2021/07/17 - 2021/07/19
381位(同エリア2109件中)
クッシーさん
この旅行記のスケジュール
2021/07/19
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バスでの移動
上高地バスターミナル16:20 → バスタ新宿 21:00
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この旅行記スケジュールを元に
コロナ禍で鬱々としていた日々。隣に住む高齢の義父母のワクチン接種が無事終了したこともあり、少しだけ緑の空気を吸いに遠出をしてきました。
行き先は上高地。上高地はマイカー乗入れ禁止、電車は乗り換えが面倒でこれまでなかなか足が向かなかったのですが、バスを利用すれば新宿から直通で行かれることがわかり、夜行バス+現地ホテル1泊というスケジュールで山と緑のパワーを浴びてきました。
上高地2日目は大正池方面へ。朝食前の早朝と陽が昇ってからの2回歩いてみたので、靄に包まれた散策路と青空の下の散策路、両方を楽しむことができました。昼食には久しぶりに松本名物山賊焼きにかぶりつき、最後はお世話になったアルペンホテルで汗を流して、16:20発の帰りのバスに乗るまでめいっぱい上高地を堪能しました。
今は紅葉真っ只中の上高地。アップが遅く夏の記録ですが、よろしければお付き合いくださいませ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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上高地2日目
前夜は雨で満点の星空を拝むことは叶いませんでしたが、その分早く寝て朝は4時半から活動開始。朝もやの梓川に沿って大正池へ向かいます。上高地梓川の清流 自然・景勝地
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朝の空気が清々しい!
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やっぱり高原は良いですね~(^^)
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靄が立ち昇る様子は幻想的です。
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まだ人の姿のない木道を独り占め
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緑の森でアクセントになっていた紅い葉
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同じような色のヤッケを着たクッシーも目立ちますね (^^;)
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朝陽に照らされた稜線が神々しい
早起きしないと見られない光景ですね。 -
川幅がかなり狭くなってきました。
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そして大正池が姿を現しました。
大正池(長野県松本市) 自然・景勝地
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まだ靄に包まれた中で立ち枯れがオブジェのよう
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大正池バス停側へ
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前日は朝日に輝く焼岳が見られたのですがこの日は靄が消えず、シルエットを確認するのがやっと。 池の周りには焼岳が姿を現すのを待ってカメラを構える人たちもいましたが、次々に諦めてこの場を離れていきます。
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ちなみにこれが前日朝に見た焼岳です。
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クッシー的には霧に包まれた大正池も見られて良かったのですが、思ったより立ち枯れ木が少なかったというのが感想。
公式HPにはこんな記事が載っていました。
焼岳の噴火により一夜にして姿を現した大正池。原生林は水没し、当初は田代橋のあたりまで湖になっていたともいわれています。100年以上経った現在では面積も半分以下にまで小さくなり、立ち枯れの木々もだいぶ減っています。景観が少しずつ変化していくのも時の流れで仕方ないことですが、その時代その時代の風景を楽しむことができます。
一方で、梓川の上流から流れ来る砂礫や、雨が降るたび焼岳の沢から流れ込む土砂が毎年大量に堆積しています。自然のままにしておけば、いずれ大正池は埋まってしまうことが懸念されています。
この素晴らしい景観を守り次世代に継承していくため、シーズンも終わりに近づいた11月、大正池に流れ込む土砂を取り除く浚渫(しゅんせつ)作業が行われています。(https://www.kamikochi.or.jp/learn/spot/%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E6%B1%A0) -
大正池をあとにして再び森の散策へ
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白い野草の群生
カラマツソウやセイヨウナツユキソウでしょうか。詳しくないのでGoogleレンズに頼ってみましたが、当たっているのかな? -
イチオシ
朝露がキラリ
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雫を撮るのに最近はまっているので、何枚も撮っていたら夫においていかれました~
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こんな所でひとりにされて熊とか出てきちゃったら困るので、慌てて夫を追いかけます。
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視界が開けた場所が田代湿原
田代湿原 自然・景勝地
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日が昇っていく感じがなんとも言えません
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足元の草にはまだ露がいっぱい
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まだ部分的にしか日が当たっていないので
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イチオシ
スポットライトに照らされているみたいです。
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蜘蛛の巣も雫が着くとけっこうキレイなんですよね~
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イチオシ
キラキラが良い感じ☆彡
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ここも「好物」だらけで長居してしまいました。
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来る時はもやっていた木道も視界がすっきりしてきました。
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早朝の森は清々しいな~
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またキラキラを発見!
