2021年8月　北海道9日間（5）積丹ブルーの神威岬と名物うに丼　昼間の小樽スイーツ

2021/08/11 - 2021/08/11

2021年の夏休みも海外旅行はお預け。
涼しい場所を求めて今年も北海道旅行にした。昨年は道東を廻ったので、今年は道央と道南中心。
ただ、昨年、釧路に心残りがあったので、釧路はリベンジ。
釧路in、函館outの8泊9日の旅を計画した。

8月7日　仕事終了後、羽田へ異動
8月8日　ANA4771便で釧路空港　9：20着　釧路湿原と厚岸　釧路泊
8月9日　苫小牧に寄って札幌へ移動　札幌泊
8月10日　終日札幌　札幌泊
8月11日　小樽観光　小樽泊
8月12日　ニセコ周辺　ニセコ泊
8月13日　洞爺湖周辺　洞爺湖泊
8月14日　大沼、鹿部　鹿部泊
8月15日　函館観光　函館泊
8月16日　函館空港　ANA746便　14：10発　16：00伊丹着

8月11日　やっと晴れた。でも台風の影響で海は大時化が続く。気温は23度くらいで過ごしやすく、札幌から小樽方面へのドライブも気持ちよかった。
せっかく晴れたので、小樽を通り越し、積丹ブルーの海を見に行こう。で、名物のうに丼も食べたいなぁ。

エリア 小樽(北海道)

大通り公園をぶらぶら散歩してたから、チェックアウトは9時を廻ってしまった。
二日ぶりに晴れたので、今日は小樽に向かう日だけど、小樽を通り越して神威岬まで行ってみようと思う。

札幌から小樽までは電車でもたぶん1時間ほどだと思うけど、車だと高速を使うから1時間もかからないみたい。右手がきっと小樽の街だけど、そこは今は通り過ぎる。

海岸沿いに出てきた。
晴れてるけど、台風一過の影響で波は随分高い。
サーフィンにはもってこいの波だわ～きっと。

海岸沿いのドライブは気持ちがいい。
気温も23度くらいだからちょうどいいし。

小樽と神威岬の間にうに丼で有名な店があって、予約は受け付けていないらしいし、ウニが採れなかった日にはうに丼もないらしい。
ホントに有名な店で、ネット上でも絶賛されてたから、ダメもとで行ってみることにした。
ここ「田村岩太郎商店」お昼時は混むだろうから、並ぶのを覚悟で11時前に到着。

駐車場は道路を挟んだ反対側にあるけど、10台くらいで満車になるから結構駐車場待ちも発生するみたい。

店の横にコ型のベンチがあって沢山座ってる。
あれがきっと席待ちの列かな。

ベンチは最高で50人くらい座れるように作ってあった。ってことはそれくらい需要があるってことやんな。すごっ。

こんな小樽のど田舎なのにここだけ人がいっぱいいる感じ。

待ち時間は飽きることない。店のにーちゃんが本日のおすすめを画像と共に解説してくれる。
今日のお勧めを数点。
今日は生だこの仕入れがなかったから、タコの代わりはなんと、大トロなんだって。
なんでも、このお店がやってる「丸山教授の釣り船」の客が、ブリを釣る竿で50キロのマグロを釣り上げ、食べきれないから置いていったマグロ。
こんなお得な丼はここ10年で初めてらしい（ホンマやろか）。
柳の舞丼も普通はヒラメだけ、ってところをマグロと半々らしい、今日は。
どの説明を聞いても全部食べたくなるわぁ
迷う～

