2021年 冬の帰省...の前にまたまた九州に寄り道 Vol.3 ☆ USAから昭和の町まで...大分県はユニークな見どころ満載!

2021/12/23 - 2022/01/04

九州を横断し、熊本の阿蘇経由で大分にやって来ました。

大分県をただ通過するだけじゃなくて、ちゃんと宿泊して訪れるのは4年ぶりです!　前回とは旅程はかぶらず、今回初めて訪れるところばかりで計画段階から楽しかったです!　

狭い日本列島、47都道府県制覇しても、まだまだ訪れたことのない街は後から後からどんどん出てくる!　

コロナ禍で2020年から海外旅行お預けになって、最初はかなり悲しかったけれど、こんな事でも起こらなければ、日本国内をここまで細かく観光で訪れることはなかっただろうな…って思うと、日本の新たな魅力を知ることも出来たし、どこに行くにも日本国内旅行は言葉も通じるし、公共交通機関は時間通りに運行されるし、食べ物は美味しいし、快適さに慣れ過ぎてしまって…。

コロナ禍で海外旅行に行くのも、ようやく最近ハードルが低くなり始めましたけど、私はまだちょっと様子見かな…。　国によっては物価が上がり過ぎて、話を聞いてると、"海外旅行"は金持ちの道楽になりつつあるのか?!って時々感じることもあります…。　4トラの皆さんはどうなんでしょうか。

話はちょっとズレましたが、大分編は2つに分けてUPします。　年末に実家に帰省する前にまだまだ遊ぶぞ～!

エリア 宇佐・豊後高田(大分)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/25(土)、宮地駅から、九州横断特急に乗って、大分の別府駅にようやく到着!　
2時間の列車旅でした。

九州横断特急 乗り物

この日からの2泊は、別府駅から徒歩5分ほどの場所に建つ、アマネクイン別府に宿泊します。　すぐお隣(というか、同じ敷地内)に建つ、"アマネク別府ゆらり"と並んで、12/4にグランドオープンしたばかりのホテルです。　勿論、アマネク別府ゆらりのほうに泊まりたかったけれど、元から設定がラグジュアリーホテルというのと、年末年始で設定も高く、完全に予算オーバーだったので、アマネクイン別府の方を選びました。　

今月グランドオープンした割には、外観は随分地味な感じだな…と思いましたけど、館内は至るところがコンクリートの打ちっぱなしでオシャレでスタイリッシュな感じ。

館内MAPも、コンクリの打ちっぱなしのところに、直で書かれてる。

新しいホテルってやっぱり良いね～!って思ったのは、ココまで!　
ここからは違和感が・・・。

チェックイン手続き後、エレベーターに乗ったのですが…、ん?　このエレベーター古くない?　ボタンの感じが、新しい建物に設置されたエレベーターではナイよね…。

お部屋は狭いながらもまぁ、セミダブルのお部屋なので、こんなもんか…って感じでした。

アマネクイン別府 宿・ホテル

あー、このホテルやっぱり新しいわけじゃなくて古いホテルをリノベーション・リブランドオープンしたのか!っていうのが決定的だったのは、バスルームの扉のドアノブと、何だかビミョーに暗いユニットバスでした。　やられた～!

別府にお住まいの方や昔から何度も訪れている方は勿論ご存知だとは思いますが、アマネク別府のホームページには「2021年12月4日グランドオープン!」というのしか謳っておらず、アマネクイン別府の方も、ホテルの情報はオシャレな絵で載っていただけで写真はなかったので、既存ホテルのリノベーションかどうかは分からなかったんですよね。　

まぁ、建物は古いですけど、全てがシステムで繋がってて、コインランドリーの使用状況、お隣のアマネク別府ゆらりの大浴場の混雑状況が部屋の中で知れるのはめっちゃ便利でした。　アマネクイン別府の方に宿泊していても、ゆらりの大浴場を使えるのはめっちゃ嬉しい!　真冬だと、1度は外に出てからゆらりに移動しないとならないのは寒いけれど、目の前だし!

