2020/10/27 - 2020/10/31
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mirilinさん
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この旅行記のスケジュール
2020/10/27
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弁天島(大勝浦地区)
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「熊野三山御朱印巡りと温泉三昧一人旅」も4日目となりました。
この日の予定は「旅のしおり」によれば、朝、那智勝浦の街を散策し、10:45発のJR「くろしお20号」で串本に向かい、ブラタモリでも紹介された絶景「橋杭岩」を見学して、再びJRで串本から南紀白浜に向かい、白浜温泉宿泊となっています。
いよいよ熊野三山エリアとはお別れして、大海原が広がる南紀の海の世界に突入。今日のお宿も南紀白浜の代名詞とも言える美しい白良浜の波打ち際に建つ「白良荘グランドホテル」。海大好きな私のテンションがさらにヒートアップしていったことは言うまでもありません。
なんだかんだ言っても、神社仏閣巡りよりも青い海と白い砂の方がまだまだ好きな私。大人になりきれないことが証明されちゃったかも(笑)
太平洋さ~ん、今行くよ~。
さてさてどんな1日になるのでしょうか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー JR特急 徒歩
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朝、カーテンを開けたら、ウミガメさんがホテルの前の桟橋にお迎えに来てました。朝風呂に行く人のために来てるのかな?
私は、「万清楼」の温泉で朝風呂楽しんじゃったので、今朝は窓からご挨拶だけしておきました。
ちなみに、「万清楼」の温泉は、勝浦温泉の中では塩分が少なく、とても肌にやさしい泉質で、季節・天候・気温によりお湯の色が7色に変化するのが特徴とか。
海が見えるわけではありませんが、露天もあり、こじんまりとしていて、とても落ち着くお風呂でした。 -
そして、朝ごはん。料理旅館の朝ごはんは、やっぱり豪華なんですわ。晩ご飯の写真を間違えて貼ったわけではありません。
ご飯は、一人ずつ専用のお釜で炊き上げたものなんで、ふっくら艶艶でおいしすぎ。おかずの品数も豊富で、もう大満足。
あ!サメのみりん干しを目の前で焼いて食べました。オカマのとなりで焼かれている茶色くて四角いやつ。珍しいですよね?なかなか美味しかったですよ。
コロナ対策で、テーブルの間隔も広く、いろいろ心配りされていました。
そういえば、私の隣のテーブルも女性の一人旅のようでした。万清楼 宿・ホテル
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チェックアウトは10時なので、その時間まで勝浦の街を散策することにしました。昨日、那智山から戻ってきた時に、駅前の観光案内所のお姉さんに「弁天島」の景観が美しいと聞いていたので、そこを目指します。天気次第では那智の滝も見えるそうなんです。宿の支配人さんに聞いたら、15分も歩けば着くとのことなので、朝のお散歩には最適です。
観光案内所で「ローカル推薦!かつうらまち遊びマップ」という地図も貰っていたんですが、持って出るの忘れました(笑)
とりあえず、ホテル前の漁港に沿ってブラブラ歩きます。 -
漁港の周りは遊歩道のようになっていて、所々にマグロの絵が書かれていました。
一口に「マグロ」といっても、いろんな種類があるんですね。 -
5分ほど歩くと、小さな入江があります。
なんだか時が止まったような、ノスタルジックな雰囲気ですよね。
このあたりでは、風情のある港街を背景に映画の撮影も行われたそうです。 -
近くで、こんな年季の入った標石も見つけました。
「勝浦漁業組合漁港」と書かれているような… -
そして、あのノスタルジックな入江から海に沿って3分ほど歩くと、「勝浦八幡神社」が現れます。
まだ朝は早かったのですが、御朱印を頂くこと出来ました。勝浦八幡神社例祭 祭り・イベント
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鳥居をくぐると右手に手水舎があります。
コロナ禍でやはり柄杓はありませんでしたが、なんとアルコール消毒液と紙タオルそしてゴミ箱が置かれていました。素敵な心遣いですね。 -
そして、正面に拝所があり、その奥に社殿がありました。
と、拝所の階段両サイドに、紅白の碇(イカリ)と小さな梛(ナギ)の木が置かれているのに気がつきました。梛は熊野の御神木ですが、碇は狛犬ならぬ狛碇?
