2021年11月今年初めての旅行奈良へ5-桜井市立埋蔵文化センター，三輪神社

2021/11/07 - 2021/11/07

まだ行ったことのない桜井市立埋蔵文化―センターによる．さすが日本の王権の「ふるさと」の市のセンターだ．旧石器時代から飛鳥・奈良時代まで展示．特に纏向遺跡の遺物が圧巻だ．今回特別展として「上之宮遺跡」展を行っていた．聖徳太子の時代の遺跡だ．鍬を木製仮面にするとは，祭祀に使うとして呪術的な意味があったのかなあ．埴輪も含めて展示はなかなかだった．
最後に纏向遺跡をまわるのには時間がなさそうなので，夕刻の三輪神社にお参りする．三輪山のふもと，王権の故郷だ．二礼二拍手一礼．晴れた日の夕刻の神社はなかなか幻想的だった．これでレンタカーを借りた一日が終わる．大安寺，正暦寺，鍵・唐古遺跡，長岳寺，黒塚古墳，桜井市立埋蔵文化財センター，三輪神社とまわった．案外回れないものだね．でも充実した一日だった，

エリア 桜井・三輪・山の辺の道(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

1550　桜井市立埋蔵文化センターに到着　1600までに入場しなければならないので少々あせる．そのため建物の写真を撮影するのを忘れてしまった．「大和路幻想」などというホームページを立ち上げている．確かに大和王権の故郷をもつ由緒ある市だよね．常設展示はパンフの中にあるように旧石器時代から飛鳥・奈良時代までにわたる

絵画土器がある．

井戸から絵画土器は見つかったようだ

纏向遺跡がヤマト王権の始まりとされる　唐古・鍵遺跡の10倍の広さだったという．都だよね，様々な地方から人々がやってきたようだ．

そして箸墓を含めた前方後円墳がつくりだされる．

王権の確立だ

そしてさまざまの発掘品がある

有名な木製仮面

祭祀的な意味を含め鍬から転用されたらしい

地代が少し戻って弥生時代の銅鐸　この辺りも銅鐸の産地だった

王権の象徴だね

そして文字が普及してくる

埴輪

今回上之宮遺跡の特別展示があった　飛鳥時代の豪族の居館だった　聖徳太子の住まわれた「上宮」か阿部氏の居館かどちらか他しい　6世紀中ごろから7世紀後半までの遺構．特に中心は6世紀後半から7世紀初めの頃．聖徳太子（虚構説もあるが）の時代に一致する．やはり桜井市．郷土博物館みたいな扱いと思おうがその重さが違う．中身の濃い文化財センターだった．

1621　出発　日が暮れてきたのでちょっと纏向遺跡は無理かな．三輪神社にお参りして今日を締めよう．

桜井線の手前にある駐車場より歩く

桜井線を渡る　三輪駅

夕方のうっそうとした森　

本当に日本の「ふるさと」だ．三輪山を眺めヤマト王権は育ったのだろう．

手水舎　コロナ禍なので手だけ清める

拝殿に

二礼二拍手一礼

お参りを終わる

もう一度桜井線を渡る　奈良方向

1659出発

1740　セブンイレブン 奈良横井５丁目店で炭酸水を買い一休み　1804ガソリンを5.24リットル入れて，車をニッポンレンタカーに返す．　67㎞走った

桜井市立埋蔵文化センターの入場券　入場料300円

パンフ

特別展　上之宮遺跡のパンフ

パンフの一部

ガソリン給油領収書