このお店で有名なのは「生うに丼　赤」っていう１万円のうに丼。
これはさすがに遠慮しとく
店のにーちゃんも「別に」って言ってたし。

20分か30分くらい待って店の中に案内された。

メニューはこんな感じ
うに丼は時価だって
今日は5,000円

迷ったあげく、夫はこのヒラメとマグロの「柳の舞丼」

私は初心を貫いて「うに丼」
小皿には八角とツブ貝

ウニは自然な甘さで、少し採れたての塩気もあって、臭みも全くなかった。たぶんこれまで生きてきた中では一番美味しいウニだわ。
本当に満足した一品だった～

昼食が終わって、11：30
このまま西へ。

神威岬を目指す

神威岬の駐車場は結構満車状態。
今日は天気もいいからか、たくさんの人でにぎわってる

ここから岬の先まで徒歩。

さて出発！

振り返ると、もう駐車場があんなに向こう。

でもまだ海は見えてこないわ

やっと海が見えた～
真っ青な海が広がる～

風がちょっときつめ。
台風の影響だから仕方ないな。

ここが神威岬の入口、ということかな。
ん？女人禁制？

積丹にはいくつか伝説があって、その一つがこれ

義経に強く思いを寄せる首長の娘チャレンカ。しかし義経は大陸へ向かって旅立ってしまう。チャレンカはその後を追い、神威岬までたどり着くも義経の船は沖の彼方へ。悲しみにくれたチャレンカは、「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」と恨みの言葉を残し海に身を投げてしまった。悲しみと恨みを抱いたチャレンカの身体は神威岩と化し、以来、その周辺に女性を乗せた船が近づくと必ず転覆したことから、神威岬は女人禁制の地に。この決まりは明治時代初期まで続くこととなった。