漁師町の八幡様だからとはいえ、珍しいですよね。 -
近づいて見たら、さらにビックリ!
碇(イカリ)が梛(ナギ)の木に立てかけられているのですが、その後ろの看板見てください。「イカリを鎮めてナギとなす」とあります。洒落が効いているというか、碇を「怒り」、梛を「凪(ナギ)」にかけているわけですよね。
イヨッ!座布団10枚! -
拝所の奥の本殿です。真ん中に鏡がありますね。
この八幡様の主祭神は応神天皇だそうです。 -
境内社の勝浦護国神社の鳥居は白です。
航海の安全と大漁を祈願して行われる「勝浦八幡神社例大祭」は、街中を練り歩いた神輿が威勢よく海に飛び込む勇壮な祭りとして有名ですが、普段はとても静かな神社でした。 -
八幡神社の目と鼻の先にある公共の温泉「はまゆ」の脇の小道に入り、那智湾側の海岸に向かいます。
ちなみに「はまゆ」は、源泉かけ流しの弱アルカリ性の硫黄泉で、320円で入れるらしいですよ。天然温泉公衆浴場 はまゆ 温泉
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「はまゆ」の横の小道をはいると、昭和の香り漂う町並が続いていました。
時が止まったような、のどかな漁村の風景です。 -
のどかな町並みを歩くこと5分ほどで、反対側の那智湾側の海岸線に出ました。
こちら側には漁港側とは全く違う美しい景色が広がっています。「ローカル推薦!かつうらまち遊びマップ」には、フォトスポットとしても紹介されていましたが、想像以上の景色です。水もとても綺麗で透き通ています。潜りたいな~浅いけど。 -
そして、これが「ガイドブックには載っていない隠れパワースポット」とも言われる「弁天島」です。
陸地から数十メートルのところにあり、干潮時には陸続きになって歩いて渡ることができるそうです。フランスのモンサンミッシェルみたいですね。
赤い鳥居の小さな神社には、白蛇弁天が祀られており、商売繁盛・財運アップなどのご利益があるといわれています。
着物を濡らしながら川を渡り、自然の禊をして入った旧熊野本宮と同様に、海水で禊をして島に渡るという形の弁天島は、ひときわ神々しく聖地感がありますね。
この場所はガイドブックなどでもあまり見かけず、私も駅前の観光案内所のお姉さんに聞くまで知りませんでしたが、とても素敵な場所です。超穴場ですよ! -
そしてここからは、なんと「那智の滝」だって見えるんです。
弁天島の岩の間から見える白い一筋の滝…もう絶景以外の何ものでもありませんよ。おばあちゃんじゃなくても「ありがたや~」って手を合わせたくなります。
那智の滝が見えることも、駅前の観光案内所のお姉さんが、「那智山も勝浦も天気がいい時しか見えないけど、今日明日は見えると思うのでぜひ見に行ってね」と教えてくれたんです。現地での情報収集は大切ですね!
この写真だとちょっとわかりにくいので、丸付けておきました。 -
那智の滝を望遠で撮ってみました。
一眼レフカメラは例の事件でズームが効かなくなっていたので、サブカメラのコンデジで撮ったものですが、一応撮れてますね。
天気のいい時に那智勝浦に行った時は、ぜひ見に行ってくださいね! -
熊野灘側を見ると海の中にいくつも岩々がそびえ立っています。
このあたりの海は、こうした奇岩がニョッキニョキと出ています。
さすが、「南紀熊野ジオパーク」に認定されている地域だけありますね。
海も青くて綺麗です。 -
こんな看板もありました。このあたりは「お蛇浦」と呼ばれているようですね。
そして、このあたりの海岸は、地震などで液状化した泥が地下から上部の地層などに貫入して形成された岩体「泥ダイアピル岩体」を見ることが出来るそうです。
タモリが食いつきそうですね。 -
この岩、看板に出てました。
下の白っぽい部分が「泥ダイアピル岩体」で、上の黒い部分が「熊野層群」だそうです。
残念ながら、この先に繋がっている「南紀熊野ジオパーク」認定の絶景スポット「お蛇浦遊歩道」は通行禁止になっていました。大自然のアートよろしく、波に侵食された巨岩が並んでいるそうです。見たかったな~ -
街の散策も終わり、列車の時間までまだ時間があったので、足湯に入ることにしました。本当は昨日見た港の前の足湯に入りたかったのですが、心配性の私は荷物を持って駅まで行き、駅前の足湯「滝の湯」に入ることにしました。ここなら、よっぽどのことがない限り、列車の時間に遅れないですからね。
お湯はちょっとぬるめでしたけど、朝の街歩きの疲れが取れた気がします。 -
「旅のしおり」どおり、10:45発のJR「くろしお20号」新大阪行きで、まずは串本に向かいます。ブラタモリで知ってぜひ見てみたくなった「橋杭岩」の最寄駅が串本なんです。串本は今日のお宿の白浜にい行く途中ですが、距離がないので途中下車扱いにはなりません。チケットは紀伊勝浦→串本、串本→白浜の2区間を購入する必要がありました。残念!
