2021/07/23 - 2021/07/25
171位(同エリア1239件中)
とのっちさん
特にスポーツに興味はないのですが、心待ちにしていたオリパラが始まりました。世界的イベントやるのにまさか国民を縛り付けるなんて、そんな筋の通らないようなことを政府がするはずがないよね~とピーチのセールを予約したのが6月末。
ところが、国民を縛りながら予定調和でオリパラが始まってしまいました。おいおいマジかよ。当時の県の判断では、目的地の北海道は合法です。しかし飛行機が飛ぶ福岡は名指しで「慎重に判断しろ」、つまり違法かどうかは別としてどうせ叩かれます。2人で2万5千円もかかった飛行機代をドブに捨てる判断は慎重さに欠けますので、言い訳並べて行ってしまいました。ごめんなさい。どうぞ戻るボタンを押して下さい。いよいよ50系客車の生き残り、「くしろ湿原ノロッコ号」に乗ります。
※行程は最後に地図でまとめてみました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2021.07.24 釧路
さて、西の果てに住む私が道東までノコノコとやってきたのは「ノロッコ」目的なのである。さすが人気列車だ、発車1時間前だがすでに列ができ始めている。釧路駅 駅
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2021.08.22 自宅
突然で恐縮であるが、373系「ふじかわ」が表紙を飾る95年(平成8年)10月号をひもといてみたいと思う。平成8年なんてついこないだだろうと思うのだが、西暦に直したら四半世紀である。当時は近くの駅の駅員さんが「前の月のどうせ捨てるからあげるよ~」と時刻表をいただけるおおらかな時代であった。 -
2021.08.22 自宅
ほんとうは2000年くらいがいいのだが、残念ながら手元にはない。実家にあるかもしれない。四半世紀経っても特急は依然としてあまり縁のない世界なので(笑)、さっさと本文に行こうか。 -
2021.08.22 自宅
さて、天下の鹿児島本線の夕方下りである。今でこそわけのわからん特急を乱発しているので各線とも真っ赤っかだが、当時は本気で高速バスと客とり合戦を繰り広げていたため、気合の入った真っ赤っかである。快速も派手に「レ」を並べ、ちゃんと小倉~博多60分で走りぬいている。だがしかし、今日の主役は門司港を17時29分に出る飯塚ゆきだ。列車番号は2841レ。若輩者の私が乗った現役のまともな50系客車はこのくらいである。電化までラッシュの切り札として残されていた。私が乗ったのは電化直前だったと思う。 -
2021.08.22 自宅
ところで、当時の50系の活躍の場はあと2か所、1つは青函地区である。電車不足のため盛岡~青森にまとまった数が残されていた。そして特殊設備が必要な青函トンネルでは、専用機関車による快速「海峡」に抜擢された。こちらは私が高校生になった頃くらいまで走っていたのでギリギリ乗ったことはあるが、写真がないので言い訳にしかならない。 -
2021.08.22 自宅
あと1か所は意外や意外、磐越西線なのであった。たしかに新潟都市圏のラッシュは気動車をしこたまつないでいる。たくさんつなげる客車の本領発揮だろう。なぜか電化区間にも客レはバリバリ活躍中だ。東北本線に新車(701系)を入れて、455系を玉突きで転属させる過渡期だったのだろうか。
今と比べてみたが、四半世紀経ってほとんどダイヤの変化がない… -
2021.07.24 釧路
さて、“レ”が激減した令和3年、特急「おおぞら1号」からの接続を迎える道東のランナーは「ノロッコ」と「ノサップ」である。 -
2021.07.24 釧路
自由席に並ぶ客に見守られながらDE10到着! -
2021.07.24 釧路
乗るのはもちろん自由席。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
おぉ、これこれ!車内は青のモケットが並ぶ。 -
2021.07.24 釧路
荷物を置いて見学に行こう。 -
2021.07.24 釧路
現代において「DE10が50系を牽いている」という状況は、冷静に考えると心無いファンの争いで逮捕者が出てしかるべき案件だろうが、ここ釧路ではみんな思い思いに撮影している。 -
2021.07.24 釧路
携帯だと明るい。こっちを表紙にしよう。 -
2021.07.24 釧路
今年はDE10の夏、と決めていた。「DLやまぐち」の重連代走に「奥出雲おろち」に、せっかく抑えた指定席が県の指導で全部パーになった。どっちみち台風でパーだったが。 -
2021.07.24 釧路
今回の主役は機関車でなく、この客車である。 -
2021.07.24 釧路
この妻部といい冷房のない屋根といい…50系客車の雰囲気を色濃く残している。 -
2021.07.24 釧路
あまりにも嬉しくて、後ろの魔改造トロッコを撮ってなかった。まぁいいや。 -
2021.07.24 釧路
タネ車は50系の北海道用51形。しかし編成ぐるみで改造されているため510形となっている。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
車内に戻ってきた。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
扇風機はもちろんJNR。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
自由席だから18きっぷだけで乗れるのである。1回目熊本、2回目釧路は変態の極みだが、3回目もなるべく変態なスタンプを押したい。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
携帯の明るさだと青モケットが映える。そういえば進行方向左側の方が見どころが多いらしいのだが、無意識に右側に座ってしまった。 -
