大人の遠足！福岡編　その4　雨の門司港観光＆キャンドルナイト　夕食は名物一口餃子と中洲屋台！

2020/11/22 - 2020/11/22

午前中はなんとか持っていたお天気も午後になるとついに耐え切れなくなったのか雨が降り出してきた。
残念だけど1日雨じゃなかっただけましかな。
朝ご飯を遅めにたっぷり食べたのでお昼ご飯はパフェという暴挙(笑)に。
この雨でこの日に予定されていたイベント「キャンドルナイト」は中止かな？とも思ったけど決行。
ただ、雨は降っていたのでなかなかキャンドルに火がつかず、運営の人達もつけるのになかなか苦労している模様。
そして福岡に戻ると雨もほとんどやんできたので中州の屋台で夕食。
詳細は旅行記をそうぞ。

エリア 門司・関門海峡(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: じゃらん

下関の観光を終えて門司側にやってきた。
人道の関門トンネルを出ると目の前に大きな鳥居と関門橋。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11674190
の続き。

せっかくなので目の前の鳥居の方へ行ってみる。
それにしてもこの空模様…。
これはいつ雨が降ってきてもおかしくないな…。

この神社は和布刈神社。
西暦200年（仲哀天皇9）に創建されたといわれる九州最北の神社。
西暦200年って…本当かな？

和布刈神社 寺・神社・教会

海沿いというか海際に建つ神社で石灯篭が海の中にある。

関門橋のほぼ真下に位置する神社。
ここから門司港の中心地まではちょっと距離があるので…

関門橋 名所・史跡

関門海峡めかり駅まで歩く。
この駅は土日祝のみ運行している観光電車潮風号の駅。
1時間1本くらいしかないけどちょうどあと10分位で電車が発車する時間。
ちょうどよかった、と思ったら駅は大行列。
これ…乗れるのかな？

関門海峡めかり駅 駅

取りあえず並んでみる。
午前中に購入した関門海峡クローバーきっぷで乗車できる。
これでクローバきっぷの元は完全に取れた(笑)。
なんとか座ることもできて一安心。
私たちの後にも人がどんどん来て最終的には座れない人は通路に立って発車。
なにせ２両しかないので通勤電車程ではないけどそこそこ密な状態。

電車が発車する時は駅員さんのお見送り付き。

出発してしばらくしてトンネルをくぐると…イルミネーションが。
関門海峡に住む魚（多分）や観光名所が次々と映し出されてなかなか綺麗。
こんなのあるって知らなかったのでちょっとびっくりしたけど楽しかった。

門司港レトロ観光列車 潮風号 乗り物

電車を出光美術館駅で降りるとちょっと雨が降ってきていた。
まずは腹ごしらえ。
朝ご飯遅かったしたっぷり食べたのでそれ程お腹は減っていないけどさすがになにかは食べなきゃね。
お腹空いていたらランチに門司港名物焼きカレーという選択肢もあったんだけどちょっと無理かな。
そこで向かったのがこの北九州市旧門司税関の中にあるお店。

北九州市旧門司税関 名所・史跡

それがこちらフルーツファクトリーモーンデレトロ。
果物屋さんが経営しているカフェとのこと。

思ったよりお店が小さい。
が、このお天気のおかげかかろうじて開いていた席を確保。
最初に食券を買ってカウンターで注文すると番号札を渡されるので番号が呼ばれるまで待つセルフサービス方式。
番号札は小さなお花でかわいい。

すぐに出来るだろう、と思っていたけどなかなか番号が呼ばれない。
えらく時間がかかるなぁ…と思っていたらやっと呼ばれて取りに行く。

渡されたパフェを見て時間がかかったことに納得。
オレンジもブドウもギザギザに切ってる。
飾り切りってやつだね。
メロンも皮が巻いてるしこれはなかなか作るの大変だろう。
ちなみにこの写真は同じパフェを前と後ろから撮っただけで同じパフェ。
ここまでフルーツてんこ盛りのパフェなら1500円も納得。
ただ下の部分がコーンフレークだったのは個人的にはちょっと残念だったけどそれ以外は満足。

フルーツファクトリー モーン デ レトロ グルメ・レストラン

食後はフルーツファクトリーモーンデレトロが入っている建物を見学。
なんでか税関についての展示だなぁ…と思ったらこの建物は「北九州市旧門司税関」。
そりゃ税関の展示だよね。
国税はともかく税関は普段なじみがないのでピンと来ず…。
税関にもゆるキャラっているのか…という程度にしか覚えてない。