準備して大浴場へ～。

やっぱり、こちらのアマネク別府ゆらりのほうは外観からして格が違う感じ(笑)。

オシャレかっ！！！

ちなみに、グランドオープンしてすぐの年末年始のお休みだったから、かなり混み合っていたようで、大浴場に向かうエレベーターが超混み合ってて、15分くらい待ちました。　新しい施設だし、これはしょうがないのかな。

アマネク別府 ゆらり 宿・ホテル

この日は花火を楽しめますよ!とチェックイン手続きに教えて頂いたのですが、時間的にちょうどアマネク別府ゆらりの大浴場のある階に到着したときに打ちあがりました!　建物の中から撮った割にはまぁまぁちゃんと撮れたと思うのですが…。

大浴場で温まった後は、夕食タイム♪

宮地で買った、阿蘇はなびしの、あか牛 牛かつ重、美味しかったです!

阿蘇 はなびし グルメ・レストラン

一人でメリークリスマス☆　真冬ということもあり、朝博多で買ったタルトも原形を留めたまま別府まで運ぶことが出来ました。

果実工房 新SUN 博多阪急店 グルメ・レストラン

12/26(日)。　おはようございます!　

別府駅前の油屋熊八さんはサンタクロースの衣装にお着換えしててかわいかったです!

油屋熊八像 名所・史跡

今日も、みんなの九州きっぷ大活躍です!　

この日は、まず最初に別府大学駅まで移動します。

別府大学駅 駅

徒歩20分弱で、最初の目的地の大分香りの博物館に到着!

香水に特化した、かなりマニアックな博物館なので、空いてるかな?なんて思って行ったのですが、駐車場はほぼ満車でビックリ!　実はここ、調香体験工房でオリジナルの香水作りを体験できるようで、それが大人気のようです!　年末の週末という事もあり、この日も満席でした。　私はその体験は興味なかったので問題ナイんですけど。

1Fの香りファクトリーから見学スタート!

コロナ禍で、実際に鼻を近づけての色々な香水の試嗅が出来なくなってしまってますが、それでも館内に漂う、結構強めな香り…。

来館の記念に頂いたポストカードも、ここをオシャレに撮影した写真でした。

香りがどのように作られて、調合されているかなどを紹介するコーナーがこのすぐ横にあったのですが、写真撮ってなかったです^^;

色々な国の、膨大な量の香水コレクションを一堂に展示しているスペース。

やはり、ヨーロッパが多いです。

大分香りの博物館 美術館・博物館

左上: ダン ラニュイ (この博物館のパンフレットの表紙に載ってた香水)
右上: 有名なシャネルの5番
右下: Calvin KleinのCK-one　流行ったよねー!
左下: Nina Ricciのレールデュタン オーデトワレ(海外旅行に行った時に免税店で買ったことあります。

香水とかって殆ど興味ないですけど、若い頃はそれなりに流行りのオードトワレとか使ってみたり、海外旅行に行った時に免税店で買ったことは何度かあります。

今は、柔軟剤の香りで十分ですけどね(笑)。

香水が、古代エジプトから存在したなんて!　当時の王族や貴族たちは、見た目のオシャレ以外に、香料と花を使っての、香りの装いも凝らしていたようです。　

香りに関する歴史を紹介したコーナー。　こちらはロココ時代の貴族の部屋を再現してます。

もっとサラっと見学して終わりかな?って思ってたのですが、想像以上に興味深い展示が多く、香水に関して色々と知ることが出来てなかなか楽しかったです。

別府大学駅に戻って来ました。

別府大学駅 駅

別府駅のえきマチ1丁目別府 BIS南館1Fに入っている、なつま屋のとり天を久しぶり(4年ぶり)に食べたくて、わざわざ1度別府駅に戻って来ました(この時を逃すと、私が別府駅周辺にいる時間帯は、このお店の営業時間外で立ち寄れるチャンスがなかったので)。

ゆずポン酢をかけて美味しく頂きましたけど、4年前に初めて食べた時ほどの衝撃は無かったな…。

なつま屋 別府駅店 グルメ・レストラン

さて、別府駅から再びお出かけです!

