2021/09/15 - 2021/09/25
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ワンダラーさん
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秋の北海道で、念願の大雪山の紅葉などと、美深のトロッコ王国などノスタルジックな地の再訪を目的に、新潟・小樽フェリーを利用してのフルムーンドライブの旅 「その5 狩勝峠から美瑛経由札幌へ」表紙は花盛りの「四季彩の丘」。
高校生の時代から何度も訪問した北海道、特に人が少ない道東や道北は好きな場所。
帯広から札幌へは、昔からの狩勝峠越えを選択。
ドラマ「北の国から」の麓郷と、未訪問の四季彩の丘を訪ねて、札幌市街の散策へ。
カニ族で学友と放浪した学生時代、深田久弥氏の百名山踏破を目指した時期、旧国鉄/JR線完乗を目指した時期、家内と観光地や温泉/道の駅を訪ねた時期など色々な旅を重ねてきた集大成を兼ねて、愛車でのフルムーンドライブ二人旅。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
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今日は、帯広市から札幌市への観光しながら移動で、ルートは未定だった。
雨が降っていれば、無難に脊梁山脈をトンネルで抜ける道東道経由で札幌に直行も考えていた。
晴れていれば、脊梁山脈を狩勝峠644mで越える昔ながらのR38か、日勝峠1020mを短いトンネルで抜ける新し目のR274で眺望を楽しむ計画。
帯広は晴れていたので峠越えにして、R274は苫小牧の手前に無料高速があるがトラック街道のイメージが強いため、昔懐かしい根室本線沿いのR38にする。
R38は遠回りのためトラックは殆ど走っておらず正解、快適に狩勝峠に着く。
しかし、西風にのって雲が峠まで上がってきていて、十勝側は晴れ間も見えるのに眺望はダメ。早々に富良野に下る。
。 -
富良野の手前、JR布部駅近くで、テレビドラマ「北の国から」の舞台、麓郷に右折する。
布部駅はドラマ第一話で主人公らが降り立った駅で、以前に訪問ししているのでパス。
麓郷も何度か訪問しているが、CATVでドラマ全話を改めて一気に観たので、「黒板五郎の石の家」を再訪したくなった。 -
麓郷の奥にある「黒板五郎の石の家」そのものは、余り変わっていなかったが、周辺は観光地化が進んでいた。
内部も撮影可だったが、ネット公開は不可ということで、内部写真は公開できず。 -
富良野観光協会が、ドラマの有名シーンの写真を沢山展示し、時系列で見て行くとドラマの内容が分かるように工夫している。
私共の世代では、飛び飛びで観たにせよ、ドラマの粗筋や人物、役者を知っている人が多い。
しかし、若い世代では、ドラマの噂話しか知らない見物客も多いのであろう。 -
麓郷からどこに立ち寄るかを考え、まだ雨は降ってこないので、未訪問の美瑛の「四季彩の丘」を目指すことにする。美瑛へは、R237経由が普通だが、富良野盆地東側の畑や丘の中の裏道を行く。
美瑛は、以前にレンタサイクルで丘を回ったり、十勝岳/白金温泉や青い池へのドライブで通っているが、ここは昔はそれほど有名ではなかった記憶。
旅行情報は気にはしている方だが、ここの見学は、「志」程度を払って丘を見せてもらう程度の認識だった。
ところが大観光地に成長しているのにびっくり。
車でしか来られない観光地なのに(シーズン中は)全車駐車料@500円を取るという。
入口に一番近い舗装した駐車場は有料でも、せめて多くのスキー場など並みに「遠い未舗装の無料駐車場も開けておく」くらいの度量が欲しい。 -
別途、入場料も@500円支払って入場すると、牧草ロールでつくった人形二体がお出迎え。
しかし、各種乗りもの別途料金はともかくとしても、アルパカ牧場への入場も別途料金というのも、商魂たくましくいと感じてしまう。 -
ここの特徴は、作付けの違いでいわゆるパッチワークの丘と呼ばれる丘の畑に、さらに帯状に色違いの花を植えたもの。
夏の花の終わりにあたり、「深紅のサルビア」、「オレンジ色のマリーゴルド」、「紫のブルーサルビア」、「黄色のヒマワリ」などが巨大な帯を形作っている。 -
遠くには、若い時に登った。十勝連峰の山波が見渡せる。
残雪がある時期は、最高であろうと想像する。 -
広い芝桜やチューリップ畑、コスモス園などははあちこちにある。
しかし四季折々の花壇というには巨大な「畑」をつくってしまっているのは珍しい。
きれいではあるが、個人的には紫竹ガーデンのような手作りの庭の方が好きだ。 -
こちらのクレオメ(西洋風蝶草)は、熱帯アメリカ原産というが、園芸店では余り見かけた記憶がない。
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今は、赤と黄色のケイトウが真っ盛り。
薄曇りくらいだったのが、暗い雲に変わり、雨粒も降って来たので、今晩の宿の札幌に向かう。
