2019/09/18 - 2019/09/22
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Laylaさん
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普段はツアーはあんまり好きと違うけど、トルコでもかなり質の良いといわれるツアー会社がちょっと気になって調べていた時、『バトマン~スィールト~シュルナク~ハッキャリ』の東の国境周辺4県を周るツアーを見つけた。この地域は一人で行くにはちょっと難しい。これは行っとかなあかんわ、とすぐに申し込み。
参加者(16名+ガイド+運転手)
トルコ人熟年夫婦 2組
82歳ドイツ人おばちゃん
72歳イギリス人おばちゃん
40~50前後の独身女性 10名
4泊5日のツアーの日程
★9/18 ディヤルバクル空港~ スィルヴァン~バトマン~スィールト
9/19 スィールト~シュルナク(シリア国境横で宿泊)
9/20 シュルナク(シリア国境横で宿泊)
9/21 シュルナク~(イラク国境横通過)~ハッキャリ
9/22 ハッキャリ~(イラン国境横通過)~ワン空港
ツアー代金は確かに高めやけど、盛りだくさんの観光。ホテルも食事もガイドも参加者の質もかなり良し。ガイドや運転手その他のチップも込みで、土産物屋にも連れて行かれない。観光が盛りだくさん過ぎて、ガイドさんの説明が超早口になり、時々わけわからんようになったけど、それ以外は十分満足できた旅でした。
個人的に信仰心はほとんどないんやけど、教会やモスクなどの素晴らしい建物や作品には最近興味がわいてきた。このツアーでは、半分以上こういうところを観光してどれが何やったかごっちゃになりそうやけど、文明と歴史を交えて信仰というものにも触れ、大自然のエネルギーを感じ、大変貴重な体験となりました。
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イスタンブール新空港からの発着で、ツアー会社のサービスバスが市内2か所でピックアップしてくれます。でも、そこに夜中の2時半集合。前日の夜は9時くらいにベッドに入りちょっとだけウトウトしただけで家を出た。久しぶりのツアー参加なので、どんな人が来るんかちょっと緊張してたけど、みんな気さくそうな人らやわ。
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3時半頃空港に到着。それぞれチェックインして搭乗ゲートで待ち合わせ。
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ガイドさんがみんなに何やら聞きに回ってる。夫婦Aがまだ到着せんらしい。電話にも出ないと困っていた。会社にも連絡し、ひとまず私らは搭乗。来ないもんはしゃーないわな。
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定刻の5時半に飛びました。
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イチオシ
上空からはガラタ橋入れて4ついっぺんに橋が見えました。
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朝ごはんは白チーズとトマトのホットサンド。
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朝日に向かって東に飛んでます。
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2時間ほどのフライトなんで窓側席にしたけど、景色ばっかり見てしもて寝られへんなぁ。
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もうすぐ着陸。
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7時20分、ディヤルバクル着。
行きはディヤルバクルに飛んで、そこからバスでバトマンへ向かいます。 -
荷物待ってる時、ガイドさんがいくつかある封筒の中から『一つ取って』と差し出してきた。中はバスの座席表。毎日この座席表通りに順番に入れ替わって座ります。これやと文句でんでええな。
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ツアーの申し込みをした後、いろんな連絡や確認で何度か電話があった。この会社では、ツアーに関する小冊子を事前に送ってくれるらしい。内容はツアーに含まれる地域や観光地の案内。もちろんトルコ語なので、読むのに時間かかるからと早めに送ってもらった。2週間前に届いたのは小冊子どころではなく、90ページもあって、白黒やけど写真も付いてる詳しい本やった。この地域、歴史も宗教も文化も自然もひっくるめて、なかなかややこしいとこやから、事前に勉強できてよかったわ。
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バスに乗り込んだところで、ガイドのアリさんから挨拶と今後の予定や注意事項などのお話がありました。
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バスで飲み放題の水。
空港に来んかった夫婦Aは、1日間違えてたらしいく、遅れて合流するらしい。 -
ディヤルバクルの町の中を通ってバトマン方面へ向かいます。ベランダには赤黄緑のたぶんピーマンがヒモに通されてぶら下がってます。保存用に乾燥させてるんやわ。
