
2018/08/13 - 2018/08/13
2458位(同エリア5854件中)
インディーさん
- インディーさんTOP
- 旅行記252冊
- クチコミ72件
- Q&A回答92件
- 202,099アクセス
- フォロワー25人
この旅行記のスケジュール
2018/08/13
この旅行記スケジュールを元に
2018年の夏休みは初めて訪れるウィーンでどっぷり美術鑑賞に浸る旅です。3日間でウィーンの主だった観光地・美術館をめぐります。最終日の最後はオーストリア・シアターミュージアム(演劇博物館)を訪問しました。もともと予定していませんでしたが、工事中の造形美術アカデミーの作品がここで見れるということで寄ってみました。特に数少ないヒエロニムス・ボスの祭壇画は特に素晴らしいものでした。
~旅程~
8月10日(金) 羽田→香港→ウイーン(ウイーン泊)
8月11日(土) 王宮→ヴェルデヴェーレ宮→カールスプラッツ(ウイーン泊)
8月12日(日) 美術史美術館→レオポルド美術館→シェーンブルン宮殿(ウイーン泊)
8月13日(月) シュテファン寺院→王宮博物館→アルベルティーナ→ベルリン(ベルリン泊)
8月14日(火) アルテマイスター絵画館→新博物館→旧博物館→大聖堂→ベルリンの壁(ベルリン泊)
8月15日(水) ドレスデン&ライプチヒ 日帰り観光(ベルリン泊)
8月16日(木) ベルガモン博物館→ナショナルギャラリー→市内散策(ベルリン泊)
8月17日(金) ベルリン→フランクフルト(機中泊)
8月18日(土) 関西空港着(日本帰国)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
オーストリア演劇博物館は17世紀後半のオーストリア国立図書館の劇場関連のコレクションを起源とし、1991年にロプコヴィッツ宮殿に創設された演劇分野の博物館です。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
この博物館には本来クリムトの「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」が常設で展示されていますが、今年は美術史美術館で展示されており、そのかわりにウィーン造形美術アカデミーの作品が展示中です。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
1階は演劇に関する展示、2階に絵画が展示されているようです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
建物が宮殿ですので階段もそれらしい作りで美しいです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
上階へあがってきました。品のある踊り場ですね。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
最初の部屋に入るとホールになってました
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ここは舞踏会で使われたエロイカの間。あのベートーベン本人が指揮台に上がった場所です。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
頭上には天井画です。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
このフレスコの天井画は1724年から29年に製作されたそうです。印象的な天井画ですね。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
続いてこちらのガラスドアの中へ入ってみます。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
入るとさっそくこの博物館の有名作が登場しました
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
イチオシ
初期フランドル派の画家ヒエロニムス・ボスが1490~1505年頃に制作した三連祭壇画「最後の審判」です。ヒエロニムス・ボスの最も有名な絵画の1つです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
キリストが裁判官として一番上に描かれ、左右に12使徒、聖母マリアを伴っています。その下にが暗い荒野が広がり、罪人が悪魔たちから拷問を受けている姿が描かれています。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
罪人は悪魔たちから吊るされ、縛られ、刺され、切り刻まれたりと様々な拷問を受けている様子がボスらしいコミカルなキャラクターで描かれています。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
右翼パネルも地獄で罰せられる罪人が描かれています。中央パネルの描写と似てますが、ボスはいくつかの描写で区別しているそうです。画面下の中央にサタンを描き、罪人たちを裁いている場面を、その上の赤いテントで罪人たちの魂を集めて苦しめている場面を描いているそうです。背景には赤い炎が延々と燃え上がるのが見えます。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
左翼パネルには4つの異なる場面が描かれています。、画面の上から順に反逆天使の天国からの追放、楽園追放、原罪、エデンの園でのアダムとイヴの創造が描かれています。このような絵を描いた画家はヒエロニムス・ボスが最初であると言われているそうです。当時のキリスト教世界での思想を忠実に表現しているそうです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
これは裏面になります。閉じたときに現れる絵でもあります。テンペラで聖ヤコブとヘントの聖バーフが描かれています。聖ヤコブはスペインの守護聖人で、すべての巡礼者を保護するとされ、聖バーフは貧民のために自らの財産を寄付したヘントの守護聖人です。特に聖ヤコブはホタテ貝の貝殻を身に着けており、現在のサンチャゴ巡礼でも引き継がれているシンボルです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
展示室の奥には造形美術アカデミーの作品が並んでます
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
マルティン・ファン・マイテンス1759年作「マリアテレジアの肖像」。ハンガリー女王と記載されていました。マルティン・ファン・マイテンスはスウェーデン生まれのウィーンの王室肖像画家です。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
アンソニー・ファン・ダイク1614年作「自画像」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