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イチオシ
光のオーナメントみたい
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おそらく早朝しか見られない光景
何枚も撮ってしまいました。 -
梓川沿いの散策路まで戻ってきました。
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7月だというのに一部だけ紅葉している木
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木立の間に見えるのは田代橋
田代橋 名所・史跡
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朝ホテルを出た時はまだ暗く、霧に包まれていた穂高連邦の峰々も姿を現しました。
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そろそろホテルに戻らないと朝食に間に合わなくなってしまうのですが、光がキレイでついつい足が止まる・・・
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8時、すっかり靄も晴れたところで朝活終了
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お腹ペコペコで朝食会場へ
しっかり歩いたあとのご飯は最高!上高地アルペンホテル 宿・ホテル
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9時半、チェックアウトをしたら再び散策へ
夜の雨がうそのように2日目も良い天気になりました。 -
まだ、雫が残ってる~ (^^)/
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しつこくてスミマセン!
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ホテル近くの遊歩道から河原に降りてみました。
河童橋と穂高連峰をパチリ河童橋 名所・史跡
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人出が増えてきて、河童橋たもとの白樺荘前のパラソルも開き始めました。
ホテル白樺荘<上高地> 宿・ホテル
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河童橋からの風景(下流側)
早朝は見えなかった焼岳もくっきり!上高地梓川の清流 自然・景勝地
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橋の反対側(上流側)の風景
ちょっと雲がかかっていますが、やっぱり梓川と穂高連峰は絵になります (^^) -
川面もキラキラですね~
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早朝の散策では通らなかったルートを歩き再び大正池へ向かいます。
こちらは「ウェストン碑」
日本近代登山の父である、英国人宣教師ウォルター・ウェストン(1861-1940)のレリーフです。氏は登山家として日本各地の名峰を制覇し、明治24年(1891)上高地にも訪れて山案内人・上條嘉門次とともに北アルプスに挑みました。そして明治29年(1896)、著書『日本アルプスの登山と探検』のなかで上高地の魅力を世界に称賛しています。「楽しみとしての登山」を日本に伝えた功労者として、日本山岳会はその栄誉を称えるとともに氏の喜寿を祝って、昭和12年(1937)梓川沿いの広場に額面型のレリーフを掲げました。
※上高地公式HPより
https://www.kamikochi.or.jp/learn/spot/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E7%A2%91ウェストン碑(長野県松本市) 名所・史跡
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道の途中に咲いていた草花
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田代橋が見えてきました。
田代橋 名所・史跡
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イチオシ
田代橋から眺めた梓川
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朝は靄っていましたが、陽があたるようになって清流の様子がよく見えるようになりました。
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橋から田代湿原・田代池へ向かうルートは2つあり、朝は川べりを歩く梓川コースを歩いたので、今度は林間コースにしてみます。
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熊がでてきてもおかしくないような雰囲気の中を進んでいくと・・・
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イチオシ
急に森が開け、青空が飛び込んできました。
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青空を突き刺すように伸びる木々
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イチオシ
そして緑の風が吹き渡るような湿原
朝、露に濡れた草を撮影した場所です。 -
その奥には田代池
田代池 自然・景勝地
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イチオシ
上高地公式サイトによると、八右衛門沢などからの土砂によって流れがせき止められてできた浅い池とのこと
https://www.kamikochi.or.jp/learn/spot/%E7%94%B0%E4%BB%A3%E6%B1%A0%E3%83%BB%E7%94%B0%E4%BB%A3%E6%B9%BF%E5%8E%9F -
透明度の高い水面からのぞく池底の色が面白い
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六百山や霞沢岳の伏流水が湧き水となって溜まり緩やかに流れる田代池は、氷点下になる季節も全面結氷しないそうです。
※上高地公式サイトより -
池は行き止まりなので、再び湿原に戻ります。
梓川コースと林間コースの合流地点にはちょっとした展望スペースとベンチがあるので、ここで小休憩。ここから見る風景は見飽きないですね~ -
田代湿原周辺で出会った草花
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緑のシャワー
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大正池へ向かう途中に発見したサイ?獅子?
