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2020年11月30日(月)3時過ぎ、醍醐寺の三宝院から下醍醐伽藍、そしてお隣の長尾天満宮をお参りして、最後に醍醐寺の霊宝館(宝聚院)へ。三宝院の南側で、お昼を食べた雨月茶屋の東側の一角にある。<br /><br />醍醐寺には、この日回った国宝の金堂や五重塔などの歴史的建造物以外にも、仏像や絵画、工芸品など、数多くの宝物がある。その管理保存、及び展示公開を行っているのが、霊宝館。ここには、現在他のお堂・塔頭に納められている仏像以外の殆どの宝物が所蔵されている。国宝75,537点、重要文化財430点に、未指定の文化財を含めると、約10万点以上に及ぶ。彫刻、絵画、工芸、古文書など、日本の仏教史や美術史上貴重な資料が収蔵されており、春と秋には特別展も行われている。<br /><br />霊宝館は、これらの貴重な寺宝の保存と公開を兼ねた施設として1930年(昭和5年)の醍醐天皇千百年御遠忌に計画され、1935年(昭和10年)に開館。1979年に新収蔵庫3棟を新築、2001年には上醍醐薬師堂の本尊である国宝・薬師三尊像を中央に安置する平成館を増築した。なお、本館と平成館への入場は別料金。<br /><br />国宝の薬師三尊像は木造(カヤ材とみられる木の一木造)で、平安時代に醍醐天皇の発願により建立された薬師堂のご本尊。病気を癒し、苦しみを除く仏として、開創以来多くの信仰を集めてきた。特に病や痛みと同じ場所へ金箔を貼り祈る信仰から「箔薬師」と云われ、聖宝の弟子の会理僧都の913年の作と伝えられる。また、上醍醐五大堂に安置されていた重文の木造五大明王像も平成館に遷座されている。<br /><br />本館には国宝の室町時代の足利義持自筆書状などの書籍や同じく国宝の鎌倉時代の文殊渡海図などの絵画が展示されていた。ただし、これらの展示物は季節により変更されるようだ。<br /><br />また、本館の南側別棟の仏像棟には、いずれも国の重文の、鎌倉時代快慶作の不動明王坐像や地蔵菩薩立像、平安時代の吉祥天立像、五大明王像、如意輪観音坐像、千手観音立像、阿弥陀如来坐像などの彫刻が展示されていた。<br /><br />平成館と仏像棟の間には醍醐大しだれ桜がある。東西24m、南北20mに枝を廻らせる樹齢180年の大木。この時期にはもちろん咲いてなかったが、満開になれば見事だろうな。<br /><br />霊宝館エリアにはこの他にも40本以上の桜がある。推定樹齢100年のソメイヨシノはソメイヨシノとしては京都最古の大木で、高さは11mを越える。また、醍醐の花見の最後を飾る「白山大手毬」は、その名のとおり手毬のように球状に花が咲く。<br /><br />入口のすぐ右手にあるフレンチカフェ、「Le Clos Sous le cerisier(ル・クロ スゥ ル スリジェ)」は「桜の樹の下で」を意味し、これらの桜を目の前で眺めながらランチやカフェを楽しめる。大阪のフレンチレストランのオーナーシェフ・黒岩功氏によるプロデュースで2018年10月にリニューアルオープンしたもの。<br /><br />3時半前、霊宝館エリアを出て、表参道に戻り、西端の総門から醍醐寺を後にする。総門に付いてはいつ建てられたかなどの詳細は不明。醍醐の総門としては小振り。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.5984819084921399&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br />総門から約10分ほど西に歩くと地下鉄東西線の醍醐駅。1997年10月開通の東西線の起点駅で、2004年11月に東西線が六地蔵駅まで延伸され、中間駅となった。ステーションカラーは桜色。<br /><br />1日平均乗降客数は約1万3千人で、17駅中11番目。開業後、乗降客は漸減傾向にある。周辺に市営住宅が多く、住宅の老朽化、入居者の高齢化が背景にあるのではないかと云われている。醍醐寺との道の両サイドにも市営住宅が広がっていたが、いい雰囲気だったのにね。<br /><br />駅上にある京都外環状線の両側には郵便局や市の公共施設、醍醐バスターミナルおよび民間の商業施設が入居する複合施設「パセオ・ダイゴロー」があり、駅と直結している。<br /><br /><br />以上で小野・醍醐観光終了

