紅葉の栗駒山

2020/09/28 - 2020/09/28

2020年の夏は猛暑が続き，なかなか涼しくなりませんでしたが，9月になり少しずつ気温が下がり，紅葉の季節のニュースが入るようになってきたので，東北の中でも最も早く紅葉することで有名な栗駒山に行ってみることにしました．栗駒山は宮城県側からも，岩手県側からも何度か登ったことがある乃ですが，今回は，岩手県側の須川温泉から出発し，苔花平から自然観察路に入って，産沼経由で登頂するコースで登ってみることにしました．本来であれば，苔花平から地獄谷と昭和湖を経由する須川コースが最短距離で，2時間もかからずに登れるのですが，ガスが発生しているために須川コースはずっと閉鎖されたままになっています．そのためチョット遠回りになりますが，このコースが須川温泉からの最短コースになっていました．当日は雨の可能性はなかったのですが，昼頃まで「霧」が出るとの予報．ですが，須川温泉に着いたときには「快晴」で，「今日は最高の登山になりそう」と思って出発しました．ですが，頂上に近付くにつれ徐々に霧が発生し，頂上ではほぼ視界０状態．昨年宮城県側から登ったときには雨が降っていたので，それよりはマシですが，それでも紅葉だけはみたいと，天狗岩近くで暫く待つことに．待った甲斐もあって，徐々に霧も晴れて，最終的には満足の行く紅葉を見ることが出来ました．

エリア 一関(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩

早朝の須川温泉駐車場．車が少ないように見えますが，写真を撮った後はほぼ満車状態．朝は快晴でした．

須川ビジターセンター 名所・史跡

須川温泉の脇を抜けて上り始めます．

いつ見てもスゴイ源泉

少し登ったところで須川温泉を振り返ります．

先に見えるのが剣岳方面．噴煙が出ていました．

名残ヶ原．この辺りはまだ青々としています．

名残ヶ原 自然・景勝地

須川コースの分岐．ここをまっすぐ行けば，栗駒山に直登できますが，立ち入り禁止になっています．紅葉は少しありました．

自然観察路に入り，三途川を渡ります．

この辺りから少し登り．須川コースほどではないですが，登山道はよく整備されているので，初心者でも特に問題はないと思います．少なくとも宮城県側の中央コースよりは良いです．

頂上に近付くにつれて紅葉も見えてきましたが，同じに霧も出てきました．

栗駒山山頂に到着．霧の合間を縫ってやっと写真を撮ることが出来ました．

栗駒山 自然・景勝地

天狗岩の方で移動し，霧が晴れるのを待ちます．風が吹いているのでかなり寒いです．防風用のジャケットを着込んで昼食をとっている間に徐々に霧が晴れてきました．

雲の動きが速く，晴れと霧を繰り返します．霧の合間を縫って写真を撮りました．遠くに鳥海山が見えています．

頂上付近は紅葉の見頃．

暫く紅葉を堪能した後来た道を引き返します．少し標高が下がると紅葉はまだこれからと言った感じ．

それでも十分な見応えでした．

産沼戻ってきました．行くときには霧でしたが，帰りは快晴になっていました．

名残ヶ原まで戻ってきました．まだこの辺りでもこれから登って行く登山客とすれ違いました．

須川温泉に到着し，今日の登山を終えました．栗駒山は距離も短いので，単純な往復だと少し物足りないです．

まだ時間があったので，秋田県側に降りて，こまち湯ったりロード沿いにある桁倉沼に行ってみました．

桁倉沼の隣にある苔沼

早めの草紅葉がとても綺麗でした．

じゅんさい沼．ここにはキャンプ場があります．

最後にほほえみの郷　観音の湯へ．国道から少し離れたところにある温泉宿ですが，日帰り入浴も出来ます．

この温泉はpH9.4のアルカリ性で，お肌がすべすべになります．源泉は96.8℃となっていてかなりの高温．露天風呂などの設備はありませんが，泉質は最高の温泉です．温泉でゆっくりした後，帰路につきました．