2021.07.24 釧路
隣のホームに「ノサップ」がやってきた。 -
2021.07.24 釧路
乗りつぶし以来15年ご無沙汰である。そんな感じの路線が全国に山ほどある気がする。 -
2021.07.24 釧路
通路にマーキングしてある。「改札中」はあまり機能していないようで、1両しかないのでできるだけ早めに並ぼう。 -
2021.07.24 釧路
特急「おおぞら1号」を撮ったところで車内へ戻ろう。席は全部埋まった。私の向かいには家族連れが座った。立客もいる。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
釧路を出発!駅ビル直結の1番線がある駅は徐々に少なくなってきていると思う。特急は1番線がよく似合う。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
釧路川を渡る。オルゴールは特に鳴らさず放送が始まった。携帯からハイケンスを鳴らしたいところだが、客が大勢いるので我慢だ。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
乗車証明書をいただいた。乗ったら撮れぬ、今日は乗る方を優先する。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
遠矢は通過。遠矢駅 駅
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2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
進行方向右側は林の中を進むような感じであったが、だんだん景色が広がってきた。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
ずっと眺めていたくなるような景色だ。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
3日あれば道東まで気軽に来れる時代がやってきた。ピーチ様様である。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
窓を開けていいのが夏の北海道の魅力。 -
2021.07.24 塘路ゆきくしろ湿原ノロッコ2号車内
塘路に到着。ひととおり下車したところで… -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
いったん車外に出て戻って来るのがルールのようだ。帰りはまだ空いている。今度は川が広がる方が進行方向右側である。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
客が少なくなったので昼飯にしよう。この時期の旅行記にフラペチーノが上がっているが…ごめんなさい(泣)代わりにご当地ジザケチーノでお許しいただきたい。セイコーマートのすじこおにぎりと、氷下魚のおつまみ、病気一直線の組み合わせだが、県の「家出るな」の指導でヤケ食いするよりマシだろう。 -
2021.07.24 塘路
酒がなくなったので、いったん外に出てみた。塘路駅 駅
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2021.07.24 塘路
帰りはこちらが先頭だ。 -
2021.07.24 塘路
いわゆる“ペンデルツーク”。50系を製造したときにこの発想があればもう少し生き永らえていたかもしれない。 -
2021.07.24 塘路
新車っぽい塗分けに騙されてはいけない。国鉄が製造した客レである。 -
2021.07.24 塘路
いかにも観光客受けしそうなチャラチャラした…と思ってはいけない。 -
2021.07.24 塘路
モハやキハといった生ぬるい形式ではなく、ちゃんと“重駆三展”になっている。どうでもいいが、こういう時代なのでついつい「じちょう」と読んでしまう。何てめぇだけ歩いてんだよ。 -
2021.07.24 塘路
機関車は予習どおり撮れない。 -
2021.07.24 塘路
そろそろ車内に戻ろう。 -
2021.07.24 塘路
ところで隣はオハテフである。わがオハは“フ”にあたる部分のスペースを潰して電源を積んでいるのであろう。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
ありがたいことに、釧路ゆきはそんなに混んでいない。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
塘路を出発! -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
釧路に向けて客車の旅が始まる。制御先頭なので、何となく1M4T編成の中間車のように感じる。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
釧路川にそって走る。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
帰りは別バージョンの証明書をもらった。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
蛇行する釧路川。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
夏の道東いいね~ -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
全国各地まだまだ乗り足りないが、たまにはこういう時間の使い方もアリかもしれない。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