別府駅 (大分県) 駅

特急ソニックは空いてました。

特急 ソニック (883系 885系） 乗り物

30分後、宇佐駅で途中下車しました。

4トラがきっかけで知った宇佐駅。　英語で書くとUSAなので、駅名標のマーク(イラスト?)も、アメリカ合衆国の国旗に頑張って似せてます(モチーフになっているのは宇佐神宮かな)。

宇佐駅 駅

駅のホームの端っこまで行くと、遠くの山の上に小さな"USA"のパネルが。　多分コレ、アメリカのHollywoodサイン的なやつをイメージしてるのよね?　その割には小さいけどさ(笑)。 手作り感満載で、頑張ってる感があって良いよね!

駅構内や駅から見える風景はUSAをイメージしてたけど、駅舎は純和風ですw

宇佐駅の外では、雪がチラついていて寒かったです。

先ほどの特急ソニックにそのまま乗っていれば、目的地の中津駅まで行けたのですが、宇佐駅の写真を撮りたかったので途中下車して、40分後の後続の普通電車に乗り換えました。

JR日豊本線 乗り物

中津駅に到着!　外に出たら、先ほどの雪は何だったんだろう?っていうくらい、めっちゃ青空です!

中津駅 (大分県) 駅

今回の旅行では、行く先々でカーシェアしてる気がするなぁ～。　それだけ、エリア的に、車が無いと駅から離れた場所の観光が難しいっていう事なんですけどね。　

今日は、JR中津駅目の前のタイムズレンタカーオフィス内で、カーシェアも出来たので、6時間コースで予約し、中津駅前からのスタートです。

今回の私のドライブのお供は、ホンダのFitです。　何故だかは分からないのですが、個人的にホンダの車とはあんまり相性が良くない気がしてて、カーシェアだと車を指定して借りれるので、ホンダは敢えて避けてきたのですが、このステーションではFitしか選べなかったんですよね。　タイムズレンタカーと車両をシェアしてるからってことなのかな。

でも今回のFitは、思ってたよりも運転しやすかったです。

最初にやって来たのは、宇佐神宮。　

初詣ではかなり賑わうようで、周辺(とは言っても、歩いたらかなり遠そう)には、初詣の準備で第5駐車場まで作られていました。　私が訪れたのは辛うじて年内だったので、勿論敷地内の駐車場にヨユーで停められました。

立派な大鳥居!　初詣の時は、この場所から既に参拝客でいっぱいになるのかしら?

この角度からの景色、何か好きでした!

緩やかではありますが、しばらくこのような階段が続きました。　初めて参拝するので、あとどのくらい上ることになるのか、この時は全然分からず…。

県指定重要文化財の宇佐鳥居をくぐった先に、西大門が建つのですが、現在、令和の大修理中です。

国宝の本殿!　鮮やかな朱色と青空のコントラストが素晴らしすぎる!　晴れやかな気分になりました!

実は、宇佐神宮は参拝の予定は無かったのですが(宇佐を訪れたのにね…)、来て本当に良かったです!

宇佐神宮 寺・神社・教会

ひょうたん型のおみくじ。

宇佐神宮を後にして、寄り道♪

大分と言ったら唐揚げ!という事で、行きたいお店がありました。　

小さな店舗ではありますが、地元のお客さんなのか車の出入りも頻繁にありました。　店内は狭いので、注文してから駐車場の車の中で待つスタイルで、出来上がったら呼びに来てくれました。

からあげ ふじ家 本店 グルメ・レストラン

揚げたての中津からあげ、美味しかったです!

続いて、豊後高田市にある、昭和の町へ。

商店街全体が昭和の雰囲気そのまま残されているとのことでしたけど、時間的にそこまでゆっくりできる感じでは無かったので、テーマパークのようになっている、昭和ロマン蔵に直行しました。

時代的には、昭和30-40年代…という事は、私の両親の世代のものがたくさん展示されているようだったので、私自身は懐かしいとは感じないはずなんですけど・・・

駄菓子屋の夢博物館 美術館・博物館

不思議と懐かしさを感じる、この展示♪

大衆食堂というジャンルのお店…というか、食堂って言葉自体、最近あんまり聞かないよね。

先ほどの、夢博物館の入口にもいたけど、ココにも鉄人28号がいるわ!