あ!紀伊勝浦駅のホームにあるベンチ、ホームと垂直に置かれています。珍しいですよね。紀伊勝浦駅 駅
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くろしお号は、熊野灘に沿って走っていきます。
お!この岩はもしや「泥ダイアピル岩体」では?
私もちょいと詳しくなってきたかも。(V^-°)イエイ! -
波打ち際スレスレに走っていくので、海好きにはたまりません。
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次々と車窓に現れる海の美しさに興奮しているうちに、串本駅に到着しました。串本駅は、本州最南端の駅だそうで、立派な石碑が駅前に立っていました。
串本駅からお目当ての「橋杭岩」の交通手段は、徒歩、コミュニティバス、タクシーの三択。「旅のしおり」では、行きはタクシー、帰りは徒歩かコミュニティバスの予定になっていました。コミュニティバスは1時間に1本あるかないかなので、あまり当てにできません。で、他に良い手段はないかを確認しようと、駅にある案内所に行ったところ、同じ列車から降りた年配の御夫婦も「橋杭岩」に行きたいと相談中。案内所のお姉さんはタクシーで行くのが一番いいと言うので、一緒にタクシーで行くことにしました。串本駅 駅
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駅前にはタクシーがいなかったので、電話で呼ばなければなりませんでしたが、タクシーに乗ってしまえば、5分ほどで到着しました。
遂に、「橋杭岩」とご対面です。橋杭岩 自然・景勝地
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吉野熊野国立公園内にある国の名勝天然記念物に指定されている「橋杭岩」は、串本から大島に向かって、大小40余りの岩柱が約850mにわたり列を成して海中からそそり立っており、その姿が橋の杭に似ていることからこの名が付いたそうです。
その昔、弘法大師と天の邪鬼とが一晩で大島まで橋を架ける競争をしたのですが、負けそうになった天邪鬼が鶏の鳴きまねをして夜が明けたと思わせたため、弘法大師が作業を止め、橋を完成させることなく杭だけで終わったという伝説があるそうです。 -
「橋杭岩」に着いたのはちょうど干潮の時間。それも大潮で、めちゃめちゃ潮が引いている状態。通常は、海の中から橋の杭のように岩がそそり立っているわけですが、私が訪れた時は、根っこから見えていて、杭の真下まで歩いて行ける状況でした。
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昔、宮島の厳島神社に行った時も、大干潮の時間で、海に浮かぶ鳥居のはずが、鳥居の周りで潮干狩りができる状態であったことを思い出しました。鳥居の足元まで歩いて行ったのですが、そんな経験はあまりできない、ついてるねと言われて複雑な心境でした(笑)
今回も、岩の下まで歩いていけるのですが…。これはラッキーなのか? -
でも、岩の下に着くと、波が岩に当たり砕ける様子なども間近に見られ、なかなかの迫力で、これはこれで楽しめるのです。
この不思議な光景は、約1500万年前~1400万年前に、砂や泥が海底に堆積してできた堆積岩中の割れ目にマグマが貫入して冷え固まったものだそうで、その後隆起し、柔らかい堆積岩は海の波により侵食され、硬い流紋岩の岩脈が断続的に取り残されて、橋脚が並んだような地形となったと、ブラタモリで言ってました。
弘法太師が、橋の架設途中でやめちゃったわけではないようです。 -
岩脈が崩壊して波食棚に散在する漂礫は、巨大地震による津波で運ばれたと言われています。
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とても大きな岩です。近くに行かなければこの迫力は味わえません。
残っている岩ですから、これはマグマが固まった岩ってわけですよね。 -
この「橋杭岩」のたもとには、道の駅「くしもと橋杭岩」があり、おみやげを買ったり、軽食をとったりすることができます。
八咫烏マークのサイダー、ちょっと気になっていたのに、いつか飲もうと思っているうちに飲まずじまいでした。悔やむ~道の駅 くしもと橋杭岩 道の駅
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道の駅の2階には、「橋杭岩」の説明や、石の標本など、ジオパーク的なコーナーがありますので、しっかり勉強もできます。
手書きで温かみのある地図には、各岩の名称などが載ってます。並んでいる岩全部に名前が付いてるみたいです。 -