で、外に出るとさっきより明らかに雨が強くなっている。
さっきは小雨だったのに。

北九州市大連友好記念館 美術館・博物館

基本屋内観光だし、今日雨が降ることは織り込み済みだけどね。
それでも実際に降ると悲しいけど。
ちなみに門司はバナナのたたき売り発祥の地。
ちゃんと「バナナのたたき売り発祥の地」の記念碑があるらしいが見つけられず。
かわりに見つけたバナナマンの写真を撮ってみた。
そんな発祥の地があるのかというのも驚きだった。

雨なので早く屋内に避難を、と思って逃げ込んだのがこちら「旧門司三井倶楽部」。
門司港駅からも見えている建物。
大正10（1921）年に三井物産の社交倶楽部として建築された国の重要文化財。

旧門司三井倶楽部 名所・史跡

中に入るとレトロな雰囲気がなかなかよろしい。
1階だけなら無料で見学可能。
1階の奥はギャラリーになっていて絵の展示及び販売がされていた。

まずはこちらのインフォメーションで先程人道関門トンネルで集めたスタンプを見せる。
するとこちらの関門TOPPA！記念証を頂けた。

この記念証、ご覧の6種類から選べる。
私が貰ったのは一番一般的と思われるタイプ。
こういうちょっとした遊び心って好き。
ちなみに日付だけインフォメーションで書いてもらえる。

記念証も貰ったところで2階の見学。
入場料は150円。
お安い。

2階はアインシュタインメモリアルルームと林芙美子資料館になっている。
林芙美子資料館は撮影禁止だけどそれ以外は撮影ＯＫとのこと。

ちなみになんでアインシュタインメモリアルルームかというとその名の通り、ここにアインシュタインが来日した際に宿泊したから。
その宿泊した部屋はそのまま保存されているらしい。
このベッドでアインシュタインが寝たのかな？

そのせいもあって西洋文化を感じる室内。

こちらはバスルーム。
だだっ広い。
…冬は寒そう…。
この後林芙美子記念館も見学。
名前の通り林芙美子の資料が展示。
こちらは写真NGなので写真はなし。
30分位見学したかな。
思ったよりこじんまりとした感じだった。

これで一通り観光したんじゃないかな。
お天気よかったらちょっと離れた建物とか見に行きたかったんだけどこの時雨が結構強くなっていたのどこかでお茶しよう！ということでてくてく。
途中1時間に1本も走っていない貴重な潮風号と遭遇したので思わずパチリ。
観光列車だけどちゃんと踏切もある(笑)。

で、向かったのがソフトクリームが美味しいという「梅月」。
だがしかい、ここで久々のコロナの洗礼。
時短営業で16時までの営業。
時刻は16：05…。
閉店したばっかり。
もう少し早く来ていれば…あるいは…。
が、どちらにしろテイクアウトのみの営業なのでゆっくりお茶する、という目的は果たせなかったかな。
雨で少々寒いし、ソフトクリームの食べ歩きは厳しかった…と思うことにする。

梅月 グルメ・レストラン

さてこれからどうしよう？
実はこの日は昨日と今日のみ開催されるイベント「キャンドル・ナイト」の開催日。
ここまで来たならついでに見たい。
だがしかし、雨でも開催されるのか？と運営HPを見ると開催の可否は17時頃判断するらしい。
取りあえずそれまでは待とう。
どこで？
ってことで思いついたのが駅前のスタバ。

スターバックス・コーヒー 門司港駅店 グルメ・レストラン

海外旅行あるあるの困ったときのスタバ。
海外（主に物価が安いはずの東欧）だとスタバがとんでもなく高くて回れ右したこともあるけど(笑)日本なら大丈夫だろう。
ってことで駅前のスタバへ。
そこそこ人はいているけど席は確保できた。
壁には歴代のスタバのロゴが。
これよく見ると2011年にロゴって変わっていたのね。
気付いてなかった…。
いつの間にか周りのSTARBUCKSの文字がなくなっていたとは…。

ここでカプチーノを飲みつつ休憩。
ハイカウンター席だったので座り心地がいいとは言えなかったけど、時間を気にせず座っていいのがスタバのいい所。
おしゃべりしつつ運営HPをこまめにチェック。
すると17時頃HPが更新されてどうやらキャンドルナイトは開催されるらしい。
よかった。

ってことなのでキャンドルナイトの会場へと向かう。
こちらはライトアップされた北九州市大阪商船ビル。
しまった。
ここもう少し早い時間なら中見学できたんだった。
すっかり忘れてたわ。