走ったことがある道道70号からR38で滝川ICを目指すことも考えたが、R237で富良野に戻り、道が良さそうな道道135号からR452,道道116号で三笠ICを目指すことにする。山の中で空いていて信号も少なく、高速代も安くなって正解。
高速は空いていたが、札幌ICから大通公園への市街地は、さすが北海道の中心都市らしい混雑。 -
札幌市のホテルは、旅行者が少ない9月でかつコロナ旅行自粛で、選り取り見取りだが、大通公園に面したホテルリソル トリニティ札幌を予約していた。
ここも再訪のホテル。最上階に大風呂があるのが嬉しい。大通公園を見下ろすことができるツインのプランにグレードアップ。
因みに宿泊料は、朝食付き2人で駐車料1,500円も込みで20,100円の支払い。
これでクオカード2,000円分のバックもありお得感。 -
広い窓からは、広い大通り公園を見下ろすことができる。
こんなに広い道を、よくぞ造ったものだ。 -
夕食がてら、地下街や、写真の狸小路やすすきのを散策する。
まだ温かいこの時期は、天井が高い地上のアーケードの方が、地下街よりも気分が良い。 -
ホテル内のレストランはイタリアンで、朝食は和洋混合のバイキングスタイル。
好きなものの味を確認して、好きなだけ食べられるのは、有り難い。
コーヒーやデザートマンゴーが美味しかった。 -
リソル会員は正午までにチェックアウトすれば良いので、午前中は、徒歩で市内観光。
ホテルを出た所が、市街の中心の大通公園。明治初期に西端の円山公園に建立された北海道神宮の参道になっているという。
開拓時代の記念碑や、彫像が飾られている。 -
札幌観光といえば、大通公園と人気を二分する「時計台」。
札幌農学校の演武場として1878年に建てられ、1881年時計塔が増築されたという。
何度か通っていて、近年はビルの谷間になってしまっていた印象だったが、南側が空いていて、全景も見られるのに安心。 -
趣が深いのが北海道庁(旧本庁舎)の赤レンガの建物。
1888年にアメリカ風ネオバロック様式で建てられたというが、現代でも通用する美しさ。 -
北に向かってJR高架線をくぐって北海道大学キャンパスに入る。
札幌農学校時代の初代教頭クラーク博士の胸像が出迎えてくれる。 -
北海道大学キャンパスといえば「ポプラ並木」であるが、二か所あって、立派なのは、不便な北端にある「北のポプラ並木」で来る観光客は少ない。
陽当りも良く、樹勢も良く、周りも広いので、本家ポプラ並木のように感じる。 -
こちらは元々の本家の「ポプラ並木」。風で倒れたりして、減ったようだ。
周囲も窮屈な感じで、中央の道は倒木などのおそれもあって通行禁止のようで、樹も心なしか元気がないよう。(樹勢が弱いと落葉も早い) -
明治時代を彷彿させる木造の「古河講堂」。
古河鉱業が政府に寄付した100万円の一部を利用して1909(明治42)年、アメリカン・ヴィクトリア様式で建てられたという白ペンキが緑の合った建物は見逃せない。 -
北大構内には、川の源流となる湧水池「大野池」もあり、スイレンが咲いている。。
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北大構内には、サクシュコトニ川が流れ、中央ローンと呼ばれるのどかな散歩道になっているすばらしいキャンパス。
こんなキャンパスを見た高校生の中には、北大入学を目指すものも多いだろう。 -
北大キャンパスを出て、南に、再びJR高架線をくぐって北海道庁西側の「北大植物園」に向かう。
こちらは入って見学したかったが、コロナで休館中。柵の外からの見学になる。 -
13ヘクタールもあるという植物園内は、柵の外からの見学でも、鬱蒼と繁る樹々や下草、池のすばらしさが感じられる。
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大通公園に戻ると、遠くにテレビ塔が見える。これも札幌観光の定番であるが、今回はパスし、午前中の散歩を終える。
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午後は、小樽市への移動だが、札幌市街地の西端の円山公園にある北海道一ノ宮「北海道神宮」にお参りする。
札幌は、何度も来ているが、北海道神宮は初訪問。歳を取ると寺社仏閣に足が向くようになるらしい。 -
ここは、明治初期に明治天皇の命で建立されたという。
明治2年に明治天皇の詔により、東京で「北海道鎮座神祭」を斎行し、北海道の開拓・発展の守護神として、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の三柱の神々(開拓三神が鎮斎されたという。
その御霊代が函館を経て札幌へ移され、明治3年5月には仮社殿が建てられたのが始まりという由緒ある神社。 -
神門左手の樹木の間に、高さが8mもあるという島義勇判官銅像が勇姿を現している。
島義勇は、前述の開拓三神を東京から石狩に運んで祀るため、函館まで船で来て、自ら背負って陸路を札幌まで運んだといわれている。その姿の像だ。
これで札幌を切り上げて、R5で最後の宿泊地の小樽に向かう。
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