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2014年12月以来、4年2か月ぶり4度目の与論島上陸。4度目の来島にして最高の天気に恵まれて、念願の百合が浜に初上陸できました。最高の青空とピュアホワイトな砂浜と「与論ブルー」と呼ばれる輝かしいエメラルドブルーが織りなす瞬間にひたすら酔いしれました。私たちのツアーボートが百合が浜を去るや、空にはあっという間に雲が覆いだし、あれほど美しかった与論ブルーも時間とともに、ブルーからグレーへと翳っていきました。<br /><br />大潮と干潮が重なったとき、島東部の大金久海岸の沖合いに浮かび上がる奇跡の砂浜「百合が浜」。たとえ条件が重なったとしても、その日その時の気象状況次第で浮かび上がらないこともあるそうです。そんな奇跡の砂浜がこの週末前後に見られるかも、という情報を与論島の観光案内のホームページで見たものだから、早速航空券と宿、さらには百合が浜行きツアーも当日任せじゃなく事前手配。ネットで確認したら、与論島の干潮時間が15時半とあったので、15時ツアースタートで手配しました。<br /><br />ところが、当日10時過ぎに百合が浜行きツアーの会社のおやっさんから電話があり、急遽予約時間を予定より1時間以上早めに変更させられました。さらには、鹿児島から与論へ向かう飛行機が機材到着遅延で出発も20分ほど遅延。与論に着いてからツアー参加まで当初は余裕あるスケジュールだったのが、逆に時間との勝負になってしまい、かなーりハラハラさせられました。<br />なので、与論行きの飛行機の狭いトイレで、水着をジーパンの下に着替えましたよ。宿でおやっさんに送迎してもらうようにしていたから、宿にチェックインして部屋に荷物を置いたらすぐ脱げるように。足元が海に浸かりますから。で、こんなときに限って気はますます逸り「与論行きの飛行機の座席を前方で確保したのがせめてもの救いだ」なんて思っていたら、機材の都合で後部から搭乗とかね。わざわざCAさんに言っちゃいましたよ。「せっかく前で席を取ったら、後ろから搭乗なんて」みたいなことを。<br /><br />でも、結論として急遽の予定変更は結果オーライだったというか、むしろこのタイミングのよさは奇跡の域ですらありました。後から考えてみれば、もっとも干潮だからって百合が浜が100%現れるわけもないわけですし、生粋の与論人であるというツアー会社のおやっさんなりの判断もあったのでしょう。こんな奇跡は、よほどのことがない限り「次」はもう起こらないのだろうけど、いやはや、そんな奇跡をまた体験したくなって与論島に行くんだろうな。<br /><br />ご飯に惹かれて(笑)今回宿泊したヨロン島ビレッジも、実は宿泊は7年越しでした。忘れもしませんが、7年前は奄美大島辺りの上空で「機内の空調が壊れたので鹿児島へ引き返します。上手く直せれば再トライしますが、直らない場合は本日中の与論行きはありません」との機長アナウンス。案の定というか空調は残念ながらすぐに直せず、あとに予定が入っていてキャンセルもできなかったために、与論行きをまるごとキャンセルにしてその日のうちに東京に帰ったのです。その後、何年かして別の機会に予約を入れようとするも、あいにく満席だったこともありました。<br />肝心のご飯。晩ご飯は、それはもうコース料理並みの豪華さで大満足。グルクンのソテーとトンコツがめっさ美味かったですね。朝ごはんもかなり豪華で、おかゆにトーストとか欲張りだったし、これまた大満足でした。街中から遠いけど何だか居心地も良く、宿でだらだらしたくなったのは久々でした。また泊まりたいな。<br /><br />百合が浜での好天が一転、2日目は朝から傘が手離せない雨模様。最後だけ少し晴れてくれましたが、昨日のような与論ブルーはほとんど見られず、いかに昨日の好天が素晴らしい出来事だったか。まさに「旅は一期一会」と実感した1泊2日の与論旅なのでした。長々と失礼しました。読んでくださった方、ありがとうございました。与論の言葉で言えば「とーとがなし」というヤツですね。

