北海道の旅8日間　②　友に案内されて積丹半島

2021/07/29 - 2021/07/29

旅の2日目、札幌在住の夫の旧友Y様の案内で積丹半島を巡ります。わたくしは、はるか昔学生時代に北海道旅行を計画した時に、行きたいと思いながらも断念した所でしたので、とても楽しみでした。

朝、小樽に迎えに来ていただき、まずは晴天の下、積丹半島神威岬へ。岬の突端までの歩きは結構つらいものがありましたが、まさに「積丹ブルー」としっかりこの目に海の色を焼き付けました。

そして、島武意海岸でも絶景を楽しんだ後、Y様が予約してくださった、「鱗晃」で名物のうに丼を頂きます。とろけるようなウニの甘さはもう絶品。

水中展望船のある黄金岬にも立ち寄りましたが、残念ながら波が高いので本日は展望船は欠航。

13時30分に予約していたニッカの余市工場へ早めに向かい、朝ドラ「マッサン」でおなじみの工場を見学。古き良き時代のゆったりとした造りで、創業当時からの建物も残る工場は散策していても楽しいものでした。

最後に小樽の天狗山を散策し、車に乗ったころかなりの激しい雨。大倉山シャンツェにも案内してくださるおつもりだったようですが、雨のため、本日はここまで。宿泊地定山渓まで送って頂きました。

エリア 積丹半島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 レンタカー JALグループ JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

7時半に、Y様が小樽に迎えに来てくださいました。
一路、車で積丹半島へ。

8時45分神威岬に到着。

神威岬 自然・景勝地

ここでも「熊出没注意」の看板が。

女人禁制の門。遊歩道の入り口です。

岬の先端まで女人禁制の門から770m。

風景はとても美しい。

けれども、道のアップダウンがあり結構きつい。

時折立ち止まっては、積丹ブルーを目に焼き付ける。

お天気に恵まれてよかった。
数日前から台風の行方を気にして、週間天気予報を見て一喜一憂。

神威岬灯台。

灯台全景。

画面左下に見えてきたのは神威岩。

「あの岩を見るといつもナポレオンを思い出すよ。」とY様。

見る角度によって、さまざま。

足元に気をつけて、神威岩のナポレオン様とさようなら。

次の目的地に向かいます。

20分ほど走って着いたのは、島武意トンネル入り口。

島武意海岸 自然・景勝地

事前にY様のメールで「トンネルを抜けるとあっと驚く絶景に会えるぞ！」と予告されておりました。

島武意海岸 自然・景勝地

まさに！
このブルー！

日本の渚百選　選定海岸、島武意海岸。

ここでもお天気に恵まれてうれしいこと。

この数日前のニュースで積丹半島でクマに襲われ亡くなった方のことが報じられていましたが、そのためか遊歩道は通行止め。

「早めの昼食になるが、うに丼を予約してあるぞ！」とY様の心配りに、感謝。

島武意海岸トンネル入り口の「鱗晃」にて。

鱗晃 積丹本店 グルメ・レストラン

「鱗晃」さんの2階、団体さんにも対応できるようなスペース。

わあ、すごい山もりのウニ。緑色はワサビ。

とろけるような甘さ。

予約してくださったのは平日限定セット。
うに丼に、海鮮たっぷりの浜なべ。そして小鉢。

ごちそうさまでした。

美味しい昼食をいただいた後、美国港へとやってきました。

水中展望船がここから出ているので、乗れるかなと期待してきたのですが、波が高いので欠航。昨日の小樽の青の洞窟クルーズと言い、台風の余波か晴天の下なのに海はちょっと荒れ気味なのかもしれない。

船はあきらめ、黄金岬の展望台を目指すことにしましょう。

黄金岬 自然・景勝地

にしん街道。

明治から昭和初期にかけて、にしんの大漁場であった積丹半島。

この先に松山千春の歌碑があるとか。

黄金岬展望台 名所・史跡

展望台まであと少し。

展望台まで400mほどの道のりを来ました。

上から見ないとその形はわかりませんが、突端にあるハート形の宝島は、昔はにしんが大量に押し寄せ文字通り宝の島だったようです。

黄金岬から1時間ほど車を走らせ、次なる目的地余市にやってきました。

画面中央に小さく見えるのは、JR余市駅。

ニッカ余市蒸留所。

ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

コロナ禍以前は、予約なしでも見学ができたようですが、今は予約必須。

その上、緊急事態宣言対策地域からのお客様はお断り。この日7月29日は、東京、沖縄だけでしたが、翌週からは、私の住む地域もお断りの対象に。それどころか、北海道自体蔓延防止等重点地域になり、工場見学は休止。。ギリギリセーフでした。

13時半の予約より1時間近く早めについてしまいました。
工場見学の前に、自由に入れるショップの方へ行き時間つぶし。

朝ドラ「マッサン」でおなじみのポットスティール。

13時半、予約していた見学ツアーの時間となりました。
ガイドさんの案内で、工場内を巡ります。

敷地内は赤い屋根とシックな壁の色、そしてところどころにある緑の樹木で、大変美しい風景です。いたるところ絵になります。

おなじみこのマーク。

ドラマ「マッサン」では、このポットスティールをつくるのに苦労していたなあ。

このポットスティールが確か創立当初から使用していたもの。

ポットスティール上部のしめ縄は、竹鶴氏が実家の造り酒屋の風習を取り入れた。

旧・事務所。

旧・竹鶴邸。
工場内に移築したのは平成14年のこと。

貯蔵庫に並ぶ樽。

工場見学が終わり、いよいよお待ちかね？の試飲。

試飲はニッカ会館2階にコーナーがありました。

ニッカ会館レストラン 樽 グルメ・レストラン

試飲券。ウィスキーの方は、一杯。

ソフトドリンクの方は飲み放題。
アサヒ製品、十六茶とバヤリースのどちらかを。

ウィルキンソンの炭酸水があればいいのになと思いました。
でも暑さの中、頂いた十六茶おいしかったな。ついおかわりしました。

車で来た方にはこんなステッカーも渡されます。

竹鶴政孝さんの像。
そうです、マッサンです。

工場の前の道は「リタロード」としてボランティアさんがきれいに管理しているそうです。

余市の蒸留所見学を終え、本日の宿泊地定山渓に向かいます。

リタロード 名所・史跡