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この旅では岐阜県と愛知県を巡ってきました。岐阜県ではメインが二つ、愛知県では一つありまして、まず岐阜県でのメイン一つ目は、関市洞戸(ほらど)地区にある通称「モネの池」を見てくることでした。池に入り込む湧水の透明度で、水面に浮かぶ池の鯉や蓮の葉などが絵画のように美しく見えるとか見えないとか言われる場所です。<br /><br />宿泊先の名古屋より、JRと岐阜バスと板取ふれあいバスなるものを乗り継ぎ2時間弱で到着。まだ観光客は少なかったですね。もっとデカい池を想像していましたが、神社のふもとにある何気ない小さな池でした。天候や季節などが要因だったか、ガイドブックで見るようなブルーではなかったですが、透明度が高いのは確か。あとは、池の鯉さんの気分次第ですね。そうなかなか上手いこと、レンズの中にタイミングよく収まってくれません。それでも、まずまずアーティスティックな写真は撮れたかと思います。<br />モネの池ばかり目が行きがちですが、一帯を流れる板取川の透明度も素晴らしく、モネの池から徒歩10分ほど北上した洞戸ダム付近のエメラルドブルーは、かなり惹きつけられましたし、モネの池から下流の大きな蛇行によってできる淀のエメラルドブルーも、これまたよかったです。勝手に「板取川ブルー」とでも名付けたくなりました。<br /><br />岐阜県のメインもう一つ。美濃市にある「うだつの上がる街並み」を見てきました。うだつ(卯建)と呼ばれる、一段高い防火壁的役割の建築物を屋根に上げるにはそれなりの金がかかり、すなわちうだつの上がっている家は財力がある一つの証拠。いくつもの家から卯建が上がっている様は、そこはかとなく各家なりの隣近所に対する一種の何というのか、近くにたくさんライバルがいるからこそ自分も頑張ってレベル……いや、うだつが上げられるという、競争心による相乗効果みたいなものを感じ取れました。<br />このうだつから、見栄えがパッとしないことやレベルがなかなか上がらないことを意味する「うだつが上がらない」が生まれたとされていますが、まさに私のことであります。うだつの上がらないおじさんが、うだつの上がる街並みを見る。くだらないですが、それが何か?(自爆)<br /><br />愛知県でのメインは、鴎さん追っかけ初めでした。2019球春到来。対中日戦オープン戦観戦で、ナゴヤドームへ約6年ぶりに行ってきました。スタメン発表のときまでまったく知らなかったのですが、日本を代表する中継ぎ・リリーフエースだった中日の岩瀬仁紀投手の引退登板がありまして、オープン戦にもかかわらず内外野とも、かなりの中日ファンが入っていました。なんで、名球会にも入る大功労者の引退試合をこのタイミングでやったのかしら。普通は、レギュラーシーズンの終わりにやるものだろうけどねぇ。<br /><br />それはさておき、岩瀬投手は20年間のプロ野球人生で一度しか経験のない先発として登板。同級生の鴎さん井口監督曰く「チーム1のバッター」ということで、1番に入った2018年24本塁打マークの井上晴哉選手を空振り三振に仕留めお役御免。チームメイトに労われ、両チームファンからの岩瀬コールの中降板し、20年間のプロ野球人生見納めとなりました。<br />場内に流れていた回想VTRのうち、オンタイムでも見ていた2007年日本シリーズの山井投手ー岩瀬投手パーフェクトリレーはたしかに鮮烈ではありましたが、個人的には現役最後となる1002試合目の登板。左打者の外角低めへ落ちるスライダーで空振り三振に仕留めた最後の対戦打者が、20年前に同期入団した福留孝介選手(当時阪神)だったのを今更知って結構胸熱でした。代打で出てきたのよね、わざわざ。<br />試合終了後の引退セレモニーでは、毎試合恐怖との闘いだった過去を振り返って感極まりながらも、「次はまったく自信のない解説者の道に進みますが、噛んでも許してください」と笑いを誘うコメントで場内を和ませていました。長らくおつかれさまでした。<br /><br />肝心の試合は、6回表に0ー1から鴎さんが平沢大河選手のタイムリーなどで3ー1と逆転。8回と9回を投げた東條投手の球がやたらキレッキレで、そのまま逃げ切りました。7番中堅でスタメン出場のドラ一藤原恭大選手には、オープン戦ながらもプロ初ヒットが出ましたし、先発した昨年の勝ち頭のボル神ガー投手も、初回の1失点以外はまずまずのピッチング。角中選手とレアード選手を浦和の二軍球場へ置いていく余裕ぶり?でしたが、新外国人のバルガス選手は縦の変化についていけず、本来4番の井上選手とともに無安打はちょっと気がかりかな。ま、まだオープン戦なんだけどね。