この道の駅の名物は、地元のポンカンを使ったポンカンソフトクリーム。
これ食べたくて、楽しみにしていたんですが、なぜかポンカンソフトはなく、「キンカンソフトクリーム」を食べることに。美味しかったけど… -
昼食は、道の駅のお向かいにある「はし杭」というお蕎麦屋さんで、おうどんをいただきました。
この辺りには、道の駅以外に食べるところがここぐらいしかないので、とても混んでいました。民宿 はし杭 宿・ホテル
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駅への戻りもタクシーを呼び、行きにご一緒した御夫婦と一緒に戻ってきました。
本当は歩いて戻りながら、途中の「串本海水浴場」あたりから「橋杭岩」を見てみようかと思っていたのですが、御夫婦は帰りも一緒にと決めていたようなので、ちょっと断れませんでした…。「串本海水浴場」から見ると、道の駅側から見るのと真逆に見る感じになるので、どんな感じなのかちょっと興味あったんですがね。串本駅 駅
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タクシーで戻ってきたので、予定より早く駅に着いちゃいました。(笑)
なので、駅前をちょっとブラブラ。
駅前のロータリーには、日本に来航した最初のアメリカ船「レディ・ワシントン号」のブロンズ像がありました。なんと、ペリーの黒船来航より62年も前にアメリカの商船が、紀伊大島にやってきていたなんて、知りませんでした。 -
南紀熊野の独特の地形を解説する看板もあります。
_¢(0-0ヘ)メモメモ -
駅舎内には、でっかいカジキマグロの剥製も飾られています。さすが本州最南端の駅(笑)
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駅をうろついているうちに、時間になりました。13:37発「くろしお24号」新大阪行きで白浜に向かいます。
私は行き当たりばったりの自由席でしたが、ご一緒した御夫婦はこのまま新大阪まで乗っていかれるということで、指定席を予約済みとのこと。ホームでお別れしました。
ホームにはこんな可愛らしい方位図がありました。 -
串本から50分で関西の誇るリゾート白浜駅に到着です。
私がご幼少のみぎりは、白浜といえば温泉と海水浴だったんですが、今は「パンダのまち」なんですね。
白浜のアドベンチャーワールドでは、毎年のように赤ちゃんパンダが生まれているのに、なんで上野動物園だけが赤ちゃんが生まれると大騒ぎなんだろうって言われてますよね(笑)
私が行った時も、丁度パンダに妊娠の兆候があるので、観覧中止って地元のテレビで流していました。白浜駅 駅
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GoToトラベル地域限定クーポンが余っていたので、ホテルまではそれを使ってタクシーで行っちゃえってことで、駅前からタクシーに乗ったのですが、タクシーの運ちゃんにチェックインの時間までまだ少し時間があるから、どっか行きたいところ寄ってあげるよ~と営業かけられ…、せっかく天気もいいので「千畳敷」に行ってみることにしました。
千畳敷 自然・景勝地
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国の名勝に指定されている「千畳敷」は、和歌山の定番観光スポットです。関西に住んでいた子供の頃に、家族旅行できた記憶があります。かれこれ半世紀ほど前になるでしょうか…ぎゃー!!
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太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった白く柔らかい岩は第3紀層の砂岩からなる大岩盤で、打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています。
千枚の畳を敷けるほど広い岩盤だから「千畳敷」。でも…昔来た時の方がずっと広かったように思ったんです。
そしたら、連れてきてくれたタクシーの運ちゃんが、「広い岩盤の一部を駐車場にしちゃったから、昔のほうが広かった記憶は正しいよ」と教えてくれました。
「名勝」なのに、駐車場にしちゃうのね… -
さて、小さくなっちゃった「千畳敷」に、ちょっと残念な気持ちを引きずりながら、今日のお宿「白良荘グランドホテル」にチェックイン。一人ではもったいない広さの和室。今回初めての和室ですが、なかなか落ち着きます。
白浜温泉 白良荘グランドホテル 宿・ホテル
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じゃーん!