こんなに綺麗な海が見れるのに、明治初期まで本当に女人は禁制やったんや。

結構透明度も高くてきれいなブルー

あの先っぽまで行くん？！
めっちゃ遠いやん！

まぁ歩くの気持ちはいいけど

遊歩道は整備もされていて歩きやすいし、アップダウンもあんまりないし

左右に海が広がる。
右側の方が台風の影響が強く残ってるのか、波が少し白だってる。

右側（東側）

岬の先までが分かりやすい1枚

足元はぬかるんでるところもあるから、ぺたんこサンダルで来たけど、スニーカーとかの方が良かったかも。

この時気温は23度くらい。
風もあったし、暑くも寒くもなかったから、気持ちよかった。
でももしこれ、30度超えた炎天下やったら地獄やな。

積丹ブルーの海はずっと眺めてても飽きないわ

こっち側（西側）の海の方が濃淡がしっかりあって美しい

これも西側

なんか北海道とは思えない青さ。
北海道って海が美しい、っていうイメージ薄くない？
私はここにきて、イメージが変わったわ。

季節や天気によるのかもしれないけど。

これは岬の先の方から後ろを振り返った1枚。

海岸線の続く様子が素晴らしい

所々、怖いところもある（高所恐怖症のわたしにとっては、ね）

下が見えるところは苦手

もうすぐ先端。

で、後ろを振り返った景色

自然って雄大だわ～

着きました。
先っぽ

人が溜まってる

先端から見渡すのは神威岩

伝説で身を投げた女性がこの岩になったんだとか

岩も波もブルーの海も迫力があって見ごたえ十分

確かに美しい

左右から波が当たるから、岩の周囲が真っ白で、岩も際立たせてる。

今日は少し波も高めやから、迫力もあるのかも

いちおー、灯台。これ。

同じ景色に癒されながら、来た道を戻る

1時間のお散歩時間だった

時刻はまだ13時過ぎ

小樽の街に行ってみようかな

海岸線沿いのドライブは気持ちがいい

相変わらず波が高くて音もすごい。

15時前に小樽の目抜き通りに到着

駐車場がどこもいっぱいだったけど、なんとか空きを探して停めることが出来たわ。

観光客もいっぱいで活気にあふれてる

ちょうどおやつタイムだから、ルタオ本店へ

1階が物販、2階がカフェになってる

「本店限定」とか「空港限定」とかに弱いんだなぁ～
後で買おうっと。

限定の「プチショコラ　アマンドホワイト」
ホワイトチョコが好きな人にはたまらない

2階のカフェは10分くらい待ったかな

セットメニュー
「季節のくちどけセット」ってやつと

定番のチーズケーキ
「ドゥーブルフロマージュ」
それとプリンも単品で注文

どれも上品な甘さで美味しかった～

小樽には歴史的な建造物が多くて、明治の建物をリノベーションした施設もちらほら。

ここも北菓楼と隣には六花亭なんだけど、どうみても昔の倉庫

北菓楼の開拓おかきはお気に入り。
この日も4種類くらいの味をお買い上げ

次は超超有名な北一硝子
店内の撮影は禁止らしい
これ撮ってから気づいた。
店内が広すぎて、しっかり見てたら何時間でもかかりそう。

その北一硝子の中でも一番の人気の場所
3号館の「北一ホール」というカフェエリア
ピアノ演奏もあったりして雰囲気はすごく個性的

照明はすべて石油のランプで、167個あるらしい。
外に行列ができるくらい混んでたから、写真だけ撮りに中に入らせてもらった。
ありがとうございました。

で、ちゃんと硝子製品も買ったよ～
北一硝子で買った、今回の記念品。
毎回ここに来るたびに何か買ってるわ。

今回はシャンパングラスを持ってないから、一組買うことにした。
ウサギのすりガラスの絵が入っていて、可愛い。
大切に使おう～

この旅行記へのコメント （5）

• mom Kさん 2022/06/19 11:19:58

  この眺めでしたか

  　神威岬先端まで歩いていません。だから、お写真に見入りました。私は、そこまでの長さにくじけ、手前右の眺望台に登り、そこから見下ろし楽しみました。
  
  　海から吹き上げる風、白い波と透明なブルーを間近で格別だったことでしょう。
  
  　開拓おかき見逃しています。次回必ず。シャンペングラス、素敵！
  カクテル”ミモザ”も似合いそう。昔、ここで購入した電灯の笠、見る度に小樽想起。
  　ぴろろんさんもきっとグラス片手の小樽想いですね。今日もよい日を！

  ぴろろんさん からの返信 2022/06/20 08:02:04

  RE: この眺めでしたか

  mom Kさん、おはようございます。
  
  旅行記へのご訪問、コメントをありがとうございます。
  
  天気が良くて、風が強くなければ、岬の先まで歩くと確かに絶景がみられます。でも、私も行ってからわかったのですが、岬の先まで往復１時間くらい必要、ということ。
  時間に制約があれば、条件がそろっていても諦めなくてはいけませんよね。
  あと、体力的な問題とか。
  
  旅行先ではすべてが「タイミング」だと思います。
  
  小樽はいい街ですよね。食べ物も美味しいし、雰囲気も特徴的で。
  ４〜５回くらい行ってますが、また行ってもいいかな、と思う街です。
  
  ぴろろん
  
  

• とろろんさん 2021/09/22 07:15:03

  続き

  途中で間違って送信してしまいました。
  ウニ丼、食べたーい！って思いました。
  北海道は美味しい物だらけですね。
  自然もスケールが大きいし、ドライブも楽しそう。
  
  シャンパングラスは素敵ですね。
  私はグラスをよく割ってしまうので
  飾り棚に入れて眺めるだけにしそうだけど。
  
  北海道は行った事がないので
  いつか行ってみたいと思いました。
  

  ぴろろんさん からの返信 2021/09/22 11:54:49

  RE: 続き

  とろろんさん、こんにちは。
  
  そういえば、ウニは海外では滅多にお目にかからないですよね。
  しかもうに丼となると、これは日本だけのものだと思う。
  とにかくめっちゃ美味しかった〜
  ホントに美味しかった〜
  味もそうだけど、舌触りや柔らかさ、プリプリの触感、、、、
  また食べたくなってきたわ。
  
  北海道は自然も雄大だし個性的な場所も多い。
  見どころが多いうえに食べ物が美味しいから、たとえ天気が悪くてもあまり気にならないところもいい。
  飛行機で2時間で行けるので、むしろ東北や信州より近くて安かったりします。
  
  とろろんさんも日本帰国の際にはぜひ足を運んで、北海道の海鮮類を食べてください！
  
  北一硝子は独特の模様というか、作り方があって、特徴的な製品が多いんだけど、このシャンパングラスはそういう意味では少し特徴的でないかもしれません。
  北一硝子製品っぽいのは以前に来た時に買ったので、今回はこれにしました。
  ニセコで買ったスパークリングワインを家で飲んだら美味しかったです。
  
  
  ぴろろん
  
  
  

• とろろんさん 2021/09/22 07:05:28

  うに♪

  「たぶんこれまで生きてきた中では一番美味しいウニ」
  気になるわ～。