北九州市旧大阪商船 美術館・博物館

しかしキャンドルナイト開催とは書いてあったものの、小雨とはいえ雨はまだ降っている。
ろうそくの火が雨で消えないのかな？
というかそもそも火がつくのかな？？
こちらはクリスマスマーケット。
多分。
なぜなら中央にクリスマスツリーがあるから(笑)。

広場は湾に面している。
湾には遊覧船が浮かんでいる。
背景の背が高いビルには門司港レトロ展望室がある。
本当は行く予定だったけど今日のような天気では景色もあまり見えないだろうということです今回はパス。

お祭りみたいな屋台が並ぶ。
今年はお祭りは軒並み中止だったので屋台の並ぶ風景を久々に見た気がする。

さっきも来た場所だけど夜だと全然違う雰囲気。

キャンドルナイトの会場に到着。
が、全然火がついていない…。
見ていると係員の人が一生懸命つけてはいるけどなかなか火がつかない様子。
小降りになったとはいえまだ雨が降っているのでキャンドルの芯も湿っているんだろうなぁ。

ということです他のついていそうな場所を探す。
こちらはカラフルなキャンドル。

ハート形にキャンドルが置かれていてかわいい。

こちらは牛乳パックの中にキャンドルが入っていた。
多分この辺りの幼稚園か保育所の子の手作りキャンドル。

昼より幻想的な雰囲気。

そして最初のメイン会場に戻って来たけどまだまだ火は付いていない様子。
アナウンスで「火をつけてくれるお手伝いをお願いします」との声が。
運営で販売するチャッカマンを買って火をつけるのを手伝ってほしいとのこと。
一瞬どうしようかと思ったけど電車の時間を考えるとあと30分程しかいられないし飛行機なのでチャッカマン買っても困るのでこのまま見守ることに。

運営の人やボランティアの人たちが頑張って付けてはいるんだけど火はなかなかつかない様子。
そしてせっかくついた火も雨で消えてしまったりもしていてなかなか大変。
ちなみにこのメイン会場のみ有料で中に入るのには入場料が必要。
なので柵越しに見学。

残念ながらすべてのキャンドルに灯がともっている所は見られなかったけどそろそろ帰りの電車の時間が気になるので駅へと向かう。

相変わらず雨の中を駅に向かう途中に旧門司三井倶楽部に立ち寄る。
庭にはキャンドルも灯されているけどなんか雰囲気が違うような？

近づいてよく見るとここのキャンドルはライトになっていた。
なるほど。
炎が揺らめく本物のキャンドルの方が綺麗だけど、今日みたいな雨の日にはこっちの方が正解なんだろうね。

建物も綺麗にライトアップされていたので最後にパチリ。

旧門司三井倶楽部 名所・史跡

で、門司港駅到着。
結局最後まで雨は止まず…。

門司港駅 駅

電車の時間まではちょっとあるので構内散策。
こちらは切符売り場。
レトロな雰囲気が素敵。

レトロな雰囲気が魅力の門司港駅。
帰ってから知ったけど2階も見学て来たらしい。
リサーチ不足だったな。
残念。

改札前には謎のオブジェ。
うまく撮れていないけど多分映像で男の人が閉じ込められている感じ。
「なんだなんだ？」みたいな感じで周りに人が集まっていた。
…みんな電車が来るまで暇なんだろうね(笑)。

そろそろ電車が来そうなのでホームへ。
まずは18:23の電車で門司港から小倉に行って…

小倉駅で18:39発の特急ソニックに乗換。
ご覧の通りガラガラ。
行きとは座席のシートの色が違っていた。

特急 ソニック (883系 885系） 乗り物

小倉駅から1時間程で博多駅到着。
博多市内の移動はバスの方が安くて便利という事が分かったので駅の横のバスターミナルへ移動。

博多バスターミナル 乗り物

博多市民にとってもバスは便利なのかバスターミナルは大混雑。

中洲方面に行くバスはたくさんあるのでバス停にさえたどり着けば来たバスに乗ればOK。
運賃が100円なのもありがたい。
10分程で中洲・南新地に到着。

路線バス (西鉄バス) 乗り物

ここに来たのは餃子が食べたかったから。
ちょっと迷ってたどり着いたこちらのお店「宝雲亭」は博多名物一口餃子発祥のお店らしい。
地図のマークと実際の場所が道1本ずれててちょっと迷った。
けど今回一緒に旅しているしっかり者の後輩が場所が分からなくって軽くパニックしていた私をフォローしてお店を見つけてくれた。
頼りになるわ！
ありがとう。