京都 醍醐 醍醐寺 霊宝館(Reiho-kan Museum, Daigoji Temple, Daigo, Kyoto, JP)

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2020/11/30 - 2020/11/30

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旅行記グループ 小野・醍醐

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ちふゆ

ちふゆさん

2020年11月30日(月)3時過ぎ、醍醐寺の三宝院から下醍醐伽藍、そしてお隣の長尾天満宮をお参りして、最後に醍醐寺の霊宝館(宝聚院)へ。三宝院の南側で、お昼を食べた雨月茶屋の東側の一角にある。

醍醐寺には、この日回った国宝の金堂や五重塔などの歴史的建造物以外にも、仏像や絵画、工芸品など、数多くの宝物がある。その管理保存、及び展示公開を行っているのが、霊宝館。ここには、現在他のお堂・塔頭に納められている仏像以外の殆どの宝物が所蔵されている。国宝75,537点、重要文化財430点に、未指定の文化財を含めると、約10万点以上に及ぶ。彫刻、絵画、工芸、古文書など、日本の仏教史や美術史上貴重な資料が収蔵されており、春と秋には特別展も行われている。

霊宝館は、これらの貴重な寺宝の保存と公開を兼ねた施設として1930年(昭和5年)の醍醐天皇千百年御遠忌に計画され、1935年(昭和10年)に開館。1979年に新収蔵庫3棟を新築、2001年には上醍醐薬師堂の本尊である国宝・薬師三尊像を中央に安置する平成館を増築した。なお、本館と平成館への入場は別料金。

国宝の薬師三尊像は木造(カヤ材とみられる木の一木造)で、平安時代に醍醐天皇の発願により建立された薬師堂のご本尊。病気を癒し、苦しみを除く仏として、開創以来多くの信仰を集めてきた。特に病や痛みと同じ場所へ金箔を貼り祈る信仰から「箔薬師」と云われ、聖宝の弟子の会理僧都の913年の作と伝えられる。また、上醍醐五大堂に安置されていた重文の木造五大明王像も平成館に遷座されている。

本館には国宝の室町時代の足利義持自筆書状などの書籍や同じく国宝の鎌倉時代の文殊渡海図などの絵画が展示されていた。ただし、これらの展示物は季節により変更されるようだ。

また、本館の南側別棟の仏像棟には、いずれも国の重文の、鎌倉時代快慶作の不動明王坐像や地蔵菩薩立像、平安時代の吉祥天立像、五大明王像、如意輪観音坐像、千手観音立像、阿弥陀如来坐像などの彫刻が展示されていた。

平成館と仏像棟の間には醍醐大しだれ桜がある。東西24m、南北20mに枝を廻らせる樹齢180年の大木。この時期にはもちろん咲いてなかったが、満開になれば見事だろうな。

霊宝館エリアにはこの他にも40本以上の桜がある。推定樹齢100年のソメイヨシノはソメイヨシノとしては京都最古の大木で、高さは11mを越える。また、醍醐の花見の最後を飾る「白山大手毬」は、その名のとおり手毬のように球状に花が咲く。

入口のすぐ右手にあるフレンチカフェ、「Le Clos Sous le cerisier(ル・クロ スゥ ル スリジェ)」は「桜の樹の下で」を意味し、これらの桜を目の前で眺めながらランチやカフェを楽しめる。大阪のフレンチレストランのオーナーシェフ・黒岩功氏によるプロデュースで2018年10月にリニューアルオープンしたもの。

3時半前、霊宝館エリアを出て、表参道に戻り、西端の総門から醍醐寺を後にする。総門に付いてはいつ建てられたかなどの詳細は不明。醍醐の総門としては小振り。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.5984819084921399&type=1&l=223fe1adec

総門から約10分ほど西に歩くと地下鉄東西線の醍醐駅。1997年10月開通の東西線の起点駅で、2004年11月に東西線が六地蔵駅まで延伸され、中間駅となった。ステーションカラーは桜色。

1日平均乗降客数は約1万3千人で、17駅中11番目。開業後、乗降客は漸減傾向にある。周辺に市営住宅が多く、住宅の老朽化、入居者の高齢化が背景にあるのではないかと云われている。醍醐寺との道の両サイドにも市営住宅が広がっていたが、いい雰囲気だったのにね。

駅上にある京都外環状線の両側には郵便局や市の公共施設、醍醐バスターミナルおよび民間の商業施設が入居する複合施設「パセオ・ダイゴロー」があり、駅と直結している。


以上で小野・醍醐観光終了

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