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10時20分、スィルヴァン郊外にある『ハスニ洞窟』に到着。ここはまだディヤルバクル県内です。
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10分ほどトイレ+チャイ休憩の後、すぐ裏にある洞窟を見に行きます。
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イチオシ
アルバト山の間のハスニ谷にある洞窟アパート。紀元前1000年頃にできたと推定されていて、300ほどの部屋が廊下でつながっています。
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このツアーでは下から眺めるだけやったけど、貯水タンク、ハマム、教会、劇場などもあるそうです。教会は13世紀頃まで使われていたらしい。
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『アリさ~ん、これ何の実?』 『どれどれ、ああ、これはイチジクや』
葉っぱの形も違うし、こんなちっこいのんイチジクなんや。皮ごと口に放りこむと、つぶつぶイチジクの味やわ。 -
ちょっと走って、スィルヴァンの町にある『ゼンビルフロシュ城塞』にやってきました。
ゼンビルフロシュという金持ちの息子がいました。彼はとてもハンサムで狩りが好きな遊び人やったそうです。ある日お墓の横を通った時に骸骨を見て、生と死について考えるようになりました。金はあるけど空っぽの人生はあかんと思い、妻子を連れて町を出ました。(遊び人やのにいつ結婚したんや?) いろんな町を移りながら籠を作って生計をたてていました。籠のことをゼンビルというので、ゼンビルフロシュと呼ばれるようになりました。
ある日、スルタンの嫁が彼を見て一目惚れし、籠を買うからと言って宮殿に呼びつけました。(スルタンにばれたらどないするねん?) スルタンの嫁に迫られるも、そんなことはアカンと退けました。諦めきれんスルタンの嫁は、ぜいたくな装飾品をもってゼンビルフロシュの嫁に近づきます。貧しい生活に飽き飽きしていた嫁は彼と一夜を共にすることを承諾します。ある夜遅く帰ってきたゼンビルフロシュは、布団の中にいるのは自分の嫁やないと気づきます。スルタン家の者だけがつけているアンクレットに気が付いたからです。(アホやな、取っとかな) すぐに布団から飛び出て、そのあとは二度と戻って来んかったそうです。
その後どうしたか、というのにはいくつか話があって、スルタンの嫁から逃れられんと思ったゼンビルフロシュはこの城塞の堡塁から投身自殺する。スルタンの嫁もその後を追って自殺したとかいう話もあるらしい。 -
城塞がいつできたかは不明。紀元前70年頃、ティグラネス朝の首都として建てられたという人もいるそうですが、確実ではないそうです。石灰岩でできた2階建てで、2㎞くらいの長さで、50の堡塁、9つの門があります。
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その門の一つ『クルファ門』。このおっちゃんはこの門のすぐ横に住んでいて、どうもそれを自慢したいらしい。右側の白い壁がおっちゃんとこ。
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おっちゃんには娘8人息子3人の11人も子供がおるらしい。
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堡塁の一つ。2匹のライオンと真ん中には太陽があります。碑文にはアイユープ朝とかアルトゥク朝とかに関することが書かれているそうです。
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町のあちこちで集うおやじたち。
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『アタチュルクの家』
1916年にスィルヴァンの指揮官として任命され、ここに6か月滞在したそうです。 -
当時を再現してるそうですが、家具はオリジナルではありません。
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門番のおっちゃんが、こんな大きなカギで開けてくれました。
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門出たとこで、観光客が珍しいらしく、覗きに来たバラン君とエジル君。ノートに日本語で名前書いたげたらよろこんでた。自分でも書けるように練習するらしい。
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ベレディエモスク
昔はケルダーニ教会、その後なぜか映画館として使われていて、1988年からモスクになりました。 -
12時になりました。朝も早くに飛行機でサンドイッチ食べただけやのでお腹すいたわ。お昼ごはんはここで食べます。
麦の入った冷たいヨーグルトスープ、氷まで入ってる。
サラダも氷乗せて冷やしてあるわ、こんな冷やし方初めてみたな。
デザートはセモリナ粉のシロップがけの甘いやつ -
このツアーで観光する地域は肉料理が有名なため、『毎日昼と夜は肉料理が続きます』とパンフレットに注意書きがありました。いつまで飽きんと食べられるやろか?