モネの池とうだつの上がる街並みとナゴドへ行く旅

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2019/03/02 - 2019/03/03

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マギー

マギーさん

この旅では岐阜県と愛知県を巡ってきました。岐阜県ではメインが二つ、愛知県では一つありまして、まず岐阜県でのメイン一つ目は、関市洞戸(ほらど)地区にある通称「モネの池」を見てくることでした。池に入り込む湧水の透明度で、水面に浮かぶ池の鯉や蓮の葉などが絵画のように美しく見えるとか見えないとか言われる場所です。

宿泊先の名古屋より、JRと岐阜バスと板取ふれあいバスなるものを乗り継ぎ2時間弱で到着。まだ観光客は少なかったですね。もっとデカい池を想像していましたが、神社のふもとにある何気ない小さな池でした。天候や季節などが要因だったか、ガイドブックで見るようなブルーではなかったですが、透明度が高いのは確か。あとは、池の鯉さんの気分次第ですね。そうなかなか上手いこと、レンズの中にタイミングよく収まってくれません。それでも、まずまずアーティスティックな写真は撮れたかと思います。
モネの池ばかり目が行きがちですが、一帯を流れる板取川の透明度も素晴らしく、モネの池から徒歩10分ほど北上した洞戸ダム付近のエメラルドブルーは、かなり惹きつけられましたし、モネの池から下流の大きな蛇行によってできる淀のエメラルドブルーも、これまたよかったです。勝手に「板取川ブルー」とでも名付けたくなりました。

岐阜県のメインもう一つ。美濃市にある「うだつの上がる街並み」を見てきました。うだつ(卯建)と呼ばれる、一段高い防火壁的役割の建築物を屋根に上げるにはそれなりの金がかかり、すなわちうだつの上がっている家は財力がある一つの証拠。いくつもの家から卯建が上がっている様は、そこはかとなく各家なりの隣近所に対する一種の何というのか、近くにたくさんライバルがいるからこそ自分も頑張ってレベル……いや、うだつが上げられるという、競争心による相乗効果みたいなものを感じ取れました。
このうだつから、見栄えがパッとしないことやレベルがなかなか上がらないことを意味する「うだつが上がらない」が生まれたとされていますが、まさに私のことであります。うだつの上がらないおじさんが、うだつの上がる街並みを見る。くだらないですが、それが何か?(自爆)

愛知県でのメインは、鴎さん追っかけ初めでした。2019球春到来。対中日戦オープン戦観戦で、ナゴヤドームへ約6年ぶりに行ってきました。スタメン発表のときまでまったく知らなかったのですが、日本を代表する中継ぎ・リリーフエースだった中日の岩瀬仁紀投手の引退登板がありまして、オープン戦にもかかわらず内外野とも、かなりの中日ファンが入っていました。なんで、名球会にも入る大功労者の引退試合をこのタイミングでやったのかしら。普通は、レギュラーシーズンの終わりにやるものだろうけどねぇ。

それはさておき、岩瀬投手は20年間のプロ野球人生で一度しか経験のない先発として登板。同級生の鴎さん井口監督曰く「チーム1のバッター」ということで、1番に入った2018年24本塁打マークの井上晴哉選手を空振り三振に仕留めお役御免。チームメイトに労われ、両チームファンからの岩瀬コールの中降板し、20年間のプロ野球人生見納めとなりました。
場内に流れていた回想VTRのうち、オンタイムでも見ていた2007年日本シリーズの山井投手ー岩瀬投手パーフェクトリレーはたしかに鮮烈ではありましたが、個人的には現役最後となる1002試合目の登板。左打者の外角低めへ落ちるスライダーで空振り三振に仕留めた最後の対戦打者が、20年前に同期入団した福留孝介選手(当時阪神)だったのを今更知って結構胸熱でした。代打で出てきたのよね、わざわざ。
試合終了後の引退セレモニーでは、毎試合恐怖との闘いだった過去を振り返って感極まりながらも、「次はまったく自信のない解説者の道に進みますが、噛んでも許してください」と笑いを誘うコメントで場内を和ませていました。長らくおつかれさまでした。

肝心の試合は、6回表に0ー1から鴎さんが平沢大河選手のタイムリーなどで3ー1と逆転。8回と9回を投げた東條投手の球がやたらキレッキレで、そのまま逃げ切りました。7番中堅でスタメン出場のドラ一藤原恭大選手には、オープン戦ながらもプロ初ヒットが出ましたし、先発した昨年の勝ち頭のボル神ガー投手も、初回の1失点以外はまずまずのピッチング。角中選手とレアード選手を浦和の二軍球場へ置いていく余裕ぶり?でしたが、新外国人のバルガス選手は縦の変化についていけず、本来4番の井上選手とともに無安打はちょっと気がかりかな。ま、まだオープン戦なんだけどね。

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