与論への旅

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2019/02/23 - 2019/02/24

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マギー

マギーさん

2014年12月以来、4年2か月ぶり4度目の与論島上陸。4度目の来島にして最高の天気に恵まれて、念願の百合が浜に初上陸できました。最高の青空とピュアホワイトな砂浜と「与論ブルー」と呼ばれる輝かしいエメラルドブルーが織りなす瞬間にひたすら酔いしれました。私たちのツアーボートが百合が浜を去るや、空にはあっという間に雲が覆いだし、あれほど美しかった与論ブルーも時間とともに、ブルーからグレーへと翳っていきました。

大潮と干潮が重なったとき、島東部の大金久海岸の沖合いに浮かび上がる奇跡の砂浜「百合が浜」。たとえ条件が重なったとしても、その日その時の気象状況次第で浮かび上がらないこともあるそうです。そんな奇跡の砂浜がこの週末前後に見られるかも、という情報を与論島の観光案内のホームページで見たものだから、早速航空券と宿、さらには百合が浜行きツアーも当日任せじゃなく事前手配。ネットで確認したら、与論島の干潮時間が15時半とあったので、15時ツアースタートで手配しました。

ところが、当日10時過ぎに百合が浜行きツアーの会社のおやっさんから電話があり、急遽予約時間を予定より1時間以上早めに変更させられました。さらには、鹿児島から与論へ向かう飛行機が機材到着遅延で出発も20分ほど遅延。与論に着いてからツアー参加まで当初は余裕あるスケジュールだったのが、逆に時間との勝負になってしまい、かなーりハラハラさせられました。
なので、与論行きの飛行機の狭いトイレで、水着をジーパンの下に着替えましたよ。宿でおやっさんに送迎してもらうようにしていたから、宿にチェックインして部屋に荷物を置いたらすぐ脱げるように。足元が海に浸かりますから。で、こんなときに限って気はますます逸り「与論行きの飛行機の座席を前方で確保したのがせめてもの救いだ」なんて思っていたら、機材の都合で後部から搭乗とかね。わざわざCAさんに言っちゃいましたよ。「せっかく前で席を取ったら、後ろから搭乗なんて」みたいなことを。

でも、結論として急遽の予定変更は結果オーライだったというか、むしろこのタイミングのよさは奇跡の域ですらありました。後から考えてみれば、もっとも干潮だからって百合が浜が100%現れるわけもないわけですし、生粋の与論人であるというツアー会社のおやっさんなりの判断もあったのでしょう。こんな奇跡は、よほどのことがない限り「次」はもう起こらないのだろうけど、いやはや、そんな奇跡をまた体験したくなって与論島に行くんだろうな。

ご飯に惹かれて(笑)今回宿泊したヨロン島ビレッジも、実は宿泊は7年越しでした。忘れもしませんが、7年前は奄美大島辺りの上空で「機内の空調が壊れたので鹿児島へ引き返します。上手く直せれば再トライしますが、直らない場合は本日中の与論行きはありません」との機長アナウンス。案の定というか空調は残念ながらすぐに直せず、あとに予定が入っていてキャンセルもできなかったために、与論行きをまるごとキャンセルにしてその日のうちに東京に帰ったのです。その後、何年かして別の機会に予約を入れようとするも、あいにく満席だったこともありました。
肝心のご飯。晩ご飯は、それはもうコース料理並みの豪華さで大満足。グルクンのソテーとトンコツがめっさ美味かったですね。朝ごはんもかなり豪華で、おかゆにトーストとか欲張りだったし、これまた大満足でした。街中から遠いけど何だか居心地も良く、宿でだらだらしたくなったのは久々でした。また泊まりたいな。

百合が浜での好天が一転、2日目は朝から傘が手離せない雨模様。最後だけ少し晴れてくれましたが、昨日のような与論ブルーはほとんど見られず、いかに昨日の好天が素晴らしい出来事だったか。まさに「旅は一期一会」と実感した1泊2日の与論旅なのでした。長々と失礼しました。読んでくださった方、ありがとうございました。与論の言葉で言えば「とーとがなし」というヤツですね。

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