肉1回目は『チョムレッキケバブ』
陶器の入れ物で一緒に煮込まれたトマトの味がからまって柔らかくてジューシーや。 -
ごはんの後はすぐ前にある『セラハッティン・エユービモスク』
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モスク前のもの売り。手前の左の棒はミスヴァクという木の枝の歯ブラシ。この前友達にもらって使ってみたけど、まっすぐやから奥歯は磨くの難しいわ。
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後ろの入口から入ります。
1031年にマルワン朝によって建てられ、アルトゥク朝、エユービ(アイユーブ)朝の時代に修復、増築されたそう。 (この何とか朝のみなさん全く知りません。初めて聞いたわ。) -
四角いミナレットは珍しいな。
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細かい装飾がきれいやわ。
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イチオシ
暑いからダレるよねぇ。そやけど、いくらモスクで寝てええいうても、ここまでダラダラでええんかい?
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水飲んでや。
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長い間、観光客おらんかったからか私ら注目の的。
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手作りケースで頑張ってるねぇ。
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野菜や果物も豊富。
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さっきのモスクの裏の方にあるカラベーリュルモスク。暑かったんで青い絨毯が涼しげやなあと思ったこと以外記憶なし。
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短足マネキン(笑)。でもお腹がでてるということは、胴長というべきか?
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バスで移動中たまたま見つけた『スィルバン』の地名オブジェ。こんなんあると思わんから、シャッターチャンス逃してこんなことになってしもた。
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それではバトマン方面へ向かいます。
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14時
マラバーディ橋に到着。
この橋は1147年、アルトゥク朝のティムールタシによって作られました。長さは282m、幅7m。くの字型に曲がった橋です。
世界遺産の暫定リストにも入ってるらしい。 -
橋のこっちと向こう側に2つ部屋があります。こっち側のはこの写真の左にあるとこから入ります。
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階段を下りていくとその部屋があって、ここでキャラバン隊が宿泊したそうです。窓からは遠くから来るキャラバン隊の足音も聞こえたとか。
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橋の真ん中。この橋の上から釣りをしてた人もいるらしい。
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イチオシ
アーチの幅は41m。世界最大のアーチだそうで、アヤソフィアのドーム(確か30mくらい)も入るとか。
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チグリス川の支流バトマン川にかかっています。このずーっと先がチグリス川。
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本日の最高気温33度。
イスタンブールはだいぶ涼しくなってたのに、また暑いとこにやってきてしもた。でもカラッとしてるから日陰は気持ちいいわ。 -
暑いので、木陰に入ってチャイ休憩。ちょっと風も吹いてて気持ちいい。
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三角の上のとこには、人のモチーフ。他にも動物や太陽があるらしいけど、見つけるの忘れた。
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ディヤルバクル県とバトマン県の間にあって、両県がウチのもんやと言い張ってるそうですが、地理的にはディヤルバクル県に入るそうです。
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昔はこの橋の上を車も通ってたらしく、だいぶガタがきてたので1989年に修復され、それ以降は歩行者のみの橋となりました。車はすぐ横に作られた橋を通ります。
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橋を渡ってバトマン県側に入り、コズルクという町へ向かいます。バトマンではイチゴも有名らしく、道端で売ってるのをガイドさんが買ってくれました。