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朝にも見た白い野草の群生
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岩場には黄色いハンゴンソウ?
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こちらはバイカウツギ?
詳しくないので、Google頼りです ^^; -
昼間の大正池
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朝もやの中の大正池とはまったく違った姿
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朝は姿を隠していた周りの山々も今は山頂まで見えます。
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焼岳もキレイ!
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鴨かな?
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朝は幻想的に見えた立ち枯れの木
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昼間は全く違う雰囲気をまとっています。
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河童橋方面へ戻る途中、赤い川がありました。鉄分を含んでいるのでしょうか。緑とのコントラストに思わずパチリ
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子供の頃、上高地に連れてきてもらった時にたくさん咲いていたホタルブクロ。今回はあまり見かけませんでした。
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ホテルへ戻る前に一旦バスターミナルへ
上高地バスターミナル 乗り物
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理由はランチ
バスターミナルにある上高地食堂で、松本名物「山賊焼き」が食べられると知って、久しぶりに食べたくなったんですよね~(笑)上高地食堂 グルメ・レストラン
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そしてデザートにもう一度五千尺ホテルのアップルパイ!
と思っていたのですが、山賊焼きのボリュームに負け、アップルパイが入る余地はなくなりました。残念!!五千尺ホテル上高地 宿・ホテル
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イチオシ
2日目も穂高の山々は山頂まできれいに見えていたので、河童橋からまたまた撮影
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同じような写真が何十枚もあったことは言うまでもありません。
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チェックアウト後も荷物を預かってもらっていたアルペンホテル
上高地アルペンホテル 宿・ホテル
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着替えや荷造りを兼ね、ご好意で大浴場も利用させてもらえ、とても有難かったです!
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おかげで汗も流せて、すっきり気分で帰路につくことができました。
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あ~、この景色も見納めだ~(泣)
ガラガラとスーツケースを引きながら、何度も何度も振り返り目に焼き付けます。そして16:20発のバスで上高地に別れを告げました。
バス利用がとても便利なことがわかった今回の上高地旅行。
また近いうちに来れたらいいな~♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- hirootaniさん 2021/10/22 11:07:01
- このまま写真集にしても良い作品ですね
- クッシーさん、ご無沙汰しています。
私の大好きな上高地の旅行記、ため息をつきながら拝見しました。風景と花のマクロの組み合わせが素晴らしい。風景も朝靄の中で、普通の観光写真とは一線を画していますね。このまま写真集として出版されても良い出来だと思います。
私も、コロナ自粛であまり出かけていませんが、実は愛知県の西三河地方には何回も出かけました。また、新たに拠点を持った八ヶ岳にもコロナ自粛の合間を縫って出かけています。ただ、写真を整理して旅行記に仕上げる時間がなくて(サボっていて)困っています。毎年、年後半に写真整理が息切れしていますね。
来週も八ヶ岳に出かけて、紅葉の写真を1日だけ撮る予定です。いつか、旅行記にできればと思っています。
今後とも素晴らしい旅行記を見せてください。
hirootani
- クッシーさん からの返信 2021/10/23 13:24:43
- Re: このまま写真集にしても良い作品ですね
- こんにちは。
いつも素晴らしいお写真を撮っていらっしゃるhirootaniさんから、写真集になるなんて嬉しいコメントをいただき感激です!
好きな被写体だと夢中になりすぎてしまうのですが、上高地は好物が多すぎて、またすごい写真の山を作ってしまいました。
やっとコロナも落ち着き、これからは紅葉を撮りに少し遠出も出来そうですね。八ヶ岳の紅葉も綺麗でしょうね~。
お時間できたら、またステキなお写真、見せてください!
楽しみにしています。
クッシー
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