紅葉の太平湖・小又峡・森吉四季美湖

2019/10/27 - 2019/10/27

　五城目町にあるネコバリ岩を見た後，小俣峡散策のために太平湖まで行きました．太平湖は人工のダム湖ですが，紅葉が見事なことで知られています．近くには秘湯で有名な杣温泉（そまおんせん）もあります．小又峡は，森吉山系を源に，太平湖に注ぐノ口川沿いに広がる渓谷で，川の流れによってできた渕や滝と周囲の紅葉のコントラストが素晴らしく，本当に来てよかったと思いました．

　この小又峡に行くには，太平湖遊覧船を使うのが一番簡単で，遊覧船で対岸にあるトレッキングコースの入り口で下船し，そのから三階滝まで約2kmがトレッキングコースになっています．川沿いを歩きますが，コースはよく整備されていて起伏も殆どないので，特に技術や装備は必要ありません．ただ，川の流れはかなり早いので，落ちないように注意する必要があります．小さなお子さん連れの方は注意が必要です．殆どの人は三階滝まで行って引き返して来ますが，滝の先にもトレッキングコースは続いています．ただし，滝から先は初心者向けではなく，きちんとした装備が必要です．今回私たちは家族でハイキングがてらで来たので，三階滝まで行って引き返して来ました．船着き場まで戻ると，時間に合わせて次の遊覧船が来ますので，それに乗って帰ることができます．特に帰りの予約は必要ありませんが，船の最終便に間に合うように帰ってくる必要があります．

　小又峡を散策した後は杣温泉に行ってお風呂に入りました．源泉掛流しでpH8.5の美人の湯です．男女別の内風呂と混浴の露天風呂がありました．その後は森吉四季美湖に立ち寄って家路につきました．
　

エリア 八郎潟周辺(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車 徒歩

太平湖グリーンハウス

ここで乗船券を購入します．

太平湖と周辺の地図

遊覧船は７便まであるようです．最終は15:30発のようです．

グリーンハウスから船着き場までは約10分かかります．急坂を下りて行きます．帰りが大変でした．でも紅葉は綺麗でした．

途中にあったクマよけ？の鐘

小又峡の散策マップ

こちらが船着き場

遊覧船が入ってきました．

小さそうに見えますが，最大100人くらい乗れるそうです．

太平湖には大きな鯉やナマズがいて，エサを投げると沢山寄って来ていました．

遊覧船出発．トレッキングしない人は，途中で下船せずにそのまま戻って来ることができますので，足腰の弱い方でもお勧めです（ただし，乗船場まで10分くらい下るので，そのくらいは歩ける方でないと無理そうです）．

クマが冬眠していたという穴．

紅葉は本当に綺麗でした．

小又峡の下船口の手前に，朽ちたトロッコの鉄橋があります．小又峡の案内には大抵載っているモニュメント的存在です．かつてはこの辺りにトロッコが走っていて，木材の運搬に使っていたようです．

こちらが小又峡散策コースの下船口

ノ口川には大小沢山の滝がありました．

流れが緩やかな場所と急流が入り交じり，素晴らしい風景となっていました．

撮影スポットの一つ，ガマ渕．

流れと紅葉の写真を撮るために，沢山のカメラマンが来ていました．

川に架かる橋．

小さな滝．一つ一つに名前が付いていましたが，覚えていません．

川幅の狭い所はこのくらいで，飛び越せるくらいですが，水量が多いので落ちたら危険です．

1時間くらいで三階滝に着きました．正式名称が「三階滝」なのか「三階の滝」なのか？良くわかりませんが，両方の表記がありました．

三階滝周辺の紅葉．

三階滝から戻る途中で昼食．

船着き場まで戻って来ると，次の遊覧船はお客様で満員でした．

太平湖を後に，杣温泉へ．

秘境の一軒宿です．内風呂はこの建物の裏側にありました．

源泉掛流しの美人の湯．日帰り入浴は確か500円でした．

こちらは露天風呂．混浴ですが，他に誰もお客様がいなかったので，家族で入りました．

その後，小又川を堰き止めて作った森吉四季美湖へ．そろそろ夕方になってきました．

立派なダム広報館がありました．

中にあったクマの敷物．

広報館からの景色．小又峡の紅葉は本当に綺麗で，また来年も来て見たいと思いました．