やがて川を離れ… -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
心地よい風が湿原を駆け抜ける。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
1つ目の細岡に着いた。細岡駅 駅
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2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
駅舎は観光用かな? -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
もみの木…かな?(不安) -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
名物の水門が見えてきた。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
岩保木水門というらしい。 -
2021.07.24 釧路ゆきくしろ湿原ノロッコ1号車内
やがて湿原を抜けて… -
2021.07.24 釧路
釧路に戻ってきた。向かいのホームにはキハ54。釧路駅 駅
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2021.07.24 釧路
駅の近くの跨線橋から眺めよう。 -
2021.07.24 釧路
架線がないのでスッキリしている。 -
2021.07.24 釧路
あらら、ノーマーク!「しれとこ摩周号」はラッピングだった。そしていよいよ本命の… -
2021.07.24 釧路
乗ったら撮れぬ、撮ったら乗れぬ。架線がないからちょっとした俯瞰で撮影できる。軽快なジョイント音から客車らしさが伝わるだろうか? -
2021.08.28 自宅
今や貴重な存在となってしまった“客レ”というのは置いといて、観光列車で終点の塘路まで単純往復、私だってこんな感じで観光するのである。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ateruiさん 2021/08/29 22:18:11
- ノロッコ すばらしい
- とのっちさん こんばんは
昨日 釧路から帰りました
ノロッコ号 良いですね
丁寧に説明していただいて ゆっくり見られました
私は一度も乗ったことも見たこともないんですよ
ありがとうございました
aterui
- とのっちさん からの返信 2021/08/30 21:37:38
- RE: ノロッコ すばらしい
- ateruiさま
こんばんは。書き込みありがとうございます。
実はateruiさまの旅行記を釧路で大いに参考にしました。断りもなく…(笑)次の旅行記で出てきます。昭和の終わりの生まれなので、こうして観光列車として生きながらえている姿でも貴重な存在に感じてしまう客車列車でした。“コロナ端境期”で渡道は合法の時期でしたので観光客で混雑していましたが、気が向いたらご乗車なさってください。
とのっち
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- Akrさん 2021/08/29 12:01:37
- 短命だったレッドトレイン
- とのっちさま
こんにちは。Akrでございます。
あの時刻表は50系客車の紹介のためだったんですね。
そうですね、東北では磐越西線に最後まで残っていましたね。仙台地区は電車化が早かったのであまり50系にはお目にかかれませんでした。一ノ関以北や奥羽、羽越線筋が50系でしたね。
50系というと自動扉、セミクロス、デッキの両開きドア、そしてなんといっても赤の車体。レッドトレインなんて呼ばれてました。登場した時代がもう客車から電車への過渡期でしたので短命でしたね。余剰車が青函トンネル開業時に快速海峡用として改造されました。定期の快速が客レなんていまじゃ考えられません。確か九州は長編成なのがあって、RJ誌でどこかの駅でホームからはみ出して踏切が鳴りっぱなしとかいうルポを見た気がします。
ノロッコの自由席の車内はほぼ原型ですね。青モケットにセミクロス。
後ろに運転台が付いていたのは初めて知りました。機関車と協調運転ですか?
駅舎側ホームに特急が発着。釧路駅、いい光景です。あとは京都の0番とか地平ホームで改札越しに特急が停まっているのが見えるのが好きですね。
ああ、北海道行きたかった(笑)
-Akr-
- とのっちさん からの返信 2021/08/29 21:03:53
- RE: 短命だったレッドトレイン
- Akrさま
こんばんは。書き込みありがとうございます。
今回は50系特集でした。普通車指定席1680円で有名な近所の「SL人吉」でも見ることはできるのですが、平成の始めに大改装されておりますので、わざわざ釧路まで行ったところでした。そう!デッキは両開きでした。断片的に思い出してきました。RJ誌の北九州のルポは覚えています。復刻版だったと思いますので、実家に帰ったら探してみようかな…
自由席用だからと適度に流用してくれて、あんな状態が残っています。乗りつぶしがひとだんらくしたあかつきには「ノロッコ」いかがでしょうか。富良野も奥出雲も(大井川も)、客車の末端に運転台がついておりますので、まともな“客レ”に慣れている方々には不思議な感覚でしょう。
駅ビル直結の地平1番線に特急の組み合わせは少なくなったような気がします。京都駅ですね!惜しいところでは自動改札が入ってないくて正面が2番の地平駅も…おっと危ない。北海道も気づいたら緊急が始まりましたね〜まだ「秋の乗り放題」のアナウンスを見つけることができず、わが県は基準をクリアしても独自で延長戦を敷いてくる前科があるので、先が見えない不安でいっぱいです。
とのっち
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