アンソニー・ファン・ダイク1630年作「聖母被昇天」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーベンス1615年作「オレイテュイアを略奪するボレアス」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーベンス1614年作「ケレスとバッカスがいないとヴィーナスは凍えてしまう」。この絵は古代ローマの格言で、「美食と酒がなければ愛も凍えてしまう」、つまり愛が成就するためには食物とワインが必要であることを意味するそうです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーベンス1626年作「三美神」。主題は三美神とも呼ばれるギリシア神話の3人の女神カリスです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーベンス1620年作「聖セシリア、キリストの昇天、聖ヒエロニムス」アントワープのイエズス教会の油絵だそうです。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーベンス1608年作「天使に崇拝されたマドンナ・デッラ・ヴァリチェッラの奇跡」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーベンス1618年作「ファリシーのシモンの家のキリスト」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
レンブラント1632年作「若い女性の肖像」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ドイツのルーカス・クラナッハ1510~12年作「聖なる親族」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーカス・クラナッハ1532年作「ルクレティア」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルーカス・クラナッハ1530年作「聖ドロテア」
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
以上で絵画鑑賞は終了
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
下に戻ってさーっと演劇やオペラに関する展示を観ました。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
モーツァルトの時代の劇場機構の模型、バロック時代の舞台衣装、歴史的な舞台の模型、仮面やパペットなど舞台で使用された小道具といったものを鑑賞しました。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
人も少なくゆっくりと鑑賞のできる博物館でした。
オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
博物館を出て、途中見かけた観光案内所。個性的な外観で足をとめました。ホテルのすぐ近くでしたが、これまでまったく気が付きませんでした.
ウィーン観光案内所 散歩・街歩き
-
小休憩はザッハーが混んでましたのでカフェ・モーツァルトで。
カフェモーツァルト カフェ
-
ここも1794年創業と歴史のあるカフェなので、歴史を感じる内装です。
カフェモーツァルト カフェ
-
ドリンクメニューも写真があるのでわかりやすいです。
カフェモーツァルト カフェ
-
ケーキメニューも写真付きなのでどれにするか迷いました。
カフェモーツァルト カフェ
-
オーダーしたのは定番のザッハートルテとアイスチョコレートモカ。美味しくいただきました。
カフェモーツァルト カフェ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2018夏ウイーン美術紀行
-
2018夏ウイーン美術紀行(1)ANA深夜便で香港国際空港移動&早朝ラウンジ巡り
2018/08/09~
香港
-
2018夏ウィーン美術紀行(2)オーストリア航空ビジネスクラスでウィーン初上陸
2018/08/10~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(5)世紀末美術巡り~ベルヴェデーレ宮殿のクリムト「接吻」
2018/08/11~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(6)世紀末美術巡り~ウィーンミュージアム・カールスプラッツ&セセッシオン
2018/08/11~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(3)ハプスブルク家の華麗な居城ホーフブルク
2018/08/11~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(4)世界一美しい国立図書館~プルンクザール
2018/08/11~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(7)美術史美術館 世界一のブリューゲル・コレクション
2018/08/12~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(9)美術史美術館 特別展「クリムトへの階段2018」
2018/08/12~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(11)レオポルト美術館でエゴン・シーレの世界を体感
2018/08/12~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(12)世界遺産シェーンブルン宮殿とリングシュトラーセ散策
2018/08/12~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(8)美術史美術館 絵画芸術とヨーロッパの名画たち
2018/08/12~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(13)ウィーンのシンボル・シュテファン大聖堂
2018/08/13~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(14)ウイーン旧市街の教会めぐり
2018/08/13~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(15)王宮宝物館のハプスブルク家財宝コレクション
2018/08/13~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(16)アルベルティーナ美術館のピカソ&近代絵画コレクション
2018/08/13~
ウィーン
-
2018夏ウイーン美術紀行(17)オーストリア演劇博物館で造形美術アカデミーの絵画鑑賞
2018/08/13~
ウィーン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ウィーン(オーストリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ウィーン(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
440円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2018夏ウイーン美術紀行
0
42