御飯、今朝は洋食バージョン♪完食☆

シーアップル 宿・ホテル

雨は気にならない程度に弱まってます。出て来て正解☆
そう言えば、石垣牛って元々は西表島の牛だったんだよね。
で、タイトルを当初の「食べる」から「牛を見る」に変更したのは、これから作成する分も含め、各旅行記に必ず牛が写ってるからです。全く意識しては居なかったのですがw

目が合いました。
チャリを道路脇に停めて写真撮ってたら、バイクのオジｨサンが停まって、「何処から来た？」なんて話になって、「気をつけて走りなよ」って言ってもらえました

浦内川ジャングルクルーズ♪
今日からまん防解除になったので、11時の便が運航し始めました

その11時発の便にはPHOを含め3人のお客さんが乗りました。皆、長靴を借りて履いてます。滝へのルートはかなり泥濘んでるそうで、トレッキングシューズもドロドロになっちゃいますよ、と。
船長さんはちょっと見、大迫傑選手(現役復帰するからこう呼んで良いよね)に似てました

浦内川観光 乗り物

オヒルギ
日本のマングローブと呼ばれる植物の中では最も背が高くなるのです、だから「雄」蛭木

ヤエヤマヒルギ
幹の根本近くから周囲に向かって、多数の弓なりの形状の呼吸根を伸ばしてるので、ちょっと見タコノキ類にも見えます

岩が見えると、ついついシャッター押しちゃいます。岩の上に生えているのは琉球松、沖縄県の県木です

浦内川の川幅は広く、流れも緩やかです

浦内川 自然・景勝地

船の終点付近はこんな感じ(手前左側に船着き場が在ります)。30分で到着しました。急に表情が変わって、確かにこれ以上先へは進めませんね。

滝までは一本道で、片道約1時間との事でした。
船を降りる際に、帰りの便について尋ねられました。次の迎えの便は13時(1時間半しか無い)、その次が最終で14時30分(3時間も有る)です。う～ん、どっちも半端じゃね？
一緒に乗り合わせた男性2人は13時と答えましたが、PHOは焦りたくなかったので遅い方にしました。早く戻って来られたら、その時は乗せてもらえるとの事でした(それなら遅い方にしとくのが正確。逆だと心配されちゃうのかな)

生命力と言うか、躍動感と言うか、友達になりたい木。だから西表島って病みつきになるのです

モダマ凄いです、笑っちゃいます

こちらは芸術的ですら有るかと

マリュドゥの滝は沖縄県で唯一日本の滝100選に含まれてます。もっと在っても良いのにね

展望台からのマリュドゥの滝

マリユドゥの滝 自然・景勝地

此処が展望台って、これ以上近くに寄れないのかな？
このコースを歩く事はずっと考えてたのに、何も調べてませんでした

マリュドゥの滝
河原に下りるのは禁止。階段壊れてます。
「マリユドゥ」とは「円い淀み」という意味で、滝壺が丸いのも特徴だそうです

下流に対して90度。
3段に分かれて流れ落ちており、幅20ｍ、高さ16ｍの豪壮な滝です

カンピレーの滝
移動して来ました。
「何かアクシデントが有っても携帯圏外ですから」と脅されて(？)た事も有り、やや慎重に歩いて来たモンで、13時の便には乗らない事は決定。その便で帰る男性2人とはそれぞれこの滝の手前ですれ違いました

カンピレーの滝 自然・景勝地

此処も直角に曲がって流れてます。
「カンピレー」とは「神の座」を意味し、神々の集う聖地として西表で最も聖なる場所とされています

雨が続いているせいか、河原の岩には苔が生えてて、かなり滑りやすくなってました。より慎重に流れのそばへ(行くなよ!!)

ちょっとだけ足を踏み入れてみます。カンビラーの滝までは、小さいながらも流れを渡ったり(危うく長靴の中に水が入りそうになる深さ)、一本道とは言われていても遊歩道ではなく崖沿いを歩くような山道だったり、案内も全く無くて不安になったり、意外と大変でした

見た目ちょっと渦潮っぽい♪ほとんど平らな岩の上を流れています

こういう削れ方LOVE☆ポットホールいっぱいです

このくらい引いて見ると、段差はさほど無いものの滝的な流れが約200ｍって言うのがホントだと判ります。
お天気が良ければ岩畳に腰を下ろしてひと休みしたいところですが、結局3時間歩き続ける事となったのでした(その後サイクリング）

名残惜しいですが、またゆっくり戻ります(出て来た道を探すのにちょっとだけ戸惑いました、ジャングルなんだもん)

西表島って縦断出来るの！

帰り道にもあちこちに小さな滝

名前の無い滝
充分綺麗です

いつも楽しませてくれるモダマ

ブランコにもなります♪

オキナワウラジロガシ
往きにも撮った木を洞(？)が良く見える別の角度から

船着き場到着!!
船が来るまで15分有りますが、座る所も雨を凌げる所も在りません。

帰りの船も往きと同じ船長さんでした。最終便なので、此処まで乗って来たお客さんはトイレにだけ行って、また戻って来ました。それだけじゃ勿体無いよね。
この時に一緒に乗り合わせたのが同じ宿に泊まっていた方で、PHOより後の便で来たのに、物凄く早く往復して来たのでビックリ

浦内川観光 乗り物

黒い塊は蟻の巣だそうです

緩やかに弧を描いて進む船。
空いてて申し訳無いくらいですが運航しててくれて良かったです☆

オヒルギ？

支流の宇多良川
この先に前回訪れた宇多良炭鉱跡が在ります。
その時の旅行記がこちらです　https://4travel.jp/travelogue/11678551

洗船してる船長さん、お疲れ様でした。
PHOはこの後チャリを走らせます♪

浦内川 自然・景勝地

この旅行記へのコメント （2）

• 琉球熱さん 2022/03/14 12:10:46

  泥濘行軍

  PHOさん、こんにちは
  
  あんなに水量の多いマリュドゥ・カンピレーは見たことがありません
  雨の後はてき面ですね
  滝への道も相当なぬかるみだったと思います
  靴もドロドロだったのでは？
  
  ---------琉球熱--------
  

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2022/03/14 13:34:33

  Re: 泥濘行軍

  やっぱりねぇ。だから滝で水遊びなんて出来るところは何処も無かったのでした★
  借りた長靴ですら、途中の小川の深さに危うく潜りそうになったし、ドロドロは返す時に洗い場へ持ってったくらいでした。自分の靴じゃなくて良かったです。
  琉球熱様が見た事無いほどって、逆に凄いかと(*^^*)
  だけど楽しいんですよね、そういうのも。ドキドキワクワクの連続って、なかなか国内では味わえないので、ハマる理由だと思います☆