東トルコ3県～やっぱり肉三昧(1/4)

2021/10/07 - 2021/10/10

トルコでのコロナワクチン接種も増えてきたことやし、そろそろ観光に行ってもええかいなぁ～と、前にメソポタミアツアーに参加したエージェントのツアーを見ていると、またまたトルコ東部3県のツアーを見つけた。このエージェントのツアーやったらみんな感染対策もきっちりしてるやろうしと、参加することにしました。

今回行くのは赤く囲った『ビンギョル～ムシュ～ビトリス』の3県。
元々のフライトはイスタンブールから昼の便でビンギョルに飛ぶはずやったけど、2日前にそのフライトがキャンセルされ、ムシュ空港に変更になった。ムシュのフライトは朝8:40やし、ビンギョルとムシュはそんなに離れてないので、元のスケジュールよりも数時間余分に時間がとれて、ゆっくりできたのとおまけ観光もついてきて得した気分やわぁ～。

放牧が盛んなこの地域では、料理も肉ばっかりになるのは仕方がない。肉食うぞ～！

３泊４日のツアーの日程
★１０/7　ムシュ空港～橋とアルメニア修道院跡～ビンギョルの浮島
１０/８ ムシュの町～温泉～タトワンからワン湖
１０/9 ムシュの村々～ネムルート湖
１０/10 ビトリス観光～帰る

ツアー参加者
女性の一人参加ばかり８名。平均年齢60以上かもしれん(笑)

エリア その他の都市(トルコ)

朝５時半にイスタンブール市内からピックアップのバスに乗るため、めっちゃ早起きせなあかんので、寝過ごしたらえらいこっちゃと緊張したせいか、余計に寝られんようになってしもて、結局30分ほどウトウトしただけやった。約２年ぶりの空港で、なんかわくわくしてきたわ。

イスタンブール新空港 空港

今回はライラも連れていきます。
あんまり人おらんけど、真ん中の席は空けましょう。

搭乗がはじまりました。

機内で衛生キットを配ってくれます。ロゴ入りマスク１枚、除菌シート２枚が入ってます。(除菌シートはすぐに１枚使ったので写真にはありません)。
私は念のため、機内ではＮ95マスクを着けることにしました。

ほとんど定刻に離陸。
寝不足なんで絶対寝なあかんわということで、通路側にしました。窓側にしたらずっと景色見て寝られへんし。

朝ごはんは一応もらったけど、機内でマスク外したくないので後で食べよ。

10:40 ムシュ空港到着。

ムシュ空港 (MSR) 空港

不公平がないようにクジで座席表が配られます。やった～今日は一番前や～！

エージェントからも衛生キットがもらえました。
ポーチの中には、マスク４枚、除菌シート２枚、ストロー４本、コロンヤ小２つ。
『ストローは何に使うんですか～？』マスクの横から差し込んで飲み物飲む為らしい(笑)。

11:45　
オリジナルの予定では今日の昼食はついてないんやけど、『晩ごはんまで何も食べんかったらお腹すくやん！』とみんなでぶつぶつ言うたら、『ほなちょこっとした軽食用意します～』ということで、出てきたのが大量のトルコの朝ごはんメニュー。放牧地域のチーズはウマい！

12:30　ムラット橋
ムラット川に掛かる橋で、13世紀のセルチュク時代にできたと推定されています。長さ190ｍ、幅5ｍで12のアーチの高さは16～18ｍ。

現在も使われていて、2010年にライトアップも始まり、みんなの憩いの場になったらしい。

ムラット川はアララット山の麓から始まりエラズーのケバンダムに入る722kｍの川で、そこから先はユーフラテス川につながっています。

結婚式前夜祭の記念撮影に来てました。

めっちゃゴージャスな衣装。すっごいきれいやった！

13:20 『聖ガラベット修道院』
聖ガラベットとは聖なる先駆者という意味で洗礼者ヨハネのことを指すそうです。西アルメニアの重要な修道院で巡礼地でもありました。1915年のアルメニア人虐殺でこの修道院も破壊されてしまいました。これは破壊前の写真。

その破壊された修道院の石を使った家が集まる村がこのチェンゲルリ村です。

家の間にあるのは修道院の一部。

こんな風に壁の一部に使われてます。

これは後から書かれた可能性が高いらしい。

村のおばちゃんと赤唐辛子。

教会は牛さんたちの住みかになってます。

天井に突き刺さってるのは空飛ぶほうきでしょうか？

オスマン時代に鐘を鳴らしてもいい教会やったので、村の名前のチェンゲルリは『鐘のある』という意味なんやそうです。

革靴模様のゴム靴(笑)。

ええにおいするなぁと思ったら、かまどでパン焼いたはりました。

『食べていってや～』とでっかいパンを分けてくれました。焼きたて熱々でぱりぱりしておいしかった～！

お邪魔しました～。

14:30 『浮島』にやってきました。
ガイドさんによると、ビンギョル県の観光地としてはここくらいしかないそうです。

300㎡ほどのクレーター湖に、自然にできた小さい島が3つあって、ゆっくり動きます。深さは５０ｍほど。

島に乗ったら門番のおっちゃんが押して動かしてくれました。遊園地気分やな(笑)
何人まで乗れるんやろか？聞いたらよかった。

地面はジュクジュク。

ライラも楽しんでるよ～！
ゆっくり動いてるのがわかるでしょうか？
https://youtu.be/Mh-GLNb3C6Q

道路の両側はず～っと牧草地が続く。

16:45 ムシュグランドホテル着。
一人やのになんでこんないっぱいベッドあるん～(笑)
バルコニー付なんも珍しいやん。

電話だけなぜかビニールで包まれてる(笑)
チャイとコーヒーと水は無料やったけど、飲んでるヒマなかったな。

バルコニーから町の中心まで、ず～っとチューリップライトが続いてます。なんでかというと、ムシュはチューリップでも有名で、花びらが赤くてとんがってるのが特徴です。

19:40 晩ごはんタイム～！
上から前菜いろいろ(野菜サラダ、マカロニサラダ、ピクルス、玉ねぎスライス)、アイラン、タルハナスープ。東の地域に来るとアイランはこんな入れ物でスープみたいに出てきます。マカロニサラダもムシュでは前菜として出てくるそうです。

温前菜プレート。
左からラフマージュン、なすびのドルマ、キャベツのサルマ、丸っこいのはムシュキョフテ(ミンチと挽き割り小麦の茹でミートボール。中には玉ねぎ入り)。

メインは羊のタンドリー。柔らかくてジューシーやった。

ライラにも食べさしたらな。

デザートは、右がライスプディング、左はSüt helvası(ライスプディングの温かいようなもん)。ツアー仲間と半分こしました。

部屋の照明をチェックしてたら、こんなファンタジールームになった(笑)
それではお休みなさい。