これよこれ!これを楽しみにしていたんです。
お部屋の窓を開けたらこの景色。ハワイに来ちゃった?って景観ですが、よく見ると松の木が写ってますから、やっぱり日本でした。
「白良荘グランドホテル」は和歌山が誇る白砂ビーチ「白良浜」の上に建つホテル。さざ波の音が部屋に届く距離です。 -
真っ白な砂浜と青い海。これを見て、外に出ずにはいられません。
荷物を置くやいなや、目の前のビーチに飛び出しました。
夏にはビーチパラソルの花が咲き、海水浴客で溢れる海岸も、♪今はもう秋、誰もいない海~♪て感じで、静かな佇まい。
のんびりお散歩にはうってつけ。至福のひとときを過ごしました。
q(^-^q)(p^-^)p q(^-^q)(p^-^)p q(^-^q)(p^-^)p ♪白良浜 自然・景勝地
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ほら、オン・ザ・ビーチの我がホテル。
青い空に白い砂が映えますね~。砂の模様は足跡ではなくて、風紋です。
ちなみに私の部屋は…4階の左から8つ目の窓あたりです。 -
白浜でもう一つ楽しみにしていたのが、この「円月島」に沈む夕陽。
運良く天気もいいので、素敵な日没が見られそうです。
「円月島」は、白浜のシンボルとして親しまれている観光名所。ここもまた、子供の頃に家族と来ています。
正式には「高嶋」といい、臨海浦の南海上に浮かぶ南北130m、東西35m、高さ25mの小島ですが、島の中央に円月形の海蝕洞がぽっかり空いていることから「円月島」と呼ばれているそうです。
ホテルからは歩いて15分ほどの距離にある「円月島」のビューポイントへ、日没時間を見計らって歩いて向かいます。円月島 自然・景勝地
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ビューポイントは黒山の人だかりで、この旅で初めての「密」を感じましたが、ま、風もビュービュー吹いていたので、換気はバッチリだから良しとします。
なんて、考えているうちに、だんだんお日様が沈んできました。
あの穴の中にちょうど太陽が入る位置で、カメラを構えるのは至難の業。みんなカメラを持って右往左往です。太陽の軌道を計算して立たないと… -
私はなかなかいい位置に立てていたようです。綺麗ですよね~
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でも…気づいたら、私の周りにたくさんの人が溢れていたので、さすがにちょっと怖くなり、すごすごと場所を移動。
結局太陽が海に沈む瞬間は、こんなにずれた場所に移動してしまいました(笑)
臆病者の私…
でもこれはこれで、味がありますよね?ね?ね? -
さて、気を取り直し、今回の一人旅最後の晩餐に向かいました。
ネットなどでとても評判のよかったお店「喜楽」さんです。予約しないと入れないこともあるというので、しっかり1名で予約して行きました。
ありがたいことに、このお店もホテルから歩いて5分ほどのところにありました。 -
お店は満席。予約しておいてよかったです。
メニューには美味しそうな料理が並んでいましたが、お店イチオシのクエ鍋とかお刺身の盛り合わせなどは、小食の私一人では注文はしづらく…この時だけ「一人旅」の悔しさを味わいました。
で注文したのは「熊野丼」。このお店でしか食べられないという葵の葉で巻いたお寿司「葵寿司」と迷ったのですが、「熊野丼」は、熊野の海の幸(お刺身)と山の幸(山菜)がたっぷり入った丼に、山かけがついています。熊野の旅の締めにぴったりじゃん!てことでこちらに軍配が上がりました。
お酒は弱いというのに、紀州だからと「梅酒」も注文しちゃって、ゴキゲンなラストナイトを過ごしました。
ちなみに、「葵寿司」はお土産にできるというので、翌日帰りの飛行機で食べることにし、翌日引き取りの予約をしちゃいました。
さぁ、あすは最終日。お昼の飛行機で帰宅です。
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