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バスに持ってきたとたん、あま~い香りがしてきた。みんなでムシャムシャいただきました。
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道中ガイドさんに何度か電話があった。遅れた夫婦Aは明日の昼頃の便でシュルナクに飛んで合流するそうです。
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15時過ぎ、コズルクにあるイブラヒムベイモスクに到着。
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本日のハイライト『イマームとの対談』
中庭に入って行くと、涼しい木陰にチャイとお茶菓子を用意して待っててくれました。
イマームのアブドゥッラフマンさんは、にこやかで親しみのある優しい近所のおじいちゃんみたいな人で、ゆっくりと穏やかにお話ししてくれました。 -
こんなすばらしい歴史のあるモスクで礼拝を行うことができるのはとても光栄なことで、平穏な気持ちになってお祈りできるんやそうです。ヨーロッパの教会にも行ったことがあるそうで、その美しさと神聖さに感動したと思い出を語ってくれました。
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入口の碑文には、1705年(ヒジュラ暦1117年)にガルザン族のムルタザベイの息子のイブラヒムベイによって建てられたと書いてあるそうです。17世紀の旅行家エブリヤ-チェレビの本にも『モスクのドームの部屋で泊まった』と書いています。
この碑文と本以外にはモスクに関する記録はないそうです。 -
イチオシ
モスクの中はほとんど装飾とかはなくて洞窟みたい。お祈りしてる人やコーランの勉強してる人がいました。
1935年頃には、軍の倉庫や納屋として使われていたそうで、馬をつなぐ金具などが中庭の壁に打ちつけあるらしい。 -
ミナレットには2つ階段があって、上り100段下り99段。
キブラの方向には、お祈りの時間が分かるように日時計が作られています。 -
これがその日時計。あんな高いとこにあるんよ~見えたなあ。どう読むんか知らんけど、16:25のはず?
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バスの中からコズルク川。
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ヴェイセル・カラーニ霊廟
イエメン生まれのヴェイセル・カラーニは、小さい時に父を亡くし、目の見えない母親の世話をしながらラクダ飼いとして暮らしていました。布教のためイエメンを旅していたイスラム教徒に出会いイスラム教に触れ、メディナの預言者ムハメッドに会いたいと思うようになりました。でも盲目のお母さんを置いて行く事をためらっていました。それを感じたお母さんは息子の願いを叶えてやりたく「すぐに帰ってこれるんやったら行っておいでや」と息子を送り出しました。ムハメッドの家にたどり着いたけど、残念なことに留守で、翌日帰って来るらしい。お母さんとの約束があるので、会えないまま戻ることになりました。 これを知った預言者ムハメッドは、亡くなる際に着ていた上着をヴェイセル・カラーニに贈りました。 -
イチオシ
ヴェイセル・カラーニは母への愛の象徴とされています。
たくさんの人が願い事が叶うようにと真剣にお祈りに来ていました。
この霊廟の近くに故郷がある友人のお母さんは、何年も子供ができなかったそうです。里帰りをした時に親戚の人にここで祈ったらいいといわれました。お母さんはこういうことはあまり信じていないけれど、せっかく来たからと祈ってみました。イスタンブールに戻ってきてから、あらびっくり!友人のお姉さんになる人を授かり、2人目となる友人も生まれたんやそうです。 -
みんなの願いが叶いますように。
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霊廟の向かいには、おんなじような土産物屋がズラっと並んでます。
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定番のキーホルダーやマグネットの他に、数珠も人気やそうです。真ん中のカラフルなんは、飴ちゃんです。コンヤにある飴ちゃんと一緒らしい。
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信号のとこに『逆さまチューリップ』のオブジェが見えた。ここら辺でも咲くんやなあ。
逆さまチューリップについては、こちらをご覧下さい。
https://4travel.jp/travelogue/11485175 -
18:00 5つ星のBARDENホテル着
この地域のホテル、あんまり期待してなかったけど外観はよさそうやん。どんなんか楽しみや。 -
私の部屋は5階でした。これ、期待以上の豪華さやわ。
暑かったし、シャワーを浴びてちょっと休憩して、晩ごはん。 -
19:00
トマトスープ
サラダ
イチリキョフテ
デザートはカダユフというまたシロップがけの甘いやつ -
肉2回目は『カウルマ』
ポテトとピラフ添え。あっさり塩味だけやけど、ピラフによ~合うわ。 -
ホテルの屋上からの夜景。上は満天の星空。明日もええ天気=暑そうやなあ。
昨晩は寝たんか寝てないんかわからん睡眠不足やし、忙しい一日やったんで、みんな早よ寝ます。
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