昭和の町 名所・史跡

紆余曲折あった2度目の東京オリンピックが、2021年の夏に無事に終了しましたが、コロナ禍での無観客の開催だったこともあり、映像などでしか見たことのない、1964年の東京オリンピックの方が何十倍、何百倍も盛り上がったんだろうな…ってこういう展示を見るとしみじみと感じます。

最近では、公衆電話自体を街で見かけなくなりましたけど、赤や黄色のこういう公衆電話、あったよねー!!　コレに関しては懐かしいわ!

比較的キレイなホーロー看板を、アニメモードで撮ってみました☆

街角の商店って本当にこういう感じだったよね!　

昭和の家の中。

台所や居間。　その時代のアニメやドラマでも良く見られる光景ですけど、当時の家具や家電などもちゃんと揃えて再現してる所に、このテーマパークの本気を感じます。　このまま、ロケ地として使えそう!

ドラえもんでもそうだけど、土管が公園などに無造作に置いてあるって、どういう状況?って今の時代になってみると思いますよね…。

昭和の夢町三丁目館 テーマパーク

ちなみに、この写真もそうですが、このロマン蔵では、グランジというモードでめっちゃ撮影しまくってました。　色褪せた、何十年も前の写真っぽいイメージがちゃんと出てますよね…。　スマホアプリって凄いなぁ～。

昭和のトイレ。　ここから現在のハイテク過ぎるトイレへの進化って本当に凄いですよね!　世界に誇れる日本の技術だと思います。

色々と写真撮ることが出来て、懐かしい感情に浸ることが出来ました。　

外に出てみると、まぁよくここまで揃えたね!って感心するような、昭和の車のコレクションの数々!　世界の国旗が風になびいてるのとか、子どもの頃の運動会を思い出す光景です(笑)。

Old carが好きな方は、このコレクションを見る為だけにでも、昭和ロマン蔵を訪れることをオススメします!

昭和ロマン蔵 名所・史跡

こういう小さな車、辛うじて見たことあるようなナイような…ギリギリの世代です。

ボンネットバスの展示もありました。

このボンネットバス、秋田県に遺存していたものを、平成19年にボロボロの状態で譲り受けたらしく、ボディから直してちゃんと整備して乗れるようにしたようです。　その修理の過程も写真で見ることが出来ます。

ちゃんと別府温泉のご当地ナンバープレート付いてるので、ただの飾りじゃないって事ですよね。

ボンネットバス 昭和ロマン号 乗り物

中津駅に戻る前に、もう1カ所寄り道!　

真玉海岸からの夕焼けがめちゃくちゃキレイというクチコミサイトを見て、是非見てみたい!と思ったのですが、この天気ですからねぇ…。　もう行かなくても分かってたけど勿論Sunset自体見ることが出来ませんでした…。　とりあえず、テキトーに車を停めて、写真を1枚だけ撮って、中津駅へ向かいました。

またいつか、機会があればキレイな夕焼けを見に来たいな。

真玉海岸 自然・景勝地

車は時間内に無事に中津駅に返却しました。

中津駅前はこんなカラフルにライトアップされていました。

中津駅 (大分県) 駅

中津市って、福沢諭吉のふるさとなんですね!　初めて知りました。

1万円札は長い間、福沢諭吉でしたけど、数年後には渋沢栄一に代わりますね。　最初は慣れなくて変な感じなんだろうな…。

中津駅からの移動は、特急ソニック利用です!

特急 ソニック (883系 885系） 乗り物

ラッピング電車がなかなかカッコ良かったです!　JR九州って、色々なアニメやキャラ、芸能人とのコラボが、他のJRと比べても盛んで楽しいな♪って思います。

さぁ、また明日も朝からお出かけです!　続きは次の旅行記へ!