有名店だけど雨だし、コロナだしすぐ入れるかな？と思ったけど…お店の前は大行列。
待っている間に降っていた雨がやんでくれた。
そして待っている間前に並んでいた東京から来ている若い女子4人組の1人がひたすらマッチングアプリでマッチングしまくっていたのが物凄く印象に残った(笑)。
そして約1時間弱並んでやっと店内へ。
注文したのはもちろん一口焼き餃子！
一人前が8個で480円。
小さいから女性でも２～３人前ペロリと食べられると思う。
もちろんおいしい！

宝雲亭 グルメ・レストラン

そしてもう1つ頼んだのがニラ卵とじ660円。
ごま油と塩コショウのシンプルな味付け。
こちらも美味しい。
これを2人でシェア。
ここではものすごく控えめに。
何故かというと…

中洲屋台に行きたかったから！
博多と言えば屋台でしょう！
お酒飲めないけど(笑)。

博多 中洲屋台 名所・史跡

日曜は休みの屋台も多いと聞いていたけど屋台がいっぱいで一安心。
そしてどこのお店も人でいっぱい。
人がこれば詰めてどんどん座る。
ソーシャルディスタンスとは？状態。
もちろん最近よく見るアクリル板のある店も皆無。
この時期博多は感染者少なかったからなぁ。

一通り見て適当に入ってみる。
どうせ食べるなら博多名物だよね、ってことで焼きラーメン900円を注文。
見た目は焼きそばだけど肉は入ってなくってシーチキンが入っていた。
麺が焼きそばより細い感じ。

で、後輩が会社の人に聞いた博多に行ったら食べるべきもの！
鳥皮150円も注文。
…普通に鳥皮だった。
屋台はちょっと値段が高めな感じがした。
観光客相手になっているのかな？
ここも今は普通に営業しているけど春の緊急事態宣言中は開いてなかったらしい。

中洲からホテルまでは歩いて十分帰れる距離だったので食後の運動で歩いて帰る。
明日はいよいよ最終日だ。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11678855

三井ガーデンホテル福岡祇園 宿・ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• Juniper Breezeさん 2021/03/15 12:44:34

  門司港にまた行きたくなっちゃった!

  Rinさん、こんにちは。　大人の遠足の旅行記を楽しく拝見させていただきました。　回った順番は逆だったかもしれませんが、私も同じようなルートで下関と門司港周辺を訪れたことあります。　でも、門司港駅が改修前と、改修工事真っ最中だったので、新駅舎はまだ見れてないです…。　長引いてた工事がようやく終わったと知り、また行きたくなりました!
  
  旧門司税関は、入った事ないなー。　今、がっつり税関と関わる業務をする部署にいるので、かなり興味あります。　次回、門司を訪れた時は絶対に見学しよう!と思いました。
  
  門司港のバナナ推し、なかなか面白いですよね。　私は、プロフィールにもバナナ好きと書いてるくらいで、最近はバナナジュース専門店巡りにハマってますが(笑)、門司港のバナナのたたき売り発祥の碑も何とか発見して写真撮りました、昔訪れた時。　随分分かりにくい場所にたってるねー!って感じた覚えが…。　
  
  美味しそうなパフェもかなり気になります。　是非行ってみたいです!　では、また。
  
  Juniper Breeze
  

  Rinさん からの返信 2021/03/15 23:17:48

  RE: 門司港にまた行きたくなっちゃった!

  Juniper Breezeさん、こんばんは。
  
  門司港行かれたんですね！
  私も随分前から行きたいと思いつつも国内旅行は後回しになっていたので今回は念願かなっての門司港レトロとなりました。
  が、門司港のバナナ推しは行ってから知りました(笑)。
  下関ではひたすらフグ推しだったのが、トンネルくぐったら思いっきりバナナ推しになってて面白かったです。
  
  バナナの叩き売り発祥の碑も見るつもりだったんですが、雨で心が少々折れかけていたのとバナナマンを見て「これがバナナの叩き売りの発祥の碑なんだろうか…」と今思えば「そんな訳ないだろ！」と突っ込みたくなるような気持になってバナナマンを発祥の碑だと実はこの時思っていました。
  やっぱりバナナマンは違いますよね…。
  発祥の碑は分かりにくい場所にあったんですね。
  あの雨で動き回って見つからなかったら更にダメージ受けていたと思うので下手に探さずよかった、と思うことにします(笑)。
  
  Rin